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指定されたキーのすべての値と値の属性を表示します。
注意
シンボリック・リンクはサポートされていません。
このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$LOOKUPライト識別子が必要です。
LIST VALUE key-name
key-name
列挙するキーの名前を指定します。
/FULL
表示可能なすべての情報,つまり /TYPE_CODE,/LINK_PATH, /DATA_FLAGS,/VALUE_DATA 修飾子で表示される情報を表示します。/TYPE_CODE
値のタイプ・コードを表示します。/FLAGS
値のデータ・フラグの ASCII 表現を 16 進数で表示します。/LINK_PATH
サブキーのリンク先のキー・パスを表示します。/DATA
値の ASCII 表現を 16 進数で表示します。/OUTPUT=file-spec
コマンドの出力先を指定します。ファイル名を指定しなかった場合は,デフォルト・ファイル名 REGISTRY.LISが使用されます。
REG> LIST VALUE/TYPE_CODE/DATA HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FORTRAN Key name: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FORTRAN Security policy: REG$K_POLICY_NT_40 Volatile: REG$K_NONE Last written: 11-AUG-1998 16:27:55.81 Value(s): Value name: Version Volatile: REG$K_NONE Type: REG$K_SZ Data: 5.3-50 Value name: Date Installed Volatile: REG$K_NONE Type: REG$K_SZ Data: 04-Jan-1998
この例の LIST VALUE/TYPE_CODE/DATAコマンドは, FORTRANキーとその値の名前,タイプ,データを表示します。
指定されたキーの属性を変更します。
重要
キーを変更すると,シンボリック・リンクは無効になります。これは,シンボリック・リンクによって示されるキーではなく,指定されたキーが変更されるからです。
このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$UPDATEライト識別子が必要です。
MODIFY KEY key-name
key-name
変更するキーの名前を指定します。
/CACHE_ACTION=value
新しいキーのキャッシュ属性を指定します。value は WRITEBEHIND (デフォルト) または WRITETHRU (ディスクに直ちに書き込む) のいずれかです。/CLASS_NAME=string
キーの新しいクラス名を指定します。/WRITEBEHIND
キー情報をディスクに直ちに書き込まなければならないことを指定します。/NOWRITEBEHIND はライトスルー操作を指定します。
/NOWRITEBEHIND (デフォルト)/NEW_NAME=new-key-name
キーの新しい名前を指定します。/SECPOLICY=policy
キーのセキュリティ・ポリシーを定義します。現在指定できるポリシーは NT_40だけです。/LINK=(TYPE=value, NAME=key-name)
キーを別のキーへのリンクとして定義します。リンク値は次のいずれかでなければなりません。
- SYMBOLICLINK
- NONE
リンクを削除するには,次のように入力します。
/LINK=(TYPE=NONE,NAME="")
REG> MODIFY KEY/CACHE_ACTION=WRITEBEHIND HKEY_USERS\GUEST
GUESTキーのキャッシュ属性を変更します。
指定された値のデータ・コンポーネントを指定します。このコマンドは既存の値を変更します。
重要
値を変更すると,シンボリック・リンクは無効になります。これは,シンボリック・リンクによって示される値ではなく,指定された値が変更されるからです。
このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$UPDATEライト識別子が必要です。
MODIFY VALUE /NAME=string key-name
key-name
値を設定するキーの名前を指定します。
/FLAGS=flag
データ・フラグの値を指定します。これはアプリケーションに依存する 64 ビットのフラグであり,0x を先頭に付けた 10 進数,または %X を先頭に付けた 16 進数として指定します。/WRITEBEHIND
値情報をディスクに直ちに書き込まなければならないことを指定します。 /NOWRITEBEHIND はライトスルー操作を指定します。
/NOWRITEBEHIND (デフォルト)/DATA=value
値のデータを指定します。値は次のいずれかです。
- 文字列 (たとえば, /DATA=COSMOS)
- カンマで区切り,括弧で囲んだ文字列配列 (たとえば, /DATA=(COSMOS,Noidea)
- 8 進数 (%O),10 進数,16 進数 (%X) のいずれかの形式のロングワード (たとえば, /DATA=%X1A0FCBまたは /DATA=1234)
/NAME=string
値の名前を指定します。/TYPE_CODE=type
新しい値のタイプを指定します。タイプは次のいずれかでなければなりません。
- SZ: 最後が Null の Unicode 文字列
- EXPAND_SZ: Unicode 文字列
- MULTI_SZ: SZ 文字列を連結した配列
- DWORD: 32 ビット数値
/LINK=(TYPE=value, NAME=key-name)
キーを別のキーへのリンクとして定義します。リンク値は次のいずれかでなければなりません。
- SYMBOLICLINK
- NONE
リンクを削除するには,次のように入力します。
/LINK=(TYPE=NONE,NAME="")
REG> MODIFY VALUE/DATA=COSMOS/TYPE=SZ/NAME=COMPUTERNAME HKEY_LOCAL_MACHINE\NODE
キー HKEY_LOCAL_MACHINE\NODEの COMPUTERNAMEという値を作成し,タイプ・コードを SZに,データ値を COSMOSに設定します。
指定されたキーとそのサブキーの情報を変更します。
重要
ツリーを変更すると,シンボリック・リンクは無効になります。これは,シンボリック・リンクによって示されるキーではなく,指定されたキーとサブキーが変更されるからです。
このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$UPDATEライト識別子が必要です。
MODIFY TREE key-name
key-name
変更するキーの名前を指定します。
/CACHE_ACTION=value
キーとそのサブキーのキャッシュ属性を指定します。 value は WRITEBEHIND (デフォルト) または WRITETHRU (ディスクに直ちに書き込む) のいずれかです。/CLASS_NAME=string
指定されたキーとそのすべてのサブキーの新しいクラス名を指定します。/WRITEBEHIND
キー情報をディスクに直ちに書き込まなければならないことを指定します。 /NOWRITEBEHIND はライトスルー操作を指定します。
/NOWRITEBEHIND (デフォルト)/SECPOLICY=policy
キーのセキュリティ・ポリシーを定義します。現在指定できるポリシーは NT_40だけです。
REG> MODIFY TREE/CACHE_ACTION=WRITEBEHIND HKEY_USERS\GUEST
GUESTキーとそのすべてのサブキーのキャッシュ属性を変更します。
指定されたキーと一致するすべてのキーのパス名を表示します。このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$LOOKUPライト識別子が必要です。
SEARCH KEY key-search
key-search
検索するキーの名前を指定します。
/OUTPUT=file-spec
コマンドの出力先を指定します。ファイル名を指定しなかった場合は,デフォルト・ファイル名 REGISTRY.LISが使用されます。
REG> SEARCH KEY HKEY_LOCAL_MACHINE\...\NODE HARDWARE\CLUSTER\NODE HARDWARE\LOCAL\NODE NODE
HKEY_LOCAL_MACHINE\...\NODEと一致するすべてのキー・パスが表示されます。繰り返し記号 (...) ワイルドカードは, HKEY_LOCAL_MACHINEエントリ・ポイントと NODEサブキーの間にサブキーがいくつあってもかまわないことを指定します。検索で大文字と小文字は区別されません。
指定された値名と一致するすべての値のパス名を表示します。このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$LOOKUPライト識別子が必要です。
SEARCH VALUE key-name value-name
key-name
検索するキー・パスの名前を指定します。value-name
検索する値の名前を指定します。
/OUTPUT=file-spec
コマンドの出力先を指定します。ファイル名を指定しなかった場合は,デフォルトのファイル名 REGISTRY.LISが使用されます。
REG> SEARCH VALUE HKEY_LOCAL_MACHINE\... *AM% HARDWARE\CLUSTER\Name HARDWARE\CLUSTER\NODE\Name HARDWARE\LOCAL\NODE\Name NODE\COMPUTERNAME
HKEY_LOCAL_MACHINE\...\*am%と一致するすべての値の名前が表示されます。繰り返し記号 (...) ワイルドカードは, HKEY_LOCAL_MACHINEエントリ・ポイントと *am%値名の間にサブキーがいくつあってもかまわないことを指定します。検索で大文字と小文字は区別されません。
OpenVMS Registry サーバの内部統計情報とその他の情報を表示します。
- SHOW COUNTERS
OpenVMS Registry サーバからの監視情報を表示します。- SHOW FILE
OpenVMS Registry サーバにロードされたファイルの状態情報を表示します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$PERFORMANCEライト識別子が必要です。
SHOW COUNTERS/FILE [name]SHOW FILE [name]
name
ファイルを識別します (/FILE 修飾子と組み合わせて使用しなければなりません)。
/FILE
指定されたファイルまたはすべてのファイルのカウンタを表示します。/PERFORMANCE
パフォーマンス・カウンタを表示します。/OUTPUT=file-spec
コマンドの出力先を指定します。ファイル名を指定しなかった場合は,デフォルトのファイル名 REGISTRY.LISが使用されます。
REG> SHOW COUNTERS/FILE
OpenVMS Registry サーバからの監視情報を表示します。
OpenVMS Registry サーバ内で監視コンポーネントを起動します。このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$PERFORMANCEライト識別子が必要です。
START MONITORING/FILE [name]START MONITORING/PERFORMANCE
name
ファイルを指定します (/FILE 修飾子と組み合わせて使用しなければなりません)。
/FILE
指定されたファイルまたはすべてのファイルのカウンタ情報の収集を開始します。/PERFORMANCE
パフォーマンス・カウンタの情報収集を開始します。
REG> START MONITORING/PERFORMANCE
OpenVMS Registry の監視コンポーネントを有効にします。
OpenVMS Registry サーバ内で監視コンポーネントを停止します。このコマンドは OpenVMS Registry サーバ内で監視コンポーネントを停止するときに使用します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$PERFORMANCEライト識別子が必要です。
STOP MONITORING/FILE [name]STOP MONITORING/PERFORMANCE
name
ファイルを指定します (/FILE 修飾子と組み合わせて使用しなければなりません)。
/FILE
指定されたファイルまたはすべてのファイルのカウンタ情報の収集を停止します。/PERFORMANCE
パフォーマンス・カウンタ情報の収集を停止します。
REG> STOP MONITORING/PERFORMANCE
OpenVMS Registry の監視コンポーネントを無効にします。
OpenVMS Registry サーバのカウンタを初期化します。このコマンドを使用するには,SYSPRV 特権または REG$PERFORMANCEライト識別子が必要です。
ZERO COUNTERS/FILE [name]ZERO COUNTERS/PERFORMANCE
name
ファイルを指定します (/FILE 修飾子と組み合わせて使用しなければなりません)。
/FILE
指定されたファイルまたはすべてのファイルのファイル・カウンタを初期化します。/PERFORMANCE
すべてのパフォーマンス・カウンタを初期化します。
REG> ZERO COUNTERS/PERFORMANCE
パフォーマンス・カウンタをリセットします。
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