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ここでは,CI および LAN ポートのエラー・ログ・エントリについて説明します。各エントリの後に,関連するポート・ドライバ (たとえば PADRIVER,PBDRIVER,PEDRIVER) について簡単に説明し,システム管理者が実行すべき操作についても説明します。コンパックのサポートに連絡し,クラッシュ・ダンプを保存するように求められている場合は,エラーの発生後,できるだけ早くクラッシュ・ダンプをとることが重要です。CI エントリの場合,パス A とパス 0 は同じパスであり,パス B とパス 1 も同じパスです。
表 C-6 はエラー・ログ・メッセージを示しています。
メッセージ | 結果 | ユーザの対処 |
---|---|---|
BIIC FAILURE | ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。50 回失敗すると,デバイスがオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。 |
CI PORT TIMEOUT | ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | PAPOLLINTERVAL システム・パラメータの値を大きくする。その結果,問題が発生しなくなり,特権付きユーザ作成ソフトウェアを実行していない場合は,コンパックのサポートに連絡する。 |
11/750 CPU MICROCODE NOT ADEQUATE FOR PORT | ポート・ドライバは再試行せずに,ポートをオフラインに設定する。さらに,コンピュータが HSC サブシステムからブートされるか,またはクラスタに参加しているために,このポートが必要な場合は,コンピュータは UCODEREV コード・バグチェックでバグチェックを行う。 | 必要なコンピュータ・マイクロコード・リビジョンの詳細については,最新の OpenVMS Cluster Software SPD の適切な節を参照。必要に応じて,コンパックのサポートに連絡する。 |
PORT MICROCODE REV NOT CURRENT, BUT SUPPORTED | ポート・ドライバは,マイクロコードが現在のレベルでないことを検出したが,正常に動作を続行する。このエラーは単に警告としてのみ記録される。 | マイクロコードを更新する必要がある場合は,コンパックのサポートに連絡する。 |
PORT MICROCODE REV NOT SUPPORTED | ポート・ドライバが再試行を実行せずに,ポートをオフランに設定した。 | 必要な CI ポート・マイクロコードのリビジョンの詳細については, OpenVMS Cluster Software SPD を参照。必要に応じて,コンパックのサポートに連絡する。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\CABLES HAVE GONE FROM CROSSED TO UNCROSSED | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | 処置は必要ない。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\CABLES HAVE GONE FROM UNCROSSED TO CROSSED | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | ケーブル・ペアが交差していないかどうか確認する ( 付録 C.10.5 項 を参照)。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 0. WENT FROM BAD TO GOOD | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | 処置は必要ない。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 0. WENT FROM GOOD TO BAD | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | パス A のケーブルを調べて,ケーブルが断線していないか,また正しく接続されているかどうか確認する。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 0. LOOPBACK IS NOW GOOD, UNCROSSED | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | 処置は必要ない。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 0. LOOPBACK WENT FROM GOOD TO BAD | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | ケーブル・ペアが交差していないか,または CI ハードウェアが故障していないか確認する ( 付録 C.10.3 項 と 付録 C.10.5 項 を参照)。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 1. WENT FROM BAD TO GOOD | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | 処置は必要ない。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 1. WENT FROM GOOD TO BAD | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | パス B のケーブルを調べて,ケーブルが断線していないか,また正しく接続されているかどうか確認する。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 1. LOOPBACK IS NOW GOOD, UNCROSSED | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | 処置は必要ない。 |
DATA CABLE(S) STATE CHANGE\PATH 1. LOOPBACK WENT FROM GOOD TO BAD | ポート・ドライバがこのイベントをログに記録した。 | ケーブル・ペアが交差していないか,または CI ハードウェアが故障していないか調べる ( 付録 C.10.3 項 と 付録 C.10.5 項 を参照)。 |
DATAGRAM FREE QUEUE INSERT FAILURE | ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。 |
DATAGRAM FREE QUEUE REMOVE FAILURE | ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として,CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780),CMI (11/750), BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。 |
FAILED TO LOCATE PORT MICROCODE IMAGE | ポート・ドライバがデバイスをオフラインとしてマークしたが,再試行は行わない。 | コンソール・ボリュームにマイクロコード・ファイル CI780.BIN (CI780,CI750,CIBCI のいずれかの場合),または CIBCA--AA 用のマイクロコード・ファイル CIBCA.BIN が格納されているかどうか確認する。その後,コンピュータをリブートする。 |
HIGH PRIORITY COMMAND QUEUE INSERT FAILURE | ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として,CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780),CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。 |
MSCP ERROR LOGGING DATAGRAM RECEIVED | HSC サブシステムからエラー・メッセージを受信すると,ポート・ドライバはエラーをログに記録し,他の操作を行わない。適切な HSC コンソール・コマンドを使用して, HSC 情報エラー・ログ・データグラムの送信を無効にする必要がある。このようなデータグラムは,エラー・ログ・データ・ファイルでかなり多くの領域を使用するからである。 | エラー・ログ・データグラムは,何らかの理由で (たとえば, HSC コンソールで用紙切れが発生した場合など) HSC コンソールで収集できない場合にだけ,読み込む必要がある。ログに記録されたこの情報は,HSC コンソールに記録されたメッセージと重複する。 |
INAPPROPRIATE SCA CONTROL MESSAGE | ポート・ドライバはリモート・ポートへのポート間仮想サーキットをクローズしている。 | コンパックのサポートに連絡する。ローカル・コンピュータとリモート・コンピュータからエラー・ログおよびクラッシュ・ダンプを保存する。 |
INSUFFICIENT NON-PAGED POOL FOR INITIALIZATION | ポート・ドライバはデバイスをオフラインとしてマークし,再試行を行わなかった。 | NPAGEDYN または NPAGEVIR の値を大きくして,コンピュータをリブートする。 |
LOW PRIORITY CMD QUEUE INSERT FAILURE | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。 |
MESSAGE FREE QUEUE INSERT FAILURE | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。 |
MESSAGE FREE QUEUE REMOVE FAILURE | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。 |
MICRO-CODE VERIFICATION ERROR | ポートにロードされたばかりのマイクロコードを読み込んでいるときに,ポート・ドライバがエラーを検出した。ドライバはポートを再初期化しようとする。50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。 |
NO PATH-BLOCK DURING VIRTUAL CIRCUIT CLOSE | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。ローカル・コンピュータからエラー・ログとクラッシュ・ダンプを保存する。 |
NO TRANSITION FROM UNINITIALIZED TO DISABLED | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。 |
PORT ERROR BIT(S) SET | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | maintenance timer expiration ビットは, PASTIMOUT システム・パラメータの値が小さすぎるために,大きくしなければならないことを示している可能性がある。特に,ローカル・コンピュータが特権付きユーザ作成ソフトウェアを実行している場合は,この状況が発生する。他のすべてのビットについては,コンパックのサポートに問い合わせる。 |
PORT HAS CLOSED VIRTUAL CIRCUIT | リモート・ポートに対してローカル・ポートがオープンした仮想サーキットをポート・ドライバがクローズした。 | 仮想サーキットがクローズされた理由については,エラー・ログ・エントリの PPD$B_STATUS フィールドを確認する。リモート・コンピュータで障害が発生した場合や,リモート・コンピュータがシャットダウンされた場合は,このエラーが発生するのが正常である。PEDRIVER の場合は, PPD$B_OPC フィールドの値を無視する。この値は不明のオペレーション・コードである。
PEDRIVER がこれらのエラーを数多くログに記録した場合, LAN またはリモート・システムに問題があるか,または非ページング・プールがローカル・システムで不足している可能性がある。 |
PORT POWER DOWN | ポート・ドライバがポート操作を停止し,電力がポート・ハードウェアに供給されるようになるのを待っている。 | ポート・ハードウェアへの電力を復旧する。 |
PORT POWER UP | ポート・ドライバがポートを再初期化し,ポート操作を再起動した。 | 処置は必要ない。 |
RECEIVED CONNECT WITHOUT PATH-BLOCK | ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。ローカル・コンピュータからエラー・ログとクラッシュ・ダンプを保存する。 |
REMOTE SYSTEM CONFLICTS WITH KNOWN SYSTEM | リモート・コンピュータの SCSSYSTEMID および SCSNODE の値が,仮想サーキットがすでにオープンされている他のコンピュータの設定と同じであることを構成ポーラが検出した。 | できるだけ速やかに新しいコンピュータをシャットダウンする。 SCSYSTEMID および SCSNODE の値を固有の値に設定してリブートする。新しいコンピュータは,操作に必要な時間だけ稼動させ,直ちにシャットダウンする。クラスタを実行しているときに,他の仮想サーキット障害がクラスタ内で発生しているときに,ID が競合する 2 台のコンピュータがポーリングすると,クラスタ内のコンピュータは CLUEXIT バグチェックでシャットダウンされる可能性がある。 |
RESPONSE QUEUE REMOVE FAILURE | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。 |
SCSSYSTEMID MUST BE SET TO NON-ZERO VALUE | ポート・ドライバは,再試行を実行せずにポートをオフラインに設定する。 | 会話型ブートによってコンピュータを再起動し,SCSSYSTEMID を正しい値に設定する。同時に,SCSNODE が空白以外の正しい値に設定されていることを確認する。 |
SOFTWARE IS CLOSING VIRTUAL CIRCUIT | ポート・ドライバはリモート・ポートへの仮想サーキットをクローズする。 | 仮想サーキットがクローズされた原因については,エラー・ログ・エントリを確認する。たとえば,両方のパスで送信障害または受信障害が発生すると,このエラーが発生する。このようなエラーは,このリモート・コンピュータに対するパスが正常でないことを示す,1 つまたは 2 つの前のエラー・ログ・エントリから検出されることがある。 |
SOFTWARE SHUTTING DOWN PORT | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗すると,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | ポートを再初期化できない原因を他のエラー・ログ・エントリから確認する。 |
UNEXPECTED INTERRUPT | ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。 | コンパックのサポートに連絡する。 |
UNRECOGNIZED SCA PACKET | ポート・ドライバは,リモート・ポートに対する仮想サーキットをクローズする。仮想サーキットがすでにクローズされている場合,ポート・ドライバはリモート・ポートからのデータグラムの受信を禁止する。 | コンパックのサポートに連絡する。このエントリが記録されているエラー・ログ・ファイルを保存し,ローカル・コンピュータとリモート・コンピュータの両方からクラッシュ・ダンプを保存する。 |
VIRTUAL CIRCUIT TIMEOUT | ポート・ドライバは,ローカル CI ポートがリモート・ポートに対してオープンした仮想サーキットをクローズする。このようなクローズが行われるのは,リモート・コンピュータが CI マイクロコード・バージョン 7 以上を実行している場合か,ローカル・コンピュータから送信されたメッセージにリモート・コンピュータが応答できない場合である。 | リモート・コンピュータが停止またはシャットダウンされている場合や,障害が発生している場合は,このエラーが発生するのは正常である。このエラーは,ローカル・コンピュータの TIMVCFAIL システム・パラメータの値が小さすぎることを意味することがある。特に,リモート・コンピュータが特権付きユーザ作成ソフトウェアを実行している場合は,このような状況が発生する。 |
INSUFFICIENT NON-PAGED POOL FOR VIRTUAL CIRCUITS | ポート・ドライバは,プールが不足しているために仮想サーキットをクローズする。 | DCL コマンド SHOW MEMORY を入力して必要なプールを判断した後,適切なシステム・パラメータを調整する。 |
表 C-7 の説明は,LAN デバイスにだけ適用されます。
メッセージ | 終了状態 | 説明 | ユーザの対処 |
---|---|---|---|
FATAL ERROR DETECTED BY DATALINK | 最初のロングワードは SS$_NORMAL (00000001),2 番目のロングワードは (00001201) | LAN ドライバがデバイスでローカル・エリア OpenVMS Cluster プロトコルを停止した。 SYS$LAVC_STOP_BUS ルーチンが正常終了すると,この終了状態が返される。SYS$EXAMPLES に示す LAVC$STOP_BUS.MAR プログラムまたはユーザ作成プログラムから, SYS$LAVC_STOP_BUS ルーチンが呼び出される。ローカル・エリア OpenVMS Cluster プロトコルは, SYS$LAVC_START_BUS ルーチンが正しく実行されるまで,指定されたデバイスで停止したままの状態になる。 SYS$LAVC_START_BUS ルーチンは, SYS$EXAMPLES にある LAVC$START_BUS.MAR プログラムまたはユーザ作成プログラムから呼び出される。 | デバイス上のプロトコルが誤って停止された場合は, SYS$EXAMPLES にある LAVC$START_BUS プログラムをアセンブルして実行することにより,プロトコルを再起動する。
関連項目: ローカル・エリア OpenVMS Cluster サンプル・プログラムの説明については, 付録 D を参照。それ以外の場合,このエラー・メッセージは無視してもかまわない。 |
最初のロングワードは (00000001) 以外の任意の値, 2 番目のロングワードは (00001201) | 致命的なエラーが発生したために,LAN ドライバはデバイスをシャットダウンし,SS$_OPINCOMPL で未処理のすべての送信を返している。LAN デバイスは自動的に再起動される。 | このエラーがそれほど頻繁に発生しないのであれば,特に問題はない。このエラーが頻繁に発生したり,このエラーが発生するときにリモート・コンピュータとの接続が切断されたり,再確立される場合は,ハードウェアに問題がある可能性がある。LAN アダプタの正しいリビジョン・レベルを確認するか,またはコンパックのサポートに連絡する。 | |
最初のロングワードは (未定義),2 番目のロングワードは (00001200) | 致命的なエラーが発生した後,LAN ドライバがデバイスを正常に再起動した。通常,このエラー・ログ・メッセージの前に,最初の終了状態ロングワードが 00000001 以外の値で,2 番目の終了状態ロングワードが 00001201であるエラー・ログ・メッセージ FATAL ERROR DETECTED BY DATALINK が記録される。 | 処置は必要ない。 | |
TRANSMIT ERROR FROM DATALINK | SS$_OPINCOMPL (000002D4) | エラーが発生したために,ドライバがコントローラとすべてのユーザをシャットダウンしなければならないので,LAN ドライバがデータ・リンクを再起動している (FATAL ERROR DETECTED BY DATALINK を参照)。 | |
SS$_DEVREQERR (00000334) | LAN コントローラがパケットを 16 回送信しようとしたが,遅延時間が長すぎるか,衝突が発生したために失敗した。この状況は, LAN トラフィックが大量であることを示している。 | ||
SS$_DISCONNECT (0000204C) | 送信中または送信後にキャリアが切れた。 | ポート・エミュレータはこのようなエラーから自動的に回復するが,このようなエラーが数多く発生する場合は,LAN コントローラに障害があるか,または LAN が過負荷状態であることを示している。このいずれかの可能性がある場合は,コンパックのサポートに連絡する。 | |
INVALID CLUSTER PASSWORD RECEIVED | コンピュータがクラスタに参加するときに,このクラスタに対して使用したクラスタ・グループ番号は正しかったが,パスワードが不正だった。ポート・エミュレータはメッセージを破棄する。LAN の別のクラスタが同じクラスタ・グループ番号を使用していることが原因であると考えられる。 | 同じ LAN 上のすべてのクラスタに固有のクラスタ・グループ番号を割り当てる。 | |
NISCS PROTOCOL VERSION MISMATCH RECEIVED | コンピュータがクラスタに参加するときに,このクラスタで使用されているバージョンと互換性のないクラスタ LAN プロトコルのバージョンを使用した。 | 互換性のあるプロトコルを使用するオペレーティング・システム・バージョンをインストールするか,またはクラスタ・グループ番号を変更して,コンピュータが別のクラスに参加するようにする。 |
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