[ 前のページ ]
[ 次のページ ]
[ 目次 ]
[ DOC Home ]
OpenVMS Galaxyを管理する場合,次のDCLコマンドが役立ちます。
CPUはOpenVMS Galaxyで割り当て可能なリソースです。
STOP/CPU/MIGRATEコマンドは,指定されたセカンダリ・プロセッサを停止し,OpenVMS SMP システムのアクティブ・セットから削除します。
例:
ユーザが次のコマンドを入力すると
GLX1$ stop/cpu/migrate=GLX0 4
次のメッセージがユーザの端末に表示されます。
%SYSTEM-I-CPUSTOPPING, trying to stop CPU 4 after it reaches quiescent state
ソース・コンソールには,次のメッセージが表示されます。
%SMP-I-STOPPED, CPU #04 has been stopped.
デスティネーション・コンソールには,次のメッセージが表示されます。
%SMP-I-SECMSG, CPU #04 message: P04>>>START %SMP-I-CPUTRN, CPU #04 has joined the active set.
SHOW CPUコマンドは,指定されたプロセッサの状態,属性,機能に関する情報を表示します。
例:
GLX0$ show cpu GLX0, AlphaServer 8400 Model 5/440 Multiprocessing ENABLED. Full checking synchronization image loaded. Minimum multiprocessing revision levels: CPU = 1 PRIMARY CPU = 00 Active CPUs: 00 01 Configured CPUs: 00 01 Potential CPUs: 00 01 03 04 05 06 07
SHOW MEMORYコマンドは,システムのメモリの使用状況を表示します。
例:
CLSSIC$ SHOW MEMORY/physical System Memory Resources on 5-OCT-1999 20:50:19.03 Physical Memory Usage (pages): Total Free In Use Modified Main Memory (2048.00Mb) 262144 228183 31494 2467 Of the physical pages in use, 11556 pages are permanently allocated to OpenVMS. GALAXY$ show memory/physical System Memory Resources on 5-OCT-1999 07:55:14.68 Physical Memory Usage (pages): Total Free In Use Modified Private Memory (512.00Mb) 65536 56146 8875 515 Shared Memory (1024.00Mb) 131072 130344 728 Of the physical pages in use, 6421 pages are permanently allocated to OpenVMS. $
$ write sys$output "" $ write sys$output "Instance = ",f$getsyi("scsnode") $ write sys$output "Platform = ",f$getsyi("galaxy_platform") $ write sys$output "Sharing Member = ",f$getsyi("galaxy_member") $ write sys$output "Galaxy ID = ",f$getsyi("galaxy_id") $ write sys$output "Community ID = ",f$getsyi("community_id") $ write sys$output "Partition ID = ",f$getsyi("partition_id") $ write sys$output "" $ exit
COBRA2$ @shoglx Instance = COBRA2 Platform = 1 Sharing Member = 1 Galaxy ID = 5F5F30584C47018011D3CC8580F40383 Community ID = 0 Partition ID = 0 COBRA2$
LISTオプションは,標準のグローバル・セクションだけでなく, galaxywideセクションも返すようになりました。
インスタンス・ポテンシャル・セット内の各CPUに対して,インスタンス固有のフェールオーバー環境を設定します。
ただし,nはCPU番号,カンマで区切ったCPUの一覧,/ALLのいずれかであり,y はインスタンス番号または名前です。
指定されたCPUのインスタンス固有のフェールオーバー関係を削除します。
指定されたCPUのインスタンス固有のオートスタート・フラグをセットまたはクリアします。
ただし,nはCPU番号,カンマで区切ったCPUの一覧,/ALLのいずれかです。
CONFIGUREコマンドは,Galaxy Configurationユーティリティ(GCU)を起動して,OpenVMS Galaxy システムを監視し,表示し,会話します。GCUを使用するには,DECwindows Motif V1.2-4 以上とAlpha OpenVMS V7.2以上が必要です。
オプションのmodelパラメータは,ロードおよび表示するGalaxy構成モデルの場所と名前を指定します。model が指定されていないときに,システムがOpenVMS Galaxy として動作している場合は,現在のアクティブ構成が表示されます。
システムがOpenVMS Galaxyとして動作していない場合は,GCUはシングル・ インスタンスOpenVMS Galaxyシステムを作成するユーザを支援します。
OpenVMS Galaxy構成モデルはGalaxy Configurationユーティリティを使用して作成されます。 詳細については,本書とGCUのオンライン・ヘルプを参照してください。
形式:
CONFIGURE GALAXY [model.gcm]
パラメータ:
GALAXY [model.gcm]
ロードおよび表示するGalaxy構成モデルの場所と名前を指定します。
modelを指定しなかったときに,システムがOpenVMS Galaxyとして動作している場合は, 現在のアクティブ構成が表示されます。
修飾子:
/ENGAGE
GCUは,グラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示せずに,指定されたOpenVMS Galaxy 構成モデルに設定(ロード/確認,およびアクティブ化) します。確認の後,指定されたモデルがアクティブ・システム構成になります。 この修飾子を使用すると,システムをブートした後で,どのような動的リソースの再割り当てが実行されていたとしても, システム管理者はそれとは無関係に,OpenVMS Galaxy システムを既知の構成に復元することができます。 このコマンドをDCLコマンド・プロシージャに埋め込んでおけば, 構成操作を自動化することができます。
/VIEW
この修飾子を/ENGAGEおよびmodelパラメータと組み合わせて使用すると, GCUは指定された構成モデルをロードし,確認し,アクティブ化し,表示します。
$ CONFIGURE GALAXY
GCUのグラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示します。システムが現在,OpenVMS Galaxy として構成されている場合は,アクティブ・システム構成が表示されます。
$ CONFIGURE GALAXY model.GCM
GCUのグラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示します。指定されたOpenVMS Galaxy 構成モデルがロードされ,表示されますが,ユーザが設定することを選択するまで, アクティブ構成にはなりません。
$ CONFIGURE GALAXY/ENGAGE model.GCM
GCUコマンド行インスタンスを起動して,GCUのグラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示せずに, 指定されたOpenVMS Galaxy構成モデルに設定します。
$ CONFIGURE GALAXY/ENGAGE/VIEW model.GCM
GCUコマンド行インタフェースを起動して,指定されたOpenVMS Galaxy構成モデルに設定し,GCU のグラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示します。
[ 前のページ ]
[ 次のページ ]
[ 目次 ]
[ DOC Home ]