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DCL ディクショナリ


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この 2 つのコマンドは,NODE3 以外のノードから入力されています。 COPY コマンドは,現在のノードから NODE2 というノードに, REPORT.MEM というファイルをコピーします。 PRINT コマンドは,ノード NODE3 上の REPORT.MEM というファイルを,ノード NODE3 で印刷するためにキューに登録します。 /REMOTE 修飾子を指定した場合,ジョブ・エントリ番号とキュー名は表示されません。

#6

$ PRINT/HOLD   MASTER.DOC
  Job MASTER (queue SYS$PRINT, entry 540) holding
   .
   .
   .
$ SET ENTRY 540/RELEASE

ファイル MASTER.DOC を保持状態にして,省略時のプリント・キューに登録しています。その後,SET ENTRY コマンドで保持状態を解除し,出力しています。

#7

$ PRINT TEST.TXT
Job TEST.TXT (queue SYS$PRINT, entry 867) started on LPA0
$ SHOW ENTRY '$ENTRY'
Entry     Jobname     Username     Blocks    Status
-----     -------     --------     ------    ------
  867     TEST.TXT    Nisslert        135    Printing
          Submitted  10-DEC-2001 11:07 /FORM=DEFAULT /PRIORITY=100
          File: $5$DUA174:[NISSLERT]TEST.TXT;3
 

この PRINT コマンドは,ファイル TEST.TXT のコピーを省略時のプリンタに登録します。ジョブ・エントリ番号を保持するために,ローカル・シンボル $ENTRY を同時に作成します。 SHOW ENTRY コマンドにシンボル $ENTRY を使用して,エントリを特定し,エントリを表示しています。

#8

$ PRINT/RETAIN=UNTIL=1 MYFILE.DAT
   .
   .
   .
$ SHOW QUEUE DOC$LN03
Server queue DOC$LN03, stopped, on NEWTON::, mounted form DEFAULT
Entry   Jobname   Username  Blocks  Status
-----   -------   --------  ------  ------
  436   MYFILE    MIGDAL         8  Retained until 11-DEC-2001 16:56
      %JBC-F-JOBABORT, job aborted during execution
        Completed  11-DEC-2001 15:56 on queue DOC$LN03

この SHOW QUEUE による表示には,保持ジョブが終了した日時と実行したキューが含まれています。ユーザは,ジョブの終了後1時間は,ジョブを保持するように設定しています。キューのジョブ保持ポリシーにより,16 時 56 分にジョブはキューから削除されます。

#9

 PRINT /PARAMETERS=AAA=123

このコマンドは,パラメータ AAA=123 をプリント・シンビオントに渡します。パラメータの解釈はシンビオントに依存します。

#10

$ PRINT /PARAMETERS=(ddd,"e,(F=(3,4),g),h)",iii) 

このコマンドは,3 つのパラメータ,DDD,"e,(F=(3,4),g),h)",および III をプリント・シンビオントに渡します。 2 つ目のパラメータ付近の引用符の使用によって,ネストされた括弧,カンマ,および英数字の大文字/小文字の区別が使用できるようになります。このパラメータの値は,後でプリント・シンビオントによって拒絶されるかも知れませんが, PRINT コマンドにとっては完全に受け入れ可能です。

#11

 PRINT /PARAMETERS=("N,O,P,Q,R,S,T",U,V)

このコマンドは,3つのパラメータ,"N,O,P,Q,R,S,T",U,および V を,プリント・シンビオントに渡します。シンビオントの解析性能およびパラメータの長さ (各パラメータは最高 255 文字であるため) によっては,これは,パラメータ数の 8 個の制限に対する解決策となることがあります。


PRODUCT

POLYCENTER Software Installation ユーティリティを起動して,次のいずれかの操作を行います。

POLYCENTER Software Installation ユーティリティ,および PRODUCT コマンドについての詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル』と『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』またはオンライン・ヘルプを参照してください。


形式

PRODUCT [サブコマンド製品名 [/修飾子]]


PURGE

指定したファイル(1つまたは複数)の最新バージョンを除いた,すべてのバージョンを削除します。

形式

PURGE [ファイル指定[,...]]


パラメータ

ファイル指定[,...]

最新バージョンのみを残したいファイルを指定します。ファイル指定は複数でも構いません。複数のファイルを指定する場合には,各ファイル指定をコンマ (,) またはプラス記号 (+) で区切ってください。ディレクトリ,ファイル名,およびファイル・タイプの指定には,ワイルドカード文字 (* と %)を使用できます。ファイル指定には,バージョン番号は指定できません。ファイル指定を省略すると, PURGE コマンドは,現在のディレクトリに含まれるすべてのファイルの古いバージョンを削除します。PURGE コマンドでは,ファイル名やファイル・タイプを省略しても省略時の設定はありません。

説明

PURGEコマンドは,古いバージョンのファイルを削除します。 PURGEコマンドは,ファイルのすべてのバージョンを削除することはありません。省略時の設定では,PURGEコマンドは,最高バージョンのファイルのみを残します。 PURGEコマンドに明示的にファイルを指定しないと,カレント・ディレクトリのすべてのファイルが影響を受けます。

修飾子

/BACKUP

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新のバックアップの日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/CREATED,/EXPIRED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/BEFORE[=時刻]

指定された時刻以前の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。

時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。

/BY_OWNER[=ユーザ識別コード]

ファイル所有者のユーザ識別コード (UIC) が指定した UIC と一致する場合にだけ, 1つまたは複数のファイルを選択します。/BY_OWNER 修飾子だけを指定し UIC を省略した場合には,現在のプロセスの UIC が,省略時の値として使用されます。

UIC は,『OpenVMS Guide to System Security』に説明されている,標準的な UIC 形式を使用して指定します。

/CONFIRM

/NOCONFIRM (省略時の設定)

そのファイルに対するパージ操作の実行を確認するために,各ファイルに対する操作の前に,プロンプトを表示するかどうかを指定します。システムがプロンプトを表示したら,次のいずれかの応答を入力します。

YES NO QUIT
TRUE FALSE Ctrl/Z
1 0 ALL
  [Return]  

単語による応答の場合には,大文字と小文字を任意に組み合わせることができます。この応答は,1 文字または数文字に短縮できます ( たとえば,TRUE は T,TR,または TUR に省略できます )。ただし,短縮しても一意でなければなりません。肯定応答は,YES,TRUE,1 です。否定応答は,NO,FALSE,0,Return です。 QUIT あるいは Ctrl/Z は,その時点で,コマンドの処理を停止するということを示します。ALL を応答する場合には,コマンドの処理は継続されますが,そのあとプロンプトは表示されなくなります。上記に表示されていない応答を入力した場合には, DCL はエラー・メッセージを発行し,同じプロンプトがもう一度表示されます。

/CREATED (省略時の設定)

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,作成日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/EXPIRED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/ERASE

/NOERASE (省略時の設定)

ファイルをディスクから物理的に消去し,パージされたデータが,解放されたディスク・ブロックに残らないようにします。

ファイルを単に削除すると,そのファイルが記憶されていた領域は,将来使用するためにシステムに戻されます。しかし,その位置に記憶されていたデータは,新しいデータが書き込まれるまでそのまま存在します。 /ERASE 修飾子を使用すると,システムは特定のパターンをその位置に書き込み,データをシステムから物理的に消去します。

/EXCLUDE=(ファイル指定[,...])

指定するファイル指定(1つまたは複数)と一致するファイルが,パージ操作から除外されることを指定します。ファイル指定にはディレクトリ指定を含むことができますが,装置名を含むことはできません。ファイル指定には,ワイルドカード文字 (* と %) を使用できます。しかし,特定のバージョンを除外するために,相対バージョン番号を指定することはできません。ファイルを1つしか指定しない場合には,括弧を省略できます。

/EXPIRED

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,満了日時をもとにファイルを選択します ( 満了日は,SET FILE/EXPIRATION_DATE コマンドで設定します )。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/CREATED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/IGNORE=INTERLOCK (Alpha only)

書き込みアクセスしたファイルを削除用としてマークできます。これによってファイル名エントリが削除され,最後のユーザによってファイルが閉じられたときにファイルが削除されます。

/KEEP=バージョン数

指定したファイルの,ディレクトリに残すバージョン数を指定します。 /KEEP 修飾子を指定しない場合は,指定したファイルの最新バージョン以外のすべてがディレクトリから削除されます。

/LOG

/NOLOG (省略時の設定)

ファイル削除時に, PURGE コマンドがそのファイル名を表示するかどうかを制御します。

/MODIFIED

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新の変更日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/CREATED,および /EXPIRED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/SINCE[=時刻]

指定された時刻以降の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。

時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。

/STYLE=キーワード

ファイルのパージ中に表示するファイル名の書式を指定します。

この修飾子のキーワードは CONDENSED および EXPANDED です。意味は次の表のとおりです。

キーワード 説明
CONDENSED
(省略時の設定)
ファイル名を 255 文字長の文字列に適合するように表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形を含むことが可能です。
EXPANDED ファイル名をディスクに格納されているとおりに表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形は含みません。

キーワード CONDENSED と EXPANDED を同時に指定することはできません。この修飾子は,確認が要求された場合に,出力メッセージに表示されるファイル名の書式を指定します。

EXPANDED キーワードが指定されていない場合,ファイル・エラーは CONDENSED ファイル指定で表示されます。

詳細は『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。


#1

$ PURGE

この PURGE コマンドは,現在のディレクトリに含まれるすべてのファイルの最新バージョンを除く,すべてのバージョンを削除します。

#2

$ PURGE *.COM

この PURGE コマンドは,ファイル・タイプが .COM である各ファイルの最新バージョンを除く,すべてのバージョンを削除します。

#3

$ PURGE/KEEP=3  [WILDER.JOB308]ACCOUNT.COB

この PURGE コマンドは,[WILDER.JOB308] というディレクトリに含まれる ACCOUNT.COB というファイルの最新の3つのバージョンを除く,すべてのバージョンを削除します。

#4

$ PURGE/ERASE/SINCE=YESTERDAY [.MEMOS]

この PURGE コマンドは,サブディレクトリ MEMOS 下のファイルのうち,昨日以降に作成または変更されたファイル全てに対してパージを行い,削除されるファイルは物理的に削除します。

#5

$ PURGE [BROD.TESTFILES]/LOG
%PURGE-I-FILPURG, DISK1:[BROD.TESTFILES]AVE.OBJ;1 deleted (3 blocks)
%PURGE-I-FILPURG, DISK1:[BROD.TESTFILES]BACK.OBJ;2 deleted (5 blocks)
%PURGE-I-TOTAL, 2 files deleted (8 blocks)

この PURGE コマンドは,サブディレクトリ [BROD.TESTFILES] 下のファイルすべてに対してパージを行います。/LOG 修飾子を指定しているので,削除されたファイルのファイル指定と,その総数が表示されます。

#6

$ PURGE/KEEP=2 TAMPA::DISK1:[EXAMPLE]*.LIS

この PURGE コマンドは,TAMPA というリモート・ノードの EXAMPLE というディレクトリに含まれるファイルの中で,ファイル・タイプが .LIS であるファイルのすべてのバージョンを,最新の2つのバージョンを除いて削除します。


READ

指定した入力ファイルから1つのレコードを読み込み,レコードの内容を指定されたシンボル名に割り当てます。

形式

READ 論理名[:] シンボル名


パラメータ

論理名[:]

レコードを読み込む入力ファイルの論理名を指定します。ファイルのオープン時に OPEN コマンドで割り当てた論理名を使用します (OPEN コマンドは,論理名を割り当て,その名前をプロセス論理名テーブルに登録します )。

さらに SYS$INPUT,SYS$OUTPUT,SYS$ERROR,SYS$COMMAND という論理名によって示される,プロセス・パーマネント・ファイルも指定できます。

シンボル名

読み取られるレコードの内容に割り当てられる,1 〜 255 文字までの英数字シンボル名を指定します。シンボル名の 1 文字目はアルファベット,アンダースコア (_),ドル記号 ($) のいずれかでなければなりません。

READ コマンドに対してシンボル名を指定すると,コマンド・インタプリタは,そのシンボル名を現在のコマンド・レベルのローカル・シンボル・テーブルに登録します。シンボルがすでに定義されている場合には,READ コマンドは,そのシンボルを読み込んだ新しい値に再定義します。


説明

READ コマンドは,順編成ファイル,相対編成ファイル,または索引編成ファイルから,データを読み込むことができます。指定されたファイルから各レコードが読み込まれるたびに,レコードポインタがファイル内の次のレコードに移動します。ただし,索引編成ファイルを読み込んでいる場合,/INDEX および /KEY 修飾子を使用すると,レコードをランダムに読み込むことができます。

単一の READ コマンドで読み込むことができるレコードの最大サイズは, 2048 バイトです。DCL によってオープンされたリモート・ファイルから 2048 バイトのレコードを読み込むには,システムの省略時のネットワーク・ブロック・カウントを少なくとも 25 に増加する必要があります (DCL SET RMS_DEFAULT/NETWORK=25)。

ファイルを読み込むには,/READ 修飾子を指定した OPEN コマンドを使用して,ファイルをオープンする必要があります。論理名 SYS$INPUT,SYS$OUTPUT, SYS$ERROR,および SYS$COMMAND で識別されるプロセス・パーマネント・ファイルは,読み込むために明示的にオープンする必要はありません。

READ コマンドを会話型で実行し,論理名をプロセス・パーマネント・ファイル SYS$INPUT,SYS$OUTPUT,SYS$COMMAND,または SYS$ERROR のうちいずれか 1 つとして指定した場合,コマンド・インタプリタから入力データを求めるプロンプトが表示されます。 READ コマンドは,入力したとおりにデータを受け付けます。READ コマンドは,文字を大文字に変換したり,余分なスペースとタブを削除したり,二重引用符 (" ") を削除しません。また,シンボルの置換は行われません。READ コマンドでプロンプトを表示する場合についての詳細は,/PROMPT 修飾子を参照してください。


修飾子

/DELETE

レコードが索引順編成ファイルから読み込まれたあと,それをファイルから削除することを指定します。READ/DELETE コマンドを使用するには, /READ 修飾子と /WRITE 修飾子の両方を使用して,索引順編成ファイルをオープンしなければなりません。

/END_OF_FILE=ラベル

ファイルの最後のレコードを読み込んだ後に制御を渡すべき,現在のコマンド・プロシージャ内のラベルを指定します。ファイルの最後のレコードが読み込まれると,OpenVMS レコード管理サービス (RMS) は,ファイルの終わり (EOF) を示すエラー状態を返します。 /END_OF_FILE 修飾子が指定されていると,コマンド・インタプリタは,指定したラベルのコマンド行に制御を移します。

/END_OF_FILE を指定していない場合には,ファイルの最後に到達した時に,制御は /ERROR 修飾子で指定されているエラー・ラベルに渡されます。 /ERROR 修飾子も /END_OF_FILE 修飾子も指定していない場合には,現在の ON 条件動作が実行されます。

/ERROR=ラベル

読み込み要求でエラーが発生した時に制御が移される,コマンド・プロシージャ内のラベルを指定します。エラー・ルーチンが指定されていない時に,ファイルの読み込みでエラーが発生した場合には,現在の ON 条件動作が実行されます。

この修飾子に対して指定されているエラー・ルーチンは,ON コマンドに指定されている条件動作に優先します。

エラーが発生し,指定されたラベルに制御が正しく渡されると,予約されている $STATUS というグローバル・シンボルに,そのエラーを示すコードがセットされます。このコードによって,それぞれのエラーに対応する処理を行うことができます。

/INDEX=n

索引順編成ファイルを読み込む時に,キーの参照に使用する,索引番号 (n) を指定します。

/INDEX 修飾子を省略した場合には,最後に明示的に指定された値が使用されます。値を指定せずに /INDEX 修飾子を使用すると,主キー(/INDEX=0)が使用されます。

/KEY=文字列

指定した文字列と一致するキーを持つレコードを読むように指定します。 2 進キーと整数キーを使用することはできません。この修飾子を /INDEX 修飾子とともに使用すれば,索引順編成ファイルをランダムにアクセスすることができます。

キーの照合は,/KEY 文字列に指定されている文字と,レコード・キーに含まれる文字を,比較することによって行われます。

索引順編成ファイルのレコードをランダムに読むには,/KEY 修飾子を指定しなければなりません。レコードをランダムに読み込んだあと,後続の読み込み操作で /KEY 修飾子を指定しなかった場合には,索引順編成ファイルのレコードは,順にアクセスされます。

/MATCH=オプション

一致するキーの照合時に使用される,キー照合アルゴリズムを指定します。下記のオプションを指定することができます。

EQ 指定したキーに等しいキーを選択するように指定します ( 省略時の設定 )
GE 指定したキーに等しいか,またはそれより大きなキーを選択するように指定します。
GT 指定したキーより大きいキーを選択するように指定します。


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