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この章では,
フォント管理ユーティリティのメッセージをアルファベット順に記載しています。
各メッセージにはその説明と共に,
エラーから回復するための処置も記述されています。
メッセージは,論理名SYS$OUTPUTで示される装置に対して,出力されます。
会話型ユーザでは,通常は使用中のターミナルに対して出力され,
バッチ・ユーザでは,ログ・ファイルに出力されます。論理名SYS$OUTPUTと
SYS$ERRORが,異なった装置に割り当てられている場合,
両方の装置にメッセージが表示されます。
フォント管理ユーティリティが出力するほとんどのシステム・メッセージは,
次の形式をしています。
%FACILITY-severity_code-message_name, text of message
表 6-1は,
メッセージの各フィールドを説明しています。
フィールド | 説明 |
FACILITY |
OpenVMSのファシリティまたはユーティリティ名 |
severity_code | 1文字の重大度レベル・コード |
message_name |
メッセージ短縮形(メッセージ識別コード) |
text of message |
現象を説明するメッセージ |
メッセージには重大度レベルが含まれています。
重大度レベルによって受け取ったメッセージの程度を知ることができます。
レベル | 説明 |
S (Success) | 要求を実行したことを示します。 |
I (Information) |
実行したコマンドについての情報を示します。 |
W (Warning) |
コマンドの実行を中止させる程ではない軽度のエラーを示します。
コマンドの一部は実行したが,全部は実行できなかった可能性があるので,
コマンドの結果やプログラムの出力などを確認してください。 |
E (Error) |
コマンドやプログラムが正しく実行できなかったことを示します。ただし,
システムは実行を継続しようとすることがあります。 |
F (Fatal) | 継続不可能なエラーを示します。 |
フォント管理ユーティリティは,2つ以上のメッセージを同時に表示することがあります。
その場合,後に続くメッセージは"%"ではなくて"-"が付けられています。一
連のメッセージは,エラーの原因を知る手掛かりになります。追加メッセージは普通,
異なったファシリティから出され,エラーの詳しい説明をします。
この節では,KANJIGENユーティリティの各メッセージについて,
簡単に説明しています。ユーザの取るべき処置についても説明されています。
説明は,メッセージ識別コードによるアルファベット順に並んでいます。
メッセージのファシリティコード(%KANJIGEN)と重大度レベルは,省略されています。
- CANCEL Request canceled, Combination of FONT and OUTPUT=KANA is
not allowed
- 説明:
表示モードがKANAに設定されている場合には,
漢字ターミナルをオンデマンド・ローディング実行モードに設定することはできません。
- ユーザの処置:
漢字ターミナルの表示モードをKANJIに設定してください。
-
DEVALLOC Device already allocated to another user
- 説明:
設定しようとした漢字ターミナルが,既に他のプロセスに占有されています。
この漢字ターミナルについて表示または設定することはできません。
- ユーザの処置: ありません。
-
INVCNTRL Controller of the specified device is notsupported
- 説明:
指定した漢字ターミナルが接続されているコントローラは,
オンデマンド・ローディングをサポートしていません。
オンデマンド・ローディング実行モードを設定することはできません。
- ユーザの処置: ありません。
- INVPAGE Invalid page number was specified
- 説明:
SETコマンドの/PRELOAD修飾子に指定された区番号が誤ってます。
- ユーザの処置: 正しい区番号を指定してください。
- IVDEVNAM Invalid device name
- 説明:
設定しようとした漢字ターミナルの名前に誤りがあります。
- ユーザの処置:
漢字ターミナル名を確認し,設定し直してください。
- MDMNOTSUP /FONT is not set to remote terminal
- 説明:
モデムを介して接続された漢字ターミナルには,
オンデマンド・ローディング実行モードを設定できません。
- ユーザの処置: ありません。
- NOCOMB This combination is not allowed
- 説明:
指定した修飾子の組み合せに誤りがあります。
- ユーザの処置:
修飾子を正しい組み合せで指定するか,各修飾子別にコマンドを実行してください。
-
NOFONTHNDL FONT_HANDLER process does not exist, /FONT ignored
- 説明:
フォント・ハンドラのプロセスが何らかの原因で消滅しています。漢字ターミナルを,
オンデマンド・ローディング実行モードに設定することはできません。
- ユーザの処置:
システム管理者に通知し,フォント・ハンドラのプロセスを再起動してください。
- NOSUCHDEV No such device available
- 説明:
指定した漢字ターミナルはシステム中に存在しません。
- ユーザの処置:
漢字ターミナル名を確認し,設定し直してください。
- NOTKJ Class driver is not HNDRIVER
- 説明:
クラス・ドライバが,
オンデマンド・ローディングをサポートするドライバではありません。
- ユーザの処置:
SYS$LOADABLE_IMAGES:ディレクトリにHNDRIVER.EXEがあることを確認後,
JSY$SYSTEM:JSY$SETPARAMS.COMを実行してシステムをリブートし,
日本語OpenVMSの環境を設定してください。
- NOTLDASD ASDRIVER is not loaded in this system
- 説明:
日本語ターミナル・ドライバASDRIVERが,ロードおよびコネクトされていません。
- ユーザの処置:
JSY$SYSTEM:JSY$SETPARMS.COMを実行してシステムをリブートし,
日本語OpenVMSの環境を設定してください。
-
REMOTE "FONT", "KCODE_TYPE" can not be Processed at remote node
- 説明:
リモート・ターミナルに対しては,オンデマンド・ローディング実行モードと
DEC漢字コードのバージョンを設定することはできません。
- ユーザの処置: ありません。
この節では,CMGRユーティリティの各メッセージについて,簡単に説明しています。
ユーザの取るべき処置についても説明されています。
説明は,メッセージ識別コードによるアルファベット順に並んでいます。
メッセージのファシリティコード(%CMGR)と重大度レベルは省略されています。
引用符で囲まれた言葉は可変の情報で,メッセージを出力する際に
CMGRユーティリティが適切な言葉と入れ換えます。
- ABORT Current operation aborted
- 説明: 実行中の処理が強制終了されました。
- ユーザの処置: ありません。
- ALREDIT Already editing character 'character-code'
- 説明:
指定された文字コードのパターンは,既に編集中です。
- ユーザの処置: ありません。
- AMBFILNAM Ambiguous file name specified, \'file-spec'\
- 説明:
ファイル名が曖昧です。1つのファイルを特定できません。
- ユーザの処置:
ファイル名が一意になるように指定し直してください。
- BADCODE read bad code
- 説明: 不正な2バイト文字が検出されました。
- ユーザの処置: 正しくキー入力し直してください。
- BADESCAPE syntax error in escape sequence
- 説明: 不正なエスケープ・シーケンスが検出されました。
- ユーザの処置: 正しくキー入力し直してください。
- BADLOCALINFO Syntax error in country information data file
- 説明:
カントリ・インフォメーション・ファイル内の定義が誤っています。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- BUFFCHNGD Changed to USE buffer, press PF1/KP0 to return
- 説明:
使用するバッファが,EDITバッファからUSEバッファに変更されました。
- ユーザの処置: EDITバッファに戻る為には,
[PF1/KP0] を押してください。
-
BUFOVERFLOW Internal input buffer overflow, discard recent input
- 説明: キー入力バッファがオーバ・フローしました。
- ユーザの処置: もう1度,キー入力してください。
- CONFLICT Illegal combination of command elements
- 説明:
同時に指定できない修飾子やパラメータの組み合せが,コマンドに含まれています。
- ユーザの処置: コマンドを正しく指定し直してください。
- CPGFONT Copying font pattern of size 'size-spec' in
'name' database ...
- 説明: データベース内の文字パターンをコピーします。
- ユーザの処置: ありません。
- CURDB Current Database is 'name'
- 説明:
現在参照されているデータベースは,'name'です。
- ユーザの処置: ありません。
-
DATCREATE New data record created for character 'code-spec'
- 説明: 編集可能サイズの文字パターンを,
新たにEDITコマンドの内部バッファに作成しました。
- ユーザの処置:ありません。
-
DATREMVD Some or all data removed for 'character-code'
- 説明:
全サイズ,あるいはいくつかのサイズの文字パターンが,
EDITコマンドの内部バッファから削除されました。
- ユーザの処置: ありません。
- DBNOTCHG 'name' System Database not changed
- 説明: 参照するデータベースは変更されませんでした。
- ユーザの処置: ありません。
- DBPARTUPD 'name' System Database partially updated
- 説明: データベースが部分的に更新されました。
- ユーザの処置:
必要ならばデータベースの内容を調べ,整合性を確認してください。
- DBSET Current Database set to 'name'
- 説明: 参照するデータベースを設定しました。
以後の操作は,このデータベースに対して行われます。
- ユーザの処置:ありません。
- DBUPD 'name' System Database Updated
- 説明: データベースが更新されました。
- ユーザの処置: ありません。
- DECKEISEN DEC Kanji Keisen character code
\'character-code'\ specified
- 説明:
DEC漢字文字セット1983年版の,DEC罫線文字の文字コードがあります。
- ユーザの処置: ありません。
- DEFDB Using Default Database 'name'
- 説明:
参照するデータベースを省略時設定のものとしました。以後の操作は,
このデータベースに対して行われます。
- ユーザの処置: ありません。
- EDTCANCLD Font editing for 'character-code' canceled
- 説明: その文字パターンの編集はキャンセルされました。
- ユーザの処置: ありません。
- EDTDISABLED Editing function is disabled in USE buffer
- 説明: USEバッファ内では,描画機能は使用できません。
- ユーザの処置: ありません。
- EDTEXITD Font editing terminated
- 説明: 文字パターンの編集作業を,正常に終了します。
- ユーザの処置: ありません。
- EDTQUITD Font editing quitted
- 説明:
文字パターンの編集作業は,すべてキャンセルされました。
編集結果はファイルに出力されませんでした。
- ユーザの処置: ありません。
- EFDIFCLUS time schedule event flag in different cluster
- 説明:
初期化時のイベント・フラグ・クラスタの関係付けに失敗しました。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- EMODECHNGD Editing mode changed
- 説明: 文字パターンの編集モードが変更されました。
- ユーザの処置: ありません。
- ENF Entry not found in Index File
- 説明:
キャラクタ・インデックス・ファイル内の定義が誤っています。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- ENTRYLMT Entry limit 'number-of-patterns' reached
- 説明:
/ENTRY_LIMIT修飾子に指定された個数の文字パターンを,出力しました。
これ以上は出力されません。
- ユーザの処置: ありません。
- EOF End of file detected 'file-name '
- 説明: ファイルの最後(EOFマーク)を検出しました。
- ユーザの処置: ありません。
- ERRFILNAM Error parsing file name \'file-spec'\
- 説明: 指定されたファイル名が解釈できません。
- ユーザの処置: 正しいファイル名を指定してください。
- ESIZECHNGD Editing font size changed
- 説明: 編集する文字パターンのサイズが変更されました。
- ユーザの処置: ありません。
- EXTSTD Invalid character code \'character-code'\
- 説明: DEC漢字文字セット1983年版の,
JIS X0208第2水準文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- EXTSTDSPEC Invalid character code
- 説明: DEC漢字文字セット1983年版のJIS X 0208
第2水準文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- FDBCONVEND Total 'number-of-patterns'
patterns converted to 'name' database
- 説明:
旧データベースから,'number-of-patterns'個の文字パターンが変換されて,
新しいデータベース上に登録されました。
- ユーザの処置: ありません。
- FDBCONVERR Font Database conversion error
- 説明: データベースの変換時にエラーが発生しました。
- ユーザの処置:
旧データベースが破壊されている可能性があります。
システム管理者またはフィールド・サービス・エンジニアに連絡してください。
- FDBCONVNG Converting old database to 'name' database...
- 説明:
旧データベースを,Character Manager用の新しいものに変換しています。
- ユーザの処置: ありません。
- FDBERR Font database error
- 説明: データベースが不正です。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- FILCLERR Can't close file 'file-spec'
- 説明: ファイルがクローズできません。
- ユーザの処置: エラーの原因を取り除いてください。
- FILCRERR File creation error \'file-spec'\
- 説明: 出力ファイルが作成できません。
- ユーザの処置: エラーの原因を取り除いてください。
- FILOPERR Can't open file 'file-spec'
- 説明: ファイルがオープンできません。
- ユーザの処置: エラーの原因を取り除いてください。
- FNTDISPLYD Font pattern displayed
- 説明: 漢字ターミナルに,文字パターンが表示されました。
- ユーザの処置: ありません。
- FONCONV Font pattern of size 'size-spec' for code
'character-code' converted
- 説明: 文字パターンを変換しました。
- ユーザの処置: ありません。
- FONTCONVTD Font Data of 'character-code' is converted
- 説明: 文字パターンを変換しました。
- ユーザの処置: ありません。
- FONTCPD Font pattern of size 'size-spec' copied from code
'character-code1' to code 'character-code2'
- 説明: データベース中の文字パターンをコピーしました。
- ユーザの処置: ありません。
- FONTEXIST Font pattern of size 'size-spec' for code
'character-code' already exist
- 説明:
その文字コードの文字パターンは,既にデータベース上に登録されています。
- ユーザの処置: ありません。
- FONTRMD Font pattern of size 'size-spec' for code
'character-code' removed
- 説明: データベース中の文字パターンを削除しました。
- ユーザの処置: ありません。
- FONTUPD Font pattern of size 'size-spec' for code
'character-code' updated
- 説明:
プリロード・ファイルから,データベースに文字パターンが登録されました。
- ユーザの処置: ありません。
- FONTXTD Font pattern of size 'size-spec' for code
'character-code' extracted
- 説明:
プリロード・ファイルに,データベースから文字パターンが出力されました。
- ユーザの処置: ありません。
- FONWRTN 'number-of-patterns' font patterns written to
file 'file-spec'
- 説明:
'number-of-patterns'個の文字パターンが,ファイルに書き込まれました。
- ユーザの処置: ありません。
- FREERR Error in freeing memory
- 説明: 割り当てられた記憶領域を解放できません。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- GLYPHOUT 'number-of-patterns' patterns written in
'file-spec'
- 説明: 'number-of-patterns'個の文字パターンが,
プリロード・ファイルに出力されました。
- ユーザの処置:ありません。
- INITERR Initialization error
- 説明: 起動時の初期化に失敗しました。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- INSARG Insufficient arguments specified
- 説明: 関数を呼び出す際に内部エラーが発生しました。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- INSPRIV Insufficient privilege for operation
- 説明: 該当操作には特権が必要です。
- ユーザの処置: 一般ユーザは処理を実行できません。
必要であれば,システム管理者に連絡して特権を付与してもらってください。
-
INTERNALERROR Internal error, Please submit SPR with problem description
- 説明: 内部エラーです。
- ユーザの処置:SPRを提出してください。
- INTRES Invalid character code \'character-code'\
- 説明: DEC漢字文字セット
1983年版のJIS保留文字を使用 できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
-
INTRESFND DEC Internal Reserved Character \'character-code'\ found
- 説明:
DEC漢字文字セット1983年版のJIS保留領域に含まれている文字コードがあります。
- ユーザの処置: ありません。
- INTRESSPEC Invalid character code
- 説明: DEC漢字文字セット
1983年版のJIS保留文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置:正しい文字コードを指定してください。
- ALANS invalid answer 'answer'
- 説明: 確認要請に対する返答を認識できません。
- ユーザの処置: 正しい返答を入力してください。
- INVBITMAP Invalid bitmap data specified
- 説明:
文字パターンがフォント・ファイル形式ではありません。
- ユーザの処置: フォント・ファイルを指定してください。
- INVBUF Invalid buffer specified
- 説明:
文字パターンを読み込む際に内部エラーが発生しました。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- INVCHRCODE Invalid character code specified
- 説明: 指定された文字コードが認識できません。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
-
INVCHRSTR Invalid character code \'code-spec'\ specified
- 説明: 指定された文字コードが認識できません。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- INVCODE Invalid character code \'character-code'\
- 説明: 不正な文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- INVCODESPEC Invalid character code
- 説明: 不正な文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- INVDBNAME Invalid database name
- 説明: データベース名が不正です。
- ユーザの処置:
CMGR$DATABASE_NAME論理名が,
正しいデータベース名を指していることを確認してください。
正しいデータベース名が定義されている場合には,SPRを提出してください。
- INVENTLMT Invalid entry limit \'max-limit'\
- 説明: /ENTRY_LIMIT修飾子に指定された値が不正です。
- ユーザの処置: 正の数値を指定してください。
- INVFF \'file-spec'\ is not a font file
- 説明:
指定されたファイルは,フォント・ファイルではありません。
- ユーザの処置: フォント・ファイルを指定してください。
-
INVFREC Record 'rec-number' of \'file-spec'\ is invalid
- 説明:
指定されたフォント・ファイルの'rec-number'番目のレコードが不正です。
- ユーザの処置:
正しいフォント・ファイルを指定してください。
- INVID Invalid identifier
- 説明: データベース識別子が不正です。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- INVKEYWORD Invalid keyword specified, 'key-word'
- 説明: キーワードが不正です。
- ユーザの処置:正しいキーワードを指定してください。
- INVMAS Invalid Master index file
- 説明:
キャラクタ・マスタ・インデックス・ファイル内の定義が誤っています。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- INVMOD Invalid file access mode
- 説明: ファイル・アクセス・モード識別子が不正です。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- INVNUM Invalid numeric string
- 説明: 数字以外が入力されました。
- ユーザの処置: 数値を入力してください。
- INVNUMENTRY Invalid numeric entry \'input-string'\
- 説明: /ENTRY_LIMIT修飾子に指定された値が不正です。
- ユーザの処置: 正の数値を指定してください。
- INVPREFIL Invalid preload file specified
- 説明:
プリロード・ファイルをオープンする際に内部エラーが発生しました。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- INVPRESEQ Invalid preload sequence
- 説明: 文字パターンがプリロード形式ではありません。
- ユーザの処置: プリロード・ファイルを指定してください。
- INVRAN Invalid range specified \'character-code1'-
'character-code2'\
- 説明: 文字コードの範囲が不正です。
- ユーザの処置: 正しい範囲を指定してください。
- INVREADPRESEQ Invalid preload sequence read
- 説明: 文字パターンがプリロード形式ではありません。
- ユーザの処置: プリロード・ファイルを指定してください。
-
INVSECTION Invalid section number specified \'section-number'\
- 説明: 不正な区番号が指定されました。
- ユーザの処置: 正しい区番号を指定してください。
- INVSIZ Invalid font size \'size'\ specified
- 説明: 文字サイズが不正です。
- ユーザの処置:正しいサイズを指定してください。
- ISDEFDB Already using Default Database "'name'"
- 説明:
参照データベースは,既に省略時設定のものに設定されています。
- ユーザの処置: ありません。
- LOADFONT Loading glyphs to your terminal, please wait...
- 説明:
漢字ターミナルに,文字パターン表示用のグリフをロードしています。
- ユーザの処置: ロードの終了を,そのままお待ちください。
- MARKED Current cursor position is marked
- 説明: 現在のカーソル位置をマークしました。
- ユーザの処置: ありません。
- MEMORYEXHST Memory exhausted
- 説明: 記憶領域を割り当てることができません。
プロセスまたはシステムの持つ仮想記憶領域の制限を越えてしまいました。
- ユーザの処置:
記憶領域を十分に増やしてから,もう1度該当操作を行ってください。
-
NOCHRCODE No character code specified, use ENTER key to input
- 説明: 編集する文字コードが指定されていません。
- ユーザの処置:
[ENTER] キーを押して,編集する文字コードが指定してください。
- NOCODEINDB No such code in database
- 説明:
その文字コードのデータは,データベースにはありません。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- NOCODEINFO Can't find code information file
- 説明: コードセット情報ファイルが見つかりません。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
-
NODATA No data record found for character 'character-code'
- 説明: 指定された文字コードのパターンが見つかりません。
- ユーザの処置: ありません。
- NODATREMVD No data removed for 'character-code'
- 説明:
文字パターンは,EDITコマンドの内部バッファから削除されませんでした。
- ユーザの処置: ありません。
- NODB No Character Database found
- 説明: キャラクタ・マスタ・インデックス・ファイルに,
データベース名が指定されていません。
- ユーザの処置:
CMGR$MASTER論理名が正しいキャラクタ・マスタ・インデックス・
ファイルを指していることを確認してください。
正しいファイル名が定義されている場合には,SPRを提出してください。
- NODRCS Terminal does not support DRCS capability
- 説明: 漢字ターミナルがDRCSをサポートしていません。
- ユーザの処置: この漢字ターミナルでは
EDITコマンドは使用できません。他の漢字ターミナルを使ってください。
- NOEF Can not get event flags
- 説明: イベント・フラグが確保できません。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- NOFONFF No font found in font file 'file-spec'
- 説明:
指定されたフォント・ファイルには,文字パターンがありません。
- ユーザの処置: ありません。
- NOFONT No font pattern of size 'size-spec' for specified
code 'character-code'
- 説明: 指定された文字コードのパターンが見つかりません。
- ユーザの処置: ありません。
- NOFONTXTD No font of size 'size-spec' extracted to file
'file-spec'
- 説明: 文字パターンは,ファイルに出力されませんでした。
- ユーザの処置: ありません。
- NOINBUFF Nothing to paste from PASTE buffer
- 説明: PASTEバッファが空です。
- ユーザの処置:
領域を取り込んでから,もう1度描画してください。
- NOIND Font index file not found
- 説明:
キャラクタ・インデックス・ファイルが見つかりません。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- NOKEYWORD Keyword not allowed
- 説明: 文字コードの指定に,キーワードは使えません。
- ユーザの処置:
キーワードを取り除いて,再度文字コードを指定してください。
- NOLICENCE License is invalid for this product
- 説明:
日本語OpenVMSのライセンスがロードされていません。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- NOMARK No pixel is marked
- 説明: マークされているピクセルはありません。
- ユーザの処置: ありません。
- NOMAS Master index file not found
- 説明:
キャラクタ・マスタ・インデックス・ファイルが見つかりません。日本語OpenVMSの
スタートアップ・プロシージャが正しく実行されていない可能性があります。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡し,
CMGR$MASTER論理名を正しく定義し直してもらってください。
- NOMSG Can't find CMGR message
- 説明: メッセージ・ファイルがありません。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- NONTEXTFIL Not a text file \'file-spec'\
- 説明:
指定されたファイルが,テキスト・ファイルではありません。
- ユーザの処置: テキスト・ファイルを指定してください。
- NONUDC Non-UDC within Quadrant: 'quadrant-spec', Section:
'section-number' not output
- 説明:
指定された象限・区には,ユーザ定義文字はありません。
- ユーザの処置:
正しい象限または区番号を指定し直してください。
- NORMAL Normal successful completion
- 説明: コマンドの実行は正常終了しました。
- ユーザの処置: ありません。
- NORUDC Invalid character code \'character-code'\
- 説明:
ユーザ定義文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- NORUDCSPEC Invalid character code
- 説明:
ユーザ定義文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- NOSELECT No selection area, no action taken
- 説明: 描画領域が選択されていません。
- ユーザの処置:
領域を選択してから,もう1度描画してください。
- NOSUCHDB No such character database
- 説明: データベース名が不正です。
- ユーザの処置: CMGR$DATABASE_NAME論理名が
正しいデータベース名を指していることを確認してください。
正しいデータベース名が定義されている場合には,SPRを提出してください。
- NOSUCHFIL No such file exists, 'file-spec'
- 説明: 入力ファイルがありません。
- ユーザの処置:
必要な場合には,入力ファイルを正しく指定し直してください。
- NOSUCHMASID No such IDs in Master index file
- 説明:
キャラクタ・マスタ・インデックス・ファイルに無い識別子が指定されました。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- NOTANSICRT Terminal is not ANSI_CRT
- 説明: 漢字ターミナルがANSI準拠ではありません。
- ユーザの処置: DEC製漢字ターミナルの場合には,
DCLのSET TERMINALコマンドで漢字ターミナル属性を設定してください。
- NOTCREATD No modification, output file not created
- 説明:
文字パターンが変更されなかったで,出力ファイルは作成されません。
- ユーザの処置: ありません。
- NOTSQUARE Selection area is not square, no action taken
- 説明: 選択領域が正方形ではありません。描画できません。
- ユーザの処置:
選択領域を正方形にして,もう1度処理してください。
- NOUDC No UDC in reference file(s)
- 説明:
指定されたテキスト・ファイルには,ユーザ定義文字が含まれていません。
- ユーザの処置: ありません。
- NOWILD Wild card operation not allowed, 'input-string'
- 説明: 該当操作にはワイルド・カードは使用できません。
- ユーザの処置: コマンドを入力し直してください。
- OPERATIONQUIT Operation quitted
- 説明: 現処理がキャンセルされました。
- ユーザの処置: ありません。
- READBUFF Reading memory buffer
- 説明:
EDITコマンドの内部バッファから,文字パターンを読み込んでいます。
- ユーザの処置: ありません。
- READDB Reading 'name' database
- 説明:
データベースから,文字パターンを読み込んでいます。
- ユーザの処置: ありません。
- READERR File read error \'file-spec'\
- 説明: ファイルが読めません。
- ユーザの処置:エラーの原因を取り除いてください。
- READFIL Reading file 'file-spec'
- 説明: 入力ファイルを読み込んでいます。
- ユーザの処置: ありません。
-
RESCODEIGND Reserved character code 'character-code' ignored
- 説明:
DEC確保領域に含まれている文字コードに対する処理要求は,無視されました。
- ユーザの処置: ありません。
-
RESUDCFND Reserved User Defined Character \'character-code'\ found
- 説明:
DEC漢字文字セット1983年版の,DEC確保領域に含まれている文字コードがあります。
- ユーザの処置: ありません。
- RETEDTBUFF Returned to EDIT buffer
- 説明:
使用するバッファが,USEバッファからEDITバッファに戻りました。
- ユーザの処置: ありません。
- RMGFONT Removing font pattern of size 'size-spec' from
'name' database ...
- 説明: データベース内の文字パターンを削除します。
- ユーザの処置: ありません。
- RNF Record not found
- 説明: ファイルの最後(EOFマーク)を検出しました。
- ユーザの処置: ありません。
- SELCANCL Area selection canceled
- 説明:
[Select] キーが2度押され,領域選択モードは解除されました。
- ユーザの処置: ありません。
- SELSTART Area selection started, move cursor to select area
- 説明:
[Select] キーが押され,領域選択モードになりました。
- ユーザの処置:
カーソルを動かして領域を選択してください。
[Select] キーをもう1度押せば,領域選択モードは解除できます。
- SIZCONVERROR Font pattern size conversion error
- 説明:
文字パターンの文字サイズ変換時にエラーが発生しました。
- ユーザの処置: SPRを提出してください。
- SORTDATA Sorting font data, please wait...
- 説明:
EDITコマンドの内部バッファに格納されているデータを,ソートしています。
- ユーザの処置: ソートの終了を,そのままお待ちください。
- STDCHR Invalid character code \'character-code'\
- 説明: DEC漢字文字セット1983年版の,
JIS X0208第1水準文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- STDCHRSPEC Invalid character code
- 説明: DEC漢字文字セット1983年版の
JIS X 0208第1水準文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
-
TMPFILERR Temporary output file creation error, 'file-spec'
- 説明: 一時ファイルの作成に失敗しました。
- ユーザの処置:
SYS$SCRATCH論理名が,正しいディレクトリを指し,
かつそのディレクトリに対し書き込みアクセス権があることを確認してください。
-
TMPFILNAM Temporary file name, 'file-spec', will be used
- 説明:
何らかの原因で,出力ファイルが作成できません。
編集結果は一時ファイルに出力されます。
- ユーザの処置:
追加メッセージを参照して,エラーの原因を取り除いて置いてください。
- TOTFONTXTD A total of 'number-of-patterns' fonts of size
'size-spec' extracted to file 'file-spec'
- 説明:
'number-of-patterns'個の文字パターンが,ファイルに出力されました。
- ユーザの処置: ありません。
- UDCRES Invalid character code \'character-code'\
- 説明: DEC漢字文字セット1983年版の
DEC確保文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置:正しい文字コードを指定してください。
- UDCRESSPEC Invalid character code
- 説明: DEC漢字文字セット1983年版の,
DEC確保文字を使用できない場合に,この文字コードを検出しました。
- ユーザの処置: 正しい文字コードを指定してください。
- UNEXPTEVNT Unexpected event met in CMGR
- 説明: メッセージ・ファイルがありません。
- ユーザの処置: システム管理者に連絡してください。
- UNKNOWNTERM Terminal unknown
- 説明:
漢字ターミナルのターミナル・タイプを認識できません。
- ユーザの処置: DEC製漢字ターミナルの場合には,
DCLのSET TERMINALコマンドで漢字ターミナル属性を設定してください。
- USERVALREQD Value required for /USER qualifier
- 説明: /USER修飾子に,ファイル名が指定されていません。
- ユーザの処置: プリロード・ファイルを指定してください。
- UPGFONT Updating font pattern of 'name' database from
file 'file-spec' ...
- 説明:
プリロード・ファイルから,データベースに文字パターンを登録します。
- ユーザの処置: ありません。
- VERSION CMGR Version 'version-number'
- 説明:
Character Managerのバージョンは'version-number'です。
- ユーザの処置: ありません。
- WHOLESEL Whole editing area is selected
- 説明: 全編集可能領域が選択されました。
- ユーザの処置: ありません。
- WRITEERR File write error \'file-spec'\
- 説明: ファイルに書き込めません。
- ユーザの処置: エラーの原因を取り除いてください。
- WRITFIL Writing file 'file-spec'
- 説明: 出力ファイルに書き込んでいます。
- ユーザの処置: ありません。
- XTGFONT Extracting font pattern of size 'size-spec' from
'name' database ...
- 説明:
データベースからプリロード・ファイルに,文字パターンを出力します。
- ユーザの処置: ありません。
この節では,フォント・ハンドラの各メッセージについて,簡単に説明しています。
ユーザの取るべき処置についても説明されています。
フォント・ハンドラは実行中に検出したエラーを,オペレータ・コンソールに
OPCOMメッセージとして通知します。
- FONT DATA BASE OPEN ERROR 0
- 説明:
フォント・ハンドラが,システム・フォント・データベースをオープンした時に,
回復不可能なエラーが発生しました。フォント・ハンドラは,異常終了します。
- ユーザの処置:
システム・アカウントで以下のコマンドを実行してください。
$RUN/DETACHED/PRIORITY=8/PRIVILEGES=(CMKRNL,PHY_IO) -
/PROCESS_NAME="JSY$FS_JA_JP_01"/RESOURCE_WAIT/NOSWAPPING/UIC=[1,20] -
/INPUT=NL:/OUTPUT=NL:/ERROR=NL: JSY$SYSTEM:FONTHANDL.EXE
- FONT DATA BASE READ ERROR 0
- 説明: フォント・ハンドラが,
システム・フォント・データベースを読んだ時に回復不可能なエラーが発生しました。
フォント・ハンドラは,異常終了します。
- ユーザの処置:
システム・アカウントで以下のコマンドを実行してください。
$RUN/DETACHED/PRIORITY=8/PRIVILEGES=(CMKRNL,PHY_IO) -
/PROCESS_NAME="JSY$FS_JA_JP_01"/RESOURCE_WAIT/NOSWAPPING/UIC=[1,20] -
/INPUT=NL:/OUTPUT=NL:/ERROR=NL: JSY$SYSTEM:FONTHANDL.EXE
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