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VAX システムにおいて,アダプタの関係番号と総称をすべて表示します。SHOW/ADAPTER コマンドを実行するには,CMEXEC 特権が必要です。
SHOW/ADAPTER
なし
なし
SYSGEN> SHOW/ADAPTER |
SYSGEN の SHOW/ADAPTER コマンドで出力される表示例です。
CPU Type: 11/780 Nexus Generic Name or Description 1 16K memory, non-interleaved 3 UB0 8 MB0 9 MB1
VAXシステムでは,アダプタの関係番号と総称をすべて表示します。 Alpha システムでは,SYSMAN の IO SHOW BUS コマンドを使用します。SHOW/BUS コマンドを実行するには,CMEXEC 特権が必要です。
SHOW/BUS
なし
なし
VAX システムにおいて,装置構成情報を表示します。SHOW/CONFIGURATION コマンドを実行するには,CMEXEC 特権が必要です。
SHOW/CONFIGURATION
なし
/ADAPTER=関係番号
表示する MASSBUS アダプタまたは UNIBUS アダプタの番号を指定します。整数値を指定することも,SYSGEN の SHOW /ADAPTER コマンドで表示される総称を指定することもできます。/COMMAND_FILE
すべての装置データを CONNECT/ADAPTER= アダプタ指定 コマンドにフォーマッティングし,これらのコマンドを指定した出力ファイルに書き込むことを指定します。この結果,SYSGEN の AUTOCONFIGURE コマンドを使用しなくとも,システム全体を再設定できます。/OUTPUT=ファイル指定
出力ファイルを指定します。ファイル・タイプを指定せずに /OUTPUT 修飾子を指定した場合,LIS が使用されます。ただし,/COMMAND_FILE を付けて /OUTPUT を指定した場合,省略時のファイル・タイプは COM です。
SHOW/CONFIGURATION コマンドは,装置の名前,ユニット数,ネクサス番号,アダプタ・タイプを表示し,制御/状態レジスタ (CSR) とベクタ・アドレスも表示します。/OUTPUT 修飾子に出力ファイルを指定できます。未使用アドレスから装置を削除する際,他の装置の CSR アドレスとベクタ・アドレスにジャンパをもう一度行う必要はありません。その方法は,次のとおりです。
- AUTOCONFIGURE ALL コマンドの代わりに,/OUTPUT 修飾子を付けて指定したコマンド・ファイルを実行するよう,汎用 STARTUP.COM ファイルを変更する。
- SHOW/CONFIGURATION/COMMAND_FILE/OUTPUT コマンドを実行し,装置データをフォーマッティングしてセーブする。
システムをシャットダウンしてボードを取り外す必要がある場合でも,システムを再ブートしたときに SYS$SYSTEM:STARTUP.COM が出力ファイルを実行するので,システムは UNIBUS 装置と MASSBUS 装置を自動的に構成します。
主なリリースにはすべて,新しいバージョンの SYS$SYSTEM:STARTUP.COM が用意されているので,SYS$SYSTEM:STARTUP.COM に手を加えていた場合は,新しいバージョンをインストールした後でもう一度変更作業を行う必要があります。
注意
この方法は,短期的には便利ですが,できるだけ AUTOCONFIGURE ALL を使用してください。
#1 |
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SYSGEN> SHOW/CONFIGURATION |
現在のシステム入出力データベースを表示しています。次の例は,VS3100 と 6000-400 システム上でのこのコマンドによる典型的な表示です。
System CSR and Vectors on 23-OCT-2000 16:39:28.74 Name: OPA Units: 1 Nexus:0 (410) Name: PKB Units: 1 Nexus:0 (410) Name: TTA Units: 4 Nexus:0 (410) Name: PKA Units: 1 Nexus:0 (410) Name: ESA Units: 3 Nexus:0 (410) Name: GCA Units: 1 Nexus:0 (410) System CSR and Vectors on 23-OCT-2000 16:31:47.12 Name: PAA Units: 1 Nexus:48 (CI ) Name: PAB Units: 1 Nexus:64 (CI ) Name: PAC Units: 1 Nexus:64 (CI ) Name: PAD Units: 1 Nexus:176 (CI ) Name: FXA Units: 2 Nexus:192 (GXM) Name: ETA Units: 3 Nexus:213 (BVP) Name: PAE Units: 1 Nexus:228 (CI ) Name: PBA Units: 1 Nexus:237 (BVP) Name: TXA Units: 16 Nexus:211 (DMB)
#2 |
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SYSGEN> SHOW/CONFIGURATION/COMMAND_FILE/OUTPUT=CONFIG.COM |
このコマンドは,すべての装置データを CONNECT/ADAPTER=アダプタ指定 コマンドにフォーマッティングし,これらのコマンドを CONFIG.COM ファイルに書き込んでいます。次のようなコマンド・ファイルが出力されます。
$ RUN SYS$SYSTEM:SYSGEN AUTOCONFIGURE 4 AUTOCONFIGURE 5 CONNECT DMA0 /ADAP=8 /CSR=%O777440 /VECT=%O210 /NUMV=01 /DRIVER=DMDRIVER CONNECT DMA1 /ADAP=8 /CSR=%O777440 /VECT=%O210 /NUMV=01 /DRIVER=DMDRIVER CONNECT LPA0 /ADAP=8 /CSR=%O777514 /VECT=%O200 /NUMV=01 /DRIVER=LPDRIVER CONNECT DYA0 /ADAP=8 /CSR=%O777170 /VECT=%O264 /NUMV=01 /DRIVER=DYDRIVER CONNECT DYA1 /ADAP=8 /CSR=%O777170 /VECT=%O264 /NUMV=01 /DRIVER=DYDRIVER CONNECT XMA0 /ADAP=8 /CSR=%O760070 /VECT=%O300 /NUMV=02 /DRIVER=XMDRIVER CONNECT XMB0 /ADAP=8 /CSR=%O760100 /VECT=%O310 /NUMV=02 /DRIVER=XMDRIVER CONNECT XMC0 /ADAP=8 /CSR=%O760110 /VECT=%O320 /NUMV=02 /DRIVER=XMDRIVER CONNECT TTA0 /ADAP=8 /CSR=%O760130 /VECT=%O330 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER CONNECT TTA1 /ADAP=8 /CSR=%O760130 /VECT=%O330 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER CONNECT TTA2 /ADAP=8 /CSR=%O760130 /VECT=%O330 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER . . . CONNECT TTF7 /ADAP=8 /CSR=%O760200 /VECT=%O400 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER
VAX システムにおいて,システムにロードされている装置ドライバのすべての情報,接続されている装置,入出力データベースを表示します。アドレスはすべて 16 進の仮想アドレスです。Alpha システムでは,SYSMAN ユーティリティの IO SHOW DEVICE コマンドを使用します。SHOW/DEVICE コマンドを実行するには,CMEXEC 特権が必要です。
SHOW/DEVICE =装置ドライバ
なし
なし
指定した装置ドライバについて,次の情報を表示することを指定します。
Driver ドライバの名前 Start ドライバの開始アドレス End ドライバの終了アドレス Dev ドライバに接続されている各装置の名前 DDB 装置の装置データ・ブロックのアドレス CRB 装置のチャネル要求ブロックのアドレス IDB 装置の割り込みディスパッチ・ブロックのアドレス Unit 装置上の各ユニットの番号 UCB 各ユニットのユニット制御ブロックのアドレス
ドライバ名を省略した場合,システムにロードされているすべての装置ドライバの情報が表示されます。
SYSGEN> SHOW/DEVICE=DBDRIVER |
このコマンドは,DBDRIVER について,次の情報を表示します。
__Driver_____Start____End____Dev___DDB______CRB______IDB_____Unit__UCB___ DBDRIVER 80082390 80082A7E DBA 80000848 800988C0 80098920 0 8000087C 1 8008A4F0 2 8008A590 5 8008A630 7 8008A6D00
VAX システムにおいて,システムにロードされている指定した装置ドライバの開始アドレスと終了アドレスを表示します。
SHOW/DRIVER =装置ドライバ
なし
なし
ドライバ名を省略した場合,システムにロードされているすべての装置ドライバの開始アドレスと終了アドレスを表示します。アドレスはすべて,16 進の仮想アドレスです。SHOW/DRIVER コマンドを実行するには,CMEXEC 特権が必要です。
SHOW/DRIVER コマンドは,指定した装置ドライバについて次の情報を表示します。
Driver 装置ドライバの名前 Start 装置ドライバの開始アドレス End 装置ドライバの終了アドレス
SYSGEN> SHOW/DRIVER |
このコマンドは,すべてのドライバの開始アドレスと終了アドレスを,次のように表示します。
__Driver_____Start____End___ RTTDRIVER 800C1060 800C1960 NETDRIVER 800BAFD0 800BD4B0 TMDRIVER 800B3950 800B4BF0 DRDRIVER 800B2950 800B3290 DDDRIVER 800B1740 800B2060 DLDRIVER 800B0D10 800B15A0 DMDRIVER 800B0070 800B0990 LCDRIVER 800AFC50 800AFFB0 YCDRIVER 800AED20 800AF3E0 XGDRIVER 800AC3F0 800AE9E0 XDDRIVER 800AA5A0 800AC380 DZDRIVER 800A4F30 800A59B0 XMDRIVER 800A3E10 800A4A50 DYDRIVER 800A3300 800A3C30 LPDRIVER 800A2E90 800A3300 DBDRIVER 800DE7A0 800DEFB7 TTDRIVER 800DC770 800DE79B OPERATOR 80001650 80001F8B NLDRIVER 80001626 80001D20 MBDRIVER 800015FC 80001CBE
現在の汎用スタートアップ・コマンド・プロシージャの名前を表示します。
SHOW/STARTUP
なし
なし
SYSGEN> SHOW/STARTUP Startup command file = SYS$SYSTEM:STARTUP.COM |
このコマンドは,汎用スタートアップ・コマンド・プロシージャの名前を表示しています。
VAXシステムにおいてTURBOchannel 上の装置の関係番号を表示します。
SHOW/TURBOCHANNEL
なし
なし
SYSGEN> SHOW/TURBOCHANNEL |
以下は,SHOW/TURBOCHANNEL コマンドの表示例です。
TURBOCHANNEL: Device Name Nexus Number TC Slot PMAQT-AA 00000000 00000001
VAX システムにおいて,アドレス指定できる UNIBUS 入出力空間内アドレスを表示します。SHOW/UNIBUS コマンドを実行するには,CMKRNL 特権が必要です。
SHOW/UNIBUS
なし
/ADAPTER=関係番号
指定した UNIBUS アダプタのアドレスを表示することを指定します。関係番号は,UNIBUS アダプタの番号です。整数値または,SYSGEN の SHOW/ADAPTER コマンドで表示される名前を指定します。
SHOW/UNIBUS コマンドは,すべての装置レジスタを読み込みます。一部のコントローラでは,バッファから文字が 1 つ読み込まれるなど,予想しない結果となる場合があります。このため,UNIBUS の設定をデバッグする場合以外には,SHOW/UNIBUS コマンドを使用しないようにしてください。複数の UNIBUS アダプタを使用しているシステムでは,最初の UNIBUS アダプタのアドレスだけが表示されます。
注意
実行中のシステムでは,SHOW/UNIBUS コマンドを使用しないようにしてください。このコマンドを実行できるのは,会話形式でブートする場合だけです。
SYSGEN> SHOW/UNIBUS/ADAPTER=4 |
関係番号 4 のアドレスを,次のように表示します。
**UNIBUS map for nexus #4 on 30-JUN-2000 14:19:38.00 ** Address 760070 (8001F838) responds with value 9B6E (hex) Address 760072 (8001F83A) responds with value 0340 (hex) Address 760074 (8001F83C) responds with value 403C (hex) Address 760076 (8001F83E) responds with value 0240 (hex) Address 760100 (8001F840) responds with value 8000 (hex) Address 760102 (8001F842) responds with value 0340 (hex) Address 760104 (8001F844) responds with value 7DAC (hex) Address 760106 (8001F846) responds with value 000A (hex) Address 760110 (8001F848) responds with value 8000 (hex) Address 760112 (8001F84A) responds with value 0340 (hex) Address 760114 (8001F84C) responds with value AD5C (hex) Address 760116 (8001F84E) responds with value 000A (hex) Address 760130 (8001F858) responds with value 9B6E (hex) Address 760132 (8001F85A) responds with value 030D (hex) Address 760134 (8001F85C) responds with value FF00 (hex) Address 760136 (8001F85E) responds with value CECE (hex) Address 760140 (8001F860) responds with value 4060 (hex) Address 760142 (8001F862) responds with value 0761 (hex) Address 760144 (8001F864) responds with value FF00 (hex) . . .
Ctrl/C,Ctrl/O,Ctrl/Y,Ctrl/Z のエコー文字列を,システム単位で変更します。
TERMINAL/ECHO
なし
なし
TERMINAL コマンドを実行する前に,SYS$EXAMPLES に格納されている SYSGTTSTR.MSG ファイルを編集してください。このファイルには,編集プロシージャに対する命令が格納されています。ファイルを編集し,TERMINAL コマンドを実行すると,指定した変更内容が有効となります。
システム・パラメータの値とサイトから独立したスタートアップ・コマンド・プロシージャの名前を使用して, SYSGEN 作業領域を初期化し,既存の値を変更します。ユーティリティを起動するときに,SYSGEN 作業領域の初期値がアクティブ値になります。パラメータ値とプロシージャ名の両方のソースを指定します。これらはパラメータ・ファイル,ディスク上の現在のシステム・パラメータ・ファイル,メモリのアクティブ・システム,省略時のリストのいずれかから検索できます。
USE ファイル指定
ファイル指定
データを検索するシステム・パラメータ・ファイルのファイル指定。パラメータ・ファイルを作成するには, SYSGEN の WRITE コマンドを使用します。省略時のファイル・タイプは .PAR です。ファイル指定の代わりに,次のキーワードのいずれかを指定することができます。
CURRENT
ディスク上の現在のシステム・パラメータ・ファイルから情報を取り出すことを指定します。VAX システムでは,システム・パラメータ・ファイルは SYS$SYSTEM:VAXVMSSYS.PAR です。
Alpha システムでは,システム・パラメータ・ファイルは SYS$SYSTEM:ALPHAVMSSYS.PAR です。
ACTIVE
メモリに格納されているアクティブ・システムから情報を取り出すことを指定します。DEFAULT
ソース情報を省略時のリストから検索することを指定します。 USE DEFAULT コマンドは,SYSGEN に組み込まれているパラメータ値を使用して,SYSGEN 作業領域を初期化します。これらの値を使用すると,オペレーティング・システムは標準構成であれば,どの構成でもブートできます。システムをハングさせる可能性のある未調整のレイヤード・プロダクトがシステム上にあるような場合,すべてのレイヤード・プロダクトを起動させないでシステムを起動するには, STARTUP_P1 システム・パラメータを"MIN"に設定します。
SYSGEN> SET STARTUP_P1 "MIN"
なし
#1 |
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SYSGEN> USE SYS$SYSTEM:SPECIAL |
このコマンドは既存のパラメータ・ファイル SYS$SYSTEM:SPECIAL.PAR を使用します。
#2 |
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SYSGEN> USE DEFAULT SYSGEN> SET STARTUP_P1 "MIN" |
最初のコマンドは省略時のパラメータ値を使用して, SYSGEN 作業領域を初期化します。2番目のコマンドは STARTUP_P1 パラメータを"MINIMUM"に設定します。
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