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指定された製品に対して実行された操作の時系列的なログを表示します。
PRODUCT SHOW HISTORY 製品名[,...] [/修飾子]
製品名
表示に含める製品または製品のリストを指定します。これはオプションのパラメータです。このパラメータを省略すると,すべての製品に対して行った処理が表示されます。
/BASE_SYSTEM=(基本システム名[,...])
指定したものと基本システムが合致するソフトウェア製品を選択します。基本システム名は,ハードウェア・プラットフォームとオペレーティング・システムの両方を識別するものです。基本システム名の AXPVMS という名前は OpenVMS Alpha 製品を, VAXVMS は OpenVMS VAX 製品を, VMSは OpenVMS Alpha と VAX のどちらでも使用される製品を表します。基本システム名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の基本システム名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/BEFORE=時刻
指定された日付と時刻よりも前に作成されたエントリを選択します。時刻は,絶対時刻,絶対時刻とデルタ時刻の組み合わせ,または次のキーワードのいずれかで指定できます。TODAY (省略時の設定)
TOMORROW
YESTERDAY時刻値を指定する方法については,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。
/FULL
/NOFULL (省略時の設定)
132 桁形式で情報を表示します。 /NOFULL 修飾子は,表示可能な情報の一部を 80 桁形式で表示します。/OPERATION=(キーワード[,...])
キーワードの値として,次の操作を 1 つ以上指定します。INSTALL
RECONFIGURE
REGISTER_PRODUCT
REGISTER_VOLUME
REMOVEキーワードを 1 つだけ指定する場合には,括弧 (()) は省略してもかまいません。複数のキーワードを指定する場合には,括弧は必須です。
/PRODUCER=(作成者名[,...])
指定された製造業者が製造したソフトウェア製品を選択します。作成者名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の作成者名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/REMOTE
/NOREMOTE (省略時の設定)
現在実行されているシステム以外のシステムにある製品データベースを使用します。この修飾子は,主に弊社が提供するコマンド・プロシージャの中で使用されます。この修飾子を誤って使用すると, POLYCENTER Software Installation ユーティリティ・データベースやインストール済みの製品が破壊されるといった問題が発生する可能性があります。また,/REMOTE は CONFIGURE コマンドと SHOW コマンドで役立つ場合もあります。/REMOTE を使用する場合は,次の論理名が定義されていなくてはなりません。
- PCSI$SYSDEVICE はターゲットのシステム・ディスクの物理ディスク名を指定しなければなりません。このディスクはマウントされていなければならず, PRODUCT コマンドを実行するプロセスに割り当てられていなければなりません。
- PCSI$SPECIFIC は PCSI$SYSDEVICE 上のシステム・ルートを指していなくてはなりません。これは,x が有効なシステム・ルートであるとして,次の形式で定義されている必要があります。
PCSI$SYSDEVICE:[SYSx.]
PCSI$SYSDEVICE と PCSI$SPECIFIC の定義は,ユーティリティがデータベースを探す場所,あるいは格納する場所を指定するだけである点に注意してください。これらの論理名は, /DESTINATION には影響を与えません。
/SINCE=時刻
指定された日付と時刻以降に作成されたレコードを選択します。時刻は,絶対時刻,絶対時刻とデルタ時刻の組み合わせ,または次のキーワードのいずれかで指定できます。TODAY (省略時の設定)
YESTERDAY時刻値を指定する方法については,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。
/USER=(ユーザ名[,...])
指定されたユーザによってインストール,構成,または削除された製品に関する情報を表示します。ユーザ名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数のユーザ名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/VERSION=(バージョン番号[,...])
指定されたバージョンを持つソフトウェア製品を選択します。バージョン番号を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数のバージョン番号を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
$ PRODUCT SHOW HISTORY * /OPERATION=INSTALL /BEFORE=22-MAY-2000 |
このコマンドは,2000 年 5 月 22 日以前にインストールされたすべての製品を表示します。
ソフトウェア製品のインストレーションの際に作成されたオブジェクトに関する情報を表示します。ソフトウェア・オブジェクトの例としては,ファイルやディレクトリなどがあります。
PRODUCT SHOW OBJECT オブジェクト名 [/修飾子]
オブジェクト名
表示に含めるオブジェクトまたはオブジェクトのリストを指定します。これはオプションのパラメータです。このパラメータを省略すると,選択した製品のすべてのオブジェクトが表示されます。
/BASE_SYSTEM=(基本システム名[,...])
指定したものと基本システムが合致するソフトウェア製品を選択します。基本システム名は,ハードウェア・プラットフォームとオペレーティング・システムの両方を識別するものです。基本システム名の AXPVMS という名前は OpenVMS Alpha 製品を, VAXVMS は OpenVMS VAX 製品を, VMSは OpenVMS Alpha と VAX のどちらでも使用される製品を表します。基本システム名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の基本システム名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/FULL
/NOFULL (省略時の設定)
132 桁形式で情報を表示します。 /NOFULL 修飾子は,表示可能な情報の一部を 80 桁形式で表示します。/PRODUCER=(作成者名[,...])
指定された製造業者が製造したソフトウェア製品を選択します。作成者名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の作成者名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/PRODUCT=(製品名[,...])
指定された製品名の製品を選択します。製品名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の製品名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/REMOTE
/NOREMOTE (省略時の設定)
現在実行されているシステム以外のシステムにある製品データベースを使用します。この修飾子は,主に弊社が提供するコマンド・プロシージャの中で使用されます。この修飾子を誤って使用すると, POLYCENTER Software Installation ユーティリティ・データベースやインストール済みの製品が破壊されるといった問題が発生する可能性があります。また,/REMOTE は CONFIGURE コマンドと SHOW コマンドで役立つ場合もあります。/REMOTE を使用する場合は,次の論理名が定義されていなくてはなりません。
- PCSI$SYSDEVICE はターゲットのシステム・ディスクの物理ディスク名を指定していなくてはなりません。このディスクはマウントされていなくてはならず,PRODUCT コマンドを実行しているプロセスに割り当てられていなくてはなりません。
- PCSI$SPECIFIC は PCSI$SYSDEVICE 上のシステム・ルートを指していなくてはなりません。これは,x が有効なシステム・ルートであるとして,次の形式で定義されている必要があります。
PCSI$SYSDEVICE:[SYSx.]
PCSI$SYSDEVICE と PCSI$SPECIFIC の定義は,ユーティリティがデータベースを探す場所,あるいは格納する場所を指定するだけである点に注意してください。これらの論理名は, /DESTINATION には影響を与えません。
/VERSION=(バージョン番号[,...])
指定されたバージョンを持つソフトウェア製品を選択します。バージョン番号を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数のバージョン番号を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
$ PRODUCT SHOW OBJECT * /PRODUCT=ABC /FULL |
このコマンドは,製品 ABC がインストールされたときに作成された,ファイル,ディレクトリ,ライブラリ・モジュールなどのすべてのオブジェクトを表示します。
システムにインストールされているソフトウェア製品のリストを表示します。キット・タイプ,保守作業,ソフトウェアの依存関係などの詳細情報を表示するには,/FULL 修飾子を使用します。
PRODUCT SHOW PRODUCT 製品名[,...] [/修飾子]
製品名
表示に含める製品または製品のリストを指定します。これはオプションのパラメータです。このパラメータを省略すると,インストールされたすべての製品の名前が表示されます。
/BASE_SYSTEM=(基本システム名[,...])
指定したものと基本システムが合致するソフトウェア製品を選択します。基本システム名は,ハードウェア・プラットフォームとオペレーティング・システムの両方を識別するものです。基本システム名の AXPVMS という名前は OpenVMS Alpha 製品を, VAXVMS は OpenVMS VAX 製品を, VMSは OpenVMS Alpha と VAX のどちらでも使用される製品を表します。基本システム名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の基本システム名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/FULL
/NOFULL (省略時の設定)
132 桁形式で情報を表示します。 /NOFULL 修飾子は,表示可能な情報の一部を 80 桁形式で表示します。/MAINTENANCE=(製品名[,...])
指定された保守製品が適用された製品を表示します。保守製品とはパッチ・キットと必須アップデート・キットのことです。製品名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の製品名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
特定の製品に適用された保守製品をすべて表示するには,次のコマンドを使用します。
PRODUCT SHOW PRODUCT product-name /FULL
/PRODUCER=(作成者名[,...])
指定された製造業者が製造したソフトウェア製品を選択します。作成者名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(()) はオプションになります。複数の作成者名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
/REFERENCED_BY=(製品名[,...])
指定された製品によって参照されている製品を表示します。/REFERENCED_BY 修飾子で指定する製品が,SHOW PRODUCT コマンドの製品名パラメータで指定されている製品にソフトウェア的に依存しているかどうかを判断するために使用します。製品名としてアスタリスク(*)を使用すると, /REFERENCED_BY 修飾子で指定された製品について,参照されているすべての製品が表示されます。製品名を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数の製品名を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
指定した製品をインストールするのに必要なすべての製品をリストするには,次のコマンドを使用します。
PRODUCT SHOW PRODUCT product-name /FULL /REFERENCED_BY=*
特定の製品によって参照される (つまり必要とされる) すべての製品をリストするには,次のコマンドを使用します。
PRODUCT SHOW PRODUCT * /REFERENCED_BY=product-name
他の製品によって参照される (つまり必要とされる) すべての製品をリストするには,次のコマンドを使用します。
PRODUCT SHOW PRODUCT * /REFERENCED_BY=*
/REMOTE
/NOREMOTE (省略時の設定)
現在実行されているシステム以外のシステムにある製品データベースを使用します。この修飾子は,主に弊社が提供するコマンド・プロシージャの中で使用されます。この修飾子を誤って使用すると, POLYCENTER Software Installation ユーティリティ・データベースやインストール済みの製品が破壊されるといった問題が発生する可能性があります。また,/REMOTE は CONFIGURE コマンドと SHOW コマンドで役立つ場合もあります。/REMOTE を使用する場合は,次の論理名が定義されていなくてはなりません。
- PCSI$SYSDEVICE はターゲットのシステム・ディスクの物理ディスク名を指定していなくてはなりません。このディスクはマウントされていなくてはならず,PRODUCT コマンドを実行しているプロセスに割り当てられていなくてはなりません。
- PCSI$SPECIFIC は PCSI$SYSDEVICE 上のシステム・ルートを指していなくてはなりません。これは,x が有効なシステム・ルートであるとして,次の形式で定義されている必要があります。
PCSI$SYSDEVICE:[SYSx.]
PCSI$SYSDEVICE と PCSI$SPECIFIC の定義は,ユーティリティがデータベースを探す場所,あるいは格納する場所を指定するだけである点に注意してください。
/SPAN_VERSIONS=キーワード([,...])
指定されたバージョン条件にバージョンが一致するソフトウェア製品を選択します。次のキーワードが使用できます。
ABOVE=バージョン 指定されたバージョンよりも後のバージョンを選択します BELOW=バージョン 指定されたバージョンよりも前のバージョンを選択します MINIMUM=バージョン 指定されたバージョン以降のバージョンを選択します MAXIMUM=バージョン 指定されたバージョン以前のバージョンを選択します
ABOVE,BELOW,MINIMUM,MAXIMUM のキーワードは,単独でも,組み合わせても使用できます。例えば, /SPAN_VERSIONS=(MINIMUM=V2.1,BELOW=V3.0)とすると,V2.1 以降で,V3.0 よりも前の (V3.0 を含まない) バージョンを選択します。ここで BELOW キーワードの代わりに MAXIMUM を使うと,V3.0 が含まれます。
/VERSION=(バージョン番号[,...])
指定されたバージョンを持つソフトウェア製品を選択します。バージョン番号を 1 つしか指定しない場合に限って,括弧(())はオプションになります。複数のバージョン番号を指定する場合は,必ず括弧を使用しなくてはなりません。
$ PRODUCT SHOW PRODUCT * /REFERENCED_BY=DECNET_OSI |
このコマンドは,DECnet-Plus 製品が依存しているすべての製品を表示します。
使用しているPOLYCENTER Software Installationユーティリティのバージョンを表示します。
PRODUCT SHOW UTILITY
なし。
なし。
$ PRODUCT SHOW UTILITY POLYCENTER Software Installation utility version: V7.3-100 . . . |
この例のコマンドは,コマンドを実行しているユーティリティのバージョンを表示します。
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