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日本語DECprint Supervisor for OpenVMS
ユーザーズ・ガイド

AA-PZCHB-TE
1999年4月
本書は, 日本語DECprint Supervisorソフトウェアを使用してPostScriptプリンタにファイルを印刷する方法について説明します。
オペレーティング・システム: 日本語OpenVMS Alpha V6.2,V7.1,V7.2,V7.2-1
日本語OpenVMS VAX V5.5-2,V6.2,V7.1,V7.2
ソフトウェア・バージョン: 日本語DECprint Supervisor V1.6 for OpenVMS
コンパックコンピュータ株式会社


1999年4月

本書の著作権はコンパックコンピュータ株式会社が保有しており, 本書中の解説および図,表はコンパックの文書による許可なしに, その全体または一部を,いかなる場合にも再版あるいは複製することを禁じます。

また,本書に記載されている事項は, 予告なく変更されることがありますので,あらかじめご承知おきください。 万一,本書の記述に誤りがあった場合でも,コンパックは一切その責任を負いかねます。

本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライセンス契約が締結された場合に限り, その使用あるいは複製が許可されます。

(c) Compaq Computer K.K. 1999 All Rights Reserved.
(c) GENICOM Corporation. 1999 All rights reserved.

以下は他社の商標です。

Adobeは米国Adobe Systems社の商標です。

AIX,IBMおよびProprinterは米国International Business Machines社の商標です。

Apple,LaserWriterおよびMacintoshは米国Apple Computer社の商標です。

BSDは米国Uunet Technologies社の商標です。

CG Triumvirateは米国AGFA Compugraphic Division社の商標です。

HP,LaserJetおよびPCLは米国Hewlett-Packard社の商標です。

Interleafは米国Interleaf社の商標です。

ITC Souvenirは米国International Typeface社の商標です。

MotifおよびOSF/1はOpen Software Foundationの商標です。

Multinetは米国Process Software社の商標です。

PostScriptは日本および各国で登録されたアドビシステムズ社の商標です。

SPARCは米国SPARC International社の商標です。

Swissは米国Bitstream社の商標です。

Tektronixは米国Tektronix社の商標です。

UNIXはX/Openカンパニーリミテッドが独占的にラインセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。

WindowsおよびWindows NTは米国Microsoft社の商標です。


目次

まえがき

1 DCPS-Base, DCPS-Open, DCPS-Plusの違い

1.1 DCPS-OpenおよびDCPS-Plusの取得

1.2 システムにインストールされているライセンスの確認

パートI 概説

2 ファイルの印刷

2.1 概要

2.2 データ・タイプの選択

2.3 両面印刷

2.4 ランドスケープ(横長)方向およびポートレート(縦長)方向の指定

2.5 印刷部数の指定

2.6 用紙の各面への複数ページの印刷

2.7 特定の範囲のページの印刷

2.8 エントリの削除あるいはキューの停止時での遅延

3 プリント・ジョブの修正ならびにプリント・ ジョブおよびキューの状態表示

3.1 プリント・ジョブの表示

3.2 プリント・キューの表示

3.3 プリント・ジョブの削除

3.4 プリント・ジョブの変更

4 PCからのファイルのコピーおよび印刷

4.1 PCからOpenVMSシステムへのファイルのコピー

4.2 PCからのバイナリ・ファイルの印刷

4.3 PCあるいはMacintoshシステムで作成されたファイルの印刷

4.4 Adobe Windowsプリンタ・ドライバを使用した印刷

4.5 Microsoft Windows PSCRPTドライバを使用した印刷

4.6 Network Printer Setupユーティリティの使用

4.6.1 ソフトウェア要件

4.6.2 Network Printer Setupユーティリティの機能

5 給紙トレイおよび排紙トレイの選択

5.1 給紙トレイの選択

5.1.1 用紙の指定

5.1.2 手差しトレイの選択

5.1.3 封筒トレイの使用

5.2 排紙トレイの選択

5.2.1 排紙トレイのマニュアル操作による選択

パートII 高度な印刷手法

6 PostScriptファイルの印刷

6.1 複数のPostScriptファイルの印刷

6.2 テキストおよびPostScriptを含むファイルの印刷

6.3 プリンタ固有のPostScriptファイルの作成

6.4 識別されないPostScriptオペレータ・ エラーの解決方法

6.5 汎用的なPostScript文書の作成

6.5.1 Microsoft Windows PSCRPTドライバを使用した印刷

6.5.2 Adobe Windowsプリンタ・ドライバを使用した印刷

6.6 PostScriptオペレータを制限するためのサンプル・ ファイルの使用

6.6.1 デスクトップ・プリンタでのPostScriptオペレータの制限

6.6.2 PrintServerプリンタでのPostScriptオペレータの制限

7 ANSIファイルの印刷

7.1 プリント・ジョブでの複数のテキスト・ ファイルの印刷

7.2 ANSIプリンタのエミュレート

7.3 ANSIファイル内のタブの処理

7.4 プリンタ・フォント・カートリッジのエミュレート

7.5 PostScriptオペレータを使用したトレイの変換

7.6 ANSIシーケンスを使用した両面あるいは片面印刷

7.7 LISTデータ・タイプおよびトランスレータ

8 Imageインタプリタの使用によるDDIFイメージ・ ファイルの印刷

8.1 イメージ印刷の改善

8.2 イメージ・ファイルの印刷例

9 PCLファイルの印刷

9.1 PCLファイルの印刷方法

9.2 ネイティブPCLモードでのファイルの処理

9.2.1 ネイティブPCLモードでサポートされるプリンタ

9.2.2 ネイティブPCLの使用を禁止するPRINTパラメータ

9.3 PCLトランスレータを使用したファイルの処理

9.3.1 PRINTパラメータを使用したPCLプリント・ ジョブの変更

9.3.1.1 PAGE_SIZEパラメータの使用

9.3.1.2 ネイティブPCLで無視されるPRINTパラメータ

9.3.2 エスケープ・シーケンスを使用したPCLプリント・ ジョブの変更

9.3.3 セットアップ・モジュールの使用

9.3.4 LaserJet IIDプリンタのPCLトランスレータとの違い

9.4 給紙トレイの変更

9.5 PCLプリント・ジョブでのソフト・ フォントとマクロの指定

9.5.1 PCLセットアップ・モジュールでのソフト・ フォントとマクロの指定

9.5.2 PCLプリント・ジョブでのフォントおよびマクロ・ ファイルの指定

9.6 PJLおよびTBCPでの問題を回避するためのPCドライバの設定

9.6.1 PJLおよびTBCPの概要

9.6.2 DECprint Supervisorでの問題の回避

9.6.2.1 PostScriptでの問題の回避

9.6.2.2 PCLでの問題

9.7 ネイティブPCL印刷と自動DATA_TYPE検出との影響

9.8 ネイティブPCLモードによるファイルの結合

10 Proprinterファイルの印刷

10.1 ProprinterトランスレータとProprinterプリンタ

10.2 DECprint SupervisorによるProprinterファイルの識別

10.3 Proprinterトランスレータの省略時の状態の変更

10.3.1 Proprinterコマンド用のセットアップ・ モジュールの作成

10.4 Proprinterの印刷可能領域の変更方法

10.4.1 1ページに印刷できないProprinterファイル

10.4.2 Proprinterプリント・ ジョブのためのページ・サイズの指定

10.5 Proprinterプリント・ ジョブの給紙トレイの指定

10.6 Proprinterプリント・ ジョブでのソフト・フォントの指定

11 Listデータ・タイプの使用

11.1 Listデータ・タイプの使用

11.2 Listデータ・タイプに対するOpenVMSフォームの使用

12 高度なページ・レイアウトの使用

12.1 両面印刷

12.2 ランドスケープ(横長)方向とタンブル印刷の指定

12.3 両面印刷プリント・ジョブでの複数のPostScriptファイルの指定

12.4 物理的な用紙サイズの指定

12.5 用紙の各面への複数ページの印刷

12.5.1 給紙トレイ選択オペレータと組み合わせたNUMBER_UPの使用

12.5.2 ページ方向と組み合わせたNUMBER_UPの使用

12.5.3 複数のファイルに対するNUMBER_UPの使用

12.6 特定の範囲のページの印刷

12.6.1 PAGE_LIMITと印刷部数の組み合わせ

12.6.2 中断されたプリント・ジョブの再起動

12.6.3 両面印刷ジョブに対するPAGE_LIMITの使用

12.7 論理ページ・サイズの指定

12.8 印刷するページのサイズの変更

13 文書の印刷結果を変更するためのレイアップの使用

13.1 プリント・ジョブでのレイアップ・ オプションの指定

13.1.1 プリント・ジョブでのレイアップの指定

13.1.2 交互マージンの指定

13.1.3 ページ境界の指定および省略

13.1.4 最初のページ・スポットの指定

13.1.5 ページ格子の指定

13.1.6 用紙マージンの指定

13.1.7 使用するページ・スポットの順序の指定

13.1.8 用紙の各面に印刷するページ数の指定

13.2 レイアップ定義ファイルの作成

13.2.1 レイアップ定義ファイルの例

13.3 レイアップ・エラー通知

14 PRINTコマンドでのフォームの使用

14.1 システム上のフォームの一覧

14.2 すべてのタイプのファイルでのフォームの使用

14.2.1 セットアップ・モジュールを起動するフォームの使用(/SETUP)

14.2.2 用紙タイプを指定するフォームの使用(/STOCK)

14.3 省略時のフォーム定義の使用

15 プリント・ジョブでのセットアップ・ モジュールの使用

15.1 セットアップ・モジュールの概要

15.2 セットアップ・モジュールの位置

15.2.1 ユーザ独自のセットアップ・モジュールの位置

15.2.2 セットアップ・モジュールの内容の表示

15.3 セットアップ・モジュールの作成

15.4 セットアップ・モジュールを使用したDECimageパラメータの変更

15.5 解像度についてのセットアップ・ モジュール

16 ファイル・セパレータ・ ページの制御

16.1 すべてのファイルに対するファイル・ セパレータ・ページの制御

16.2 個別のファイルに対するファイル・ セパレータ・ページの制御

16.3 キューについての省略時のセパレータ・ ページの表示

17 デバッグのためのエラー・ ハンドラの使用

17.1 プリント・ジョブへのエラー・ ハンドラの組み込み

17.2 エラー・ハンドラがPostScript環境に与える影響

17.3 エラー・ハンドラの例

17.4 エラー・ハンドラからの出力の解読

17.5 PostScriptデータの出力形式

17.6 エラー発生箇所の判定

18 印刷に関する問題の解決

18.1 エラー・メッセージの表示と保存

18.2 メッセージの解析

18.2.1 PostScriptエラー

18.2.2 DECprint Supervisorメッセージ

18.2.3 PrintServerソフトウェアに関する問題の解決

18.2.4 PCあるいはMacintoshで作成されたファイルの問題

18.3 オンライン・ヘルプの表示

19 プリンタ固有の情報

19.1 DIGITAL Colorwriter LSR 2000+ プリンタ

19.1.1 装着されていない用紙サイズへの印刷要求

19.1.2 INPUT_TRAYおよびPAGE_SIZEあるいはSHEET_SIZEパラメータ

19.1.3 ANSIトランスレータの64行出力の制限

19.2 DIGITAL DECcolorwriter 1000 プリンタ

19.2.1 プリンタ固有のセットアップ・ モジュール

19.3 DIGITAL DEClaser 1152プリンタ

19.3.1 AppleTalk使用時のジョブ削除後のプリンタのハング

19.4 DIGITAL DEClaser 3500プリンタ

19.4.1 プリンタ固有のセットアップ・ モジュール

19.4.1.1 解像度の拡張用のセットアップ・ モジュール

19.4.1.2 トナー節約モード用のセットアップ・ モジュール

19.4.1.3 DECimage-Lite用のセットアップ・ モジュール

19.4.1.4 セットアップ・ モジュールの使用例

19.4.2 FAXオプションの使用

19.5 DIGITAL DEClaser 5100プリンタ

19.5.1 プリンタ固有のセットアップ・ モジュール

19.5.2 LocalTalkポート上のPCLジョブのエラー

19.6 DIGITAL Laser Printer LN15+

19.6.1 無関係なUSERDATAメッセージの表示

19.6.2 入力トレイの選択

19.6.3 エラーの発生したジョブが完了しない可能性

19.6.4 ジョブが障害通知を行わない可能性

19.7 DIGITAL Laser Printer LN17+ps

19.8 DIGITAL Laser Printer LNC02

19.8.1 不正な用紙数

19.9 Hewlett-Packard LaserJetプリンタ

19.9.1 ANSIテキストの不完全な印刷

19.10 Hewlett-Packard LaserJet 4MV プリンタ

19.10.1 用紙サイズB5のサポート

19.11 Hewlett-Packard LaserJet 5SiMX プリンタ

19.11.1 B5用紙サイズのサポート

19.11.2 オプション・メールボックス

19.12 Lexmark Optra Rt+

19.12.1 B5用紙サイズのサポート

A システム・メッセージとエラーからの回復

A.1 システム・メッセージの概要

A.1.1 メッセージの形式

A.1.2 重大度レベル

A.2 メッセージの説明

A.3 レイアップ定義(BADLAYDEF)メッセージ

B PRINTコマンド修飾子

C PRINTコマンドのパラメータ

C.1 PRINTパラメータ

C.2 PRINTパラメータの構文

C.3 パラメータに対して省略時の設定が使用される順序

D LN03フォント・カートリッジをエミュレートするためのSoftFontsキット

E 追加された文字エンコーディング

E.1 提供されるエンコーディング・ ベクタ

E.2 エンコーディング・ベクタの例

E.3 追加エンコーディングの使用

E.4 プリント・ジョブでのDECMCSエンコーディング・ モジュールの指定

E.5 サード・パーティ・プリンタのためのISO Latin-1 の定義

F ドキュメンテーション・キットの構成

用語集

索引

14-1 PRINTコマンドでのフォームの指定

17-1 エラー・ハンドラによって作成されるログ・ ファイルの例

E-1 DECMCSエンコーディング・ ベクタの定義

2-1 両面印刷

2-2 ランドスケープ(横長)方向

2-3 1枚の用紙に4ページを印刷した例(NUMBER_UP=4)

9-1 DCPSのPCLファイルの処理方法

10-1 Proprinterの省略時の印刷可能領域

10-2 2ページのPostScriptページに印刷されたProprinterページ

10-3 長すぎるProprinterページ

10-4 PostScriptページにおさまるように調整されたProprinterページ

11-1 Listデータ・タイプの出力

12-1 ランドスケープ(横長)方向の両面印刷

12-2 ポートレート(縦長)方向の両面タンブル印刷

12-3 ランドスケープ(横長)方向の両面タンブル印刷

12-4 用紙への4ページの印刷(NUMBER_UP=4)

12-5 NUMBER_UP=2を使用したポートレート(縦長)方向

12-6 NUMBER_UP=2を使用したランドスケープ(横長)方向

13-1 BORDERSを使用しない場合のNUMBER_UP=4の印刷

13-2 BORDERSを使用した場合のNUMBER_UP=4の印刷

13-3 FIRSTPAGEを使用しない場合のNUMBER_UP=8の印刷

13-4 FIRSTPAGEを使用した場合のNUMBER_UP=8の印刷

13-5 MARGINSオプションを使用した場合の使用可能な用紙領域

13-6 PAGEORDERオプション(ランドスケープ(横長)方向)

13-7 PAGEORDERオプション(ポートレート(縦長)方向)

3-1 プリント・ジョブの状態

4-1 PCファイル交換形式

7-1 ANSIプリンタの修飾子

7-2 給紙トレイの変換用のオペレータ

7-3 片面あるいは両面印刷用のANSIシーケンス

9-1 PCLフロント・パネル設定をエミュレートするPRINTパラメータ

9-2 PCLからPostScriptへの給紙トレイ・ コマンドの変換

10-1 Proprinterの設定に影響を与えるPRINTパラメータ

10-2 Proprinterプリント属性

10-3 ProprinterからPostScriptへの給紙トレイ・ コマンドの変換

12-1 SIDESパラメータの値

12-2 用紙サイズおよびページ・ サイズの用語

13-1 レイアップ定義ファイル・ オプション

13-2 ALTERNATEオプションの値

13-3 PAGEORDERオプションの値

14-1 ANSIファイル用のDEFINE/FORM修飾子

15-1 DECimageの有効化および無効化

15-2 DECimageセットアップ・モジュール-複合パラメータ

15-3 DECimageセットアップ・モジュール-個別パラメータ

19-1 DEClaser 5100プリンタ・ページ保護セットアップ・ モジュール

B-1 PRINTコマンドの修飾子

C-1 PRINTパラメータ

D-1 フォント・カートリッジの対応関係


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