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また,目的のシステム・ディスク・ユニット番号が DSA0 でない場合は, SHADOW_SYS_UNIT システム・パラメータを使用して,システム・ディスク・シャドウ・セットの仮想ユニット番号を指定する必要があります。
システム・ディスク上でのミニマージを有効にするために,既存の SHADOW_SYS_DISK の値に値 4096 を加えます。たとえば, SHADOW_SYS_DISK が値 1 に設定されている場合,ミニマージを有効にするには,これを 4097 に変更します。また,『OpenVMS Version 7.1 リリース・ノート [翻訳版]』で説明しているように,システム・ディスクのダンプオフを行うように DUMPSTYLE パラメータを設定します。
このパラメータは,システム・ディスク・シャドウ・セットのメンバにのみ適用されます。特定のシステム・ディスク・シャドウ・セットを使用するすべてのノードでは,通常,このパラメータの値を同じにしておかなければなりません。
省略時の値は 120 秒です。すべてのメンバがシャドウ・セットに含まれるまで 120 秒よりも長くシステムを待機させたい場合は,このパラメータを大きい値に変更します。設定できる値は,120 〜 65,535 秒です。
省略時の値は 480 秒です。すべてのメンバがシャドウ・セットに含まれるまで 480 秒よりも長くシステムを待機させたい場合は,このパラメータを大きい値に変更します。設定できる値は,1 〜 65,535 秒です。
次の表でビット・マスクのビットを説明します。
ビット | マスク | 説明 | |
---|---|---|---|
0 | 0 | 0 = | ローカル通信チャネルを作成してはならない。(SYSGEN の省略時の設定)。ローカル SCS 通信は主にテストで使用されてきたもので,通常の操作には必要がない。ローカル通信チャネルを作成しないことにより,使用資源とオーバーヘッドを抑制できる。 |
1 = | ローカル通信チャネルを作成する。 | ||
1 | 2 | 0 = | Galaxyにブートする場合とクラスタ(SYSGEN の省略時の設定) にブートする場合の両方の場合に,SYS$PBDRIVER をロードする。 |
1 = | Galaxyにブートする場合に,SYS$PBDRIVER をロードする。 | ||
2 | 4 | 0 = | 最小コンソール出力(SYSGEN の省略時の設定) |
1 = | 全コンソール出力; SYS$PBDRIVER は,コンソール・メッセージが発生して通信チャネルに送られてきた時点で表示します。 |
追加ポートのロードによって,Galaxy インスタンス間のマルチパスが可能になります。Galaxy ソフトウェアの最初のリリースでは, SYS$PBDRIVER が Fast Path をサポートしないので,マルチ通信チャネルを持つことは長所にはなりません。 OpenVMS の将来のリリースでは, SYS$PBDRIVER への Fast Path のサポートが提供され,このときに,インスタンス間のマルチ通信チャネルが提供されるので,複数の CPU がスループットを向上させます。
省略時の値は,すべての CPU を多重処理システムにブートする -1 です。
マスク内の 1 つのビットは主プロセッサの CPU ID ですが,主プロセッサは必ずブートされます。つまり,マスクに 0 を設定しても,主 CPU は依然としてブートします。ただし,この場合,副プロセッサは多重処理システムにブートされません。
MULTIPROCESSING パラメータに 0 が設定されている場合,このパラメータは無視されます。
省略時の値は,3000000 (10 マイクロ秒単位では 300 万で,30 秒) です。
省略時の値は,300 ミリ秒 (10 ミリ秒単位では,30) です。
タイムアウトすると,CPUSPINWAIT のバグチェックが実行されます。
省略時の値は,100000 (10 マイクロ秒単位では 100,000 で,1 秒) です。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
エグゼクティブ・イメージ
RMS イメージ
SYSMSG.EXE ファイル
マルチポート・メモリ構造
各 MASSBUS アダプタ
各 UNIBUS アダプタ
各 DR32 アダプタ
他の目的で必要となるシステム・ページ・テーブル・エントリの数は,自動的に計算されこのパラメータ値に加算されます。加算した結果がシステム・ページ・テーブルの実サイズです。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
STARTUP 値 | 説明 |
---|---|
STARTUP_P1 | STARTUP_P1 が次のいずれかの値であるときに,システムから独立したスタートアップ・プロシージャを実行するシステム・ブートのタイプを指定する。
|
STARTUP_P2 | STARTUP_P2 の値が次のいずれかである場合,システムから独立したスタートアップ・プロシージャ STARTUP.COM の実行時に,検証を行うかどうかを制御する。
STARTUP_P2 は次の一覧のうちいずれか 1 つの値にできる。
その他に,STARTUP_P2 は次の一覧に示す文字を 1 つ以上 含む文字列にもできる。
STARTUP_P2 の詳細については, SYSMAN コマンド STARTUP SET OPTIONS を参照してください。 |
STARTUP_P3 | OpenVMS バージョン 7.2 以降, STARTUP_P3 が AGEN に設定された場合,システムはスタートアップ・シーケンスの最後に AUTOGEN を実行するようになった。 |
STARTUP_P4
〜 STARTUP_P8 |
将来使用するために確保されている。 |
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
VAX システムでは,スワッパがプロセスを縮小するために取り出す最小ページ数を指定します。指定値に達すると,スワッパはプロセスをスワップ・アウトします。プロセスから取り出したページは,フリー・ページ・リストに格納されます。
Alpha システムでは,スワッパがプロセスを縮小するために取り出す最小ページレット数を指定します。指定値に達すると,スワッパは,プロセスをスワップ・アウトします。プロセスから取り出したページレットは,フリー・ページ・リストに格納されます。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
値が大きい場合,ユーザのワーキング・セット空間を大量に必要としますが,値が小さい場合,システムの性能が著しく損なわれる恐れがあります。システムの使用程度に従って,適切な値を指定します。システムが 100% の負荷で実行している場合,MONITOR ユーティリティの MONITOR PAGE コマンドでシステム障害率を調べます。システム・ページ・フォルトの平均率が 1 秒あたり 0 〜 3 つであれば良好です。ページ・フォルト率が高く,かつシステムの処理速度が遅いようであれば,SYSMWCNT 値を上げます。ただし,システム・ページ・フォルトがまったく発生しなくなるほど高い値は,設定しないようにしてください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
SYSTEM_CHECK を設定することにより,次のパラメータ値を設定した場合と同じ効果が得られます。これらのパラメータの値が実際に変更されるわけではありません。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
BUGCHECKFATAL | 1 | 非致命的なバグチェックでシステムをクラッシュする。 |
POOLCHECK | %X616400FF | すべてのプールチェックを許可し,プール・パターン %x61616161 ('aaaa') を割り当て,プール・パターン x64646464 ('dddd') の割り当てを解除する。 |
MULTIPROCESSING | 2 | 完全な同期チェックを許可する。 |
SYSTEM_CHECK を設定すると,BUGCHECKFATAL および MULTIPROCESSING パラメータの以前の設定は無視されます。しかし,POOLCHECK パラメータに 0 以外の値を設定すると,SYSTEM_CHECK による設定は変更されます。
SYSTEM_CHECK を設定することにより,イメージ・ファイルが作成され,ほかのシステム監視を行うことができます。これらのイメージ・ファイルは, SYS$LOADABLE_IMAGES に格納され,接尾辞 _MON によって識別することができます。 SYSTEM_CHECK が行うデータ・チェックの種類については, ACP_DATACHECK パラメータの説明を参照してください。 SYSTEM_CHECK を有効にすることでの性能への影響については,『OpenVMS Performance Management』を参照してください。
VAX システムでは,SYSTEM_CHECK は特殊パラメータであり,予告なく変更される可能性があるため,弊社からの依頼があったときにだけ変更してください。
同じユニット番号を持つテープ装置に対し,クラスタ単位で一意の名前を作成することもできます。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
TIME_CONTROL は,デバッグ機能を制御する SMP ビット・マスク・パラメータです。次のビットが定義されています。
ビット | 説明 |
---|---|
0 | 現在は使用されない。 |
1 (EXE$V_SANITY) | SMP サニティ・タイマ・サポートを禁止する。 |
2 (EXE$V_NOSPINWAIT) | SMP スピンウェイト・サポートの機能動作を禁止する。 |
システム時間は,システムを実行する前に正しく設定してください。これにより,オペレータ・ログ,エラー・ログ,会計情報レコード,ファイル作成日,ファイル満了日など,タイムスタンプを使用するすべての機能において,正しい時間値が使用されます。 |
このパラメータに指定した値に従い,システムは次のいずれかの動作を行います。
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