キーワード | 説明 |
---|---|
copy | このカテゴリの定義として使用する,
既存のロケール名を指定する。 copy文を指定すると, このカテゴリの中で他のキーワードを指定する必要はない。 |
upper | 大文字を定義する。 cntrl,digit,punct,または spaceキーワードで定義される文字は指定しない。大文字のA〜Zは, このセットに自動的に含まれる。 |
lower | 小文字を定義する。
cntrl,digit,punct,または spaceキーワードで定義される文字は指定しない。 小文字のa〜zは,このセットに自動的に含まれる。 |
alpha | すべての英文字を定義する。
cntrl,digit,punct,またはspaceキーワードで定義される文字は指定しない。 upperおよびlowerキーワードで定義される文字は, この文字クラスに自動的に含まれる。 |
digit | 数字文字を定義する。
数字0,1,2,3,4,5,6,7,8,9だけを指定できる。数字0〜9は, このセットに自動的に含まれる。 |
space | 空白文字を定義する。
upper,lower,alpha,digit,graph,または xdigitキーワードで定義される文字は指定しない。スペース,改ページ,用紙送り, 改行,キャリッジ・リターン,タブ,および垂直タブ文字は, このセットに自動的に含まれる。 |
cntrl | 制御文字を定義する。
upper,lower,alpha,digit,punct,graph,print,または xdigitキーワードで定義される文字は指定しない。 |
punct | 区切り文字を定義する。
upper,lower,alpha,digit,cntrl,またはxdigitで定義される文字は指定しない。 |
graph | スペース文字を除く,プリント可能文字を定義する。
cntrlキーワードで定義される文字は指定しない。upper,lower,alpha,digit, xdigit,およびpunctキーワードで定義される文字は, この文字クラスに自動的に含まれる。 |
スペース文字を含む,プリント可能文字を定義する。
cntrlキーワードで定義される文字は指定しない。スペース文字,およびupper,lower, alpha,digit,xdigit,およびpunctキーワードで定義される文字は, この文字クラスに自動的に含まれる。 | |
xdigit | 16進数字文字を定義する。
数字0,1,2,3,4,5,6,7,8,9だけを指定できる。ただし,16進値の 10〜15については,任意の文字を指定できる。これらの代替16進数字は, 数字文字列を16進から数量に変換するときに, 標準変換ルーチンが使用することはない。数字0〜9,および英字A〜Fと英字a〜fは, このセットに自動的に含まれる。 |
blank | 空白文字を定義する。 この文字クラスには, スペースおよび水平タブ文字が含まれる。この文で定義される任意の文字は, spaceクラスに自動的に含まれる。 |
toupper | 小文字から大文字へのマッピングを定義する。
このキーワードに対するオペランドは,コンマで区切られた文字のペアで構成される。 各文字ペアは括弧()で囲まれ,セミコロン(;)で次のペアと区切られる。 各ペアの最初の文字は小文字,2番目の文字は大文字と見なされる。lowerおよび upperキーワードで定義された文字に限って指定できる。toupperの指定を省略すると, 省略時の設定で,a〜zはA〜Zにマップされる。 |
tolower | 大文字から小文字へのマッピングを定義する。
このキーワードに対するオペランドは,コンマで区切られた文字のペアで構成される。 各文字ペアは括弧()で囲まれ,セミコロン(;)で次のペアと区切られる。 各ペアの最初の文字は大文字,2番目の文字は小文字と見なされる。lowerおよび upperキーワードで定義された文字に限って指定できる。 tolowerが指定されていなければ,省略時の設定に従って, toupperキーワードが指定されている場合,その逆のマッピングが行われる。 toupperとtolowerの両キーワードの指定が省略されると,各マッピングは, Cロケールのマッピングに従う。 |