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/LOGICAL_NAMES(省略時)
/NOLOGICAL_NAMES
プロセスの論理名と論理名テーブルを,コマンド・シーケンスのサブプロセスにコピーします。省略時の設定では,明示的にCONFINEのマークが付いたものとエグゼクティブ・モードまたはカーネル・モードで作成されたものを除き,すべてのプロセス論理名と論理名テーブルがサブプロセスにコピーされます。/PRIVILEGES={CURRENT|AUTHORIZED}
サブプロセスが,現在のプロセスの現在の特権と許可されている特権のどちらを,許可された特権として継承するかを決定します。省略時の設定では,サブプロセスの許可された特権マスクは,作成者の現在の特権から継承されます。これは,/PRIVILEGES=CURRENTに対応します。 /PRIVILEGES=AUTHORIZED修飾子を指定すると,サブプロセスの許可された特権は,作成者の許可された特権から継承されます。/SYMBOLS(省略時)
/NOSYMBOLS
($RESTART,$SEVERITY,および $STATUSを除く)グローバル・シンボルとローカル・シンボルを,サブプロセスへ渡すかどうかを指定します。 $RESTART,$SEVERITY,および$STATUSシンボルは,サブプロセスに渡されません。/TRUSTED
/NOTRUSTED
PIPEコマンドの入力が,信用できるコマンド・プロシージャから行われることを指定します。 PIPEコマンドは,CAPTIVEアカウントでは使用できません。 /TRUSTED修飾子は,コマンドの入力がキャプティブ・コマンド・プロシージャ内の信用できる場所で行われる場合,正しくコーディングされたキャプティブ・コマンド・プロシージャが, PIPE操作を実行する方法を提供します。信用できるコマンド・プロシージャについての詳細は,『OpenVMS Guide to System Security』を参照してください。
#1 |
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$ PIPE SHOW SYSTEM | SEARCH SYS$INPUT HIB |
この例は,1つのコマンドでパイプライン機能を使用して,システムのすべてのハイバネート・プロセスを特定します。
#2 |
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$ PIPE RUN TEST | SORT/SPECIFICATION=TEST.SRT - _$ SYS$INPUT SYS$OUTPUT | DIFF SYS$INPUT TEST.BENCHMARK |
この例は,1つのコマンドでパイプライン機能を使用して,不要な中間ファイルを生成せずにテストを実行し,結果をソートし,結果をベンチマーク・ファイルと比較します。
#3 |
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$ PIPE (SET DEF WRK$:[WORK] ; RUN REPORT ) | MAIL SYS$INPUT SMITH |
この例は,パイプラインで,サブシェルをパイプ・セグメント・コマンドとして指定する1つの方法を示しています。
#4 |
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$ more :== TYPE/PAGE=SAVE SYS$INPUT $ PIPE ANA/RMS PAGE.TXT | more Check RMS File Integrity 26-DEC-2001 16:12:00.06 Page 1 SYS$SYSDEVICE:[TEST]PAGE.TXT;2 FILE HEADER File Spec: SYS$SYSDEVICE:[TEST]PAGE.TXT;2 File ID: (4135,58220,0) Owner UIC: [PIPE] Protection: System: RWED, Owner: RWED, Group: RE, World: Creation Date: 26-NOV-2001 16:08:50.05 Revision Date: 26-NOV-2001 16:09:09.06, Number: 1 Expiration Date: none specified Backup Date: none posted Contiguity Options: none Performance Options: none Reliability Options: none Journaling Enabled: none RMS FILE ATTRIBUTES RETURN/SPACE=More,PREV/NEXT=Scroll,INS/REM=Pan,SELECT=80/132,Q=Quit |
この例は,パイプラインの中で/PAGE修飾子を使用する方法を示しています。 /PAGE 機能は,他の多数のDCLコマンドにも存在し,同じようにPIPEコマンドと組み合せて使用して他の有用なツールを作ることができます。
#5 |
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$ ! TEE.COM - command procedure to display/log data flowing through $ ! a pipeline $ ! Usage: @TEE log-file $ $ OPEN/WRITE tee_file 'P1' $ LOOP: $ READ/END_OF_FILE=EXIT SYS$PIPE LINE $ WRITE SYS$OUTPUT LINE ! Send it out to next stage of the pipeline $ WRITE tee_file LINE ! Log output to the log file $ GOTO LOOP $ EXIT: $ CLOSE tee_file $ EXIT |
これは,パイプライン DCL アプリケーション TEE.COM の例です。
TEE.COM を使用する PIPE コマンドは次のように指定することができます。
$ PIPE SHOW SYSTEM | @TEE showsys.log | SEARCH SYS$INPUT LEF
コマンド・プロシージャ TEE.COM は,パイプラインを通じて送信されるデータのログを記録するために使用されています。これは,SYS$INPUT ではなく SYS$PIPE からのデータを読み込ます。
#6 |
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$ CD_WORK :== PIPE SAVE_DIR=F$DIRECTORY() ; SET DEFAULT FOO:[WORK] $ BACK :== SET DEF 'SAVE_DIR' $ $ CD_WORK ! Switch to working directory $ : $ : $ BACK ! Switch back to home directory $ GET_RECORD :== PIPE READ/END_OF_FILE=CLEANUP IN RECORD ; - F$EDIT(RECORD, "COMPRESS, TRIM") $ $ OPEN IN EMPLOYEE.DAT $ LOOP: $ GET_RECORD $ : $ : $ GOTO LOOP $ $ CLEAN_UP: $ : |
この例は,シンボル定義を持つ複数のコマンドを使用して,コマンド・プロシージャに有用なツールを作成する2つの簡単な方法を示しています。
#7 |
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$ PIPE cc foo.c && link foo, sys$library:vaxcrtl.olb/lib |
コンパイルでエラーが発生しない場合,オブジェクト・ファイルは実行可能イメージを生成するためにリンクされます。コンパイル・エラーが発生すると,リンク・ステップはスキップされます。
#8 |
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$ $ PIPE RUN COLLECT_DATA.EXE || GOTO CLEAN_UP $ : $ : $ EXIT $ $ CLEAN_UP: $ : $ : |
条件付きコマンド実行を使用すると,コマンド・プロシージャの中に単純なエラー処理制御フローを簡単に設定できます。 COLLECT_DATAイメージが失敗すると,制御がCLEAN_UPに移ります。
#9 |
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$ PIPE COPY LARGE_FILE.DAT REMOTE"user password"::[DESTINATION]*.* & |
このPIPEコマンドは,大型ファイルのコピーを処理するバックグラウンド・プロセスを作成します。
#10 |
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$ PIPE (SET DEF [.DATA_DIR] ; BACKUP DATA.SAV/SAV [...]) ; RUN FOO |
サブシェル・コマンド・シーケンスは,サブプロセスで実行されます。つまり,プロセス固有特性(たとえば,省略時のディレクトリ)を変更しても,サブシェルの終了後,現在のプロセスに影響しません。この例では,プログラムFOOを実行するのに必要なデータを提供するため,セーブ・セットがザブディレクトリに復元されます。
Point-to-Point Protocol ユーティリティ (PPPD) を起動します。 PPPD を使用すると,非同期シリアル・データ回線の,インターネット・プロトコル (IP) によるネットワーク接続を開始して管理できます。 PPPD を使用すると,OpenVMS Alpha のネットワーキング機能が拡張し,次のことを実行できます。
- リモート・ホストどうしの高速なネットワーク接続を一時的に確立します。これには,リモート・ホストから OpenVMS Alpha ホストへの ダイアルイン機能と, OpenVMS Alpha ホストから Point-to-Point Protocol (PPP) をサポートするリモート・システムまたはサーバ・ボックスへの ダイアルアウト機能の両方があります。
- ローカル・ホストどうしの低速なネットワーク接続を永久的に確立します。これには,シリアル・データ回線で結ばれたラップトップ・コンピュータと Alphaワークステーション間の接続などがあります。
- アドレス圧縮,フロー制御,回線速度などの通信特性を設定および表示します。
注意
このユーティリティは,ネットワーク登録処理中に TCP/IP ソフトウェアによって使用許可されます。次のエラー・メッセージのいずれかを受け取った場合は,システム管理者に問い合せて,PPPD がネットワークで現在使用できるかどうかを確かめてください。
%PPPD-E-PPPNOTAVAIL, point-to-point driver is not installed %PPPD-E-NOTREG, network protocol has not been registered
ネットワーク登録については,SET NETWORK コマンド,また『Compaq OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』を参照してください。
PPPDについての詳細は,『TCP/IP Networking on OpenVMS Systems』 ( ドキュメンテーション CD-ROM に用意されています ) を参照してください。
このユーティリティをサポートする非同期 (ASN) および PPP デバイス・ドライバについての詳細は,SYS$SYSROOT:[SYSHLP.EXAMPLES.PPPD.DOC] ディレクトリにあるファイル PPP_INTERFACES.PS および PPP_INTERFACES.TXT に含まれているマニュアルを参照してください。
PPPD [サブコマンド]...
印刷するために,1つまたは複数のファイルを出力キューに登録します。ファイルに対する読み込み (R) アクセス権,およびキューに対するサブミット (S) アクセス権が必要です。
特定のプリント・シンビオントに固有の関数を指定するには, /PARAMETERS修飾子を使用します。
PRINT ファイル指定[,...]
ファイル指定[,...]
印刷する 1 つまたは複数のファイルを指定します。ワイルドカード文字(アスタリスク(*)とパーセンテージ記号(%)) は,ディレクトリ指定,ファイル名,ファイル・タイプとバージョン番号に使用できます。ファイル・タイプを指定しない場合には,前に指定したファイル・タイプを使用します。前のファイル指定にもファイル・タイプが明示的に指定されていない場合には,省略時の設定として LIS を使用します。2 つ以上のファイルを指定する場合には,各ファイル指定をコンマ(,) またはプラス記号(+) で区切ります。
ノード名を指定する場合は,/REMOTE 修飾子を使用しなければなりません。
PRINT コマンドは,指定されたファイルを印刷するために出力キューに登録します。このキューの省略時の設定は,SYS$PRINT です。単一の PRINT コマンドでキューに登録したすべてのファイルは, 1つのジョブとして連続的に処理されます。プリント・ジョブの省略時の名前は, PRINT コマンドに指定された最初のファイルの名前です。システムは,キューに登録されるプリント・ジョブごとに一意の エントリ番号を割り当てます。 PRINT コマンドを入力すると,省略時の設定でジョブ名,キュー名,エントリ番号,およびジョブの状態が表示されます。
PRINT または SUBMIT コマンドが正常終了すると,ローカル・シンボル $ENTRY が自動的に作成または更新されます。 $ENTRY の値は,最後にキューに登録されたジョブのエントリ番号を表す文字列です。後でジョブのエントリ番号を参照したい場合は, $ENTRY の値を別のシンボルに保存してください。
プリント・ジョブをキューに登録すると,プリント・ジョブの実行の前にさらに新しいバージョンが作成された場合でも,キューに登録したバージョンのファイルが印刷されます。また,キューに登録したファイルを,そのファイルと同じ名前とバージョン番号を持つ別のファイルで置き換えることはできません。
/AFTER=時刻
/NOAFTER
プリント・ジョブを指定した時間まで保留します。時刻は,絶対時刻または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせで指定できます。指定された時刻がすでに経過している場合には,ジョブは印刷のために,直ちにキューに登録されます。時刻の指定方法についての詳細は,『Compaq OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピック (Date_Time サブトピック) を参照してください。
/BACKUP
/NOBACKUP
/BEFORE 修飾子または /SINCE 修飾子で指定された時刻の属性を指定します。最新のバックアップの日付をもとに,ファイルを選択します。この修飾子は,同様に時刻属性でファイルを選択する,/CREATED 修飾子, /EXPIRED 修飾子,および /MODIFIED 修飾子とともに使用することはできません。これら 4 つの修飾子がすべて指定されなかった場合,省略時の設定として /CREATED 修飾子が指定されたものとみなします。/BEFORE[=時刻]
/NOBEFORE
指定した時刻以前の日付のファイルだけを選択します。時刻は,絶対時刻として,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせで指定できます。また,BOOT, LOGIN, TODAY(省略時の設定),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードを使用できます。ファイル選択の基準として使用する時刻属性は,/BACKUP, /CREATED(省略時の設定), /EXPIRED, または /MODIFIED のいずれかの修飾子で指定します。値の指定についての詳細は,『Compaq OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピック (Date_Time サブトピック) を参照してください。
/BURST[=キーワード]
/NOBURST
位置修飾子ファイルの前に,バースト・バーを挟んだ 2 枚のフラグ・ページを印刷するかどうかを制御します。 /BURST 修飾子が,PRINT コマンドとファイル指定( 1つまたは複数)の間に指定されている場合には,この修飾子に対して,ALL または ONE というキーワードを使用できます。
ALL ジョブ内のファイルの前に,フラグ・ページとバースト・バーを印刷します。 ONE ジョブ内の最初のファイルに対してだけ,フラグ・ページとバースト・バーを印刷します。
マルチ・ジョブの個々のファイルに対して /BURST 修飾子を適用するためには,フラグ・ページとバースト・バーを印刷する各ファイルのすぐあとに,この修飾子を指定しなければなりません。
使用している出力キューに対して設定されている,システム定義の省略時の値(/DEFAULT オプション)を無効にするためには, /[NO]BURST 修飾子を使用します。ただし,/[NO]BURST 修飾子はキューに設定されている /SEPARATE 修飾子によるオプションは変更できません。
/BURST 修飾子をファイルに指定した場合には,/[NO]FLAG 修飾子を指定しても,出力ファイルの前に印刷される2枚のフラグ・ページに追加または削除することはできません。
/BY_OWNER[=利用者識別コード]
/NOBY_OWNER
ファイルの所有者の利用者識別コード (UIC) が,指定した所有者 UIC と一致する場合だけ,1つまたは複数のファイルを選択します。 /BY_OWNER 修飾子だけを指定し,UIC を省略した場合には,現在のプロセスの UIC が省略時の値として使用されます。UIC は,『OpenVMS Guide to System Security』に説明されている標準的な UIC 形式を使用して指定します。
/CHARACTERISTICS=(属性[,...])
ジョブに関連する1つまたは複数の属性の名前または番号を指定します。属性で,インクの色などを示すことができます。属性を1つしか指定しない場合には,括弧を省略できます。属性番号は,0 〜 127 までの値です。現在のシステムに対して,どの属性が定義されているかを調べるには, SHOW QUEUE/CHARACTERISTICS コマンドを使用します。また,特定のキューで使用できる属性を調べるには, SHOW QUEUE/FULL コマンドを使用します。
ジョブの属性がキュー属性に含まれる場合,プリント・ジョブはそのプリンタ・キューで実行されます。ただし,ジョブが登録されるキューに指定されていない属性をジョブに指定した場合には,ジョブは以下の条件のいずれかが満たされるまで,待ち状態のままで実行されません。
- キュー属性が,ジョブの属性を満たすように変更される (SET QUEUE/CHARACTERRISTICS コマンド等で変更します)。
- ジョブの属性が,キュー属性を満たすように変更される (SET ENTRY/CHARACTERRISTICS コマンド等で変更します)。
- すべてのジョブの属性を満たすようなキュー属性のキューに,ジョブが移動される (SET ENTRY /REQUEUE コマンド等で変更します)。
- ジョブが削除される (DELETE/ENTRY コマンド等で削除します)。
/CONFIRM
/NOCONFIRM (省略時の設定)
印刷のためにキューに登録する前に,各ファイルに対する操作の実行を確認するために,プロンプトが表示されるかどうかを制御します。システムがプロンプトを表示したら,次のいずれかの応答を入力します。
YES NO QUIT TRUE FALSE Ctrl/Z 1 0 ALL [Return]
単語で応答する場合には,大文字と小文字を任意に組み合わせることができます。単語での応答は,1文字または複数の文字に短縮できます (たとえば,TRUE は T, TR,または TRU に短縮することができます)。肯定応答は YES,TRUE,1 です。否定応答は NO,FALSE,0,Return です。 QUIT および Ctrl/Z は,その時点でコマンドの処理を停止するときに使用します。 ALL と応答した場合には,コマンドは処理を継続しますが,そのあとプロンプトは表示されなくなります。上記に示されていない応答を入力すると,DCL はエラー・メッセージを出力し,同じプロンプトがもう一度表示されます。
/COPIES=n
位置修飾子そのファイルを何部印刷するかを指定します。コピーの数 (n) は,1 から 255 までの範囲です。省略時には,指定したファイル (1つまたは複数) を1部だけ印刷します。 PRINT コマンド名の直後に /COPIES 修飾子を指定する場合,パラメータ・リストに含まれる各ファイルは,指定した回数だけ印刷されます。ファイル指定のあとに /COPIES 修飾子を指定する場合には,そのファイルだけが指定した回数だけ印刷されます。
/CREATED (省略時の設定)
/NOCREATED
/BEFORE 修飾子または /SINCE 修飾子で指定された時刻の属性を指定します。作成日をもとにファイルを選択します。この修飾子は,同様に時刻属性でファイルを選択する,/BACKUP 修飾子, /EXPIRED 修飾子,および /MODIFIED 修飾子とともに使用することはできません。これら4つの修飾子がすべて指定されなかった場合,省略時の設定として /CREATED 修飾子が指定されたものとみなします。/DELETE
/NODELETE (省略時の設定)
位置修飾子印刷したあと,ファイルを削除するかどうかを制御します。 PRINT コマンドの直後に /DELETE 修飾子を指定すると,指定したファイルはすべて削除されます。ファイル指定のあとに /DELETE 修飾子を指定する場合には,そのファイルだけが印刷後に削除されます。
ファイルに適用される保護には,現在の UIC に対する削除 (D) アクセスが許可されていなければなりません。ジョブの登録時に削除アクセス権が必要であり,またジョブの終了時にシステムがファイルを削除する際に削除アクセス権が必要です。
/DEVICE=キュー名[:]
省略時の SYS$PRINT ではなく,指定したキューにプリント・ジョブを登録します。 /DEVICE 修飾子は /QUEUE 修飾子と同意語ですが,弊社が特殊な目的で使用するために予約している修飾子です。したがって,この修飾子を使用することは望ましくありません。/EXCLUDE=(ファイル指定[,...])
/NOEXCLUDE
指定したファイル指定に一致するファイルを,印刷操作から除外します。ファイル指定にディレクトリ指定を含むこともできますが,装置指定を含むことはできません。ワイルドカード文字 (アスタリスク (*) とパーセンテージ記号 (%)) を使用できます。ただし,特定のバージョンを除外するために相対バージョン番号を指定することはできません。ファイルを1つだけ指定する場合には,括弧を省略できます。/EXPIRED
/NOEXPIRED
/BEFORE 修飾子または /SINCE 修飾子で指定された時刻の属性を指定します。作成日をもとにファイルを選択します。満了日をもとに,ファイルを選択します (満了日は,SET FILE/EXPIRATION_DATE コマンドで設定されます)。この修飾子は,同様に時刻属性でファイルを選択する,/BACKUP 修飾子, /CREATED 修飾子,および /MODIFIED 修飾子とともに使用することはできません。これら4つの修飾子がすべて指定されなかった場合,省略時の設定として /CREATED 修飾子が指定されたものとみなします。
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