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11 Listデータ・タイプの使用

Listデータ・タイプはリスト・ナンバリング・ツールであり,行単位のテキストを読みやすい形式で印刷します。List データ・タイプは次のような出力を作成します。

図 11-1はListデータ・タイプを使用して印刷したページの例を示しています。

図 11-1 Listデータ・タイプの出力

Listデータ・タイプを使用するには,システムにDCPS-Plusライセンスをインストールしておかなければなりません。

11.1 Listデータ・タイプの使用

Listデータ・タイプを使用してテキストを印刷するには,次のPRINTパラメータを使用します。

     /PARAMETERS=DATA_TYPE=LIST

たとえば,Listデータ・タイプを使用してXREPORT.TXTファイルを印刷するには, 次のコマンドを入力します。

     $ PRINT XREPORT.TXT/PARAMETERS=DATA_TYPE=LIST

省略時の設定では,ファィル拡張子が次のいずれかのときに,DECprint Supervisor for OpenVMS プリンタはList データ・タイプを使用して印刷します。

           B32      CPP      MMS
           BAS      CXX      PAS
           BLI      FOR      PLI
           C        H        R32
           CBL      HXX      REQ
           COM      MAR

このリストの変更方法については, 『日本語DECprint Supervisor for OpenVMSシステム・マネージャーズ・ガイド』を参照してください。

11.2 Listデータ・タイプに対するOpenVMSフォームの使用

Listデータ・タイプでは,ページを書式化するときに,マージンやページ幅などのフォーム設定が無視されます。A ( レター)およびA4サイズの用紙と互換性のあるサイズで最大サイズのページが作成されます。


ポートレート(縦長) - 80桁,70行
ランドスケープ(横長)方向- 132桁,55行

ただし,フォーム定義によって起動されるセットアップ・モジュールは, プリント・ジョブに適用されます。


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