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%BACKUP-I-PROCDONE, Operation completed. Processing finished at 19-MAY-2000 15:30. If you do not want to perform another standalone BACKUP operation, use the console to halt the system. If you do want to perform another standalone BACKUP operation, ensure the standalone application volume is online and ready. Enter "YES" to continue: |
ステップ 11 に進む。
何らかの問題が発生して,システム・ディスクのブートが不可能になった場合は,バックアップ・コピーを使用してシステム・ディスクを復元することができます。
テープからシステム・ディスクを復元する手順は次のとおりです。
BACKUP で復元したシステム・ディスクのクラスタ・サイズ (ディスク・アクセス方式) などのボリューム・パラメータには,コンパックが用意した値が使用されます。それらボリューム・パラメータの大半は,後で SET VOLUME コマンドを使用して変更することができます。クラスタにマウントされているボリュームに関しては,SET VOLUME コマンドが発行されたノードに対して変更が起こります。 クラスタ・サイズを変更する場合は,新しいクラスタ・サイズで初期化したディスクにシステム・ディスクを再度バックアップする必要があります。ディスクの初期化については 第 9.3 節 , BACKUP コマンドの修飾子については『Compaq OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』をそれぞれ参照してください。 |
BACKUP/IMAGE/VERIFY - 入力指定:セーブ・セット.BCK/REWIND 出力指定: |
こうした構文規則に従った BACKUP コマンドの例を次に示す。
$ BACKUP/IMAGE/VERIFY MUA0:DEC_31_BACKUP.BCK/REWIND DUA0: |
%BACKUP-I-STARTVERIFY, starting verification pass |
%BACKUP-I-RESUME, Resuming operation on volume 2 %BACKUP-I-READYREAD, Mount volume 2 on MUA0: for reading Enter "YES" when ready. |
これらのメッセージが出されない場合は,ステップ 7 に進む。これらのメッセージを受け取った場合は,次の操作を行う。
%BACKUP-I-STARTVERIFY, starting verification pass |
この後,マウント要求が出されたら,その都度,a から c のステップを繰り返す。
%BACKUP-I-PROCDONE, Operation completed. Processing finished at 19-MAY-2000 15:30. If you do not want to perform another standalone BACKUP operation, use the console to halt the system. If you do want to perform another standalone BACKUP operation, ensure the standalone application volume is online and ready. Enter "YES" to continue: |
ステップ 9 に進む。
11.17.5 ディスクへのシステム・ディスクのバックアップ
/SAVE_SET 修飾子を使わずに,ディスク間のイメージ・バックアップを行うことによって,ディスクのフラグメンテーションを解消することができます。このバックアップでは,ファイルが連続して書き込まれ,機能的にシステム・ディスク全体と等価のコピーが作成されます。
ディスク間のバックアップでは,出力装置が初期化され,既存のファイルが効率良く消去されます。 |
システム・ディスクをディスク間でイメージ・バックアップする手順は,次のとおりです。
BACKUP/IMAGE/VERIFY 入力指定: 出力指定: |
こうした構文規則に従った BACKUP コマンドの例を次に示す。
$ BACKUP/IMAGE/VERIFY DUA0: DUA1: |
%BACKUP-I-STARTVERIFY, starting verification pass |
%BACKUP-I-PROCDONE, Operation completed. Processing finished at 19-MAY-2000 15:30. If you do not want to perform another standalone BACKUP operation, use the console to halt the system. If you do want to perform another standalone BACKUP operation, ensure the standalone application volume is online and ready. Enter "YES" to continue: |
ステップ 8 に進む。
11.17.6 InfoServer テープによるシステム・ディスクのバックアップと復元
VAX システムの場合,システム・ディスクを InfoServer テープにバックアップして, InfoServer テープからシステム・ディスクを復元することができます。
ブート・コマンドは,使用しているシステムのタイプによって異なります。システムのブートについての詳細は,使用しているシステムのインストールおよび操作の説明を参照してください。 |
例 11-1 は,システム・ディスクを InfoServer テープにバックアップする手順を示しています。
例 11-1 InfoServerテープへのシステム・ディスクのバックアップ |
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>>> B/R5:10000100 ESA0 Bootfile: ISL_SVAX_061 -ESA0 Network Initial System Load Function Version 1.1 FUNCTION FUNCTION ID 1 - Display Menu 2 - Help 3 - Choose Service 4 - Select Options 5 - Stop Enter a function ID value: 3 OPTION OPTION ID 1 - Find Services 2 - Enter known Service Name Enter an Option ID value: 2 Enter a Known Service Name: VMS072 OpenVMS VAX Version 7.3 Major version id = 3 Minor version id = 0 %SYSINIT-E, error opening page file, status = 0000025C %SYSINIT-E, error opening swap file, status = 0000025C %SYSINIT, primary PAGEFILE.SYS not found; system initialization continuing %SYSINIT, no dump file - error log buffers not saved %SYSINIT-E, error mounting system device, status = 00000F64 $! Copyright (c) 2000 Compaq Computer Corporation. All rights reserved. $set noverify Copyright 0 (c) 2000 Compaq Computer Corporation. All rights reserved. Installing required known files... Configuring devices... **************************************************************** The menu can be used to execute DCL commands and procedures for various "standalone" tasks, such as backing up the system disk. Please choose one of the following: 1) Execute DCL commands and procedures 2) Shut down this system Enter CHOICE or "?" to repeat menu: (1/2/?)) 1 WARNING -- The normal VMS startup procedure has not executed. Some commands and utilities will not work as documented. Enter DCL commands -- Enter "LOGOUT" when done. When you enter "LOGOUT" a logout message will be displayed, and you will be returned to the menu. $$$ MCR ESS$LADCP SHOW SERVICE/TAPE $$$ MCR ESS$LADCP BIND/WRITE/TAPE TZL04_TAPE $$$ MOUNT/FOREIGN MADn $$$ BACKUP/IMAGE DKA100: MADn:SYS_DISK.BCK/SAVE_SET . . . $$$ LOGOUT Process SYSTEM_1 logged out at 2-FEB-2000 23:35:17.52 **************************************************************** The menu can be used to execute DCL commands and procedures for various "standalone" tasks, such as backing up the system disk. Please choose one of the following: 1) Execute DCL commands and procedures 2) Shut down this system Enter CHOICE or "?" to repeat menu: (1/2/?) |
BACKUP には,作成したバックアップ・コピーの整合性をチェックするための修飾子がいくつか用意されています。元のディスクとバックアップの整合を確実に行いたい場合は,それらの修飾子を使用してください。この節では,データの整合性を高める方法について説明します。紹介する修飾子のさらに詳しい内容については,『Compaq OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』を参照してください。
11.18.1 /CRC 修飾子
/CRC 修飾子は,ソフトウェアによる巡回冗長性検査 (CRC) を有効にします。省略時の設定では,検査は有効(オン)です。検査を無効にするためには,/NOCRC を指定する必要があります。検査を無効にすると,処理時間が短くなりますが,データ・エラーが起きる危険性が増します。
出力セーブ・セットに /CRC 修飾子が指定された場合は,出力セーブ・セットのブロックに CRC 検査コードが書き込まれます。
入力セーブ・セットに /CRC 修飾子が指定された場合は,入力セーブ・セットに CRC 情報が書き込まれます。
できるだけCRC 検査を行うようにしてください。処理時間が長くなりますが,データの整合性は向上します。
11.18.2 /GROUP_SIZE 修飾子
/GROUP_SIZE 修飾子は出力セーブ・セット修飾子であり,この修飾子があると, BACKUP は出力セーブ・セットに冗長データを書き込みます。そして,この冗長データがあると,BACKUP は復元中の読み取りエラーの訂正を試みます。次の例に示すように,/GROUP_SIZE 修飾子には,冗長情報を書き込むブロック間隔を指定してください。
$ BACKUP/IMAGE/RECORD _From: DKA100: _To: MKB100:BACKUP.SAV/LABEL=WKY101/GROUP_SIZE=20 |
このコマンドは,保存データの 20 ブロックおきに回復ブロックを追加します。これにより BACKUP は,保存データの 20 ブロック単位で壊れたデータ・ブロックを復元することができます。 /GROUP_SIZE 修飾子の省略時の値は 10 ブロックです。
この修飾子を使用すると,セーブ・セットが大きくなり,処理時間が長くなりますが, /GROUP_SIZE 修飾子を使用してデータの整合性を向上させてください。
11.18.3 /IGNORE 修飾子
システムのバックアップは,会話型ユーザのログインがない状態で行ってください。これは,保存中にオープンしているファイルがある場合, BACKUP はエラー・メッセージを出すだけで,オープンしているファイルのコピーを行わないためです。
オープンしているファイルを保存したい場合は, BACKUP コマンド行に/IGNORE=INTERLOCK 修飾子を指定します。この修飾子を使用すると,オープンしているファイルのバックアップ時点の内容が保存されます。
/IGNORE=INTERLOCK 修飾子は,常時オープンしていて,通常の方法ではバックアップを取られることがないファイルが存在する場合に有効です。ただし,アプリケーション・トランザクション・ファイルやメモリにキャッシュされているデータ・ファイルなど,アプリケーションが常にオープンしているファイルに書き込みを行う場合には,矛盾したデータを保存する可能性があることを忘れないでください。また,BACKUP はディレクトリを検索するため,ファイルの作成や削除などのディレクトリ操作が行われていると,ファイルがバックアップ対象から除外されることがあります。一般的には,システムのバックアップは,オープンしているファイルが最も少ないときに行うのが最適です。
さらに,/IGNORE=INTERLOCK 修飾子を使用して,オープンしているファイルのバックアップを取ると,それ以降の追加型バックアップに影響が出ることがあります。たとえば BACKUP/IMAGE/RECORD/IGNORE=INTERLOCK コマンドを使用して,オープンしているファイルのバックアップを取った仮定とします。このファイルのバックアップ日付フィールドは,ファイルがクローズされないかぎり更新されません。以降の追加型バックアップでファイルがオープンしたままになっていると,バックアップ日付が最後のイメージ・バックアップの日付と異なり,最新ではないため,バックアップにファイルが取り込まれないことになります。
11.18.4 /LOG 修飾子
/LOG 修飾子は,バックアップで処理されたファイルのファイル指定情報を表示したい場合に使用します。たとえば,あるディレクトリのファイルをコピーするとき,/LOG 修飾子を使用すると,コピーしたファイルのファイル指定情報が表示されます。次に例を示します。
$ BACKUP/LOG _From: WORK3:[OCONNELL]*.* _To: WORK1:[OCONNELL.SCRATCH]*.* %BACKUP-S-CREDIR, created WORK1:[OCONNELL.SCRATCH.COM] %BACKUP-S-CREATED, created WORK1:[OCONNELL.SCRATCH]DECW$MAIL.DAT;2 %BACKUP-S-CREATED, created WORK1:[OCONNELL.SCRATCH]DECW$SM.LOG;42 %BACKUP-S-CREATED, created WORK1:[OCONNELL.SCRATCH]DECW$SM.LOG;41 . . . |
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