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日本語OpenVMS Alpha オペレーティング・ システムV7.2と日本語OpenVMS VAXオペレーティング・ システムV7.2 は,ほぼ同じDCLコマンドを使用できますが, 若干の例外/変更などがあります。この章ではこれらについて説明します。
CIServerは,日本語OpenVMS VAX特有のユーティリティで, このユーティリティは日本語OpenVMS VAXではご利用いただけますが,日本語OpenVMS Alpha ではご利用になれません。
日本語OpenVMS VAXと日本語OpenVMS Alphaで使用するクラス・ドライバの名前が異なります。 日本語入力プロセスなどの日本語機能を利用する場合には, システム立ち上げ時にTTY_CLASSNAMEを日本語OpenVMS VAX では"KJ"に,日本語OpenVMS Alpha では"TT"に,それぞれ設定してください。
日本語OpenVMS VAX 上の日本語アプリケーションを日本語OpenVMS Alpha 上で動かす場合には2 通りの方法が考えられます。1つはOpenVMS Alpha上のコンパイラおよびリンカで再コンパイル, 再リンクする方法です。2つめは別売のDECmigrate for OpenVMS AXP を使って日本語OpenVMS VAX 上の実行イメージをトランスレートする方法です。 詳しくは『OpenVMS VAXからOpenVMS Alphaへのアプリケーションの移行』をご覧ください。
TIE (Translated Image Environment)は,トランスレートされたイメージを日本語OpenVMS Alpha の上で動かすための環境です。 日本語OpenVMS VAXのイメージをトランスレートするにはDECmigrate for OpenVMS AXP を使います。 イメージのトランスレートに関しては『DECmigrate for OpenVMS AXP: Translating Images』を参照してください。日本語OpenVMS Alpha では,次のトランスレートされたランタイム・ ライブラリを提供しています。
DECmigrate for OpenVMS AXPでトランスレートされた,日本語OpenVMS Alpha上のイメージをサポートするために次のファイルを提供しています。
また,次の論理名を定義しています。
JSYSHR_TV = JSYSHR JSY$SMGSHR_TV = JSY$SMGSHR IM$SHR_TV = IM$SHR
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