この章では,文章を一気に変換させる方法を説明します。
今まで学んだ変換は,1文節の単語の変換でした。2文節以上の文章も, 同じように変換キー(スペース・バー)を使って変換します。 1回の変換で期待した変換結果が得られなかった場合は, 文節ごとに再変換したり部分確定したりすることができます。
次の例文の変換してみましょう。
《例文の入力》
例文として,次の文章を入力してください。
次のように変換されます。
変換を確定します。
この例文は,1回の変換で出したい漢字がでました。このようなときには,[Return] キーで変換を確定します。1回の変換で期待した変換結果が得られないときには, 次の節を参照してください。
入力した文字の中に,同音異義語を持っている漢字があると, 1回の変換では期待した変換結果が得られないことがあります。このようなときには, 1文節ごとに,再変換して確定していきます。
また,漢字に変換されてしまった字を,ひらがなやカタカナに再び変換したいときも, 同じ方法を使います。
複文節変換のときには,変換の対象となる文節が反転表示されます。 文節が期待したとおりに区切られない場合は, 第7章を参照してください。
《例文の入力》
例文として,次の文章を入力してください。
変換キー(スペース・バー)を押すと,次のように変換されます。
この変換では,"蛙"と出したかったのに,文末が"帰る"と変換されています。
《操作方法》
つぎに,複文節を再変換する方法について説明します。
1."蛙の"と"子は"を部分確定します
"蛙の"が反転表示されている状態で,[↓]キーを押します。
"蛙の"が確定し,次の文節"子は"が反転表示されます。
同じように[↓]キーで,"子は"を確定します。
"帰る"が反転表示されています。
2."帰る"を"蛙"に変換し直します
"帰る"が反転表示されているときに,スペース・バーを何度か押して "蛙"に再変換します。
3.最後に[Return]キーで確定してください