表 4-2 EDITコマンドでのアプリケーション・キーパッドの定義

キーパッド・キー  キー定義
[KP0] EDITバッファでのフォント編集に使用するために,文字パターンを USEバッファに格納する。EDITバッファとUSEバッファの識別は, 文字コード表示領域内のキーワードによって示される。 文字コードはプロンプトに応答することによって入力でき, 16進数で指定しなければならない。文字コード指定には,その先頭に"memory"または "database"というキーワードを指定できる。"memory"が指定された場合には, 文字パターンは編集中のメモリバッファから取り出され,"database" が指定された場合には,設定されているデータベースから取り出される。 これらのキーワードは短縮できる。キーワードを指定しなかった場合には, "database"が指定されているものと解釈される。 文字パターンの入力元がメモリであるのか,データベースであるのかは, 文字コードと共に示される。メモリの場合は"M"によって示され, データベースの場合は"D"によって示される。EDITバッファに戻るには, [PF1/KP0]を使用する。
[KP1]〜[KP9] 押されたキーの[KP5]からの方向にカーソルを移動し, カーソルが通過したピクセルを,カーソル・モードにしたがってONまたは OFF状態に設定する。カーソル・モードにはON,OFF,ON/OFF,およびMOVEの 4つのタイプがあり,これらは[PF3]によって設定される。[KP5]を押した場合には, カーソルは移動しないが,現在のピクセルの状態がONとOFFの間で切り換えられる。
[PF1] GOLD状態をONとOFFの間で切り換える。
[PF2] EDITコマンドのキーパッド定義に関するヘルプ・テキストを,表示する。
[PF3] カーソル・モードをON,OFF,ON/OFF,およびMOVEの4つの状態の間で切り換える。 カーソル・モードがON/OFFモードの場合には,カーソルが通過したピクセルは, 前の状態の反対の状態,つまりONの場合にはOFFに,OFFの場合にはONに設定される。 カーソル・モードがMOVEモードの場合には, カーソルはピクセルの状態を変更せずに移動する。
[PF4] ペースト・モードを,OVERLAY状態とOVERWRITE状態の間で切り換える。 ペースト・モードがOVERLAYモードの場合には,[Insert Here]を押したときに PASTEバッファ内のピクセルがビットマップ・スクリーンの上に スーパーインポーズされる。ペースト・モードがOVERWRITEモードの場合には, PASTEバッファ内のピクセルは,ビットマップ・スクリーン上にペーストされ, ピクセルの上に重ね書きされる。
[KP.] 現在編集中の文字パターンを,実際のサイズでスクリーンの左上に表示する。
[KP-] タイプフェイスを,ボディーフェイスとレターフェイスの間で切り換える。 一般に,ビットマップの外側の部分は,隣接する2文字を区別するために, 文字パターン内では使用されない。しかし, タイプフェイスに対してボディーフェイスを選択した場合には, パターンの領域全体を編集できる。レターフェイスを選択した場合には, 通常のパターン領域を編集できる。
[KP,] ラップ・モードをONとOFFの間で切り換える。ラップ・モードが ONに設定されている場合には,カーソルが境界に到達すると, カーソルは反対側に移動する。OFFに設定されている場合には, カーソルは境界の上から移動しない。
[Enter] 文字パターンを編集する文字コードの入力を要求するプロンプトを表示する。 文字コードは16進数で入力しなけらばならない。
[PF1/KP0] USEバッファからEDITバッファに戻る。
[PF1 /KP1]〜[PF1/KP9] 押されたキーの[KP5]からの方向の絶対位置にカーソルを移動する。たとえば, [PF1/KP7]では,カーソルは左上の角に移動し,[PF1/KP5]では, カーソルはビットマップの中心に移動する。
[PF1/PF2] EDITコマンドに関するヘルプ・テキストを表示する。[Help]と同じ。
[PF1/PF3] メモリに格納されている編集結果を,新しいプリロード・ファイルに書き込む。 フォント編集は継続される。
[PF1/PF4] 現在編集中の文字コードの文字パターンを,メモリから削除する。
[PF1/KP.] 指定された文字コードの文字パターンを,最大3つ表示する。文字パターンは, 編集スクリーンの左上のREFERウィンドウに表示され, REFERウィンドウの上に文字コードも表示される。 文字コードはプロンプトに応答することにより入力でき, 16進数で指定しなければならない。文字コード指定には,その先頭に"memory"または "database"というキーワードを指定できる。"memory"が指定された場合には, 文字パターンは編集中のメモリバッファから取り出され, "database"が指定された場合には,設定されているデータベースから取り出される。 これらのキーワードは短縮できる。キーワードを指定しなかった場合には, "database"が指定されているものと解釈される。 文字パターンの入力元がメモリであるのかデータベースであるのかは, 文字コードと共に示され,メモリの場合は,"M"によって,データベースの場合は "D"によって示される。
[PF1 /KP-] 現在の文字コードに対するフォント編集を取り消す。
[PF1/KP,] フォント編集セッションを終了する。 編集セッションを終了するかどうかの確認が要求される。 肯定応答を入力した場合には,フォント編集は終了し, フォント編集の結果はすべて失われる。否定応答を入力した場合には, フォント編集は継続される。
[PF1/Enter] 確認プロンプトを表示せずに,フォント編集セッションを終了する。 セッションを終了する前に,編集結果は新しいデータ・ファイルに保存される。


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