前へ | 次へ | 目次 |
$ DEFINE/SYSTEM DCPS$queue-name_SEPARATOR_TRAY n |
このコマンドでは,実行キューの名前(queue-name)と給紙トレイ番号(n: 通常は 1) を指定しなければなりません。この論理名の定義がされていない場合,印刷実行時に INPUT_TRAY=MANUAL_FEED パラメータが指定された場合に次のようなエラーが発生し,印刷できません。
%DCPS-W-RANGECHK, rangecheck: Argument out of bounds - offending command is setpapertray %DCPS-E-FLUSHING, Rest of Job (to EOJ) will be ignored |
%DCPS-W-RANGECHK, rangecheck: Argument out of bounds - offending command is setpapertray %DCPS-E-FLUSHING, Rest of Job (to EOJ) will be ignored |
6.2.7 OKI MICROLINE 801PSIIV-LT,802PSIIV,803PSIIV
6.2.7.1 制限事項
6.2.8 OKI MICROLINE 7300PS
6.2.8.1 制限事項
給紙トレイ | 用紙の向きとサイズ | ||
---|---|---|---|
マルチパーパストレイ |
|
||
トレイ1 |
|
||
トレイ2(オプション) |
|
||
トレイ3(オプション) |
|
セパレータページを給紙するトレイを指定する論理名, DCPS$queue-name_SEPARATOR_TRAY に指定する等価名は次のとおりです。
1 | トレイ1 |
2 | トレイ2 |
3 | トレイ3 |
4 | マルチパーパストレイ |
raw TCP/IP プロトコルを使用して MICROLINE 7300PS のための DCPS キューを作成する場合,9100 というポートを使用してください。
6.2.9 OKI MICROLINE 9300PS
6.2.9.1 制限事項
給紙トレイ | 用紙の向きとサイズ | ||||
---|---|---|---|---|---|
マルチパーパストレイ |
|
||||
トレイ1 |
|
||||
トレイ2-5(オプション) |
|
セパレータページを給紙するトレイを指定する論理名, DCPS$queue-name_SEPARATOR_TRAY に指定する等価名は次のとおりです。
1 | トレイ1 |
2 | トレイ2 |
3 | トレイ3 |
4 | マルチパーパストレイ |
6 | トレイ4 |
7 | トレイ5 |
raw TCP/IP プロトコルを使用して MICROLINE 9300PS のための DCPS キューを作成する場合,9100 というポートを使用してください。
6.2.11 OKI MICROLINE シリーズすべて
OKI MICROLINE 703N3,701N3,1032PS,1035PS,2020N,2030N,3010c,3020c, 3020cV,7300PS,9300PS 以外の OKI MICROLINE シリーズのすべてのプリンタについて, Executive 用紙サイズがサポートされなくなりました。
6.2.12 OKI MICROLINEシリーズでのraw TCPの利用時の制限事項
対象機種: MICROLINE 1032PS,1035PS,2020N,2030N,3010c,3020c,3020cV,7300PS,9300PS
用紙切れ,紙づまりなど,プリンタが印刷できない状態がしばらく続くと,再び印刷可能な状態になったにもかかわらず,エントリがstartingの状態のままキューに残り,印刷されないことがあります。
この場合は,プリンタの電源を入れ直して再起動してください。プリンタのファームウエアのバージョンによっては,パネルの設定によってタイムアウトを「なし」にすることで解決する場合があります。
6.3 セイコーエプソン製プリンタ
6.3.1 InterLaser LP-9600SPD
6.3.1.1 制限事項
1 | カセット1 |
2 | カセット2 |
3 | カセット3,オプション |
4 | カセット4,オプション |
5 | カセット5,オプション |
6.3.2 InterLaser LP-8700PS3
6.3.2.1 制限事項
0 | 手差し |
1 | 用紙カセット1 |
2 | 増設トレイ,オプション |
3 | 増設トレイ,オプション |
6.3.3 ESPER-LASER LP-9200PS3
6.3.3.1 制限事項
0 | 標準トレイ |
1 | カセット1 |
2 | カセット2,オプション |
3 | カセット3,オプション |
6.3.4 ESPER-LASER LP-8400PS3
6.3.4.1 制限事項
0 | 標準トレイ |
1 | 上カセット |
2 | 下カセット (オプション) |
6.3.5 ESPER-LASER LP-9200PS2
6.3.5.1 制限事項
+ DCPS V1.3 で新たに追加された A3NOBI 用紙サイズは LP-9200PS2 では A3W に相当します。 |
6.4 富士ゼロックス製プリンタ
6.4.1 FUJI XEROX DocuPrint 201PS
6.4.1.1 制限事項
6.4.2 FUJI XEROX DocuPrint C1250
6.4.2.1 制限事項
0 | トレイ1 |
1 | トレイ2 |
2 | トレイ3 |
3 | トレイ4 |
6.4.3 FUJI XEROX Laser Press 4410
6.4.3.1 制限事項
0 | トレイ1 |
1 | トレイ2 (オプション) |
2 | トレイ3/大容量給紙トレイ3 (オプション) |
3 | トレイ4/大容量給紙トレイ4 (オプション) |
6.5 HP LaserJet 2100 および 2200
6.5.1 メディア・サイズが選択できない
HP LaserJet 2100 および 2200 プリンタは,トレイ内の用紙のサイズを検出できません。このため,DCPS からこのプリンタを使用する際には,次の制限事項が適用されます。
間違ったサイズの用紙に印刷されるのを防ぐには,省略時の用紙サイズのトレイを "unlocked" に設定し,その他のすべてのトレイを "locked" に設定します。
6.5.2 キューの起動に関する問題
このシリーズのいくつかのモデルでは,DCPS でジョブが開始できないことがあります。この問題を解決するには,プリンタを PostScript モードに設定するか,または DCPS の PostScript の同期化を抑制します。詳細については,本書の 第 3.2 節 または『日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS システム・マネージャーズ・ガイド』を参照してください。
6.6 HP LaserJet 9000
6.6.1 オプションのホチキス止め機能
HP LaserJet 9000 のオプションのフィニッシャに含まれている排紙トレイの STACKER および STAPLER は,同じ物理トレイを参照します。
STAPLER トレイに出力する場合,プリンタは省略時の設定により,省略時のホチキス止め位置にホチキス止めをして出力します。
ホチキス止め機能を指定する推奨方法は,DCPS パラメータの STAPLE を使用することです。このパラメータでは,4 つの異なるホチキス止めの位置が提供されており,ホチキス止め位置を決定する際にページの向きが考慮されます。したがって, STAPLE パラメータで出力のホチキス止めを指定する場合には, OUTPUT_TRAY=STACKER を使用します。
6.7 Lexmark Optra S,Optra T および T シリーズ
6.7.1 キューの起動に関する問題
Lexmark Optra S,Optra T および Optra T シリーズのいくつかのモデルでは, DCPS でジョブを開始できないことがあります。この問題を解決するには,プリンタを PostScript モードに設定するか,または DCPS の PostScript の同期化を抑制します。詳細については,本書の 第 3.2 節 または『日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS システム・マネージャーズ・ガイド』を参照してください。
前へ | 次へ | 目次 |