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この Alpha の例では,/DISK 修飾子は,このターミナル・セッションに対する省略時のディスクが USER$ になるように指定しています。 SHOW DEFAULT コマンドは,USER$ が省略時のディスクであることを示します。
#3 |
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[Return] Username: HIGGINS/DISK=USER$ Password: <PASSWORD> Welcome to OpenVMS VAX Version 7.3 on node CELEST Last interactive login on Tuesday, 15-DEC-2001 09:16:47.08 Last non-interactive login on Monday, 14-DEC-2001 17:32:34.27 $ SHOW DEFAULT USER$:[HIGGINS] |
この VAX の例では,/DISK 修飾子は,このターミナル・セッションに対する省略時のディスクが USER$ になるように指定しています。 SHOW DEFAULT コマンドは,USER$ が省略時のディスクであることを示します。
#4 |
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[Ctrl/C] Username: LIZA/CLI=DCL/COMMAND=ALTLOGIN.COM Password: <PASSWORD> Welcome to OpenVMS VAX Version 7.3 on node CELEST Last interactive login on Tuesday, 15-DEC-2001 09:16:47.08 Last non-interactive login on Monday, 14-DEC-2001 17:32:34.27 $ |
/CLI 修飾子は,DCL コマンド・インタプリタを使用することを指定しています。 /COMMAND 修飾子は,省略時のログイン・コマンド・ファイルの代わりに ALTLOGIN.COM というログイン・コマンド・ファイルが実行されることを指定しています。
#5 |
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[Return] Username: XENAKIS Password: <PASSWORD> Password: <PASSWORD> Welcome to OpenVMS VAX Version 7.3 on node CELEST Last interactive login on Tuesday, 15-DEC-2001 09:16:47.08 Last non-interactive login on Monday, 14-DEC-2001 17:32:34.27 $ |
2 番目の Password: というプロンプトは,ユーザが第 2 パスワードを持っており,システムをアクセスするためには,このパスワードを入力しなければならないことを示しています。
#6 |
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[Return] Username: JONES Password: <PASSWORD> User authorization failure [Return] Username: JONES Password: <PASSWORD> Welcome to OpenVMS Alpha (TM) Operating System, Version 7.3 on node LSR Last interactive login on Tuesday, 15-DEC-2001 09:16:47.08 Last non-interactive login on Monday, 14-DEC-2001 17:32:34.27 1 failure since last successful login. $ |
"User authorization failure" というメッセージは,入力されたパスワードが誤っていることを示しています。正しくログ・インすることができた場合には,最後に正しくログインしてから発生した,ログイン失敗の回数を示すメッセージが表示されます。このメッセージは,ログインを失敗した場合にだけ表示されます。
#7 |
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[Return] Username: JOYCE Password: <PASSWORD> Welcome to OpenVMS Alpha (TM) Operating System, Version 7.3 on node LSR Last interactive login on Tuesday, 15-DEC-2001 09:16:47.08 Last non-interactive login on Monday, 14-DEC-2001 17:32:34.27 WARNING - Primary password has expired; update immediately. $ |
この例では,第 1 パスワードが期限切れであることを示す WARNING メッセージが出力されています。この場合,ログ・アウト前に SET PASSWORD コマンドでパスワードを再設定しなければ,これ以降はログインできなくなります。
パスワード変更方法についての詳細は, SET PASSWORD コマンドの説明を参照してください。
#8 |
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[Return] Username: MIHALY/NEW_PASSWORD Password: <PASSWORD> Password: <PASSWORD> Welcome to OpenVMS VAX Version 7.3 on node CELEST Last interactive login on Tuesday, 15-DEC-2001 09:16:47.08 Last non-interactive login on Monday, 14-DEC-2001 17:32:34.27 Your password has expired; you must set a new password to log in. Old password: <PASSWORD> New password: <PASSWORD> Verification: <PASSWORD> |
この例では,ユーザ名 MIHALY の後に /NEW_PASSWORD 修飾子を指定しています。このため,システムは,ログイン直後に新パスワードの設定を強制します。この時のプロンプトは,コマンド行から SET PASSWORD コマンドを実行した場合のものと同じです。
会話型モードのターミナル・セッションを終了します。
LOGOUT
ターミナル・セッションを終了するには,LOGOUT コマンドを使用しなければなりません。通常の環境で,LOGOUT コマンドを使用しないで端末の電源を切る,または電話接続を切断すると,ログインしたままになります。SET HOST コマンドを使用してリモートのプロセッサにログインする場合は,通常,LOGOUT コマンドを使用してリモートのセッションを終了する必要があります。
/BRIEF
簡略な形式のログアウト・メッセージを出します。コマンド・インタプリタは,ログアウトする時にユーザ名と日付,および時刻を表示します。/FULL
詳細な形式のログアウト・メッセージを出します。/FULL を指定すると,コマンド・インタプリタは,ターミナル・セッションの会計情報の要約を表示します。バッチ・ジョブの省略時の設定は,/FULL です。/HANGUP
/NOHANGUP
公衆電話回線を使用したターミナルの場合に,ログアウトしたあと,電話を切るかどうかを指定します。省略時には,ターミナル・ポートに対する/HANGUP 修飾子の設定が,電話を切るかどうかを決定します。この修飾子を使用できるかどうかは,システム管理者によって設定されます。
#1 |
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$ LOGOUT GILLINGS logged out at 05-JUN-2001 17:48:56.73 |
この LOGOUT コマンドでは,省略時の簡略メッセージ形式が使用されています。したがって,会計情報は表示されません。
#2 |
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$ LOGOUT/FULL GUZMAN logged out at 05-JUN-2001 14:23:45.30 Accounting information: Buffered I/O count: 22 Peak working set size: 90 Direct I/O count: 10 Peak virtual size: 69 Page faults: 68 Mounted volumes: 0 Charged CPU time: 0 00:01:30.50 Elapsed time: 0 04:59:02.63 Charged vector CPU time: 0 00:00:21.62 |
この LOGOUT コマンドは,/FULL 修飾子を指定しているので,このターミナル・セッションの会計情報の要約を表示します。
VAX MACRO アセンブラを起動して, 1 つまたは複数のアセンブリ言語ソース・ファイルをアセンブルします ( これは VAX システムの省略時の設定です )。あるいは,MACRO-32 compiler for OpenVMS Alpha を起動して, Alpha 上で VAX アセンブリ言語ソース・ファイルを,ネイティブの OpenVMS Alpha オブジェクト・コードにアセンブルします。Alpha システム上に MACRO-64 アセンブラがインストールされている場合は, /ALPHA 修飾子を指定すると,MACRO コマンドは MACRO-64 アセンブラを起動します。
/MIGRATION 修飾子を指定すると, MACRO コマンドは Alpha 上でコンパイラを起動します。
MACRO ファイル指定[,...]
ファイル指定[,...]
アセンブルするアセンブリ言語ソース・ファイルを指定します。複数のファイルを指定する場合は,コンマ (,) またはプラス記号 (+) でファイル名を区切ります。ファイル指定をコンマで区切ると,MACRO アセンブラは,各ファイルに対してオブジェクト・ファイルを 1 つずつ作成します。指示があれば,リスト・ファイルも 1 つずつ作成します。ファイル指定をプラス記号で区切ると,MACRO アセンブラは,入力ファイルを連結させ 1 つのオブジェクト・ファイル ( およびリスト・ファイル ) を作成します。ワイルドカード文字のアスタリスク (*) やパーセント記号 (%) を使用してファイル名を指定することはできません。各ファイル指定に対して MACRO コマンドは,省略時のファイル・タイプ .MAR または .MAR64 をつけます。 MACRO アセンブラは,ディレクトリ内に存在する最大バージョンよりもバージョン番号が 1 つ高い出力ファイルを作成します。
MACRO コマンドは VAX MACRO アセンブラを起動し, 1 つまたは複数のアセンブリ言語ソース・ファイルをアセンブルします ( これは VAX システムでの省略時の動作です )。または MACRO コマンドは,MACRO--32 compiler for OpenVMS Alpha を起動し, VAX アセンブリ言語ソース・ファイルをネイティブの OpenVMS Alpha オブジェクト・コードにコンパイルします ( これは Alpha システムの省略時の動作です )。MACRO コマンドの修飾子は,コマンド ( グローバル ) 修飾子,または位置修飾子になります。コマンド修飾子 は, MACRO コマンドで指定したすべてのファイルに影響を与えます。 位置修飾子 は,その修飾子を指定したファイルにのみ影響を与えます。 /LIBRARY 修飾子および /UPDATE 修飾子を除くすべての MACRO 修飾子は,コマンド修飾子または位置修飾子として使用できます。 /LIBRARY 修飾子および /UPDATE 修飾子は,位置修飾子として使用します。コマンド修飾子として使用することはできません。
制限事項についての詳細は,それぞれの修飾子の説明を参照してください。
VAX MACRO アセンブラ指示文の機能についての詳細は,『VAX MACRO and Instruction Set Reference Manual』を参照してください。 MACRO-32 compiler for OpenVMS Alpha の機能についての詳細は,『OpenVMS MACRO-32 Porting and User's Guide』を参照してください。
/ALPHA
/ALPHA 修飾子は,/UPDATE 修飾子と同時に指定できません。Alpha システムにおいて,( インストールされていれば ) MACRO-64 assembler for OpenVMS Alpha を起動します。このアセンブラについての詳細は,『MACRO--64 Assembler for OpenVMS AXP Systems Reference Manual』を参照してください。
/ANALYSIS_DATA[=ファイル指定]
/NOANALYSIS_DATA (省略時の設定)
VAX MACRO アセンブラが, OpenVMS Source Code Analuzer (SCA) の分析データ・ファイルを作成するかどうかを制御します。また,オプションでファイルを指定することができます。省略時の設定では,アセンブラは分析データ・ファイルを作成しません。ファイルを指定せずに /ANALYSIS_DATA 修飾子を指定すると,アセンブラは, MACRO コマンドで最初に指定した入力ファイル名と同じ名前で分析データ・ファイルを作成します。分析データ・ファイルの省略時のファイル・タイプは .ANA です。コマンド行で /ANALYSIS_DATA 修飾子を指定する位置によって,柔軟に出力ファイルを指定できます。
/CROSS_REFERENCE[=(関数[,...])]
/NOCROSS_REFERENCE (省略時の設定)
指定した関数がソース・ファイルのどの位置で定義または参照されているかを示すリストを,作成するかどうか制御します。関数を 1 つだけ指定する場合は,括弧は省略できます。次の関数を指定できます。
ALL 相互参照の指示文,マクロ,操作コード,レジスタ,およびシンボル DIRECTIVES 相互参照指示文 MACROS 相互参照マクロ OPCODES 相互参照操作コード REGISTERS 相互参照レジスタ SYMBOLS 相互参照シンボル
アセンブラは相互参照の一覧をファイルに書き込むので, /CROSS_REFERENCE 修飾子とともに /LIST 修飾子を指定しなければなりません。関数を指定せずに /CROSS_REFERENCE 修飾子を指定すると,省略時の設定により /CROSS_REFERENCE=(MACRO,SYMBOLS) が使用されます。 /NOCROSS_REFERENCE 修飾子を指定すると,相互参照の一覧はファイルに書き込まれません。
/DEBUG[=オプション]
/NODEBUG (省略時の設定)
シンボル・テーブルにローカル・シンボルを含めたり,シンボル・テーブルからローカル・シンボルを除外したりします。または,オブジェクト・モジュール中の情報をトレースバックします。適切な DEBUG オプションおよび TRACEBACK オプションを使用すると,/ENABEL 修飾子および /DISABLE 修飾子と /DEBUG 修飾子および /NODEBUG 修飾子に置き換えることができます。/DEBUG または /NODEBUG 修飾子は, .ENABLE アセンブラ指示文または .DISABLE アセンブラ指示文で設定したデバッグ特性を変更します。次のオプション ( 複数可 ) を指定できます。
ALL シンボル・テーブル中のすべてのローカル・シンボルを,オブジェクト・モジュールに含め,すべてのトレースバック情報をデバッガに提供します。このオプションを指定するのは, /ENABLE=(DEBUG,TRACEBACK) を指定するのと同等です。 NONE オブジェクト・モジュール中のローカル・シンボルおよびトレースバック情報を,デバッガが使用できないようにします。このオプションを指定するのは, /DISABLE=(DEBUG,TRACEBACK) を指定するのと同等です。 SYMBOLS オブジェクト・モジュール中のすべてのローカル・シンボルを,デバッガが使用できるようにし,トレースバック情報は使用できないようにします。このオプションを指定するのは, /ENABLE=DEBUG 修飾子と /DISABLE=TRACEBACK 修飾子を同時に指定するのと同等です。 TRACEBACK オブジェクト・モジュール中のトレースバック情報を,デバッガが使用できるようにし,すべてのローカル・シンボルは使用できないようにします。このオプションを指定するのは, /ENABLE=TRACEBACK 修飾子と /DISABLE=DEBUG 修飾子を同時に指定するのと同等です。
オプションを指定せずに /DEBUG 修飾子を指定すると,省略時の設定により /DEBUG=ALL が使用されます。
/DIAGNOSTICS[=ファイル指定]
/NODIAGNOSTICS (省略時の設定)
アセンブラ・メッセージと診断情報を含むファイルを作成します。ファイル名を指定しない場合は,省略時の設定によりソース・プログラムと同じファイル名になります。省略時のファイル・タイプは .DIA です。ファイル指定に,アスタリスク (*) やパーセント記号 (%) ワイルドカード文字は使用できません。
診断ファイルは,(VAX Language-Sensitive Editor (LSE) などの) 弊社のレイヤード製品が使用するために保持されます。
/DISABLE=(関数[,...])
/NODISABLE
.DISABLE アセンブラ指示文で無効にされる関数の初期設定を行います。次の関数(複数可)を指定できます。
ABSOLUTE 相対アドレスを絶対アドレスとしてアセンブルします。 DEBUG デバッガで使用するために,ローカル・シンボル・テーブル情報をオブジェクト・ファイルに含めます。 GLOBAL 定義されていないシンボルを,外部シンボルとみなします。 SUPPRESSION シンボル・テーブル中の,参照されないシンボルの一覧を示しません。 TRACEBACK デバッガにトレースバック情報を提供します。 TRUNCATION 浮動小数点数を切り捨てます (切り捨てが無効な場合は,数を丸めます)。 VECTOR アセンブラが,ベクタ・コードを受け取り正しく処理できるようにします。
関数を 1 つだけ指定する場合は,括弧は省略できます。関数を指定せずに /DISABLE 修飾子を指定すると,省略時の設定により
/DISABLE=(ABSOLUTE,DEBUG, TRUNCATION, VECTOR) が使用されます。 /NODISABLE 修飾子を指定するのは,/DISABLE 修飾子を指定しない場合,あるいはコマンド行で前に指定した /DISABLE 修飾子の効果を否定する場合と同等です。/ENABLE=(関数[,...])
/NOENABLE
.ENABLE アセンブラ指示文により制御される関数の初期設定を行います。次に示す 1 つまたは複数の関数を指定できます。
ABSOLUTE 相対アドレスを絶対アドレスとしてアセンブルします。 DEBUG デバッガで使用するために,ローカル・シンボル・テーブル情報をオブジェクト・ファイルに含めます。 GLOBAL 定義されていないシンボルを,外部シンボルとみなします。 SUPPRESSION シンボル・テーブル中の,参照されないシンボルの一覧を示しません。 TRACEBACK デバッガにトレースバック情報を提供します。 TRUNCATION 浮動小数点数を切り捨てます (切り捨てが無効な場合は,数を丸めます)。 VECTOR アセンブラが,ベクタ・コードを受け取り正しく処理できるようにします。
/NOENABLE 修飾子を指定するのは,/ENABLE 修飾子を指定しない,あるいはコマンド行の前に指定した /ENABLE 修飾子の効果を否定するのと同等です。 /DISABLE 修飾子の説明でリストされている 1 つまたは複数の関数を指定できます。関数を 1 つだけ指定する場合は,括弧は省略できます。関数を指定せずに /DISABLE 修飾子を指定すると,省略時の設定により /ENABLE=(GLOBAL,TRACEBACK,SUPPRESSION) が使用されます。
/LIBRARY
/NOLIBRARY
位置修飾子。 /LIBRARY 修飾子と /UPDATE 修飾子を同時に指定することはできません。/LIBRARY 修飾子に対応する入力ファイルは,マクロ・ライブラリでなければなりません。マクロ・ライブラリの省略時のファイル・タイプは .MLB です。 /NOLIBRARY 修飾子を指定するのは,/LIBRARY 修飾子を指定しない,あるいはコマンド行で前に指定した /LIBRARY 修飾子の効果を否定するのと同等です。
アセンブラは最大で 16 のライブラリを検索できます。16 のライブラリの中には常に STARLET.MLB が含まれます。この数は特定のアセンブリに適用され,必ずしも特定の MACRO コマンドに適用されるわけではありません。 MACRO コマンドを使用して,複数のソース・ファイルを 別々に アセンブルする場合は,各アセンブリに対して最大 16 のマクロ・ライブラリを指定することができます。アセンブリに複数のマクロ・ライブラリがあると,ライブラリは指定された順序と逆の順序で検索されます。
ソース・プログラム中にマクロ呼び出しがあると,アセンブラは次の順序で検索を開始します。
- .LIBRARY 指示文で指定されているライブラリをまず検索します。アセンブラは,宣言された順序と逆の順序でこれらのライブラリを検索します。
- .LIBRARY 指示文で指定したライブラリのどこにもマクロ定義がない場合は, MACRO コマンド行で指定されたライブラリで検索します ( 指定された順序と逆の順序で検索します )。
- コマンド行で指定したライブラリにマクロ定義がない場合は, STARTLET.MLB を検索します。
/LIST[=ファイル指定]
/NOLIST
出力リストを作成または省略します。オプションでその出力ファイルを指定することもできます。リスト・ファイルの省略時のファイル・タイプは .LIS です。ファイル指定で,アスタリスク(*) やパーセント記号(%) ワイルドカード文字を使用することはできません。省略時の設定では,会話型の MACRO コマンドはリスト・ファイルを作成しません。省略時の設定を使用する,あるいは明示的に指定することによって /NOLIST を使用すると,エラーは現在の出力装置に報告されます。
バッチ・ジョブで MACRO コマンドを使用すると,省略時の設定により /LIST 修飾子も指定されます。コマンド行で /LIST 修飾子を指定する位置によって,柔軟に出力ファイルを指定できます。出力ファイル修飾子についての詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。
/MIGRATION
/MIGRATION 修飾子と /UPDATE 修飾子を同時に指定することはできません。Alpha システム上で MACRO-32 compiler for OpenVMS Alpha を起動して, 1 つまたは複数の VAX MACRO アセンブリ言語ソース・ファイルを,ネイティブな OpenVMS Alpha オブジェクト・コードにコンパイルします。
MACRO-32 compiler for OpenVMS Alpha についての詳細は,『OpenVMS MACRO-32 Porting and User's Guide』を参照してください。
/OBJECT[=ファイル指定]
/NOOBJECT
オブジェクト・モジュールを作成または省略します。ファイルを指定することもできます。省略時の設定ではアセンブラは,最初の入力ファイルと同じファイル名のオブジェクト・モジュールを作成します。オブジェクト・ファイルの省略時のファイル・タイプは .OBJ です。ファイル指定にアスタリスク (*) やパーセント記号 (%) ワイルドカード文字は使用できません。コマンド行で /OBJECT 修飾子を指定する位置によって,柔軟に出力ファイルを指定できます。出力ファイル修飾子についての詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。
/PREPROCESS_ONLY[=ファイル指定]
/NOPREPROCESS (D)
アセンブラでプリプロセッサ段階の処理だけを行い,処理されたテキストをファイルに書き込むことを指定します。
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