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OpenVMS Alpha バージョン 7.2 では,OpenVMS の複数のインスタンスが 1 台のコンピュータ上で協調動作できるようにするコンピューティング・モデルが導入されています。 Adaptive Partitioned Multiprocessing (APMP) により,複数のプロセッサ (およびその他の物理リソース) が,オペレーティング・システムの複数のインスタンスを実行できるように分割されます。 各インスタンスには CPU,メモリおよび I/O が割り当てられます。 これらのインスタンスはメモリの一部を共用し,CPU はシステムの実行中もインスタンス間で再割り当てすることができます。 このコンピューティング環境は,アプリケーションのニーズとワークロードの需要の変化に動的に適応することができます。
Compaq の APMP コンピューティング・モデルの最初のインプリメンテーションは Galaxy Software Architecture on OpenVMS Alpha です。 OpenVMS の機能を進化させた OpenVMS Galaxy は,その効果が実証済みの OpenVMS Cluster,対称型マルチプロセッシング,メモリ管理,メモリ・チャネル・コミュニティ管理,および性能などの機能によって,きわめて柔軟性の高い運用コンピューティング能力を実現します。
予測不可能な,変動するまたは増大する IT の負荷を管理する能力を高めたいと考えている企業にとって,OpenVMS Galaxy 技術はシステム・リソースを動的に再構成し,管理するための柔軟性の高い手段を提供します。
OpenVMS の複数のインスタンスを 1 台のコンピュータで実行することにより,OpenVMS Galaxy コンピューティング環境は,次のような点に関して,飛躍的な改善をもたらします。
OpenVMS Galaxy コンピュータ環境は,次のような高可用性アプリケーションにとって理想的です。
OpenVMS Alpha バージョン 7.2 では,次のような機能を提供する OpenVMS Galaxy コンピューティング環境を構築することができます。
OpenVMS Galaxy コンピューティング環境を構築,管理,使用する方法については,『OpenVMS Alpha Galaxy Guide』を参照してください。 このマニュアルには,次の事項が記載されています。
Galaxy Software Architecture on OpenVMS のリリース・ノートは,『OpenVMS Alpha Galaxy ガイド』に含まれています。
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