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プリンタの現在の設定を表示します。
SHOW PRINTER 装置名[:]
装置名[:]
設定を表示するプリンタの名前を指定します。
SHOW PRINTER コマンドは,指定したプリンタに現在定義されている設定を表示します。次のような設定があります。
プリンタ・タイプ
ページ幅
ページ長
行終了タイプ 改ページ
大文字/小文字
文字変換
自動改行
プリンタの設定は,SET PRINTER コマンドで行います。 SET PRINTER コマンドを使用するには,OPER (オペレータ) 特権が必要です。
/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を指定します。省略時には,SYS$OUTPUT( 通常は,使用しているターミナル ) へ出力されます。ファイルへ出力するには,/OUTPUT 修飾子を使用してファイルを指定してください。ファイル指定には,ワイルドカード文字は使用できません。 /OUTPUT 修飾子に部分的なファイル指定 ( たとえば,ディレクトリだけ ) を指定した場合,SHOW という省略時のファイル名と, .LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
/IDSTRING
USB プリンタの ID 文字列をテキスト文字列として戻し,画面上に表示します。この情報は,通常の SHOW PRINTER コマンド表示の末尾に表示されます。/SERIALNUM
USB プリンタのシリアル番号をテキスト文字列として戻し,画面上に表示します。 USB プリンタはシリアル番号を Unicode 形式で戻しますが,表示される前に ASCII テキストに変換されます。
#1 |
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$ SHOW PRINTER LPA0: Printer LPA0:, device type LP11, is online, allocated, spooled Error count 0 Operations completed 880 Owner process "SYMBIONT_0001" Owner UIC [0,0] Owner process ID 21C0008D Dev Prot S:RWLP,O:RWLP,G:RWLP,W:RWLP Reference count 2 Default buffer size 132 Page width 132 Page Length 66 No Carriage_return Formfeed Lowercase No Passall No Wrap Printall No Fallback No Tab Truncate No Sixels No Bitmapped No Polled Unidirectional Intermediate device: STAR$DUA1: Associated queue: LN01$PRINT |
この例は,プリンタ LPA0 の設定を表示しています。
#2 |
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$ SHOW PRINTER LPA0/IDSTRING Printer LPA0:, device type PC printer, is online, record-oriented device, carriage control. Error count 0 Operations completed 0 Owner process "" Owner UIC [SYSTEM] Owner process ID 00000000 Dev Prot S:RWPL,O:RWPL,G,W Reference count 0 Default buffer size 132 Page width 132 Page Length 66 No Carriage_return Formfeed Uppercase No Passall No Wrap No Printall No Fallback No Tab Truncate No Sixels No Bitmapped Polled Unidirectional IDString: MFG: HEWLETT-PACKARD; MDL: DESKJET 895C; CMD: MLC,PCL,PML; CLASS: PRINTER; DESCRIPTION: Hewlett-Packard DeskJet 895C; SERN: MX88P2V0VWGO; VSTATUS: $HB0$FC0,ff,DN,IDLE,CUT; |
この例の SHOW PRINTER/IDSTRING コマンドは,プリンタ LPA0 の ID 文字列を表示しています。
#3 |
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$ SHOW PRINT LPA0/IDSTRING Printer LRA0:, device type LP11, is online, record-oriented device, carriage control. Error count 0 Operations completed 0 Owner process "" Owner UIC [SYSTEM] Owner process ID 00000000 Dev Prot S:RWPL,O:RWPL,G,W Reference count 0 Default buffer size 132 Page width 132 Page Length 66 No Carriage_return Formfeed Uppercase No Passall No Wrap No Printall No Fallback No Tab Truncate No Sixels No Bitmapped No Polled Unidirectional %SYSTEM-F-DEVOFFLINE, device is not in configuration or not available |
装置が切断され,オフラインとしてマークされていた場合, SHOW PRINTER/IDSTRING コマンドはこの情報を表示します。
ID 文字列の読み込みの試みが ( 装置の切断以外の未知の理由で ) 失敗した場合, ID 文字列への参照は次のように表示されます。
%SHOW-W-NOIDSTRING, ID String could not be retrieved
#4 |
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$ SHOW PRINT LPA0/SERIALNUM Printer LPA0:, device type PC printer, is online, record-oriented device, carriage control. Error count 0 Operations completed 0 Owner process "" Owner UIC [SYSTEM] Owner process ID 00000000 Dev Prot S:RWPL,O:RWPL,G,W Reference count 0 Default buffer size 132 Page width 132 Page Length 66 No Carriage_return Formfeed Uppercase No Passall No Wrap No Printall No Fallback No Tab Truncate No Sixels No Bitmapped Polled Unidirectional Serial Number: MX88P2V0VWGO |
この例の SHOW PRINTER/SERIALNUM コマンドは,プリンタ LPA0 のシリアル番号を表示しています。
装置が切断され,オフラインとしてマークされていた場合, SHOW PRINTER/SERIALNUM コマンドはシリアル番号の参照を次のメッセージに置き換えます。
%SYSTEM-F-DEVOFFLINE, device is not in configuration or not available
対象の USB プリンタが ID 文字列をサポートしていなかった場合, ID 文字列への参照は次のように表示されます。
%SHOW-W-NOSERIALNUM, Serial number could not be retrieved
プロセスと,そのサブプロセスに関する情報を表示します。同一グループ内のプロセスを表示するには GROUP 特権が,他のグループのプロセスを表示するには WORLD 特権がそれぞれ必要です。
SHOW PROCESS [[ノード名::]プロセス名]
ノード名::
指定したプロセスが実行されているノードの名前を指定します。ノード名は,最大 6 文字の英数字です。現在のプロセスが実行されている, OpenVMS Cluster 内のノード名を指定しなければなりません。
プロセス名
情報を表示するプロセスの名前を指定します。プロセス名は,15 文字までの英数字です。指定されたプロセスは,現在のプロセスと同じグループ番号を持っていなければなりません。
SHOW PROCESS コマンドは,プロセスおよびそのサブプロセスについての情報を表示します。修飾子を入力しないと,次の情報の一部しか表示されません。時刻
プロセス端末
ユーザ名および利用者識別コード (UIC)
ノード名
プロセス名およびプロセス識別番号 (PID)
優先順位
省略時のディレクトリ
割り当てられた装置
カーネル・スレッド数ローカル・プロセス名は,遠隔プロセス名に似ていることがあります。たとえば ATHENS::SMITH と指定すると,システムはローカル・ノードで ATHENS::SMITH というプロセスをチェックしてから,ノード ATHENS で SMITH というプロセスをチェックします。
/IDENTIFICATION=pid 修飾子を指定して,プロセス名を指定することもできます。 /IDENTIFICATION 修飾子とプロセス名パラメータを同時に使用すると,修飾子がパラメータを上書きします。プロセス名パラメータも /IDENTIFICATION 修飾子も指定しない場合は,現在のプロセスについての情報が表示されます。
GROUP または WORLD 特権がある場合は,本人以外のプロセスについての情報を表示できます。 GROUP 特権では,グループ内の他のプロセスを見ることができます。 WORLD 特権では,グループ外部のプロセスを見ることができます。グループ外部のプロセスを見るには, /IDENTIFICATION 修飾子を使用しなければなりません。
/ACCOUNTING
プロセスで使用された資源を表示します。/ALL
基本的な情報に加え,以下を表示します。会計情報
動的メモリの使用状況
特権
クォータ
シェルビング
サブプロセス/CONTINUOUS
OpenVMS Cluster 環境で,連続的に更新されたローカル・プロセスに関する情報を表示します。クラスタ内の他のノード上のプロセスに対して, /CONTINUOUS 修飾子を指定することはできません。連続モードで表示中に T キーを押すと,プロセスを修飾するスレッドの情報を表示できます。複数のスレッドがある場合は,繰り返し T キーを押してください。
連続モードで表示中に V キーを押すと,プロセスの仮想アドレス空間内でのページ・マップを表示できます。
マップに表示される各文字は,ページのタイプを示します。現在のプログラム・カウンタがそのページ内に存在する場合には,ページ・タイプはアットマーク(@)によって示されます。ワーキング・セット内にロックされているページは L,グローバル・ページは,G で示されます。ワーキング・セット内の他の有効ページは,アスタリスク(*)で示されます。
コマンドを終了するには,E キーを押します。最初の表示に戻るには,スペースを押します。
/CONTINUOUS 修飾子は,/OUTPUT 修飾子と同時に使用できません。
/DUMP
SET PROCESS/DUMP コマンドによって設定あるいはクリアされた,イメージ・ダンプの設定を表示します。/EXACT
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,大文字と小文字を区別した文字列検索を指定します。この場合,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。/SEARCH 修飾子を指定せずに /EXACT 修飾子を指定した場合, "Find キー" (E1) を押すと文字列検索が有効になります。
/HIGHLIGHT[=キーワード]
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,一致した検索文字列の強調表示方法を指定します。一致した検索文字列があった場合は,行全体が強調されます。キーワードには,BOLD, BLINK, REVERSE, および UNDERLINE を指定できます。省略時の設定は BOLD です。/IDENTIFICATION=pid
自分以外のプロセスを指定する場合には, GROUP または WORLD 特権が必要です。情報を表示するプロセスの,プロセス識別番号(PID)を指定します。 PID は,プロセスが生成されるときに,システムから割り当てられます。 PID を指定する場合には,先行する0を省略できます。
/IDENTIFICATION 修飾子を指定した場合,プロセス名パラメータに優先されます。さらに,/MEMORY 修飾子する場合には, PID の値は現在のプロセスの PID でなければなりません。
/INTERVAL=n
/CONTINUOUS 修飾子とともに使用し,指定秒間隔で表示を更新します。/MEMORY
プロセスの,動的メモリ領域に関する使用状況を表示します。 /MEMORY 修飾子は,現在のプロセスに対してのみ指定できます。
/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を指定します。省略時には,SYS$OUTPUT(通常は使用しているターミナル)へ出力されます。ファイルへ出力するには,/OUTPUT 修飾子を使用してファイルを指定してください。ファイル指定には,ワイルドカード文字は使用できません。 /OUTPUT 修飾子に部分的なファイル指定(たとえば,ディレクトリだけ) を指定した場合,SHOW という省略時のファイル名と, .LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
/OUTPUT 修飾子は,/CONTINUOUS 修飾子と同時に指定できません。
/PAGE[=キーワード]
/NOPAGE (省略時の設定)
コマンド出力の画面表示をページャを介して行います。次のキーワードを指定できます。
CLEAR_SCREEN ページモードで表示(毎回画面を消去する) SCROLL スクロールモードで表示(毎回画面を消去しない) SAVE[=n] n ページ分の履歴を保持する(前ページに戻ること等が可能)
/PAGE=SAVE 修飾子を指定すると最大 5 画面(最大 255 カラムまで)分の履歴を保存できます。ページャ内では以下のキーを使って画面の移動などができます。
キー・シーケンス 説明 Up arrow key, Ctrl/B 1行スクロールアップ Down arrow key 1行スクロールダウン Left arrow key 1カラム左シフト Right arrow key 1カラム右シフト Find (E1) 文字列検索を起動 Insert Here (E2) 半画面右シフト Remove (E3) 半画面左シフト Select (E4) 80/132 カラム切替え Prev Screen (E5) 前ページに移動 Next Screen (E6), Return, Enter, Space 次ページに移動 F10, Ctrl/Z 終了(ユーティリティによっては異なる) Help (F15) ヘルプ・テキストを表示 Do (F16) 最新(現在)画面と(履歴内で)最古画面の切り替え Ctrl/W 再表示
/PAGE 修飾子は /OUTPUT 修飾子とは同時に使用できません。
/PRIVILEGES
プロセスの持つ特権とプロセス・ライトを表示します。特権だけを表示する場合は,/NORIGHT 修飾子も指定してください。プロセス特権を有効にするには,SET PROCESS/PRIVILEGES コマンドを使用します。/QUOTAS
それぞれの資源について,プロセスの現在のクォータ値または限界値を表示します。クォータ値は,サブプロセスの作成による減少分も含まれた値です。限界値は,プロセス作成時の値です。/RAD (Alpha のみ)
ホーム・リソース・アフィニティ・ドメイン (RAD) を表示します。AlphaServer GS シリーズ・システム上でのみサポートされます。
/RIGHTS (省略時の設定)
/NORIGHTS
指定したプロセスの,現在のプロセス・ライトを表示します。プロセス・ライトを表示しないためには,/NORIGHT 修飾子を使用します。/SEARCH="検索文字列"
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,表示される情報内で検索したい文字列を指定します。文字列にスペース文字等を入れたい場合は,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。情報が表示されている時に Find(E1) キーを押すと,検索文字列を動的に変更することができます。この場合は,引用符は必要ありません。
/SHELVING
プロセスが自動的にファイルをアンシェルブするかどうかを表示します。/SUBPROCESSES
現在のプロセスが所有しているサブプロセス名を,階層構造の上から順に表示します。/WRAP
/NOWRAP (省略時の設定)
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,画面の幅より長い行を改行表示するかどうかを指定します。 /WRAP 修飾子を指定した場合,はみ出す部分は次行に表示されます。/NOWRAP 修飾子を指定した場合,はみ出した部分は左右にスクロールしながら見ることができます。
#1 |
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$ SHOW PROCESS OCALA::MALIK 14-DEC-2001 15:35:19.39 User: MALIK Process ID: 28200364 Node: OCALA Process name: MALIK Terminal: RTA5: User identifier: [VMS,MALIK] Base priority: 4 Default file spec: WORK5:[MALIK] Devices allocated: RTA5: |
MALIK というユーザが,SHOW PROCESS コマンドを実行した例です。ノード OCALA 上のプロセスについて,以下のような簡単な情報を表示しています。
SHOW PROCESS コマンドの入力された日時
ユーザ名
プロセス識別番号(PID)
ノード名
プロセス名
論理名 SYS$INPUT に割り当てられた装置名
利用者識別コード(UIC)
基本の実行優先順位
省略時の装置(同じノード上のプロセスに対してのみ)
省略時のディレクトリ(現在のプロセスに対してのみ)
プロセスに割り当てられた装置,およびマウントされているボリューム
#2 |
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$ SHOW PROCESS/ACCOUNTING 14-DEC-2001 14:48:01.31 User: MALIK Process ID: 28200364 Node: OCALA Process name: "MALIK" Accounting information: Buffered I/O count: 4878 Peak working set size: 844 Direct I/O count: 1284 Peak virtual size: 1176 Page faults: 6100 Mounted volumes: 0 Images activated: 22 Elapsed CPU time: 0 00:01:20.51 Connect time: 0 04:06:03.75 |
この SHOW PROCESS コマンドは,プロセスの会計情報を表示しています。 Peak working set size と Peak virtual size の値は, VAX 上では 512 バイトのページ数であり,Alpha 上ではページレット数です。
#3 |
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$ SHOW PROCESS/PRIVILEGES 14-DEC-2001 14:59:28.53 User: MALIK Process ID: 28200364 Node: OCALA Process name: "MALIK" Process privileges: GROUP may affect other processes in same group TMPMBX may create temporary mailbox NETMBX may create network device Process rights identifiers: INTERACTIVE DIALUP |
プロセスの現在の特権を表示しています。
#4 |
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$ SHOW PROCESS/QUOTAS 14-DEC-2001 15:00:28.79 User: MALIK Process ID: 28200364 Node: OCALA Process name: "MALIK" Process Quotas: Account name: VMS CPU limit: Infinite Direct I/O limit: 6 Buffered I/O byte count quota: 17904 Buffered I/O limit: 6 Timer queue entry quota: 10 Open file quota: 31 Paging file quota: 24945 Subprocess quota: 8 Default page fault cluster: 64 AST limit: 14 Enqueue quota: 30 Shared file limit: 9 Max detached processes: 11 Max active jobs: 14 |
この例は,クォータ値と限界値を表示しています。 Paging file quota の値は, VAX 上では 512 バイトのページ数であり,Alpha 上ではページレット数です。
#5 |
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$ SHOW PROCESS/SUBPROCESSES 14-DEC-2001 15:44:59.39 User: MALIK Process ID: 28200364 Node: OCALA Process name: "MALIK_1" Processes in this tree: MALIK MALIK_1 (*) MALIK_2 |
現在のプロセス・ツリーを表示しています。現在のプロセスはアスタリスク(*)で示されます。現在のプロセスの親プロセス,およびサブプロセスが示されています。
#6 |
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$ SHOW PROCESS/CONTINUOUS FRED Process FRED 12:26:53 State CUR Working set 269 Cur/base priority 8/4 Virtual memory 1713 Current PC 7FFEE07E CPU time 00:00:13.82 Current PSL 03C00000 Direct I/O 246 Current user SP 7FF785A4 Buffered I/O 646 PID 226006C0 Page faults 3417 UIC [VMS,FRED] Event flags C8000007 C0000000 SYS$SYSROOT:[SYSEXE]SHOW.EXE |
この例では /CONTINUOUS 修飾子を指定しているので,プロセス FRED に関する情報は連続的に更新されます。 VAX では Virtual memory が, Alpha では Virtual pages が表示されます。いずれも,CPU 固有のページ数として使用される仮想メモリを示します。 Working set の値も,CPU 固有のページ数です。
#7 |
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$ SHOW PROCESS/MEMORY 14-DEC-2001 14:59:04.48 User: MALIK Process ID: 28200364 Node: OCALA Process Name: "MALIK" Process Dynamic Memory Area Current Size (bytes) 25600 Current Total Size (pages) 50 Free Space (bytes) 22698 Space in Use (bytes) 2902 Size of Largest Block 22496 Size of Smallest Block 15 Number of Free Blocks 7 Free Blocks LEQU 32 Bytes 3 |
現在のプロセス MALIK の,動的メモリ領域の使用状況を表示しています。
Current size 各動的メモリ領域の現在のサイズを, VAX ではバイトおよびページ単位で, Alpha では 512 バイトのページレット単位で示します。 Free space 各動的メモリ領域の空き領域を示します。 Space in use 各領域から現在割り当てられている領域を示します。 Largest block 各プール領域の,最大連続領域のサイズを示します。 Smallest block 各プール領域の,最小空きブロックのサイズを示します。 Free blocks 各プール領域の,空きブロックの総数を示します。プール断片化のめやすになります。 Blocks LEQU 32 (VAXの場合)
Blocks LEQU 64 (Alpha の場合 )VAX では 32 バイト以下の,Alpha では 64 バイト以下の,空きブロック数を示します。このような小さな空きブロックに割り当てが行われることはほとんどありませんので,この値も断片化のめやすになります。
#8 |
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$ SHOW PROCESS OCALA::MALIK 14-DEC-2001 15:35:19.39 User: MALIK Process ID: 28200364 Node: OCALA Process name: MALIK Terminal: RTA5: User identifier: [VMS,MALIK] Base priority: 4 Default file spec: WORK5:[MALIK] Devices allocated: RTA5: |
ノード OCALA のプロセス MALIK の情報の基本的な概略が表示されています。
#9 |
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$ SHOW PROCESS/SHELVING LYONS 15-JUNE-2001 10:07:25.11 User: LYONS Process ID: 20206A50 Node: BANANA Process name: "LYONS" Auto-unshelve: on |
この SHOW PROCESS コマンドは,プロセス LYONS が自動的にファイルをアンシェルブすることを示しています。
#10 |
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$ SHOW PROCESS/DUMP RALSTON 31-DEC-2001 10:38:32.48 User: RALSTON Process ID: 20C0011B Node: AAAAAA Process name: "_RTA1:" Image Dump: on |
この例の SHOW PROCESS コマンドは,RALSTON プロセスのイメージ・ダンプ機能が有効になっていることを示しています。イメージ・ダンプは,イメージが未処理エラーのために終了したときに,アドレス空間の内容を SYS$LOGIN:(イメージ名).DMP という名前のファイルに書き込みます ( イメージ名はファイル名と同じ )。詳細については,SET PROCESS/DUMP コマンドの項を参照してください。
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