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SHOW CLUSTER のコマンド,パラメータ,修飾子の使用方法に関するヘルプ情報を,オンラインで出力します。Ctrl/Z を押すと終了します。
HELP [キーワード ...]
キーワード
ヘルプ情報を出力するコマンド,パラメータ,修飾子を指定します。キーワードを省略した場合,ヘルプ・トピックのリストが表示され,キーワード入力を指示するプロンプトが表示されます。
なし
#1 |
---|
COMMAND> HELP INITIALIZE |
このコマンドは,SHOW CLUSTER の INITIALIZE コマンドに関するヘルプ情報を表示しています。
#2 |
---|
COMMAND> HELP FIELDS |
このコマンドは,ADD,REMOVE,SET の各コマンドで指定できるフィールド名に関するヘルプ情報を表示しています。
フィールド名,クラス名,フィールド幅の元の省略時の値を使用して表示を再設定します。REMOVE SYSTEMS コマンドで表示から削除されていたシステムの復元も行います。
INITIALIZE
なし
なし
INITIALIZE コマンドは,SHOW CLUSTER 表示を省略時の設定に再設定し, SYSTEMS クラスと MEMBERS クラスのデータを含んでいる SCS ウィンドウとします。ノード名,ソフトウェア・バージョン,クラスタ・メンバの状態が表示されます。SAVE コマンドを使用して初期化ファイルに複数のコマンドを定義している場合,ファイルの始めに INITIALIZE コマンドが自動的に挿入されます。コマンド・プロシージャを作成する場合, INITIALIZE コマンドを最初に定義してください。こうすることにより,作業を始めるときの最初の表示状態を把握できます。
COMMAND> INITIALIZE |
このコマンドは,現在の表示を省略時の表示に再設定し,削除されていたシステムを復元します。
選択したウィンドウを指定した位置に移動します。
MOVE 方向 値
方向
ウィンドウを移動する方向を指定します。このパラメータを指定しない場合,指定を求めるプロンプトが表示されます。次のいずれかのキーワードを指定します。UP
DOWN
RIGHT
LEFT値
ウィンドウを移動するカラム数または行数。 1 〜 511 の数値を指定します。数値を入力しない場合,入力を指示するプロンプトが表示されます。
なし
MOVE コマンドにより,ウィンドウの位置を手作業で変更できます。 1 つのウィンドウだけが SHOW CLUSTER 表示にある場合,MOVE コマンドを直接実行できます。複数のウィンドウがある場合は,ウィンドウを選択してから (SELECT ウィンドウ名) MOVE コマンドを実行します。MOVE コマンドは,暗黙に AUTO_POSITIONING を禁止します。選択したウィンドウを移動するには,コマンド・プロンプトに対して MOVE コマンドを入力するか,または MOVE コマンドが定義されている矢印キーを押します。SET FUNCTION MOVE コマンドを実行すると, MOVE UP 1,MOVE DOWN 1,MOVE RIGHT 1,MOVE LEFT 1 が方向キーに再定義されます。
MOVE コマンドを実行すると,カラム単位 (横方向)または行単位 (縦方向)に,ウィンドウの位置が変わります。新しいウィンドウ位置の周囲に,空のフレームが表示されます。その位置でよければ,DESELECT コマンドを実行します。この結果,その位置にウィンドウが移動します。ウィンドウを選択解除する前にもう一度 SELECT コマンドを実行した場合も,ウィンドウが新しい位置に移動します。
MOVE 機能が設定された矢印キーは,DCL 行モード編集用の機能を果たしません。SET FUNCTION コマンドで一度に許可できる機能は 1 つだけです。 |
Command> SELECT CLUSTER Command> MOVE RIGHT 10 Command> DESELECT |
CLUSTER ウィンドウを 10 カラムだけ右に移動しています。
大きな表示領域の中で視点を移動させて一部を表示します。
PAN 方向 値
方向
表示をパンする方向を指定します。このパラメータを指定しない場合,指定を求めるプロンプトが表示されます。次のいずれかのキーワードを指定します。UP
DOWN
RIGHT
LEFT値
表示をパンするカラム数または行数。 1 〜 511 の数値を指定します。数値を指定しない場合,指定を求めるプロンプトが表示されます。
なし
PAN コマンドは,表示全体をカラム単位 (横方向) と行単位 (縦方向) に視点移動します。この結果,画面からはみ出ている部分を表示できます。表示は,PAN コマンドで指定した方向とは逆の方向に移動します。たとえば,PAN LEFT 10 を実行すると,カメラでパンする場合と同じように,10 カラムだけ右に表示が移動します。
表示をパン (移動) するには,コマンド・プロンプトに対して PAN コマンドを入力するか,または PAN コマンドとして定義されている矢印キーを使用します。SET FUNCTION PAN コマンドを入力すると,上向き矢印キーは PAN UP 1,下向き矢印キーは PAN DOWN 1,右向き矢印キーは PAN RIGHT 1,左向き矢印キーは PAN LEFT 1 としてそれぞれ再定義されます。
注意
PAN 機能が設定された矢印キーは,DCL 行モード編集用の機能を果たしません。SET FUNCTION コマンドで一度に許可できる機能は 1 つだけです。
Command> PAN DOWN 10 |
このコマンドは,表示を 10 行だけパンしています。
画面をクリアし,外字を削除し,すべてのフィールドを更新します。Ctrl/W を押した場合も効果は同じです。
REFRESH
なし
なし
Command> REFRESH |
このコマンドは,画面をクリアし,外字を削除し,すべてのフィールドを更新しています。
SHOW CLUSTER 表示から CIRCUITS クラス情報を削除します。
REMOVE CIRCUITS [/修飾子[,...]]
なし
/TYPE=ALL
形成サーキット,オープン・サーキット,クローズ・サーキットを含む,各システム上のすべての種類のサーキットを表示から削除することを指定します。修飾子を付けずに REMOVE CIRCUITS コマンドを実行すると,すべての種類のサーキットが表示から削除されます。/TYPE=OPEN
/TYPE=NOOPEN
オープン・サーキットまたは非オープン・サーキットを表示から削除するかどうかを制御します。
REMOVE CIRCUITS コマンドは,SHOW CLUSTER 表示から CIRCUITS クラス情報を削除します。この情報には,現在許可されている CIRCUITS クラス・フィールドすべてのデータが含まれます。CIRCUITS クラス・フィールドの種類については, 表 19-2 を参照してください。
#1 |
---|
COMMAND> REMOVE CIRCUITS |
このコマンドは,現在許可されているすべての CIRCUITS クラス・フィールドを表示から削除しています。
#2 |
---|
COMMAND> REMOVE CIRCUITS/TYPE=OPEN |
このコマンドは,すべてのオープン・サーキットを表示から削除しています。
SHOW CLUSTER 表示から CLUSTER クラス情報を削除します。
REMOVE CLUSTER
なし
なし
REMOVE CLUSTER コマンドは,SHOW CLUSTER 表示から CLUSTER クラス情報を削除します。この情報には,現在許可されているすべての CLUSTER クラス・フィールドのデータが含まれます。CLUSTER クラス・フィールドの種類については, 表 19-3 を参照してください。
COMMAND> REMOVE CLUSTER |
このコマンドは,現在許可されているすべての CLUSTER クラス・フィールドを表示から削除しています。
SHOW CLUSTER 表示から CONNECTIONS クラス情報を削除します。
REMOVE CONNECTIONS [/修飾子[,...]]
なし
/NAME=ALL
現在表示されている接続をすべて削除します。この修飾子を付けて表示をクリアし,改めて ADD CONNECTIONS/NAME= ローカル・プロセス名 で特定の接続を追加することができます。/NAME=ローカル・プロセス名
表示から削除する接続のローカル・プロセス名を指定します。ローカル・プロセス名は 16 文字以内で,LOC_PROC_NAME フィールドに表示されます。短縮したローカル・プロセス名を指定した場合,短縮名に一致するすべてのローカル・プロセス名が削除されます。/TYPE=ALL
各サーキット上のすべての種類の接続を SHOW CLUSTER 表示から削除することを指定します。/TYPE=OPEN
/TYPE=NOOPEN
オープン状態または非オープン状態の接続を SHOW CLUSTER 表示から削除するかどうかを制御します。
REMOVE CONNECTIONS コマンドは,SHOW CLUSTER 表示から CONNECTIONS クラス情報を削除します。この情報には,現在許可されているすべての CONNECTIONS クラス・フィールドのデータが含まれます。CONNECTIONS クラス・フィールドの種類については, 表 19-4 を参照してください。
#1 |
---|
COMMAND> REMOVE CONNECTIONS |
このコマンドは,現在許可されているすべての CONNECTIONS クラス・フィールドを表示から削除しています。
#2 |
---|
COMMAND> REMOVE CONNECTIONS/NAME=(VMS$DISK_CL_DRVR,VMS$TAPE_CL_DRVR) |
このコマンドは,ローカル・プロセス名 VMS$DISK_CL_DRVR と VMS$TAPE_CL_DRVR に対応するCONNECTIONS クラス・フィールドを SHOW CLUSTER 表示から削除しています。
#3 |
---|
COMMAND> REMOVE CONNECTIONS/TYPE=OPEN |
このコマンドは,すべての OPEN 接続を SHOW CLUSTER 表示から削除しています。
SHOW CLUSTER 表示から COUNTERS クラス情報を削除します。
REMOVE COUNTERS
なし
なし
REMOVE COUNTERS コマンドは,SHOW CLUSTER 表示から COUNTERS クラス情報を削除します。この情報には,現在許可されているすべての COUNTERS クラス・フィールドのデータが含まれます。COUNTERS クラス・フィールドの種類については, 表 19-5 を参照してください。
COMMAND> REMOVE COUNTERS |
このコマンドは,現在許可されているすべての COUNTERS クラス・フィールドを表示から削除しています。
SHOW CLUSTER 表示から CREDITS クラス情報を削除します。
REMOVE CREDITS
なし
なし
REMOVE CREDITS コマンドは,SHOW CLUSTER 表示から CREDITS クラス情報を削除します。この情報には,現在許可されているすべての CREDITS クラス・フィールドのデータが含まれます。CREDITS クラス・フィールドの種類については, 表 19-6 を参照してください。
COMMAND> REMOVE CREDITS |
このコマンドは,現在許可されているすべての CREDITS クラス・フィールドを表示から削除しています。
SHOW CLUSTER 表示から ERRORS クラス情報を削除します。
REMOVE ERRORS
なし
なし
REMOVE ERRORS コマンドは,SHOW CLUSTER 表示から ERRORS クラス情報を削除します。この情報には,現在許可されているすべての ERRORS クラス・フィールドのデータが含まれます。ERRORS クラス・フィールドの種類については, 表 19-7 を参照してください。
COMMAND> REMOVE ERRORS |
このコマンドは,現在許可されているすべての ERRORS クラス・フィールドを表示から削除しています。
特定の SHOW CLUSTER 情報フィールドの表示を禁止します。
REMOVE フィールド名[,...]
フィールド名
特定のクラスの中で,表示から削除するフィールドを 1 つ以上指定します。複数のフィールド名を指定する場合,フィールド名をコンマで区切ります。有効なフィールド名の種類については, 第 19.1 節 を参照してください。
なし
#1 |
---|
COMMAND> REMOVE SOFTWARE |
このコマンドは, SYSTEMS クラスの SOFTWARE フィールドを表示から削除しています。
#2 |
---|
COMMAND> REMOVE SOFTWARE,RP_TYPE,CON_STATE |
このコマンドは,SOFTWARE,RP_TYPE,CON_STATE という各フィールドを表示から削除しています。
SHOW CLUSTER 表示から LOCAL_PORTS クラス情報を削除します。
REMOVE LOCAL_PORTS
なし
なし
REMOVE LOCAL_PORTS コマンドは,LOCAL_PORTS クラス情報を削除します。LOCAL_PORTS クラス・フィールドの種類については, 表 19-8 を参照してください。
COMMAND> REMOVE LOCAL_PORTS |
このコマンドは,現在許可されているすべての LOCAL_PORTS クラス・フィールドを表示から削除しています。
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