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ターミナルの属性を設定します。指定した修飾子に対応する属性のみ変更され,指定されないものは変更されません。
SET TERMINAL [装置名[:]]
装置名[:]
属性を変更するターミナルの名前を指定します。装置名を指定しない場合,この修飾子は,現在の SYS$COMMAND 装置がターミナルの場合には,その装置の属性を変更します。現在の SYS$COMMAND 装置がターミナルではない場合には,システムはエラー・メッセージを表示します。
SET TERMINAL コマンドは,特定のアプリケーションの特定のターミナル属性を修正したり,またはシステムの省略時属性を上書きしたりします。これらの省略時の設定は,使用される端末の最も共通するタイプに基づいて,システムごとに定義されます。省略時のターミナル属性を, 図 DCLII-2 に示します。ローカルのまたは遠隔のターミナル属性は,モデム属性が許可されている端末のターミナル・ドライバによって,自動的に判定されます。これらの属性は,SET TERMINAL コマンドの影響を受けません。たとえば,OpenVMS システム・プロセッサに正常にダイアル・インすると,端末が遠隔として設定されます。ハングアップすると,ターミナル属性はローカルに再設定されます。
OpenVMS システムによってサポートされる端末には,特殊な DEC ANSI 属性とエスケープ・シーケンスをサポートする VT100 ファミリー端末があります。これらの特殊な属性とエスケープ・シーケンスの説明については,『OpenVMS I/O User's Reference Manual』を参照してください。
図 DCLII-2 省略時のターミナル属性
/ADVANCED_VIDEO
/NOADVANCED_VIDEO
ターミナルが拡張ビデオ属性を持つかどうかを制御し,また 132 桁表示が可能かどうかを指定します。ターミナルの幅が 132 桁に設定され, /ADVANCED_VIDEO 修飾子が指定されている場合には,ターミナルのページ・リミットは 24 行に設定されます。 /NOADVANCED_VIDEO 修飾子が指定されている場合には,ターミナルのページ・リミットは 14 行に設定されます。/ALTYPEAHD
ターミナル・ドライバに永久的な,代替の先読みバッファを作成させます。システムパラメータ TTY_ALTYPAHD が,この先読みバッファのサイズを決定します。この設定は,次にログインするときにも有効ですが,システムが再ブートされると無効になります。/ALTYPEAHD 修飾子を有効にするには,/TYPE_AHEAD も同時に指定しなければなりません。
この機能を必要とする通信回線の場合, SYS$SYSTEM:SYSTARTUP_VMS.COM にSET TERMINAL/PERMANENT/ALTYPEAHD を指定します。
この機能を会話型モードで使用するためには, SET TERMINAL/PERMANENT/ALTYPEAHD を指定します。このように指定すると,次にログインする際に有効になります。
/ANSI_CRT (省略時の設定)
/NOANSI_CRT
ターミナルが,ANSI CRT プログラミング標準規格に準拠するかどうかを指定します。 ANSI 標準規格は,DEC_CRT 属性の一部であり, VT100 ファミリのすべてのターミナルの省略時の値は,/ANSI_CRT です。/APPLICATION_KEYPAD
キーパットが,アプリケーション・キーパッド・モードに設定されます。このモードでは,DEFINE/KEY コマンドで定義した DCL コマンドを使用できます。省略時の状態では,ターミナルは数値キーパッド・モードに設定されています。/AUTOBAUD
/NOAUTOBAUD
ログイン時に,ターミナルのボー・レートを 9600 ボーに設定するかどうかを制御します。ログイン時にボー・レートを正しく設定するためには,少なくとも 1 秒間隔で,2 回以上 Return を押します。 Return 以外のキーを押すと, /AUTOBAUD 修飾子は誤ったボー・レートを検出する可能性があります。この場合には,ログイン手順を継続せずに,タイム・アウト (時間切れ) になるのを待ちます。 /AUTOBAUD 修飾子は,/PERMANENT 修飾子とともに使用します。設定できるボー・レートは次のとおりです。
50 150 1800 4800 38400 75 300 2000 7200 57600 110 600 2400 9600 76800 134 1200 3600 19200 115200
/BLOCK_MODE
/NOBLOCK_MODE
ターミナルが,ブロック・モード転送,ローカル編集,およびフィールド保護を実行するかどうかを指定します。/BRDCSTMBX
/NOBRDCSTMBX
対応するメールボックスがある場合に,ブロードキャスト・メッセージを,そこに送るかどうかを指定します。/BROADCAST (省略時の設定)
/NOBROADCAST
ターミナルが,MAIL 通知や REPLY メッセージなどのブロードキャスト・メッセージを受信できるかどうかを指定します。ターミナルを非会話型モードで使用している場合や,特別な出力がメッセージによって割り込まれとことのないようにする場合には, /NOBROADCAST 修飾子を使用します。また,すべてのメッセージを受信しないようにするのではなく,特定のメッセージだけをターミナルに送信されないようにする場合には, SET BROADCAST コマンドを使用します。/COLOR
ターミナルが ANSI カラーエスケープシーケンスをサポートする場合, ANSI_COLOR ターミナル属性を設定します。/COMMSYNC
/NOCOMMSYNC (省略時の設定)
標準モデム制御信号をフロー制御に使用して,非同期型のプリンタや装置をターミナル・ポートに接続します。装置への送信は,DTR (data terminal ready) 信号と RTS (request to send) 信号のどちらかが OFF になると止まります。両方の信号が ON になると送信は再開します。/COMMSYNC 修飾子と /MODEM 修飾子は,同時に使用することはできません。
COMMSYNC 機能には,以下の制限があります。
- LAT ポートでは使用できない。
- すべてのモデム制御機能を持つポートでのみ使用できる。
- XON/XOFF によるフロー制御と組み合わせて使用するべきでない (ハング状態になる可能性がある)。
重要
会話型に使用するモデム接続の回線では,使用しないでください。モデム回線障害時にユーザ・プロセスをターミナル回線から切断するモデム・ターミナル属性が,/COMMSYNC 修飾子を指定した場合には無効になるためです。 /COMMSYNC 修飾子を指定した場合,次の呼び出しでターミナル回線は前のユーザ・プロセスに割り当てられます。機密管理者は,この属性が会話型のターミナル・ポートに使用されないように注意してください。また,/COMMSYNC 修飾子は LAT 回線に接続されたポートではサポートされません。
/CRFILL[=フィル・カウント]
Return キーを押した後で次に意味ある文字を送信する前に,指定数の空文字を生成します。ターミナルが受信状態になるのを確実にするために用います。指定できる値は,0 〜 9 の整数です。省略時の値は 0 です。/DEC_CRT[=(値1,値2,値3)]
/NODEC_CRT[=(値1,値2,値3)]
ターミナルが, DEC VT100, VT200, VT300, VT400, VT500 ファミリの標準規格に従うかどうか,また,DEC エスケープ・シーケンスを含む最低限の標準規格をサポートするかどうかを指定します。オプションとして,次の値を指定できます。
1 (省略時の設定) DEC_CRT ターミナル属性に設定することを要求します。これは省略時の値です。 2 DEC_CRT2 ターミナル属性に設定することを要求します。 3 DEC_CRT3 ターミナル属性に設定することを要求します。レベル 3 のターミナルは,以下の機能をサポートします。
- ステータス・ライン(25 行目,画面の最下部)
- ISO Latin-1 文字セット
- ターミナル状態問い合せ機能
4 DEC_CRT4 ターミナル属性に設定することを要求します。レベル 4 のターミナルは,以下の機能をサポートします。
- 拡張キーボード
- キー・ポジション・モード
- 保護リセット
- 初心者モード
- 選択消去
- オンライン・トランザクション処理機能 (OLTP)
- ページメモリ
- 長方形編集
- テキスト・マクロ
- データ集約レポート
DEC_CRT2 および DEC_CRT3,DEC_CRT4 は,DEC_CRT を含みます。 DEC_CRTをクリアすると,DEC_CRT2 および DEC_CRT3,DEC_CRT4 もクリアされます。同様に DEC_CRT4 を設定する場合, DEC_CRT,DEC_CRT2 と DEC_CRT3(および ANSI_CRT)も設定されます。
/DEVICE_TYPE=ターミナル・タイプ
ターミナル・タイプを指定し,指定された装置タイプにしたがってターミナルの属性を設定します。以下のターミナル・タイプを指定できます。
UNKNOWN
FT1--FT8
LA12
LA34
LA36
LA38 LA100
LA120
LA210
LN01K
LN03
LQP02 PRO_SERIES
VT05
VT52
VT55
VT100
VT101 VT102
VT105
VT125
VT131
VT132
VT173 VT200
VT300
VT400
VT500
VT100, VT102, VT125 シリーズ・ターミナルの省略時設定の属性は,次のようになります。
/ADVANCEDVIDEO /NOALTYPEAHD 1 /ANSI_CRT /NOAUTOBAUD /NOBLOCK_MODE /NOBRDCSTMBX /BROADCAST /CRFILL=0 /ECHO /NOEIGHT_BIT /NOESCAPE /NOFORM /FULLDUP /NOHOSTSYNC /LFFILL=0 /LOWERCASE /NODMA /PAGE=24 /NOPARITY /NOPASTHRU /NOREADSYN /SPEED=9600 /TAB /TTSYNC /TYPE_AHEAD /WIDTH=80 /WRAP
1これがシステムにより設定される省略時の設定の属性であり,ユーザは使用できない修飾子です。
設定できるターミナル・タイプと属性の一覧は 図 DCLII-2 を参照してください。
/DIALUP
/NODIALUP (省略時の設定)
ターミナルを,電話回線使用ターミナルに指定します。/DISCONNECT
/NODISCONNECT (省略時の設定)
回線が切断された場合に,このターミナルに接続されているプロセスを切断するかどうか指定します。 /DISCONNECT 修飾子は,/PERMANENT 修飾子が指定されている場合にだけ有効です。/DISMISS
/NODISMISS (省略時の設定)
エラー状態で現在の入出力を終了させるかわりに,ターミナル・ドライバが,パリティ・エラーを生じるデータを無視するかどうか制御します。/DMA
/NODMA
ダイレクト・メモリ・アクセス (DMA) 機能をサポートするコントローラで,このアクセス・モードを使用するかどうか制御します。/ECHO (省略時の設定)
/NOECHO
ターミナルが受信した入力行を,エコー表示するかどうかを指定します。 /NOECHO 修飾子が設定されている場合には,ターミナルは,システムまたはユーザ・アプリケーション・プログラムが出力したデータのどちらか,またはその両方だけを表示します。/EDIT_MODE
/NOEDIT_MODE
ターミナルが,ANSI 規格によって定義されている拡張編集機能を実行できるかどうかを指定します。/EIGHT_BIT
/NOEIGHT_BIT
ターミナルが,7 ビットではなく,8 ビットの ASCII プロトコルを使用するかどうかを指定します。ターミナル・フォールバック機能 ( Terminal Fallback Facility [TFF] ) を使用すれば,ターミナルに対して 8 ビット属性を設定できます。指定したターミナルがこの機能を使用中であれば, /EIGHT_BIT 修飾子は無視されます。ターミナル・フォールバックについての詳細は,『OpenVMS Terminal Fallback Utility Manual』 ( ドキュメンテーション CD-ROM に用意されています ) を参照してください。/ESCAPE
/NOESCAPE (省略時の設定)
エスケープ・シーケンスを処理するかどうかを指定します。/FALLBACK
/NOFALLBACK
8 ビットの DEC で定義している文字セット(DEC MCS)が,その 7 ビット表現でターミナル上に表示されるかどうかを制御します。省略時の設定は,ターミナルの /EIGHTBIT 修飾子の設定に依存します。OpenVMS ターミナル・フォールバック機能 ( Terminal Fallback Facility [TFF] ) が利用されている場合,指定したターミナルに対して,省略時の設定の文字変換テーブルを使用します。ターミナル・フォールバックについての詳細は,『OpenVMS Terminal Fallback Utility Manual』 ( ドキュメンテーション CD-ROM に用意されています ) を参照してください。 TFF が利用可能でないシステムでは,/NOFALLBACK 修飾子は意味を持たず,エラー・メッセージも表示されません。/FORM
/NOFORM
ターミナル・ドライバが,改ページ(フォーム・フィード)文字を, 1つまたは複数の改行(ライン・フィード)に変換するか,または変換せずに,単にフォーム・フィードを文字として出力するかを指定します。/FRAME=n
入力または出力される各文字に対して,ターミナル・ドライバが適用するデータのビット数を指定します。省略時の値は,ターミナルの /PARITY と/EIGHT_BIT の設定によって異なります。指定できる値は,5 から 8 までの範囲です。/FULLDUP (省略時の設定)
/NOFULLDUP
ターミナルの操作モードが,全二重モードであるか,半二重モードであるかを指定します。 /FULLDUP 修飾子は,/NOHALFDUP 修飾子と同じです。/HALFDUP
/NOHALFDUP (省略時の設定)
ターミナルの操作モードが,全二重モードであるか,半二重モードであるかを指定します。 /HALFDUP 修飾子は,/NOFULLDUP 修飾子と同じです。/HANGUP
/NOHANGUP (省略時の設定)
/HANGUP 修飾子を指定するためには,システム生成時に指定したパラメータに応じて,LOG_IO(論理入出力)特権,または PHY_IO(物理入出力)特権が必要です。ユーザがログアウトするときに,ターミナル・モデムが切断されるかどうかを指定します。
/HARDCOPY
/NOHARDCOPY
装置を,ハードコピー・ターミナルとして設定し, DELETE キーを押すたびに,バックスラッシュ文字を出力します。 /HARDCOPY 修飾子は,/NOSCOPE修飾子と同じです。/HOSTSYNC
/NOHOSTSYNC (省略時の設定)
システムが,ターミナルからの入力の流れと,同期をとることができるかどうかを指定します。先読みを可能にするバッファの領域が一杯になった場合には,システムは Ctrl/S を送信し,入力を一時的に停止します。このバッファが空になると,システムは Ctrl/Q を送信し,入力を可能にします。/INQUIRE
/INQUIRE 修飾子が指定され,DEC_CRT 属性が設定された場合,ターミナル・タイプを設定します。 SET TERMINAL コマンドはターミナルから現在の画面サイズを読み込み,続いてページの高さと幅の値を適宜設定します。省略時の設定は,UNKNOWN です。 LA36 と VT05 ターミナルを除く,DEC 製のターミナルでのみ機能します。 VT101 と VT105 も含めて,一部の VT100 ファミリ・ターミナルは, VT100 タイプの応答を返します。 LA38 ターミナルは,LA43 ターミナルとして応答します。
注意
SET TERMINAL/INQUIRE コマンドは, DEC 製の VT100 およびそれ以降のターミナルでは正常に動作します。 1 部の PC のターミナル・エミュレータは必ずしもすべての VT100 のエスケープ・シーケンスを正しくエミュレートしていないので, SET TERMINAL/INQUIRE コマンドは正しく動作しません。このようなターミナル・エミュレータに関する問題がある場合は,ターミナル・エミュレータのメーカにお問い合わせください。
ターミナル・タイプを自動的に検出できるようにするには,ファイルLOGIN.COM に SET TERMINAL/INQUIRE コマンドを含めます。
/INQUIRE=OLD 修飾子を指定した場合は, OpenVMS はターミナル・ウィンドウを24 行 80 桁に設定し,実際のターミナル・サイズを無視します (これは,OpenVMS バージョン 6.2 より前の SET TERMINAL/INQUIRE コマンドの動作です)。
警告
クラスタ全体で利用可能にするディスクがシステム・ディスクでない場合,この修飾子は,先読みバッファをクリアします。応答が認識されない場合には,動作メッセージやエラー・メッセージは表示されません。 /INQUIRE 修飾子は,弊社ターミナルに対してだけ使用できます。ただし,LA36 ターミナルおよび VT05 ターミナルは,この機能をサポートしません。
/INSERT
ターミナルを,挿入モードに設定します。この機能により,コマンド行の編集時に,文字を挿入することができます。省略時のモードは,上書きモードであり,コマンド行の編集時に,カーソルが現在ある文字の上に上書きします。モード間の切り替えは,Ctrl/A で行います。/LFFILL[=フィル・カウント]
改行(ライン・フィード)の後で次に意味ある文字を送信する前に,指定数の空文字をターミナルに送信します。ターミナルが受信状態になるのを確実にするために用います。指定できる値は,0 〜 9 の整数です。省略時の値は,システムごとに異なります。省略時のターミナル属性の一覧については 図 DCLII-2 を参照してください。/LINE_EDITING
/NOLINE_EDITING
コマンド行を編集するときの拡張行編集機能を,可能にするかどうかを指定します。 /LINE_EDITING 修飾子を指定する場合には,Return も Ctrl/Z も,行終了文字として認識されます。また,エスケープ・シーケンスも,行終了文字として使用できます。/LOCAL_ECHO
/NOLOCAL_ECHO (省略時の設定)
コマンド・レベルのターミナル機能について,ホストが文字をエコー表示するのではなく,ターミナル自体でエコー表示するかどうかを指定します (行編集や EDT エディタのスクリーン・モードのように,エコー表示に関する制御が必要な一部のユーティリティでは, /LOCAL_ECHO 修飾子を使用してはいけません)。
警告
LOCAL_ECHO 属性を指定したターミナルにログインする場合には, OpenVMS システムはパスワードのエコー表示を制御できません。
/LOWERCASE
/NOLOWERCASE
ターミナルが,大文字と小文字の両方をサポートするかどうかを指定します。 /NOLOWERCASE 修飾子を指定する場合には,入力した文字はすべて大文字に変換されます。 /LOWERCASE 修飾子は /NOUPPERCASE 修飾子と同じです。/MANUAL
ローカル・ターミナル・エミュレータが自動切り換えをサポートしないときに,ターミナル回線を手動で動的非同期 DDCMP 回線に切り換えることを示します。 /MANUAL 修飾子を指定する場合には, /PROTOCOL=DDCMP 修飾子および /SWITCH=DECNET 修飾子を指定しなければなりません。/MODEM
/NOMODEM
ターミナルが,標準的な EIA モデム制御信号を与えるモデム,またはケーブルに接続されているかどうかを指定します。ターミナルが MODEM 属性を持つ場合に,SET TERMINAL/NOMODEM を入力すると,自動的にログアウトされます。 /MODEM 修飾子と /COMMSYNC 修飾子は,同時に使用することはできません。/NUMERIC_KEYPAD (省略時の設定)
キーパットを数値キーパッド・モードに設定します。このモードでは,数値キーパッドのキーを使用して,数字や句読点をタイプできます。 DEFINE/KEY機能(DEFINE/KEY コマンドで定義した DCL コマンドの入力) を使用するには,ターミナルを /APPLICATION_KEYPAD に設定しなければなりません。数値キーパッドのキーを,数字や句読点の入力に使用するのか(/NUMERIC_ KEYPAD),あるいは DEFINE/KEY コマンドで定義された DCL コマンドの入力に使用するのか(/APPLICATION_KEYPAD)を指定します。/OVERSTRIKE (省略時の設定)
ターミナルを,上書きモードに設定します。この機能を使用すれば,コマンド行の編集時に,カーソルが現在ある文字の上に,他の文字を上書きできます。コマンド行の編集時に文字を挿入できるようにするには,ターミナルを挿入モードに設定します。モード間の切り替えは,Ctrl/A で行います。/PAGE[=1ページの行数]
ハード・コピー・ターミナルに対して,ミシン目からミシン目までの1ページに印刷される行数を指定します。ターミナルが改ページ(フォーム・フィード)を読み込むと,用紙は次のミシン目まで進められます。 1ページの行数には,0 から 255 までの数値を指定できます。省略時の値は 0 で,改ページを改行として扱います。/PARITY[=オプション]
/NOPARITY (省略時の設定)
ターミナルがデータを送信するパリティを定義します。次のいずれかのオプションを指定できます。 EVEN ODD /PARITY 修飾子だけを指定してオプションを省略する場合には, SET TERMINAL コマンドは,/PARITY=EVEN であると解釈します。/PASTHRU
/NOPASTHRU (省略時の設定)
ターミナルがすべてのデータ (タブやキャリッジ・リターン,改行,制御文字を含む)を,バイナリ・データとして,アプリケーション・プログラムにそのまま渡すかどうかを指定します。 /TTSYNC 修飾子も設定できます。これらの修飾子の両方が,テキスト中にあるものと全く同じに書かれていることを確認してください。
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