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DEFINE/CHARACTERISTIC コマンドを使用してすでに設定されている,キュー属性の定義を削除します。/CHARACTERISTIC 修飾子は省略できません。OPER ( オペレータ ) 特権が必要です。
DELETE/CHARACTERISTIC 属性名
属性名
削除する属性の名前を指定します。
DELETE/CHARACTERISTIC コマンドは,システム属性テーブルから属性を削除します。属性の名前または番号を変更するには,その属性を一度削除して再定義する必要があります。
/LOG
/NOLOG (省略時の設定)
削除された属性名を削除後に表示するかどうかを制御します。
#1 |
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$ DEFINE/CHARACTERISTIC BLUE 7 . . . $ DELETE/CHARACTERISTIC BLUE $ DEFINE/CHARACTERISTIC BLUE_INK 7 |
この DEFINE/CHARACTERISTIC コマンドは,属性 BLUE を属性番号 7 で,プリンタの青インクを表すようにします。この属性名を変更するため,DELETE/CHARACTERISTIC コマンドを入力し,その後で DEFINE/CHARACTERISTIC コマンドに同じ属性番号 7 を使用して,属性名を BLUE_INK に変更しています。
キューから,1 つまたは複数のプリント・ジョブまたはバッチ・ジョブを削除します。 /ENTRY 修飾子は省略できません。キューに対する管理 (M) アクセス権,または指定ジョブに対する削除 (D) アクセス権が必要です。
DELETE/ENTRY =(エントリ番号[,...]) [キュー名[:]]
エントリ番号[,...]
キューから削除するジョブのエントリ番号 ( またはエントリ番号のリスト ) を指定します。エントリ番号を 1 つしか指定しない場合には,括弧を省略できます。キュー名を省略した場合は,複数のキューからエントリを削除できます。プリントおよびバッチ・ジョブには,システムで一意のエントリ番号が与えられます。 PRINT や SUBMIT コマンドは,省略時の設定では,ジョブが正常にキューに登録された場合にエントリ番号を表示し,ローカル・シンボル $ENTRY を最新のジョブのエントリ番号に設定します。ジョブのエントリ番号を確認するには, SHOW ENTRY または SHOW QUEUE コマンドを使用します。
キュー名[:]
ジョブが存在するキューの名前を指定します。キュー名には,ジョブが登録されたキュー,またはジョブが実行されているキューを指定できます。キュー名は省略可能ですが,指定された場合には,エントリが指定キューにあるかどうかが削除前にチェックされます。
DELETE/ENTRY コマンドは,キューから1つまたは複数のジョブを削除します。 DELETE/ENTRY コマンドでキュー名と複数のエントリ番号を指定する場合,すべてのジョブが同じキューに入っている必要があります。ジョブは,現在実行中であっても他の状態であっても,削除できます。たとえば DELETE/ENTRY は,保留状態や待ち状態のジョブを削除できます。
/LOG
/NOLOG (省略時の設定)
削除するバッチまたはプリント・ジョブのエントリ番号を表示するかどうかを制御します。
#1 |
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$ PRINT/HOLD ALPHA.TXT Job ALPHA (queue SYS$PRINT, entry 110) holding . . . $ DELETE/ENTRY=110 SYS$PRINT |
この PRINT コマンドは,ALPHA.TXT というファイルを印刷するジョブを,保留状態でキューに登録します。このジョブの実行は,SET ENTRY/RELEASEコマンドが入力されるまで延期されます。システムは,ジョブ名,エントリ番号,ジョブが登録されたキュー名,および状態を表示します。その後, DELETE/ENTRY コマンドでキュー SYS$PRINT からそのエントリを削除することを指定しています。
#2 |
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$ SUBMIT/AFTER=18:00 WEATHER Job WEATHER (queue SYS$BATCH, entry 203) holding until 14-DEC-2001 18:00 $ SUBMIT/HOLD/PARAMETERS=SCANLINE DOFOR Job DOFOR (queue SYS$BATCH, entry 210) holding . . . $ DELETE/ENTRY=(203,210)/LOG %DELETE-W-SEARCHFAIL, error searching for 203 -JBC-E-NOSUCHENT, no such entry %DELETE-I-DELETED, entry 210 aborting or deleted |
SUBMIT コマンドは,コマンド・プロシージャ WEATHER.COM と DOFOR.COM をバッチ・キューに登録しています。 WEATHER.COM のは,午後 6:00 に実行するように,DOFOR.COM は, SET ENTRY/RELAESE コマンドを入力するまで実行されないように保留状態で,それぞれ登録されています。その後, DELETE/ENTRY/LOG コマンドで両方のエントリをキューから削除しています。エントリが削除されたことを示すメッセージが表示されます。
DELETE/ENTRY/LOG コマンドが入力される前に,ジョブ WEATHER ( エントリ203 ) は終了していたため,このエントリは既に存在していません。キューにエントリがないことを示すメッセージが表示されています。一方,ジョブ DOFOR ( エントリ 210 ) は, DELETE/ENTRY/LOG コマンドの入力時には保留状態であったため,このエントリはキューから削除され,そのことを示すメッセージが表示されています。
#3 |
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$ PRINT CHAPTER8.MEM Job CHAPTER8 (queue SYS$PRINT, entry 25) pending on queue SYS$PRINT . . . $ SHOW QUEUE SYS$PRINT Printer queue SYS$PRINT, on PARROT::PARROT$LPA0, mounted form DEFAULT Entry Jobname Username Status ----- ------- -------- ------ 24 CHAPTER7 SMITH Pending 25 CHAPTER8 SMITH Pending $ DELETE/ENTRY=25 |
この PRINT コマンドは,CHAPTER8.MEM というファイルを印刷するジョブを, SYS$PRINT というプリント・キューに登録します。この後で SMITH というユーザは,このファイルを印刷する前に,もう一度編集しなければならないことに気付きました。そこでユーザ SMITH は,SHOW QUEUE コマンドを使用して,ジョブがまだ実行されていないことと,そのジョブのエントリ番号が 25 であることを確認し,その後 DELETE/ENTRY コマンドを入力することにより,キューからそのジョブを削除しています。
DEFINE/FORM コマンドによってすでに設定されている,プリント・キューまたはターミナル・キューのフォーム・タイプの定義を削除します。 /FORM 修飾子は省略できません。OPER(オペレータ)特権が必要です。
DELETE/FORM フォーム名
フォーム名
削除するフォーム名を指定します。
DELETE/FORM コマンドは,システム・フォーム・テーブルからフォーム定義を削除します。フォームを削除する場合には,フォームでマウントされたキュー内のフォーム,またはそのフォームを要求するジョブでマウントされたキュー内のフォームに対する,未解決の参照があってはいけません。フォームのすべての参照を調べるには,SHOW QUEUE/FULL コマンドを使用します。フォームの名前または番号を変更するには,フォームを削除して再定義しなければなりません。フォームの名前と番号を変更しない限り,異なる値で DEFINE/FORM コマンドを再入力すると,任意の DEFINE/FORM 修飾子の値を修正することができます。
/LOG
/NOLOG (省略時の設定)
削除後に削除されたフォーム名を表示するかどうかを制御します。
#1 |
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$ DELETE/FORM CENTER |
この DELETE/FORM コマンドは,フォーム CENTER を削除しています。
#2 |
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$ DEFINE/FORM - _$ /DESCRIPTION="letter size continuous form paper" CFLET 7 . . . $ DELETE/FORM CFLET $ DEFINE/FORM - _$ /DESCRIPTION="letter size continuous form paper" LETTER_CONT 7 |
この DEFINE/FORM コマンドは,8.5 × 11 インチの連続用紙を意味するように,フォーム CFLET を 7 番に定義しています。その後,フォーム名を変更するために,フォーム CFLET を削除してから, LETTER_CONT という新しいフォームを定義しています。
侵入データベースからエントリを削除します。CMKRNL(カーネルへのモード変更)と SECURITY 特権が必要です。
DELETE/INTRUSION_RECORD 侵入元
侵入元
ログ・インしようとしているユーザの装置またはリモート・システムの名前を指定します。侵入元は,他のオペレーティング・システム・ドメインの形式で表現される可能性があります。たとえば,大文字と小文字の区別があったり, DCL の文法規則に従わなかったりするかも知れません。このような場合には,侵入元パラメータを引用符で囲みます。
侵入データベースからエントリを削除するには, DELETE/INTRUSION_RECORD コマンドを使用します。たとえば,ユーザ HAMMER が期限切れのパスワードを使用して端末 TTA24 に何度もログインしようとすると,SHOW INTRUSION コマンドは次のエントリを表示します。
Intrusion Type Count Expiration Source TERM_USER INTRUDER 9 10:29:39.16 TTA24:HAMMER
ログイン失敗の上限に到達しているため,端末はシステムからロックアウトされます。ユーザ HAMMER がシステム管理者に連絡し,ログイン失敗の原因がパスワードの期限切れであることが確認できれば, DELETE/INTRUSION コマンドを使用して侵入データベースからレコードを削除することができます。
/NODE=(ノード名[,...])
指定されたノードに関連するノード情報を削除します。指定されたノードがノード情報リスト内にのみあるノードの場合,侵入レコードも削除されます。
#1 |
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$ DELETE/INTRUSION_RECORD TTC2: |
この DELETE/INTRUSION_RECORD コマンドは, TTC2 への侵入の試みによって作成されたすべての侵入レコードを削除します。正当なユーザは誰もログインに失敗しないため,ユーザ名は指定されていません。
#2 |
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$ DELETE/INTRUSION_RECORD "AV34C2/LC-2-10":FORGETFUL |
この例では,侵入元はターミナル・サーバに接続されたローカル・ターミナルです。侵入データベースから記録を削除するには,ターミナル・ポート名を引用符で囲みます。これにより,オペレーティング・システムが,スラッシュ (/) を修飾子では無い異質の文字であることを認識できます。
#3 |
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$ DELETE/INTRUSION_RECORD NODE1::HAMMER |
このコマンドは,NODE1 ノードの HAMMER というユーザによって作成されたすべてのエントリを削除します。
#4 |
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$ DELETE/INTRUSION_RECORD/NODE=(CAPPY,INDI) $ SHOW INTRUSION NETWORK SUSPECT 2 26-JUL-2001 08:51:25.66 BARNEY::HAMMER Node: TSAVO Count: 2 |
このコマンドは,CAPPY ノードおよび INDI ノードの侵入エントリを削除します。
#5 |
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$ DELETE/INTRUSION_RECORD/NODE=FOOBAR $ SHOW INTRUSION NETWORK SUSPECT 2 26-JUL-2001 08:51:25.66 BARNEY::HAMMER Node: TSAVO Count: 2 |
このコマンドは,FOOBAR ノードの侵入エントリを削除します。
#6 |
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$ DELETE/INTRUSION_RECORD/NODE=TSAVO $ SHOW INTRUSION %SHOW-F-NOINTRUDERS, no intrusion records match specification |
このコマンドは,TSAVO ノードの侵入エントリを削除しようと試みますが,このノードに侵入レコードはありません。
DEFINE/KEY コマンドによって設定されたキー定義を削除します。 /KEY 修飾子は省略できません。
DELETE/KEY [キー名]
キー名
定義を削除するキーの名前を指定します。このパラメータは,/ALL 修飾子と同時に指定することはできません。
/ALL
指定された状態のすべてのキー定義が削除されることを指定します。省略時には,現在の状態のすべてのキー定義が削除されます。 /ALL 修飾子を使用した場合には,キー名は指定できません。 /STATE 修飾子を使用すれば,1つまたは複数の状態を指定できます。/LOG (省略時の設定)
/NOLOG
指定されたキー定義が削除されたことを示すメッセージが,表示されるかどうかを制御します。/STATE=(状態名[,...])
/NOSTATE (省略時の設定)
指定されたキー定義が削除される,状態の名前を指定します。省略時には,現在の状態のキー定義が削除されます。状態名を1つしか指定しない場合には,括弧を省略できます。状態名は,任意の英数字文列です。
#1 |
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$ DELETE/KEY/ALL %DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF1 has been deleted %DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF2 has been deleted %DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF3 has been deleted %DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF4 has been deleted $ |
この例では,省略時の状態に対して PF1 キーから PF4 キーまでがすでに定義されていると仮定しています。この DELETE/KEY コマンドは,省略時の状態である現在の状態の,すべてのキー定義を削除します。
#2 |
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$ DEFINE/KEY PF3 "SHOW TIME" /TERMINATE %DCL-I-DEFKEY, DEFAULT key PF3 has been defined $ [PF3] $ SHOW TIME 14-DEC-2001 14:43:59 . . . $ DELETE/KEY PF3 %DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF3 has been deleted $ [PF3] $ |
この DEFINE/KEY コマンドは,キーパッドの PF3 キーに SHOW TIME コマンドを定義しています。その後で,DELETE/KEY コマンドの使用により,PF3キーに対する定義を削除します。したがって,この後 PF3 キーを押しても,システム・プロンプトが表示されるだけです。
INITIALIZE/QUEUE コマンドで作成されたプリント/バッチ・キューを削除します。キュー内のジョブは同時に全て削除されます。キューは,停止状態でなければなりません。/QUEUE 修飾子は省略できません。キューに対する管理 (M) アクセス権が必要です。
DELETE/QUEUE キュー名[:]
キュー名[:]
削除されるキューの名前を指定します。
キューを削除するには,次の手順に従ってください。
- STOP/QUEUE/NEXT コマンドを使用して,指定されたキューを停止します。
STOP/QUEUE/NEXT コマンドは,すべての実行中のジョブが終了してから,指定されたキューを停止させます。すべての実行中のジョブが終了するまで待ってください。- 指定されたキューの未解決の参照がないことを確認します。
汎用キューが,指定されたキューをターゲットとする実行キューを参照する場合は,ターゲットとする実行キューのリストから指定されたキューを削除しなければなりません。
論理キューが,指定されたキューを参照する場合は,論理キューの割り当てを解除しなければなりません。
指定されたキューが汎用キューである場合,当初汎用キューに入れられ,そのターゲットとするキューにまだ存在しているジョブは,指定されたキューの参照に含まれます。指定されたキューを削除する前に,当初指定されたキューに受け渡され,現在そのターゲットとするキューで実行されているジョブを削除するか,またはこれらのジョブが終了するまで待たなければなりません。- 指定されたキューから別のキューにジョブを移動するには, SET ENTRY/REQUEUE または ASSIGN/MERGE コマンドを使用します。指定されたキューを削除した場合,そのキューに残っているすべてのジョブも削除されます。
- DELETE/QUEUEコマンドを入力します。
/LOG
/NOLOG (省略時の設定)
指定されたキューが削除されたことを示すメッセージが,表示されるかどうかを制御します。
#1 |
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$ INITIALIZE/QUEUE/DEFAULT=FLAG/START/ON=LPA0 LPA0_QUEUE . . . $ STOP/QUEUE/NEXT LPA0_QUEUE $ DELETE/QUEUE LPA0_QUEUE |
最初のコマンドは,LPA0_QUEUE というプリンタ・キューを初期化し,スタートします。STOP/QUEUE/NEXT コマンドは,キューを停止します。次に,DELETE/QUEUE コマンドを実行することにより,キューを削除します。
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