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まえがき


本書の目的

本書は,日本語OpenVMS オペレーティング・システム上で動く対話型テキスト・エディタである日本語EVE の初期化の方法や拡張方法,DECwindows版日本語EVEなどについて説明した解説書です。 日本語EVEのすべてのコマンドについての詳細は, 第4章 "コマンド・ディクショナリ"としてアルファベット順にまとめられています。 特定コマンドについての詳しい情報は,こちらをご覧ください。


対象読者

本書は,日本語EVEエディタを使用したことのあるユーザを対象としたリファレンス・マニュアルです。 日本語EVEを初めて使うユーザは, 本書の前に日本語EVE ユーザーズ・ガイドをお読みになり, 日本語EVEを使った基本的な編集操作を習得されることをお勧めします。


本書の構成

本書は,4つの章と1つの付録で構成されています。

第1章 日本語EVEの概要および日本語独特の機能について説明します。
第2章 日本語EVEの拡張について説明します。
第3章 DECwindows版日本語EVEについて説明します。
第4章 日本語EVEコマンド・ディクショナリです。
付録 A 定義済みキーの一覧表です。


関連資料

本書に関連した資料にはつぎのものがあります。


本書で使用する表記法

本書では,つぎの表記法を使用します。

表記法 意味
$ システム・プロンプト。 ドル記号($)は,システムのコマンド・レベルのプロンプトを示します。 実際のプロンプトは,画面の左に表示されます。
[KP0]〜[KP9] 補助キーパッドの数字を指します。
[Enter] 補助キーパッドの右下にある[Enter]キーを指します。
[PF1]〜[PF4] 補助キーパッドの1番上に並んでいるキーを指します。
[F6]〜[F20] キーボードの上部にあるファンクション・キーを指します。
[Ctrl/A]
[Ctrl-A]
[Ctrl_A]
[Ctrl]キーと文字キーのAを同時に押します。 大文字と小文字の区別はなく,また, かなシフトキーが押されていても関係ありません。
[GOLD/A]
[GOLD-A]
[GOLD_A]
GOLDキーとして定義されたキーに続けて,文字キーのAを押します。 大文字と小文字の区別はありませんが, かなシフトキーが押されていると異なるキーとして扱われます。
太字 入力画面の太字は,ユーザの入力文字列を示します。 文中の太字のコマンド名は,日本語EVEコマンドを示します。


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