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1 DCPS-Base, DCPS-Open, DCPS-Plusの違い

DECprint Supervisor (DCPS) for OpenVMSは,OpenVMS VAXおよびOpenVMS Alphaシステムで動作するレイヤード・プロダクトの1つであり,特定のPostScript レベル1およびレベル2に対応したPostScriptプリンタへのアクセスを提供するものです。

DECprint Supervisorファミリは,次のプロダクトから構成されています。

次の表は,各DCPSソフトウェアのタイプで提供される追加機能を比較したものです。

機能 DCPS-Base DCPS-Open DCPS-Plus
ASCII,ANSI,PostScript,ネイティブPCLデータ・タイプ
横長印刷および両面印刷などの機能を使用するための基本的な修飾子のサポート
サードパーティ・プリンタのサポート
DDIF,List,PCL,Proprinter,ReGIS,Tektronixデータ・タイプのPostScriptへの変換
自動データ・タイプ検出
ナンバーアップおよびページ・レイアウトなどの高度な機能を使用するための修飾子のサポート

使用可能な機能の一覧については,『日本語DECprint Supervisor for OpenVMS ソフトウェア製品仕様書(SPD)』を参照してください。

1.1 DCPS-OpenおよびDCPS-Plusの取得

プリンティング環境にDECprint Supervisorソフトウェアの両方の機能が必要である場合は, 両方のライセンスをご購入ください。ソフトウェア機能は, ライセンスにより有効となります。DCPS-OpenおよびDCPS-Plusラインセンスの両方を購入することにより, すべての機能を使用することができます。

1.2 システムにインストールされているライセンスの確認

システムにDCPS-OpenあるいはDCPS-Plusライセンスがインストールされているかどうかを確認するには, 次のコマンドを実行してください。

     $ SHOW LICENSE DCPS*

ライセンスがインストールされている場合,システムは次のような情報を表示します。

     DCPS-OPEN
             Producer: DEC
             Units: 0
             Version: 0.0
             Date: 28-OCT-1999
             Termination Date: (none)
             Availability: 0
             Activity: 100
             MOD_UNITS

     DCPS-PLUS
             Producer: DEC
             Units: 0
             Version: 0.0
             Date: 28-OCT-1999
             Termination Date: (none)
             Availability: 0
             Activity: 100
             MOD_UNITS


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