Compaq OpenVMS
DCL ディクショナリ


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/JOB_COUNT=n

プリント・ジョブ全体を n 回印刷することを要求します。ここで,n は 1 から 255 までの任意の 10 進数です。この修飾子は,PRINT コマンドで指定した /JOB_COUNT 修飾子に優先します。

/KEEP

/NOKEEP

バッチ・ジョブ・ログ・ファイルを印刷後に削除するかどうかを制御します。

/LOG_FILE[=ファイル指定]

/NOLOG_FILE

指定した名前のログ・ファイルを作成します。バッチ・ジョブを実行しているプロセスが,ログ・ファイルがある装置にアクセスできれば,異なる装置名を指定することもできます。ファイル指定が論理名の場合は, SET ENTRY コマンドを実行するプロセスのコンテキストの中で変換されます。

/LOG_FILE 修飾子を指定せずに /NAME 修飾子を指定した場合,ログ・ファイルは /NAME 修飾子で指定されたものと同じファイル名でファイル・タイプが LOG であるファイルに書き込まれます。 /LOG_FILE 修飾子を省略した場合には, /NAME で使用したジョブ名はファイル名として有効な名前でなければなりません。

/LOWERCASE

/NOLOWERCASE

大文字と小文字を両方とも印字できるプリンタでファイルを印刷するかどうかを指示します。 /NOLOWERCASE 修飾子は,大文字の印字のみをサポートしているプリンタでファイルを印刷することを示しています。使用しているプリンタのすべてが大文字も小文字も印字できるのであれば, /LOWERCASE 修飾子を指定する必要はありません。

/NAME=ジョブ名

ジョブを識別する名前文字列を定義します。この名前文字列の長さは 1 〜39 文字までの英数字です。ジョブ名は,SHOW ENTRY および SHOW QUEUE コマンドで表示されます。バッチ・ジョブの場合,ジョブ名はバッチ・ジョブ・ログ・ファイルにも使用されます。プリント・ジョブでは,ジョブ名はプリント・アウトのフラグ・ページにも使用されます。

/NAME 修飾子をジョブに対して指定しなかった場合,ジョブ名はそのジョブの最初のファイル名になります。

/NOCHECKPOINT

バッチ・ジョブの場合,最も最近実行された SET RESTART_VALUE コマンドによって設定された値が消去されます。プリント・ジョブの場合,ジョブを最初から再実行できるよう,格納されていたチェックポイントがクリアされます。

/NODELETE

/DELETE 修飾子を付けて登録された,ジョブに対するファイル削除を取り消します。ジョブが最初にキューに登録されたときに /DELETE 修飾子の指定がなければ, SET ENTRY を使用して後でファイル削除を設定することはできません。 /NODELETE 修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルの削除を取り消すことはできません。

/NOTE=文字列

255 文字までのメッセージを指定して,プリント・ジョブのフラグ・ページに印刷します。小文字や空白,英数字以外の文字 (スペースを含む) を含むメッセージは,引用符(" ")で囲みます。

/NOTIFY

/NONOTIFY

ジョブの完了あるいは異常終了時に,メッセージを出力して通知するかどうかを制御します。同じ OpenVMS Cluster システムにログインしているターミナル・セッションに通知されます。

/OPERATOR=文字列

プリント・ジョブの印刷開始時に,オペレータに送る 255 文字までのメッセージ文字列を指定します。スペースや特殊文字,小文字を含むメッセージは,引用符(" ")で囲みます。

/PAGES=([下限,]上限)

指定ジョブにおいて印刷するページ数を指定します。この修飾子を使用することによって,長いファイルの一部だけを印刷することができます。省略時の設定では,ファイル全体が印刷されます。 SET ENTRY コマンドで /PAGES修飾子を使用した場合,この修飾子を 1 つのジョブ全体にのみ適用できます。修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルに対して,個別に印刷するページ数を指定することはできません。

下限指定子は,印刷するファイルの先頭ページを指します。この指定子を省略すると,そのファイルの先頭ページから印刷開始されます。

上限指定子は,印刷するファイルの最終ページを指します。ファイルの終わりまで印刷したいが,そのファイルに何ページあるか分からないときには,上限指定子として引用符(" ")を使用できます。

上限指定子に対する値だけを指定するときには,括弧を省略できます。たとえば,/PAGES=10 と指定すると,ファイルの最初の 10 ページが印刷されます。 /PAGES=(5,10) と指定すれば,5 ページ目から 10 ページ目が印刷されます。また,/PAGES=(5,"") とすると, 5 ページ目からそのファイルの最終ページまでが印刷されます。

/PARAMETERS=(パラメータ[,...])

ジョブに引き渡すパラメータを 1 〜 8 個指定します。各パラメータの長さは最大 255 文字です。パラメータを 1 つだけ指定するときには,括弧を省略できます。特殊文字や区切り文字を含むパラメータを指定するときには,そのパラメータを引用符で囲んでください。

バッチ・ジョブの場合,パラメータにより,そのジョブの各コマンド・プロシージャ内でシンボル P1 〜 P8 に対応する値を定義します。これらのシンボルは,指定されたコマンド・プロシージャの中でのみ有効なローカル・シンボルです。

/PASSALL

/NOPASSALL

シンビオントがプリント・ジョブのすべての整形処理を行わず,出力 QIOを書式なしでドライバに送るかどうかを指定します。整形処理に関係する修飾子 (/HEADER,/PAGES,/PAGE_SETUP 修飾子なども含む) はすべて無視されます。

SET ENTRY コマンドとともに /PASSALL 修飾子を使用した場合,この修飾子はそのジョブ全体にのみ適用されます。この修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルに PASSALL モードを指定することはできません。

/PRINTER[=キュー名]

/NOPRINTER

ジョブが完了したときに,バッチ・ジョブ・ログ・ファイルを印刷するためキューに登録します。ログ・ファイルの省略時の出力キューは,SYS$PRINTです。 /PRINTER 修飾子を使用すれば,特定の出力キューを指定できます。 /NOPRINTER 修飾子を指定したときには, /KEEP 修飾子が指定されたものと見なされます。

/PRIORITY=n

キューの最高スケジュール優先順位よりも高い優先順位値を指定するときには,OPER(オペレータ)あるいは ALTPRI(優先順位変更)特権が必要です。

ジョブ・スケジュール優先順位を指定します。優先順位値は 0 〜 255 の整数でなければなりません。ここで,優先順位は 0 が最低で,255 が最高です。

/PRIORITY 修飾子の省略時の値は,システム・パラメータ DEFQUEPRI の値です。キューの最高スケジュール優先順位よりも低い優先順位を指定するときには,特権は必要ありません。

/RELEASE

/RELEASE 修飾子を使用して,保留されていた次のようなジョブを解放できます。

注意

セキュリティ上の理由で,ジョブの登録時刻よりも前にそのジョブの開放あるいは再スケジュールを行うことはサポートされていません。したがって,システム時刻を未来の時刻に設定し,キュー・マネージャが起動しているノード上にジョブを登録した場合,システム時刻を元に戻すとそのジョブを現在の時刻に開放あるいは再スケジュールすることはできません。

たとえば,システム時刻を未来の時刻である 2020 年 1 月 1 日に設定し,ジョブが 2020 年 1 月 1 日に起動するように登録することができます。しかし,システム時刻を現在の時刻に戻した場合,ジョブを現在の時刻に開放することはできず,ジョブは 2020 年 1 月 1 日に開放されるよう設定されたままとなります。

この状態は,/AFTER,/NOHOLD,/RELEASE の修飾子に影響を与えます。

/REQUEUE=キュー名[:]

もとのキューから指定キューにジョブを移動するよう要求します。

/RESTART

/NORESTART

システム障害の後,あるいは STOP/QUEUE/REQUEUE コマンドの実行後に,バッチあるいはプリント・ジョブを再開するかどうかを指定します。

/RETAIN=オプション

ジョブをキューに保持する条件を指定します。ジョブがキューに保持された場合,ジョブ終了後に SHOW QUEUE コマンドを用いてジョブの状態を確認できます。ジョブの保持を指定しなかった場合,ジョブ終了後にキュー内にはジョブの状態は残りません。

ジョブ保持の指定には,次のオプションを指定します。

注意

SET ENTRY コマンドで /NORETAIN 修飾子は使用できません (システム管理者は INITIALIZE/QUEUE, START/QUEUE や SET QUEUE コマンドで使用できます)が,/RETAIN=DEFAULT を指定できます。この場合,キューの保持ポリシーに従ってジョブは保持されます。システム管理者がキューにジョブ保持を設定してなかった場合,ジョブは保持されません。

ジョブ保持の決定

ジョブ保持オプションは,ジョブ登録時の指定よりも実行キューの設定が優先されます。ジョブが汎用キューに登録された場合には,汎用キューの設定がジョブ登録時の設定に優先されます。

ジョブ保持設定は,汎用キューよりも実行キューの設定が優先されますが,ジョブの終了状態が実行キューの保持設定に合致しない場合,汎用キューのものが適用されます。さらに,汎用キューの設定とも合致しない場合には,ジョブ登録時の指定が適用されます。実行キューに直接登録されたジョブは,汎用キューの設定の影響を受けません。

実行キューの設定が適用されれば実行キュー内に,汎用キューのものが適用されれば汎用キュー内に,ジョブ登録時の指定が適用されればその登録されたキュー内にそれぞれ保持されます。

以下の例は,キュー・マネージャがどのようにしてジョブを保持するかを示しています。

/RETAIN=ALWAYS を指定して汎用キューにジョブを登録し,正常終了したとします。

キュー・マネージャは,最初にジョブの終了状態を実行キューの保持設定と比較します。実行キューの保持設定が /RETAIN=ERROR(正常終了でない時のみ保持する) であるとすると,実行キューには保持できません。

次に,汎用キューの保持設定と比較します。汎用キューには保持設定が無かったとすると,汎用キューにも保持できません。

最後に,ジョブを登録したキューの保持設定と比較します。登録時の指定が /RETAIN=ALWAYS であるため,ジョブを登録したキュー(この場合には汎用キュー)に保持されます。

キューのタイプについては INITIALIZE/QUEUE を,保持オプションについては INITIALIZE/QUEUE, START/QUEUE や SET QUEUE コマンドの説明を参照してください。

時限保持

UNTIL=時間オプションを用いて,必要な間だけジョブを保持しておくことができます。これによりジョブを削除する手間が省けます。

たとえば次のコマンドで,ジョブ 172 は 4月19日 7時31分まで保持されますが,その後で削除されます。


$ SET ENTRY/RETAIN=UNTIL=19-APR-2001:07:31:0.0 172

キューのジョブ保持ポリシーの設定によっては,ジョブはずっと保持されるかもしれません。これは,キューのジョブ保持ポリシーの設定が,ジョブ登録時の保持指定に優先されるためです。システム管理者がキューに時限保持を設定することはできないので,キューの設定によって保持されたジョブが自動的に削除されることはありません。

/RETAIN=UNTIL=時間オプションを使用する場合は,必ず時刻を指定してください。時刻はデルタ時間,絶対時刻との組み合わせ,絶対時刻の順に解釈されます。デルタ時間はジョブ終了時を起点とします。たとえば,SUBMIT/RETAIN=UNTIL="+3:00" と指定すれば,ジョブ終了後 3 時間保持されます。時刻の指定方法についての詳細は,『Compaq OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。

/SETUP=モジュール[,...]

プリント・ジョブの各ファイルを印刷する前に,装置制御ライブラリ (プログラミング可能なプリンタへのエスケープ・シーケンス・モジュールを含んでいる) から指定モジュールを取り出してプリンタにコピーします。

SET ENTRY コマンドに /SETUP 修飾子を指定した場合,この修飾子はそのジョブ全体に対してのみ適用されます。この修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルに対して異なるセットアップ・モジュールを指定することはできません。

/SPACE

/NOSPACE

出力をダブル・スペースにするかどうかを制御します。 /NOSPACE 修飾子を使用すると,シングル・スペースで印刷されます。 SET ENTRY コマンドとともに /SPACE 修飾子を使用した場合,この修飾子はそのジョブ全体に対して適用されます。この修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルに対して異なるスペーシングを指定することはできません。

/TRAILER

/NOTRAILER

プリント・ジョブの各ファイルの最後に,トレーラ・ページを印刷するかどうかを制御します。トレーラ・ページには,エントリ番号と,そのジョブを登録したユーザ,印刷されたファイルの情報が示されます。

SET ENTRY コマンドに /TRAILER 修飾子を指定した場合,トレーラ・ページはマルチファイル・ジョブの各ファイルの終わりに印刷されます。

使用しているプリンタ・キューに対して,インストレーション時に設定された省略時の設定を変更したり,ジョブをキューに登録した PRINT コマンドの修飾子による設定を変更するときに, /[NO]TRAILER を使用してください。

/WSDEFAULT=n

バッチ・ジョブのワーキング・セットの省略時の値,つまりジョブが使用できる物理ページ数の省略時の値を設定します。

キューに対して指定されているワーキング・セットの省略時の値が 0 以外の場合は,ジョブに対して指定された値とキューに設定されている値の小さい方が使用されます。キューに対して指定されているワーキング・セットの省略時の値が 0 の場合は,ジョブに対して指定された値と利用者登録ファイル (UAF) に登録されている値の小さい方が使用されます。

OpenVMS Alpha 上では 512 バイトのページレット数で n を指定し, OpenVMS VAX 上では 512 バイトのページ数で n を指定します。 OpenVMS Alpha 上では,物理メモリの実際の量が指定された値よりも大きくなるような CPU 特有のページ数に,この値は切り上げられます。 0 または NONE を指定した場合は, UAF の値またはキューに対して指定されている値が使用されます。ワーキング・セットの省略時の値は,システム・パラメータ PQL_MWSDEFAULT と WSMAX の間でなければなりません。

/WSEXTENT=n

バッチ・ジョブのワーキング・セット超過値,つまりジョブが使用できる物理ページの最大値を定義します。システムに余分なフリー・ページがある場合にのみ,ジョブは物理メモリの最大値を使用します。キューに対して指定されているワーキング・セット超過値が 0 以外の場合は,ジョブに対して指定された値とキューに設定されている値の小さい方が使用されます。キューに対して指定されているワーキング・セット超過値が 0 の場合は,ジョブに対して指定された値と利用者登録ファイル(UAF)に登録されている値の小さい方が使用されます。

OpenVMS Alpha 上では 512 バイトのページレット数で n を指定し, OpenVMS VAX 上では 512 バイトのページ数で n を指定します。OpenVMS Alpha 上では,物理メモリの実際の量が指定された値よりも大きくなるような CPU 特有のページ数に,この値は切り上げられます。0 または NONE を指定した場合は, UAF の値またはキューに対して指定されている値が使用されます。ワーキング・セット超過値は,システム・パラメータ PQL_MWSEXTENT と WSMAX の間でなければなりません。

/WSQUOTA=n

バッチ・ジョブのワーキング・セット・クォータ値,つまりジョブがワーキング・セットにロックできる物理ページの上限を定義します。キューに対して指定されているワーキング・セット・クォータ値が 0 以外の場合は,ジョブに対して指定された値とキューに設定されている値の小さい方が使用されます。キューに対して指定されているワーキング・セット・クォータ値が 0 の場合は,ジョブに対して指定された値と利用者登録ファイル (UAF) に登録されている値の小さい方が使用されます。

OpenVMS Alpha 上では 512 バイトのページレット数で n を指定し, OpenVMS VAX 上では 512 バイトのページ数で n を指定します。 OpenVMS Alpha 上では,物理メモリの実際の量が指定された値よりも大きくなるような CPU 特有のページ数に,この値は切り上げられます。0 または NONE を指定した場合は, UAF の値またはキューに対して指定されている値が使用されます。ワーキング・セット・クォータ値は,システム・パラメータ PQL_MWSQUOTA と WSMAX の間でなければなりません。


#1

$ PRINT/HOLD   MYFILE.DAT
  Job MYFILE (queue SYS$PRINT, entry 112) holding
$ SET ENTRY 112/RELEASE/JOB_COUNT=3
 

この PRINT コマンドは,ファイル MYFILE.DAT をシステム・プリンタのキューに,保留状態で登録することを要求しています。 SET ENTRY コマンドは,ジョブの保留状態を解放して,印刷部数を 3 に変更しています。

#2

$ SUBMIT CLIMATE
  Job CLIMATE (queue SYS$BATCH, entry 211) pending
$ SET ENTRY 211/HOLD/NAME=TEMP
 

この SUBMIT コマンドは,バッチ処理用にコマンド・プロシージャをキューに登録します。次の SET ENTRY コマンドにより,このジョブは保留状態になり,ジョブ名が TEMP に変更されます (これは,ジョブ 211 がまだ実行を開始していなかった場合です)。

#3

$ PRINT/FLAG=ALL/AFTER=20:00 MEMO.MEM, LETTER.MEM, REPORT.MEM/SPACE
  Job MEMO (queue SYS$PRINT, entry 172) holdiguntil 20:00
$ SET ENTRY 172 /BURST/NOSPACE/HEADER
 

この例は,省略時設定のプリンタにフラグ・ページ付きで 3 つのファイルを午後 8 時以降に出力する PRINT コマンドを示しています。また,ファイル REPORT.MEM はダブル・スペースで出力されます。次の SET ENTRY コマンドで,各ファイルの先頭にバースト・ページをつけ,すべてのファイルをシングル・スペースにし,各ファイルの各ページにヘッダを付けて出力するように変更しています。


SET FILE

1 つ,または複数のファイルの属性を変更します。

制限事項については,各修飾子の説明を参照してください。


形式

SET FILE ファイル指定[,...]


パラメータ

ファイル指定[,...]

属性を変更する, 1 つまたは複数のファイルを指定します。複数のファイルを指定する場合には,各ファイルをコンマ(,)で区切ります。ファイル指定の中では,ワイルドカード文字(* と %)を使用できます。

説明

SET FILE コマンドは,ファイルの属性を変更します。

修飾子

/ATTRIBUTE=(ファイル属性[,...])

ファイル属性を変更します。 ACP-QIO ファイル属性と OpenVMS RMS ファイル属性と指定するキーワードの関係を次の表に示します。この中から指定してください。

キーワード ACP-QIO ファイル属性1 OpenVMS RMS ファイル属性2
BKS:{値} FAT$B_BKTSIZE={バイト} FAB$B_BKS={バイト}
DEQ:{値} FAT$W_DEFEXT={ワード} FAB$W_DEQ={ワード}
EBK:{値} FAT$L_EFBLK={ロングワード} XAB$L_EBK={ロングワード}
FFB:{値} FAT$W_FFBYTE={ワード} XAB$W_FFB={ワード}
FSZ:{値} FAT$B_VFCSIZE={バイト} FAB$B_FSZ={バイト}
GBC:{値} FAT$W_GBC={ワード} FAB$W_GBC={ワード}
HBK:{値} FAT$L_HIBLK={ロングワード} XAB$L_HBK={ロングワード}
LRL:{値} FAT$W_RSIZE={ワード} XAB$W_LRL={ワード}
MRS:{値} FAT$W_MAXREC={ワード} FAB$W_MRS={ワード}
ORG:IDX FAT$V_FILEORG=FAT$C_INDEXED FAB$B_ORG=FAB$C_IDX
ORG:REL FAT$V_FILEORG=FAT$C_RELATIVE FAB$B_ORG=FAB$C_REL
ORG:SEQ FAT$V_FILEORG=FAT$C_SEQUENTIAL FAB$B_ORG=FAB$C_SEQ
RAT:BLK FAT$B_RATTRIB=FAT$M_NOSPAN FAB$B_RAT=FAB$M_BLK
RAT:CR FAT$B_RATTRIB=FAT$M_IMPLIEDCC FAB$B_RAT=FAB$M_CR
RAT:FTN FAT$B_RATTRIB=FAT$M_FORTRANCC FAB$B_RAT=FAB$M_FTN
RAT:MSB FAT$B_RATTRIB=FAT$M_MSBVAR FAB$B_RAT=FAB$M_MSB
RAT:NONE FAT$B_RATTRIB=0 FAB$B_RAT=0
RAT:PRN FAT$B_RATTRIB=FAT$M_PRINTCC FAB$B_RAT=FAB$M_PRN
RFM:FIX FAT$V_RTYPE=FAT$C_FIXED FAB$B_RFM=FAB$C_FIX
RFM:STM FAT$V_RTYPE=FAT$C_STREAM FAB$B_RFM=FAB$C_STM
RFM:STMCR FAT$V_RTYPE=FAT$C_STREAMCR FAB$B_RFM=FAB$C_STMCR
RFM:STMLF FAT$V_RTYPE=FAT$C_STREAMLF FAB$B_RFM=FAB$C_STMLF
RFM:UDF FAT$V_RTYPE=FAT$C_UNDEFINED FAB$B_RFM=FAB$C_UDF
RFM:VAR FAT$V_RTYPE=FAT$C_VARIABLE FAB$B_RFM=FAB$C_VAR
RFM:VFC FAT$V_RTYPE=FAT$C_VFC FAB$B_RFM=FAB$C_VFC
VRS:{値} FAT$W_VERSIONS={ワード} XAB$W_VERLIMI T={ワード}


1詳細は『OpenVMS I/O User's Reference Manual』を参照
2詳細は『OpenVMS Record Management Services Reference Manual』を参照

/BACKUP

/NOBACKUP

Backup ユーティリティ(BACKUP)が,ファイルの内容を記録(バックアップ)するかどうかを指定します。 /NOBACKUP 修飾子を指定すると, BACKUPはファイルの内容ではなくファイルの属性を記録します。この修飾子は,Files-11 ODS-2(Files-11 On-Disk Structure Level 2)のファイルにだけ有効です。

/NOBACKUP 修飾子は, SWAPFILES などの重要でないデータを含むファイルを保存するときに役立ちます。


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