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新しいプロセスを生成するときに,実バランス・スロットが割り当てられると,仮想バランス・スロットが作成され,実バランス・スロットの所有者が選択され,仮想バランス・スロットに移動されます。新しいプロセスは実バランス・スロットに作成されます。プロセスが CPU で実行のためにスケジューリングされると,実バランス・スロットに移動されます (フォルトされます)。
ビット | 結果 |
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0 | VBS を許可する。他のすべての VBS 許可はこの許可に従属する。省略時の設定では禁止される。 |
1 | プロセス単位の直接入出力のためにマップの作成を許可し,直接入出力(DIO) が未処理のプロセスを仮想バランス・スロットに移動することを許可する。DIO マップがない場合には,DIO が未処理のプロセスは DIO の間,実バランス・スロットに残される。この結果,タイムシェアリングのために使用できる実バランス・スロットのプールが削減され,実バランス・スロットの数が制限されるため,フォルトの発生率が高くなる。省略時の設定では許可される。 |
2〜7 | 弊社が将来使用するために確保されている。 |
このセルは,VBS が許可されている場合にだけ有効な VBS 動的機能を許可および禁止するために使用されます。次の表は各値の結果を示しています。
ビット | 結果 |
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0 | プロセスを切り替えるときに第 1 レベル・データ削減を実行するために VBS を許可する。省略時の設定では許可される。 |
1 | プロセスを切り替えるときに,第 2 レベルのデータ削減を実行するために VBS を許可する。省略時の設定では許可される。 |
2 | 変更したリストで空のプライベート・ページ・テーブル・ページを検出し,それをページ・ファイルに書き込むのではなく,未使用リストに直接書き込む最適化を実行するように, VBS に要求する。省略時の設定では許可される。 |
3〜7 | 弊社が将来使用するために確保されている。 |
値 | 説明 |
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0 | ローカル・ノード上と OpenVMS Cluster 全体でファイル・システム・データ・キャッシングを禁止する。
OpenVMS Cluster では,あるノードでキャッシングが禁止されると,他のどのノードでも拡張ファイル・キャッシュまたは仮想入出力キャッシュを使用できない。そのノードがクラスタを離れるか,または VCC_FLAGS が 0 以外の値で再ブートされるまで,他のノードはどのようなファイル・データもキャッシュできない。 |
1 | ファイル・システム・データ・キャッシングを許可して,仮想入出力キャッシュを選択する。これは VAX システムの省略時の設定である。 |
2 | ファイル・システム・データ・キャッシングを許可して,拡張ファイル・キャッシュを選択する。これは Alpha システムの省略時の設定である。 |
仮想入出力キャッシュは増減できません。システムの起動時に固定されます。
XFC サイズを調整するには,VCC_MAX_CACHE システム・パラメータを使用します。
拡張ファイル・キャッシュは,入出力の作業負荷とシステムにどの程度メモリの予備があるかによって,自動的に拡大と縮小ができます。入出力の作業負荷が高くなると,キャッシュは自動的に拡大しますが,最大サイズより大きくはなりません。アプリケーションがメモリを必要とするときには,キャッシュは自動的に縮小します。
システム・スタートアップ時の VCC_MAX_CACHE の値が,拡張ファイル・キャッシュの最大サイズの上限を設定します。 VCC_MAX_CACHE の最大サイズは,ブート時の値より上には設定できません。たとえば,VCC_MAX_CACHE がシステム・スタートアップ時に 60 MB である場合,その後で VCC_MAX_CACHE を 40 に設定して,最大サイズを 40 MB に減らすことはできます。その後,VCC_MAX_CACHE を 80 に設定しても,最大サイズは,システムのスタートアップ時に設定された値である 60 MB までにしか増えません。
VCC_MAX_CACHE は準動的パラメータです。その値を変更した場合,DCL コマンドの SET CACHE/RESET を実行して,変更を即座に有効にする必要があります。この DCL コマンドを実行しないと,変更が有効になるまでにしばらく時間がかかることがあります。
メモリをパーマネントに割り当てるために予約メモリ・レジストリを使用している場合,予約メモリ・レジストリ内の VCC$MIN_CACHE_SIZE エントリの値は,システム・スタートアップ時の VCC_MAX_CACHE 以下にする必要があります。
キャッシュ用のパーマネントなメモリ割り当ての設定方法については,『OpenVMS システム管理者マニュアル』を参照してください。
VCC_MAX_IO_SIZE の値を変更すると,ローカル・ノード上に現在マウントされているボリュームに対する読み書きに影響が出る他に,将来マウントされるボリュームへの読み書きにも影響が出ます。
VCC_MAX_IO_SIZE が 0 の場合,ローカル・ノード上の拡張ファイル・キャッシュはどのような読み書きもキャッシュすることができません。ただし, VCC$MIN_CACHE_SIZE エントリが予約メモリ・レジストリ内にある場合,システムは,スタートアップ中には拡張ファイル・キャッシュ用にメモリが予約されるのを妨げられません。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
仮想入出力キャッシュは,入出力負荷やシステムにどれだけ余分なメモリがあるかによって,自動的に拡大,縮小します。入出力の負荷が増すにつれ,キャッシュは自動的に拡大しますが,指定した最大サイズよりも大きくなることはありません。アプリケーションでメモリが必要になると,キャッシュは自動的に小さくなります。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
省略時の VCC_READAHEAD は 1 であり,拡張ファイル・キャッシュが先読みキャッシングを使用できることを意味します。拡張ファイル・キャッシュは,同じサイズの入出力でファイルが順次読み込みされる時期を検出し,現在の読み込みよりも先にデータをフェッチするので,次の読み込み命令はキャッシュから行われます。
拡張ファイル・キャッシュでの先読みキャッシングを停止するには, VCC_READAHEAD を 0 にします。
VCC_READAHEAD の値を変更することは,ローカル・ノード上に現在マウントされているボリュームに影響を与える他に,将来マウントされるボリュームにも影響を与えます。
先読み入出力は,ユーザの入出力とは完全に非同期であり,十分なシステム資源が利用できる場合にのみ行われます。
値 | 結果 |
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0 | システムの構成にかかわらず,ベクタ処理サポート・コードをロードしない。 |
1 | ベクタ機能付きプロセッサが 1 つ以上ある場合,ベクタ処理サポート・コードをロードする。省略時の値。 |
2 | システムにベクタ機能がある場合,ベクタ処理サポート・コードをロードする。プロセッサの電源がそれぞれ独立している場合,この設定が便利である。この設定では,VMS オペレーティング・システムを再ブートしないまま,ベクタ・プロセッサをシステムに再設定することができる。 |
3 | 常にベクタ処理サポート・コードをロードする。 |
このパラメータは Alphaシステムでは使用されていません。
ライブラリの圧縮を解除するために SYS$UPDATE:LIBDECOMP.COM を使用するときに,VIRTUALPAGECNT の設定が小さい場合には,利用者登録ファイルの PGFLQUOTA フィールドをライブラリのサイズの少なくとも 2 倍以上に設定してください。
インストール時に,AUTOGEN は VIRTUALPAGECNT の値を適切な値に自動的に設定します。値は構成に応じて異なります。つまり,システムのグラフィック・アダプタの種類と数に応じて異なります。グラフィック構成にとって必要な最小値より小さい値に VIRTUALPAGECNT を設定することはできません。
VIRTUALPAGECNT の設定はシステム・メモリではなく,ハードウェア・アドレス空間をサポートするため,ページ・ファイルのサイズを判断するときに,AUTOGEN が設定した VIRTUALPAGECNT の値を使用しないでください。
OpenVMS バージョン 7.0 以降の Alpha システムでは, VIRTUALPAGECNT は使用されていません。しかし,Alpha システムでは,互換性を維持するためにこのパラメータがそのまま残されており,省略時の値と最大値は %X7FFFFFFF に設定されています。SYSBOOT と AUTOGEN ではこの省略時の値を使用します。
単一メッセージ・モードでは,WBM_MSG_INT は最も適切な書き込みビットマップ・メッセージ・モードの評価の時間間隔をミリ秒単位で設定します。単一メッセージ・モードでは,各遠隔ノードによって発行された書き込みは,省略時の設定で,マスタ書き込みビットマップを備えたノードに対して,個別の SCS メッセージで 1 つずつ送信されます。遠隔ノードから送信された書き込みが指定された時間間隔中にメッセージの上限しきい値に達した場合,単一メッセージ・モードはバッファ化メッセージ・モードに切り替わります。
バッファ化メッセージ・モードでは,WBM_MSG_INT はメッセージが送信されるまでに待機する最大時間になります。バッファ化メッセージ・モードで,メッセージは指定された時間間隔の間,収集されてから, 1 つの SCS メッセージで送信されます。メッセージの通信量が増加している間は,複数のメッセージをグループ化し, 1 つの SCS メッセージにしてマスタ書き込みビットマップに送信する方が,通常は,メッセージを 1 つずつ個別に送信するよりも効率的です。
WBM_MSG_INT の最小値は 10 ミリ秒です。最大値は -1 であり,これは,1 ロングワードで表現できる最大の正の値に相当します。省略時の値は 10 ミリ秒です。
WBM_MSG_LOWER は,単一メッセージ・モードを起動するテスト時間間隔中に送信されるメッセージ数の下限のしきい値です。単一メッセージ・モードでは,各遠隔ノードによって発行された書き込みは,省略時の設定で,マスタ書き込みビットマップを備えたノードに対して,個別の SCS メッセージで 1 つずつ送信されます。遠隔ノードから送信された書き込みが指定された時間間隔中にメッセージの上限しきい値に達した場合,単一メッセージ・モードはバッファ化メッセージ・モードに切り替わります。
WBM_MSG_LOWER の最小値は時間間隔に付き 0 メッセージです。最大値は -1 であり,これは,1 ロングワードで表現できる最大の正の値に相当します。省略時の値は 10 です。
WBM_MSG_UPPER は,テスト時間間隔中に送信される,バッファ化メッセージ・モードを起動するメッセージ数の上限しきい値です。バッファ化メッセージ・モードで,メッセージは指定された時間間隔の間,収集されてから, 1 つの SCS メッセージで送信されます。
WBM_MSG_UPPER の最小値は時間間隔に付き 0 メッセージです。最大値は -1 であり,これは,1 ロングワードで表現できる最大の正の値に相当します。省略時の値は 100 です。
値 | 説明 |
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0 | メッセージはオフになる。 |
1 | 省略時の設定。メッセージは,ビットマップの開始,削除,名称の変更,および, SCS メッセージ・モード (バッファ化または単一) の変更時に提供される。 |
2 | 1 の設定のすべてのメッセージと,さらに多くが提供される。 |
値 | 説明 |
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1 | DECwindows Motif for OpenVMSワークステーション環境をロードする。 |
2 | UISワークステーション環境をロードする。 |
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
Alphaシステムでは,パラメータはSYSBOOTで変更され,STARTUP.COMによって ALPHAVMSSYS.PARに書き込まれます。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
OpenVMS VAX システムでは,各調整時点でワーキング・セットの制限を自動的に下げるページ数を指定します (クォンタムの終わり)。たとえば 35 を設定すると,ワーキング・セットの制限値の低減が必要となるたびに,35 ページ減少させます。
Alpha システムでは,各調整時点でワーキング・セットの制限を自動的に下げるページレット数を指定します (クォンタムの終わり)。たとえば 35 を設定すると,ワーキング・セットの制限値を低減が必要となるたびに,35 ページレット減少させます。
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