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6 漢字かな交じり文に変換しましょう

この章では,文章を一気に変換させる方法を説明します。

今まで学んだ変換は,1文節の単語の変換でした。2文節以上の文章も, 同じように変換キー(スペース・バー)を使って変換します。 1回の変換で期待した変換結果が得られなかった場合は, 文節ごとに再変換したり部分確定したりすることができます。

6.1 複文節の変換

次の例文の変換してみましょう。

《例文の入力》

例文として,次の文章を入力してください。

  1. 変換キー(スペース・バー)を押します

    次のように変換されます。

  2. [Return]キーを押します

    変換を確定します。

この例文は,1回の変換で出したい漢字がでました。このようなときには,[Return] キーで変換を確定します。1回の変換で期待した変換結果が得られないときには, 次の節を参照してください。

6.2 部分確定

入力した文字の中に,同音異義語を持っている漢字があると, 1回の変換では期待した変換結果が得られないことがあります。このようなときには, 1文節ごとに,再変換して確定していきます。

また,漢字に変換されてしまった字を,ひらがなやカタカナに再び変換したいときも, 同じ方法を使います。

複文節変換のときには,変換の対象となる文節が反転表示されます。 文節が期待したとおりに区切られない場合は, 第7章を参照してください。

《例文の入力》

例文として,次の文章を入力してください。

変換キー(スペース・バー)を押すと,次のように変換されます。

この変換では,"蛙"と出したかったのに,文末が"帰る"と変換されています。

《操作方法》

つぎに,複文節を再変換する方法について説明します。

1."蛙の"と"子は"を部分確定します

"蛙の"が反転表示されている状態で,[↓]キーを押します。

"蛙の"が確定し,次の文節"子は"が反転表示されます。

同じように[↓]キーで,"子は"を確定します。

"帰る"が反転表示されています。

2."帰る"を"蛙"に変換し直します

"帰る"が反転表示されているときに,スペース・バーを何度か押して "蛙"に再変換します。

3.最後に[Return]キーで確定してください


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