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POLYCENTER Software Installation ユーティリティを起動して,次のいずれかの操作を行います。
- ソフトウェア製品(複数可)のインストール
- ソフトウェア製品(複数可)の削除
- その他の関連操作の実行
POLYCENTER Software Installation ユーティリティ,および PRODUCT コマンドについての詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル』と『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』またはオンライン・ヘルプを参照してください。
PRODUCT [サブコマンド製品名 [/修飾子]]
指定したファイル(1つまたは複数)の最新バージョンを除いた,すべてのバージョンを削除します。
PURGE [ファイル指定[,...]]
ファイル指定[,...]
最新バージョンのみを残したいファイルを指定します。ファイル指定は複数でも構いません。複数のファイルを指定する場合には,各ファイル指定をコンマ (,) またはプラス記号 (+) で区切ってください。ディレクトリ,ファイル名,およびファイル・タイプの指定には,ワイルドカード文字 (* と %)を使用できます。ファイル指定には,バージョン番号は指定できません。ファイル指定を省略すると, PURGE コマンドは,現在のディレクトリに含まれるすべてのファイルの古いバージョンを削除します。PURGE コマンドでは,ファイル名やファイル・タイプを省略しても省略時の設定はありません。
PURGEコマンドは,古いバージョンのファイルを削除します。 PURGEコマンドは,ファイルのすべてのバージョンを削除することはありません。省略時の設定では,PURGEコマンドは,最高バージョンのファイルのみを残します。 PURGEコマンドに明示的にファイルを指定しないと,カレント・ディレクトリのすべてのファイルが影響を受けます。
/BACKUP
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新のバックアップの日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/CREATED,/EXPIRED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。/BEFORE[=時刻]
指定された時刻以前の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。
/BY_OWNER[=ユーザ識別コード]
ファイル所有者のユーザ識別コード (UIC) が指定した UIC と一致する場合にだけ, 1つまたは複数のファイルを選択します。/BY_OWNER 修飾子だけを指定し UIC を省略した場合には,現在のプロセスの UIC が,省略時の値として使用されます。UIC は,『OpenVMS Guide to System Security』に説明されている,標準的な UIC 形式を使用して指定します。
/CONFIRM
/NOCONFIRM (省略時の設定)
そのファイルに対するパージ操作の実行を確認するために,各ファイルに対する操作の前に,プロンプトを表示するかどうかを指定します。システムがプロンプトを表示したら,次のいずれかの応答を入力します。
YES NO QUIT TRUE FALSE Ctrl/Z 1 0 ALL [Return]
単語による応答の場合には,大文字と小文字を任意に組み合わせることができます。この応答は,1 文字または数文字に短縮できます ( たとえば,TRUE は T,TR,または TUR に省略できます )。ただし,短縮しても一意でなければなりません。肯定応答は,YES,TRUE,1 です。否定応答は,NO,FALSE,0,Return です。 QUIT あるいは Ctrl/Z は,その時点で,コマンドの処理を停止するということを示します。ALL を応答する場合には,コマンドの処理は継続されますが,そのあとプロンプトは表示されなくなります。上記に表示されていない応答を入力した場合には, DCL はエラー・メッセージを発行し,同じプロンプトがもう一度表示されます。
/CREATED (省略時の設定)
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,作成日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/EXPIRED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。/ERASE
/NOERASE (省略時の設定)
ファイルをディスクから物理的に消去し,パージされたデータが,解放されたディスク・ブロックに残らないようにします。ファイルを単に削除すると,そのファイルが記憶されていた領域は,将来使用するためにシステムに戻されます。しかし,その位置に記憶されていたデータは,新しいデータが書き込まれるまでそのまま存在します。 /ERASE 修飾子を使用すると,システムは特定のパターンをその位置に書き込み,データをシステムから物理的に消去します。
/EXCLUDE=(ファイル指定[,...])
指定するファイル指定(1つまたは複数)と一致するファイルが,パージ操作から除外されることを指定します。ファイル指定にはディレクトリ指定を含むことができますが,装置名を含むことはできません。ファイル指定には,ワイルドカード文字 (* と %) を使用できます。しかし,特定のバージョンを除外するために,相対バージョン番号を指定することはできません。ファイルを1つしか指定しない場合には,括弧を省略できます。/EXPIRED
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,満了日時をもとにファイルを選択します ( 満了日は,SET FILE/EXPIRATION_DATE コマンドで設定します )。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/CREATED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。/IGNORE=INTERLOCK (Alpha only)
書き込みアクセスしたファイルを削除用としてマークできます。これによってファイル名エントリが削除され,最後のユーザによってファイルが閉じられたときにファイルが削除されます。/KEEP=バージョン数
指定したファイルの,ディレクトリに残すバージョン数を指定します。 /KEEP 修飾子を指定しない場合は,指定したファイルの最新バージョン以外のすべてがディレクトリから削除されます。/LOG
/NOLOG (省略時の設定)
ファイル削除時に, PURGE コマンドがそのファイル名を表示するかどうかを制御します。/MODIFIED
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新の変更日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/CREATED,および /EXPIRED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。/SINCE[=時刻]
指定された時刻以降の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。
/STYLE=キーワード
ファイルのパージ中に表示するファイル名の書式を指定します。この修飾子のキーワードは CONDENSED および EXPANDED です。意味は次の表のとおりです。
キーワード 説明 CONDENSED
(省略時の設定)ファイル名を 255 文字長の文字列に適合するように表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形を含むことが可能です。 EXPANDED ファイル名をディスクに格納されているとおりに表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形は含みません。
キーワード CONDENSED と EXPANDED を同時に指定することはできません。この修飾子は,確認が要求された場合に,出力メッセージに表示されるファイル名の書式を指定します。
EXPANDED キーワードが指定されていない場合,ファイル・エラーは CONDENSED ファイル指定で表示されます。
詳細は『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。
#1 |
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$ PURGE |
この PURGE コマンドは,現在のディレクトリに含まれるすべてのファイルの最新バージョンを除く,すべてのバージョンを削除します。
#2 |
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$ PURGE *.COM |
この PURGE コマンドは,ファイル・タイプが .COM である各ファイルの最新バージョンを除く,すべてのバージョンを削除します。
#3 |
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$ PURGE/KEEP=3 [WILDER.JOB308]ACCOUNT.COB |
この PURGE コマンドは,[WILDER.JOB308] というディレクトリに含まれる ACCOUNT.COB というファイルの最新の3つのバージョンを除く,すべてのバージョンを削除します。
#4 |
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$ PURGE/ERASE/SINCE=YESTERDAY [.MEMOS] |
この PURGE コマンドは,サブディレクトリ MEMOS 下のファイルのうち,昨日以降に作成または変更されたファイル全てに対してパージを行い,削除されるファイルは物理的に削除します。
#5 |
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$ PURGE [BROD.TESTFILES]/LOG %PURGE-I-FILPURG, DISK1:[BROD.TESTFILES]AVE.OBJ;1 deleted (3 blocks) %PURGE-I-FILPURG, DISK1:[BROD.TESTFILES]BACK.OBJ;2 deleted (5 blocks) %PURGE-I-TOTAL, 2 files deleted (8 blocks) |
この PURGE コマンドは,サブディレクトリ [BROD.TESTFILES] 下のファイルすべてに対してパージを行います。/LOG 修飾子を指定しているので,削除されたファイルのファイル指定と,その総数が表示されます。
#6 |
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$ PURGE/KEEP=2 TAMPA::DISK1:[EXAMPLE]*.LIS |
この PURGE コマンドは,TAMPA という遠隔ノードの EXAMPLE というディレクトリに含まれるファイルの中で,ファイル・タイプが .LIS であるファイルのすべてのバージョンを,最新の2つのバージョンを除いて削除します。
指定した入力ファイルから1つのレコードを読み込み,レコードの内容を指定されたシンボル名に割り当てます。
READ 論理名[:] シンボル名
論理名[:]
レコードを読み込む入力ファイルの論理名を指定します。ファイルのオープン時に OPEN コマンドで割り当てた論理名を使用します (OPEN コマンドは,論理名を割り当て,その名前をプロセス論理名テーブルに登録します )。さらに SYS$INPUT,SYS$OUTPUT,SYS$ERROR,SYS$COMMAND という論理名によって示される,プロセス・パーマネント・ファイルも指定できます。
シンボル名
読み取られるレコードの内容に割り当てられる,1 〜 255 文字までの英数字シンボル名を指定します。シンボル名の 1 文字目はアルファベット,アンダースコア (_),ドル記号 ($) のいずれかでなければなりません。READ コマンドに対してシンボル名を指定すると,コマンド・インタプリタは,そのシンボル名を現在のコマンド・レベルのローカル・シンボル・テーブルに登録します。シンボルがすでに定義されている場合には,READ コマンドは,そのシンボルを読み込んだ新しい値に再定義します。
READ コマンドは,順編成ファイル,相対編成ファイル,または索引編成ファイルから,データを読み込むことができます。指定されたファイルから各レコードが読み込まれるたびに,レコードポインタがファイル内の次のレコードに移動します。ただし,索引編成ファイルを読み込んでいる場合,/INDEX および /KEY 修飾子を使用すると,レコードをランダムに読み込むことができます。単一の READ コマンドで読み込むことができるレコードの最大サイズは, 2048 バイトです。DCL によってオープンされたリモート・ファイルから 2048 バイトのレコードを読み込むには,システムの省略時のネットワーク・ブロック・カウントを少なくとも 25 に増加する必要があります (DCL SET RMS_DEFAULT/NETWORK=25)。
ファイルを読み込むには,/READ 修飾子を指定した OPEN コマンドを使用して,ファイルをオープンする必要があります。論理名 SYS$INPUT,SYS$OUTPUT, SYS$ERROR,および SYS$COMMAND で識別されるプロセス・パーマネント・ファイルは,読み込むために明示的にオープンする必要はありません。
READ コマンドを会話型で実行し,論理名をプロセス・パーマネント・ファイル SYS$INPUT,SYS$OUTPUT,SYS$COMMAND,または SYS$ERROR のうちいずれか 1 つとして指定した場合,コマンド・インタプリタから入力データを求めるプロンプトが表示されます。 READ コマンドは,入力したとおりにデータを受け付けます。READ コマンドは,文字を大文字に変換したり,余分なスペースとタブを削除したり,二重引用符 (" ") を削除しません。また,シンボルの置換は行われません。READ コマンドでプロンプトを表示する場合についての詳細は,/PROMPT 修飾子を参照してください。
/DELETE
レコードが索引順編成ファイルから読み込まれたあと,それをファイルから削除することを指定します。READ/DELETE コマンドを使用するには, /READ 修飾子と /WRITE 修飾子の両方を使用して,索引順編成ファイルをオープンしなければなりません。/END_OF_FILE=ラベル
ファイルの最後のレコードを読み込んだ後に制御を渡すべき,現在のコマンド・プロシージャ内のラベルを指定します。ファイルの最後のレコードが読み込まれると,OpenVMS レコード管理サービス (RMS) は,ファイルの終わり (EOF) を示すエラー状態を返します。 /END_OF_FILE 修飾子が指定されていると,コマンド・インタプリタは,指定したラベルのコマンド行に制御を移します。/END_OF_FILE を指定していない場合には,ファイルの最後に到達した時に,制御は /ERROR 修飾子で指定されているエラー・ラベルに渡されます。 /ERROR 修飾子も /END_OF_FILE 修飾子も指定していない場合には,現在の ON 条件動作が実行されます。
/ERROR=ラベル
読み込み要求でエラーが発生した時に制御が移される,コマンド・プロシージャ内のラベルを指定します。エラー・ルーチンが指定されていない時に,ファイルの読み込みでエラーが発生した場合には,現在の ON 条件動作が実行されます。この修飾子に対して指定されているエラー・ルーチンは,ON コマンドに指定されている条件動作に優先します。
エラーが発生し,指定されたラベルに制御が正しく渡されると,予約されている $STATUS というグローバル・シンボルに,そのエラーを示すコードがセットされます。このコードによって,それぞれのエラーに対応する処理を行うことができます。
/INDEX=n
索引順編成ファイルを読み込む時に,キーの参照に使用する,索引番号 (n) を指定します。/INDEX 修飾子を省略した場合には,最後に明示的に指定された値が使用されます。値を指定せずに /INDEX 修飾子を使用すると,主キー(/INDEX=0)が使用されます。
/KEY=文字列
指定した文字列と一致するキーを持つレコードを読むように指定します。 2 進キーと整数キーを使用することはできません。この修飾子を /INDEX 修飾子とともに使用すれば,索引順編成ファイルをランダムにアクセスすることができます。キーの照合は,/KEY 文字列に指定されている文字と,レコード・キーに含まれる文字を,比較することによって行われます。
索引順編成ファイルのレコードをランダムに読むには,/KEY 修飾子を指定しなければなりません。レコードをランダムに読み込んだあと,後続の読み込み操作で /KEY 修飾子を指定しなかった場合には,索引順編成ファイルのレコードは,順にアクセスされます。
/MATCH=オプション
一致するキーの照合時に使用される,キー照合アルゴリズムを指定します。下記のオプションを指定することができます。
EQ 指定したキーに等しいキーを選択するように指定します ( 省略時の設定 ) GE 指定したキーに等しいか,またはそれより大きなキーを選択するように指定します。 GT 指定したキーより大きいキーを選択するように指定します。
索引順編成ファイルを読み込む時に,MATCH 修飾子を省略した場合には, /MATCH=EQ が用いられます。
/NOLOCK
読み込まれるレコードがロックされないように指定し,また,他のユーザがすでにロックしているレコードを,読み込むことができるようにします。この修飾子を省略した場合,各レコードは読み込まれるときにロックされ,そのファイルに対する次の I/O でロックが解除されます。
/PROMPT=文字列
ターミナルから読み込まれる時に表示される,代替プロンプト文字を指定します。省略時の設定では,DATA: というプロンプト文字列が表示されます。/TIME_OUT=n
/NOTIME_OUT (省略時の設定)
入力が与えられない時に,READ コマンドが終了するまでの秒数を指定します。 /TIMEOUT 修飾子を入力する場合には,必ず値を指定しなければならず,値は 0 から 255 までの範囲でなければなりません。/ERROR= ラベル修飾子と /TIME_OUT 修飾子の両方を指定すると,指定時間制限が満了したときに,/ERROR で指定したラベルに分岐します。
#1 |
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$ OPEN IN NAMES.DAT $ LOOP: $ READ/END_OF_FILE=ENDIT IN NAME . . . $ GOTO LOOP $ ENDIT: $ CLOSE IN |
OPEN コマンドは,入力のために NAMES.DAT というファイルをオープンし,そのファイルに IN という論理名を割り当てます。READ コマンドは,ファイル IN からレコードを読み込み,その内容を NAME というシンボルに割り当てます。ファイルの最後のレコードが読み込まれた時に, ENDIT というラベルに制御を移すことを,READ コマンドは要求しています。このプロシージャは,ファイルに含まれるすべてのレコードが処理されるまで繰り返します。
#2 |
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$ READ/ERROR=READERR/END_OF_FILE=OKAY MSGFILE CODE . . . $ READERR: $ CLOSE MSGFILE . . . $ OKAY: $ CLOSE MSGFILE $ EXIT |
READ コマンドでは,ファイル MSFFILE からレコードをシンボル CODE に読み込んでいます。/ERROR と /END_OF_FILE 修飾子で,ファイルの最後 (EOF) とエラー状態検出時の処理を指定しています。 EOF 検出時にはラベル OKAY に制御が移され,エラー検出時にはラベル READERR に制御が移されます。
#3 |
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$ READ SYS$COMMAND DATA_LINE $ WRITE OUTPUT_FILE DATA_LINE . . . |
READ コマンドは,現在の SYS$COMMAND 装置からデータを読み込みます。上記のコマンドを含むコマンド・プロシージャを会話型で実行した場合,ターミナルにプロンプトを出力し,1 行のデータを受け取り,シンボル DATA_LINE にその入力データを割り当てます。その後,WRITE コマンドで,シンボル DATA_LINE を論理名 OUTPUT_FILE で参照されるファイルに書き出します。
#4 |
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$ OPEN/READ INPUT_FILE TRNTO::INVENTORY.DAT $ OPEN/APPEND OUTPUT_FILE RECEIVE.DAT $ READ INPUT_FILE DATA_LINE $ WRITE OUTPUT_FILE DATA_LINE |
OPEN/READ コマンドは,TRNTO という遠隔ノードの,INVENTORY.DAT というファイルを読み込みのためにオープンし,そのファイルに INPUT_FILE という論理名を割り当てます。 OPEN/APPEND コマンドは,現在の省略時のディレクトリにある RECEIVE.DAT というファイルをオープンします。 READ コマンドは,遠隔ノード TRNTO の INVENTORY.DAT というファイルからデータを要求します。WRITE コマンドは,DATA_LINE というシンボルの値を, RECEIVE.DAT というローカル・ファイルの最後に書き込みます。
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