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条件が偽の場合,値は 0 です。
上位バイトはページ長です。省略時の特性はページあたり 24 行,ターミナル同期,ラップ,小文字,スコープ,半二重です。
TTY_DEFCHAR2
省略時のターミナル特性の 2 番目のロングワードを設定します。省略時の特性は次の 16 進値を加算したコードです。
特性 値 機能 LOCALECHO 1 ローカル・エコー・ターミナル・ロジックを許可する。 TTY_DEFCHAR NOECHO 特性とともに使用する。 AUTOBAUD 2 自動ボー検出を許可する HANGUP 4 ログアウト時にハング・アップする MODHANGUP 8 特権なしの HANGUP の変更を許可する BRDCSTMBX 10 ブロードキャストのメールボックスへの送信を許可する XON 20 (機能なし) DMA 40 (機能なし) ALTYPEAHD 80 先読みを可能にする代替パラメータを使用する SETSPEED 100 特権なしの速度設定を許可する DCL_MAILBX 200 弊社だけが使用できる機能。 DECCRT4 400 ターミナルは,DEC CRT レベル 4 である COMMSYNC 800 モデム信号によるフロー制御を許可する EDITING 1000 行編集を許可する INSERT 2000 挿入省略時モードを設定する FALLBACK 4000 このビットは,SYSGEN では設定しない。ターミナル・フォールバック機能による FALLBACK ターミナル特性の設定方法については,『OpenVMS Terminal Fallback Utility Manual』 1 を参照 DIALUP 8000 ターミナルは,ダイアルアップ回線である SECURE 10000 Break キーを押した後,ターミナルにプロセスを接続しないようにする DISCONNECT 20000 ハングアップ発生時に,ターミナルを切り離す PASTHRU 40000 ターミナルは,PASTHRU モードにある SYSPWD 80000 システム・パスワードによるログイン専用 SIXEL 100000 シクセル・グラフィック DRCS 200000 ターミナルは,ロード可能文字フォントをサポートする PRINTER 400000 ターミナルに,プリンタ・ポートがある APP_KEYPAD 800000 終了時にキーパッドに設定する状態をアプリケーション・プログラムに通知する ANSICRT 1000000 ターミナルは,ANSI CRT プログラミング標準に準拠している REGIS 2000000 ターミナルに,REGIS CRT 機能がある BLOCK 4000000 ブロック・モード・ターミナル AVO 8000000 ターミナルに,最新ビデオがある EDIT 10000000 ターミナルに,ローカル編集機能がある DECCRT 20000000 ターミナルは,DEC CRT である DECCRT2 40000000 ターミナルは,DEC CRT レベル 2 である DECCRT3 80000000 ターミナルは,DEC CRT レベル 3 である
1このマニュアルはアップデートされていませんが, OpenVMS Documentation CD-ROM に入っています。
TTY_DEFPORT
TTY_DEFPORT はポート・ドライバにフラグ・ビットを提供します。ビット0が値1であることは,ターミナル・コントローラが自動 XON/XOFF フロー・コントロールを提供しないことを示します。このビットは,弊社のコントローラに対してセットすべきではありません。弊社以外のコントローラについてはこのビットをセットする必要のあるものがあります。現在 YCDRIVER (DMF32, DMZ32) だけがこのビットを使用します。これ以外のビットは将来の使用のために予約されています。この特殊パラメータは,弊社からの依頼があったときにだけ変更してください。TTY_DIALTYPE
ダイアルアップのフラグ・ビットを指定します。英国へのダイアルアップの場合,ビット 0 を 1 に設定します。その他の場合,ビット 0 は 0 に設定します。ビット 1 は,モデム・プロトコルを制御します。ビット 2 は,装置にチャネルが設定されていない場合に,CARRIER 検出後 30 秒間の間,モデム回線をハング・アップするかどうかを制御します。その他のビットは,将来の使用のため予約されています。フラグ・ビットの詳細については,『OpenVMS I/O User's Reference Manual』を参照してください。TTY_DMASIZE (D)
出力バッファに格納する文字数を指定します。指定した値未満である場合,文字転送が実行されます。指定した値を超える場合,コントローラに DMA 入出力機能があれば DMA 転送が行われます。TTY_PARITY
ターミナルの省略時のパリティを設定します。TTY_RSPEED
ターミナルの受信速度を指定します。 0 を指定した場合,送信と受信の両方の速度が制御されます。最大値は 17 です。このパラメータが適用されるのは, DZ-32,DMF-32 など分割速度動作をサポートするコントローラだけです。TTY_SCANDELTA
ダイアルアップ・イベントとハングアップ・イベントを検出するためのターミナル・ポーリング間隔を設定します。間隔が短い場合,プロセッサ時間の使用量が多くなり,間隔が長い場合,ハングアップ・イベントを検出できない可能性があります。TTY_SILOTIME
受信した文字を検出するため,DMF-32 ハードウェアが入力サイロをポーリングする間隔を指定します。 DMF-32 非同期ターミナル・コントローラは,入力サイロに複数の文字が蓄積されるまで,入力割り込みの作成を遅延させることができます。このパラメータは,ハードウェアが入力割り込みを作成しないまま,文字を蓄積できる秒数を指定します。TTY_SPEED
ターミナルの省略時のシステム単位の速度を設定します。ロー・バイトは送信速度,ハイ・バイトは受信速度です。ハイ・バイトを 0 に設定した場合,受信速度は送信速度と同じになります。最大値は 17 です。ボー・レートは $TTDEF マクロで定義します。TTY_TIMEOUT (D)
切断したターミナルに対応するプロセスを削除するまでの秒数を設定します。通常,省略時の値の 300 秒が適しています。 1 年 (%X01E13380) を超える値を設定すると,オーバフロー・エラーとなり,切断した装置が直ちにタイムアウトしてしまう恐れがあります。TTY_TYPAHDSZ
先読みを可能にするターミナル・バッファのサイズを設定します。通常,省略時の値が適しています。最大値 32767 以下を指定してください。UAFALTERNATE (G,M)
SYSUAFALT の論理名として SYSUAF を設定することを許可または禁止します。許可した場合,ユーザ特権管理ファイル SYSUAF に対する参照はすべて, SYS$SYSTEM:SYSUAFALT と変換されます。通常のユーザ特権管理ファイル SYS$SYSTEM:SYSUAF の使用を再開するには,システム論理名 SYSUAF の設定を解除します。このパラメータに 1 を設定するのは,限定されたユーザだけがシステムを使用している場合です。このパラメータを 1 に設定する場合,あらかじめ,ユーザ特権管理ファイル SYSUAFALT を作成する必要があります。UDABURSTRATE (G)
弊社の使用のために予約されています。ユーザは使用できません。USERD1 (D)
USERD1 は,ユーザのサイトで定義するため予約されている動的パラメータです。予約されているロングワードは,シンボル SGN$GL_USERD1 によって参照されます。Alpha システムでは,このシンボルは SYS$LOADABLE_IMAGES:SYS$BASE_IMAGE モジュールにあります。
VAX システムでは,このシンボルは SYS$SYSTEM:SYS.STB モジュールにあります。
USERD2 (D)
USERD2 は,ユーザのサイトで定義するため予約されている動的パラメータです。予約されているロングワードは,シンボル SGN$GL_USERD2 によって参照されます。Alpha システムでは,このシンボルは SYS$LOADABLE_IMAGES:SYS$BASE_IMAGE モジュールにあります。
VAX システムでは,このシンボルは SYS$SYSTEM:SYS.STB モジュールにあります。
USER3
ユーザのサイトで定義するため予約されているパラメータです。予約されているロングワードは,シンボル SGN$GL_USER3 によって参照されます。Alpha システムでは,このシンボルは SYS$LOADABLE_IMAGES:SYS$BASE_IMAGE モジュールにあります。
VAX システムでは,このシンボルは SYS$SYSTEM:SYS.STB モジュールにあります。
USER4
ユーザのサイトで定義するため予約されているパラメータです。予約されているロングワードは,シンボル SGN$GL_USER4 によって参照されます。Alpha システムでは,このシンボルは SYS$LOADABLE_IMAGES:SYS$BASE_IMAGE モジュールにあります。
VAX システムでは,このシンボルは SYS$SYSTEM:SYS.STB モジュールにあります。
VAXCLUSTER (A)
クラスタ・コードのローディングを制御します。次のいずれかを指定します。
値 説明 0 クラスタを構成,あるいは参加しない。 1 クラスタを構成する(または参加する)か,あるいはクラスタ・ハードウェアがあってもスタンドアロンで稼働するかの基本決定。 2 常にクラスタを構成, あるいは参加する。
VBN_CACHE_S
(VAX のみ)この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。静的システム・パラメータ VBN_CACHE_S はシステム・データ・キャッシュを許可または禁止します。省略時の設定では値は1で,これは仮想入出力キャッシュの許可を表し,システム起動時に仮想入出力キャッシュがロードされます。
値0はファイル・システム・データ・キャッシングの禁止を表します。ローカル・ノードとOpenVMS Cluster 全体にわたって禁止されます。 OpenVMS Cluster では,クラスタ内の他のノードは,禁止を指定されたノードがクラスタから抜けるか,あるいは VBN_CACHE_S の値を1で再起動するかいずれかをしないかぎり,どのノードもデータ・キャッシングをすることができません。
VBSS_ENABLE (A)
(VAX のみ) この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。このパラメータは,仮想バランス・スロット (VBS) の作成を許可します。仮想バランス・スロットは,現在,実バランス・スロット (RBS) を所有していないメモリ常駐プロセスのマッピングを格納します。実バランス・スロットはすべてのメモリ常駐プロセスでタイムシェアリングされます。VBS が許可されている場合には,メモリ常駐プロセスの数は,システム・パラメータ MAXPROCESSCNT によって制限されます。VBS が禁止されている場合には,メモリ常駐プロセスの数はシステム・パラメータ BALSETCNT によって制限されます。
新しいプロセスを生成するときに,実バランス・スロットが割り当てられると,仮想バランス・スロットが作成され,実バランス・スロットの所有者が選択され,仮想バランス・スロットに移動されます。新しいプロセスは実バランス・スロットに作成されます。プロセスが CPU で実行のためにスケジューリングされると,実バランス・スロットに移動されます (フォルトされます)。
ビット 結果 0 VBS を許可する。他のすべての VBS 許可はこの許可に従属する。省略時の設定では禁止される。 1 プロセス単位の直接入出力のためにマップの作成を許可し,直接入出力(DIO) が未処理のプロセスを仮想バランス・スロットに移動することを許可する。DIO マップがない場合には,DIO が未処理のプロセスは DIO の間,実バランス・スロットに残される。この結果,タイムシェアリングのために使用できる実バランス・スロットのプールが削減され,実バランス・スロットの数が制限されるため,フォルトの発生率が高くなる。省略時の設定では許可される。 2〜7 弊社が将来使用するために確保されている。 VBSS_ENABLE2
(VAX のみ) この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。このセルは,VBS が許可されている場合にだけ有効な VBS 動的機能を許可および禁止するために使用されます。次の表は各値の結果を示しています。
ビット 結果 0 プロセスを切り替えるときに第 1 レベル・データ削減を実行するために VBS を許可する。省略時の設定では許可される。 1 プロセスを切り替えるときに,第 2 レベルのデータ削減を実行するために VBS を許可する。省略時の設定では許可される。 2 変更したリストで空のプライベート・ページ・テーブル・ページを検出し,それをページ・ファイルに書き込むのではなく,未使用リストに直接書き込む最適化を実行するように, VBS に要求する。省略時の設定では許可される。 3〜7 弊社が将来使用するために確保されている。
VCC_FLAGS (A)
(Alpha のみ) 静的システム・パラメータ VCC_FLAGS は,ファイル・システム・データ・キャッシングを許可または禁止します。キャッシングが許可された場合,VCC_FLAGS は,システムのスタートアップ中にどのファイル・システム・データ・キャッシュがロードされるのかを制御します。
値 説明 0 ローカル・ノード上と OpenVMS Cluster 全体でファイル・システム・データ・キャッシングを禁止する。 OpenVMS Cluster では,あるノードでキャッシングが禁止されると,他のどのノードでも拡張ファイル・キャッシュまたは仮想入出力キャッシュを使用できない。そのノードがクラスタを離れるか,または VCC_FLAGS が 0 以外の値で再ブートされるまで,他のノードはどのようなファイル・データもキャッシュできない。
1 ファイル・システム・データ・キャッシングを許可して,仮想入出力キャッシュを選択する。これは VAX システムの省略時の設定である。 2 ファイル・システム・データ・キャッシングを許可して,拡張ファイル・キャッシュを選択する。これは Alpha システムの省略時の設定である。 VCC_MAXSIZE (A)
(Alpha のみ) 静的システム・パラメータVCC_MAXSIZE は仮想入出力キャッシュのメモリ割り当てを制御します。 VCC_MAXSIZE は,サイズをブロック単位で指定しますが,その省略時の値は 3,700,000 ブロックです。仮想入出力キャッシュは増減できません。システムの起動時に固定されます。
XFC サイズを調整するには,VCC_MAX_CACHE システム・パラメータを使用します。
VCC_MAX_CACHE (D)
(Alpha のみ) 動的なシステム・パラメータ VCC_MAX_CACHE は,拡張ファイル・キャッシュの最大サイズを制御します。サイズはメガバイト単位で指定します。省略時の設定では,VCC_MAX_CACHE は,システムを手動でチューニングしたくない人のために,--1 という特殊な値になっています。この値は,システムのスタートアップ時に,拡張ファイル・キャッシュの最大サイズがシステムの物理メモリの 50% に設定されることを意味しています。拡張ファイル・キャッシュは,入出力の作業負荷とシステムにどの程度メモリの予備があるかによって,自動的に拡大と縮小ができます。入出力の作業負荷が高くなると,キャッシュは自動的に拡大しますが,最大サイズより大きくはなりません。アプリケーションがメモリを必要とするときには,キャッシュは自動的に縮小します。
システム・スタートアップ時の VCC_MAX_CACHE の値が,拡張ファイル・キャッシュの最大サイズの上限を設定します。 VCC_MAX_CACHE の最大サイズは,ブート時の値より上には設定できません。たとえば,VCC_MAX_CACHE がシステム・スタートアップ時に 60 MB である場合,その後で VCC_MAX_CACHE を 40 に設定して,最大サイズを 40 MB に減らすことはできます。その後,VCC_MAX_CACHE を 80 に設定しても,最大サイズは,システムのスタートアップ時に設定された値である 60 MB までにしか増えません。
VCC_MAX_CACHE は準動的パラメータです。その値を変更した場合,DCL コマンドの SET CACHE/RESET を実行して,変更を即座に有効にする必要があります。この DCL コマンドを実行しないと,変更が有効になるまでにしばらく時間がかかることがあります。
メモリをパーマネントに割り当てるために予約メモリ・レジストリを使用している場合,予約メモリ・レジストリ内の VCC$MIN_CACHE_SIZE エントリの値は,システム・スタートアップ時の VCC_MAX_CACHE 以下にする必要があります。
キャッシュ用のパーマネントなメモリ割り当ての設定方法については,『OpenVMS システム管理者マニュアル』を参照してください。
VCC_MAX_IO_SIZE (D)
(Alpha のみ) 動的なシステム・パラメータ VCC_MAX_IO_SIZE は,拡張ファイル・キャッシュによってキャッシュできる入出力の最大サイズを制御します。サイズはブロック単位で指定します。省略時のサイズは 127 ブロックです。VCC_MAX_IO_SIZE の値を変更すると,ローカル・ノード上に現在マウントされているボリュームに対する読み書きに影響が出る他に,将来マウントされるボリュームへの読み書きにも影響が出ます。
VCC_MAX_IO_SIZE が 0 の場合,ローカル・ノード上の拡張ファイル・キャッシュはどのような読み書きもキャッシュすることができません。ただし, VCC$MIN_CACHE_SIZE エントリが予約メモリ・レジストリ内にある場合,システムは,スタートアップ中には拡張ファイル・キャッシュ用にメモリが予約されるのを妨げられません。
VCC_MAX_LOCKS
(Alpha のみ) VCC_MAX_LOCKS は,弊社の使用のために予約されている特殊パラメータです。将来のバージョンで拡張ファイル・キャッシュがこのパラメータを使用する予定です。VCC_MINSIZE
(VAX のみ) VCC_MINSIZE は,仮想入出力キャッシュによって使用されるメモリのページの下限を設定します。この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
VCC_PTES
(VAX のみ) 静的システム・パラメータ VCC_PTES は,仮想入出力キャッシュの最大サイズを制御します。ページ単位で可能なサイズを指定します。
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