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A MIDLコンパイラのオプション

A.1 モード

スイッチ 機能
/ms_ext IDL言語に対するMicrosoft の拡張機能(デフォルト)。
/c_ext IDLファイルでMicrosoft C拡張機能を可能にする(デフォルト)。
/osf OSFモード- /ms_extオプションと/c_extオプションを無効にする。
/app_config IDLファイルで選択されたACF属性を可能にする。
/mktyplib203 MKTYPLIBバージョン2.03互換性モード。

A.2 入力

スイッチ 機能
/acf filename 属性構成ファイルを指定する。
/I directory-list インクルード・パスに対して1つ以上のディレクトリを指定する。
/no_def_idir カレント・ディレクトリとINCLUDEディレクトリを無視する。

A.3 出力ファイルの生成

スイッチ 機能
/client none クライアント・ ファイルを生成しない。
/client stub クライアント・スタブ・ファイルだけを生成する。
/out directory 出力ファイルを生成するディレクトリを指定する。
/server none サーバ・ファイルを生成しない。
/server stub サーバ・スタブ・ ファイルだけを生成する。
/syntax_check 構文の確認だけを行い,出力ファイルは生成しない。
/Zs 構文の確認だけを行い,出力ファイルは生成しない。
/old 以前の形式のタイプ・ライブラリを生成する。
/new 新しい形式のタイプ・ライブラリを生成する。

A.4 出力ファイル名

スイッチ 機能
/cstub filename クライアント・ スタブ・ファイル名を指定する。
/dlldata filename dlldataファイル名を指定する。
/h filename ヘッダ・ファイル名を指定する。
/header filename ヘッダ・ ファイル名を指定する。
/iid filename インタフェースUUIDファイル名を指定する。
/proxy filename プロキシ・ファイル名を指定する。
/sstub filename サーバ・スタブ・ ファイル名を指定する。
/tlb filename タイプ・ライブラリ・ファイル名を指定する。

A.5 Cコンパイラとプリプロセッサのオプション

スイッチ 機能
/cpp_cmd cmd_line Cプリプロセッサの名前を指定する。
/cpp_opt options Cプリプロセッサの追加オプションを指定する。
/D name[=def] #defineの名前と省略可能な値をC プリプロセッサに渡す。
/no_cpp Cプリプロセッサ・オプションを無効にする。
/nocpp Cプリプロセッサ・オプションを無効にする。
/U name 以前の定義を削除する(未定義)。

A.6 環境

スイッチ 機能
/char signed Cコンパイラのデフォルトchar タイプは符号付きである。
/char unsigned Cコンパイラのデフォルトchar タイプは符号なしである。
/char ascii7 charの値は0〜127に制限される。
/dos ターゲット環境はMS-DOSクライアントである。
/env dos ターゲット環境はMS-DOS クライアントである。
/env mac ターゲット環境はApple Macintosh である。
/env powermac ターゲット環境はApple PowerMacである。
/env win16 ターゲット環境はMicrosoft Windows 16 ビット(Win 3.x)である。
/env win32 ターゲット環境はMicrosoft Windows 32 ビット(NT)である。
/mac ターゲット環境はApple Macintoshである。
/ms_union カプセル化されていないユニオンに対して,Midl 1.0非DCE ワイヤ・レイアウトを使用する。
/oldnames バージョン番号を名前に変換しない。
/powermac ターゲット環境はApple PowerMacである。
/rpcss rpc_sm_enable_allocateを自動的にアクティブにする。
/use_epv entry-ptベクタを介してサーバ側のアプリケーション呼び出しを生成する。
/no_default_epv デフォルトのエントリ・ ポイント・ベクタを生成しない。
/prefix client str "str"接頭辞をクライアント側のエントリ・ ポイントに追加する。
/prefix server str "str"接頭辞をサーバ側のマネージャ・ ルーチンに追加する。
/prefix switch str "str"接頭辞をスイッチ・ ルーチン・プロトタイプに追加する。
/prefix all str "str"接頭辞をすべてのルーチンに追加する。
/win16 ターゲット環境はMicrosoft Windows 16ビット(Win 3.x)である。
/win32 ターゲット環境はMicrosoft Windows 32 ビット(NT)である。

A.7 エラー・メッセージと警告メッセージ

スイッチ 機能
/error none すべてのエラー・ チェック・オプションを無効にする。
/error allocation out of memoryエラーをチェックする。
/error bounds_check サイズと伝送長の指定をチェックする。
/error enum enumの値が有効な範囲であるかどうかチェックする。
/error ref refポインタがNull以外の値であるかどうかをチェックする。
/error stub_data サーバ側のスタブ・データが有効であるかどうか確認するために, 追加チェックを行う。
/no_warn コンパイラの警告メッセージを出力しない。

A.8 最適化

スイッチ 機能
/align {1|2|4|8} 構造のパック・ レベルを指定する。
/pack {1|2|4|8} 構造のパック・レベルを指定する。
/Zp{1|2|4|8} 構造のパック・レベルを指定する。
/Oi 完全に解釈されたスタブを生成する。
/Oic NT 3.51リリースの,標準インタフェースに対しては完全に解釈されたスタブを生成し, オブジェクト・インタフェースに対してはスタブレス・ プロキシを生成する。
/Oicf NT 4.0リリースの,拡張機能を含む完全に解釈されたスタブを生成し, オブジェクト・インタフェースに対してはスタブレス・ プロキシを生成する。
/Os インライン・スタブを生成する。
/hookole ローカル・オブジェクト・インタフェースに対してHookOleデバッグ情報を生成する。

A.9 その他

スイッチ 機能
@response_file 応答ファイルから入力を受け付ける。
/? MIDLコンパイラ・スイッチの一覧を表示する。
/confirm MIDLソースをコンパイルせずにオプションを表示する。
/help MIDLコンパイラ・ スイッチの一覧を表示する。
/nologo バナー行を表示しない。
/o filename 出力を画面からファイルにリダイレクトする。
/W{0|1|2|3|4} 警告レベル0〜4を指定する(デフォルト= 1)。
/WX 指定された/Wレベルの警告をエラーとして報告する。


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