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DCL ディクショナリ


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索引順編成ファイルを読み込む時に,MATCH 修飾子を省略した場合には, /MATCH=EQ が用いられます。

/NOLOCK

読み込まれるレコードがロックされないように指定し,また,他のユーザがすでにロックしているレコードを,読み込むことができるようにします。

この修飾子を省略した場合,各レコードは読み込まれるときにロックされ,そのファイルに対する次の I/O でロックが解除されます。

/PROMPT=文字列

ターミナルから読み込まれる時に表示される,代替プロンプト文字を指定します。省略時の設定では,DATA: というプロンプト文字列が表示されます。

/TIME_OUT=n

/NOTIME_OUT (省略時の設定)

入力が与えられない時に,READ コマンドが終了するまでの秒数を指定します。 /TIMEOUT 修飾子を入力する場合には,必ず値を指定しなければならず,値は 0 から 255 までの範囲でなければなりません。

/ERROR= ラベル修飾子と /TIME_OUT 修飾子の両方を指定すると,指定時間制限が満了したときに,/ERROR で指定したラベルに分岐します。


#1

$ OPEN IN NAMES.DAT 
$ LOOP: 
$ READ/END_OF_FILE=ENDIT IN NAME 
   .
   .
   .
$ GOTO LOOP 
$ ENDIT: 
$ CLOSE IN 

OPEN コマンドは,入力のために NAMES.DAT というファイルをオープンし,そのファイルに IN という論理名を割り当てます。READ コマンドは,ファイル IN からレコードを読み込み,その内容を NAME というシンボルに割り当てます。ファイルの最後のレコードが読み込まれた時に, ENDIT というラベルに制御を移すことを,READ コマンドは要求しています。このプロシージャは,ファイルに含まれるすべてのレコードが処理されるまで繰り返します。

#2

$ READ/ERROR=READERR/END_OF_FILE=OKAY  MSGFILE  CODE 
   .
   .
   .
$ READERR: 
$ CLOSE MSGFILE 
   .
   .
   .
$ OKAY: 
$ CLOSE MSGFILE 
$ EXIT 
 

READ コマンドでは,ファイル MSFFILE からレコードをシンボル CODE に読み込んでいます。/ERROR と /END_OF_FILE 修飾子で,ファイルの最後 (EOF) とエラー状態検出時の処理を指定しています。 EOF 検出時にはラベル OKAY に制御が移され,エラー検出時にはラベル READERR に制御が移されます。

#3

$ READ SYS$COMMAND  DATA_LINE 
$ WRITE  OUTPUT_FILE  DATA_LINE 
   .
   .
   .

READ コマンドは,現在の SYS$COMMAND 装置からデータを読み込みます。上記のコマンドを含むコマンド・プロシージャを会話型で実行した場合,ターミナルにプロンプトを出力し,1 行のデータを受け取り,シンボル DATA_LINE にその入力データを割り当てます。

その後,WRITE コマンドで,シンボル DATA_LINE を論理名 OUTPUT_FILE で参照されるファイルに書き出します。

#4

$ OPEN/READ INPUT_FILE TRNTO::INVENTORY.DAT 
$ OPEN/APPEND OUTPUT_FILE RECEIVE.DAT 
$ READ INPUT_FILE DATA_LINE 
$ WRITE OUTPUT_FILE DATA_LINE 
 

OPEN/READ コマンドは,TRNTO というリモート・ノードの,INVENTORY.DAT というファイルを読み込みのためにオープンし,そのファイルに INPUT_FILE という論理名を割り当てます。 OPEN/APPEND コマンドは,現在の省略時のディレクトリにある RECEIVE.DAT というファイルをオープンします。 READ コマンドは,リモート・ノード TRNTO の INVENTORY.DAT というファイルからデータを要求します。WRITE コマンドは,DATA_LINE というシンボルの値を, RECEIVE.DAT というローカル・ファイルの最後に書き込みます。


RECALL

最大 254 個までの,以前に入力したコマンドを表示し,それらのコマンドを再使用できるようにします。

形式

RECALL [コマンド指示子]


パラメータ

コマンド指定子

再度呼び出すコマンドの,番号または最初の何文字か指定します。修飾子は指定できません。

指定する文字列は一意でなければなりません。そうでない場合には,その文字に一致するコマンドで最新のものを表示します。たとえば,SHOW STATUS コマンドが入力され,その後で SHOW TIME コマンドが入力されたとします。この場合,SHOW STATUS コマンドを呼び出すには, RECALL SHOW S と入力しなければなりません。コマンドの番号は,1 〜 254 までの範囲です。最後に入力したコマンドの番号が 1 です。

RECALL コマンド自体には,番号は付きません。コマンド指示子を省略すると, RECALL は,最後に入力したコマンドを再度呼び出します。呼び出したいコマンドの番号を確認するには, /ALL 修飾子を使用してRECALL バッファに記憶されているすべてのコマンドと,そのコマンド番号を表示させます。


説明

システム入力したコマンドは,後で RECALL コマンドで使用できるようにリコール・バッファに保存されます。コマンド・プロシージャ内の INQUIRE コマンドの入力も,リコール・バッファに保存されます。RECALL コマンド自体は,リコール・バッファに保存されません。リコールするコマンドには連続文字を使用できますが,一度に読み込むことができる文字は 255 文字までです。

リコール・バッファには,最高 254 コマンドをいれることができます。リコール・バッファのサイズは 4KB であり,48 文字のコマンドが約 80 個保存されます。

必要な場合,最新のコマンドをいれるためにもっとも古い複数のコマンドがリコール・バッファから削除されます。

RECALL コマンドを使用すると,コマンドが表示されますが処理されません。表示されたコマンドを実行したい場合は,Return を押します。コマンド行を変更する場合は,コマンド行編集機能を使用して変更し, Return を押して変更したコマンドを実行します。


修飾子

/ALL [コマンド指示子]

RECALL バッファに現在記憶されている,すべてのコマンドとそのコマンド番号を表示することを要求します。他の修飾子とともに /ALL 修飾子を使用しないでください。

リコール・バッファ内の特定のコマンドたけを表示するには, /ALL 修飾子の後にそのコマンドを指定します。

注意

RECALL コマンド自体が RECALL バッファに記憶されることはありません。

/ERASE

リコール・バッファの内容を消去します。

/INPUT=ファイル指定

指定ファイルの内容をリコールバッファに格納します。ファイル・タイプの省略時の設定は .LIS です。ファイル名にはワイルドカード文字を使用できません。

/ERASE 修飾子も指定された場合,リコール・バッファへの読み込み前にクリアされます。

/INPUT は /ALL や /PAGE と同時に指定できません。

/OUTPUT=ファイル指定

指定ファイルにリコール・バッファの内容を書き出します。ファイル・タイプの省略時の設定は .LIS です。ファイル名にはワイルドカード文字を使用できません。

/ERASE 修飾子も指定された場合,リコール・バッファの書き出し後クリアされます。

/OUTPUT は /ALL や /PAGE と同時に指定できません。

/PAGE

/NOPAGE (省略時の設定)

すべてのコマンドとその番号を一画面ずつ表示します。 /NOPAGE 修飾子は,/ALL 修飾子と同じ出力を作成します。 Ctrl/Z を押すことにより,出力表示を中止することができます。

/PAGE は /INPUT や /OUTPUT と同時に指定できません。

/SEARCH 文字列

リコール・バッファを検索し,指定した検索文字列を含むすべてのコマンド (およびその番号) を表示します。

#1

$ RECALL T

この例は,T で始まる最も最近のコマンドを呼び戻します。

#2

$ SHOW DEFAULT
  DISK3:[SMITH]
$ DIRECTORY SEPT*
  %DIRECT-W-NOFILES, no files found
$ SET DEFAULT [SMITH.LETTERS]
$ RECALL/ALL
  1 SET DEFAULT [SMITH.LETTERS]
  2 DIRECTORY SEPT*
  3 SHOW DEFAULT
$ RECALL 2
$ DIRECTORY SEPT*
  %DIRECT-W-NOFILES, no files found
$ RECALL 2
$ SET DEFAULT [SMITH.LETTERS]
  <edit command line>
$ SET DEFAULT [SMITH.MEMOS]
$ RECALL 2
$ DIRECTORY SEPT*
 

この例ではまず,SHOW DEFAULT コマンドと DIRECTORY コマンドが入力されています。必要なファイルが無かったため,SET DEFAULT コマンドを使用して, LETTERS というサブディレクトリに移動します。その後, RECALL/ALLコマンドを使用して,すでに入力したコマンドのリストを表示します。 RECALL 2 というコマンドを入力して,LETTERS サブディレクトリ内で, DIRECTORY コマンドを繰り返します。ここでも必要なファイルが無かったため, RECALL 2 というコマンドをもう一度入力し,SET DEFAULT コマンドを呼び出します (DIRECTORY コマンドが一度入力されているため,SET DEFAULT コマンドは, RECALL リストの番号 2のコマンドになっています )。コマンド行を編集し,システムが省略時のディレクトリを MEMOS サブディレクトリに変更するようにします。最後に DIRECTORY コマンドをもう一度呼び出して,必要なファイルをもう一度検索します。

#3

$ TYPE COMMANDS.LIS
DIRECTORY
RUN AUTHORIZE
SET PROCESS/PRIVILEGES=ALL
$ RECALL/INPUT=COMMANDS.LIS
$ RECALL/ALL
  1 SET PROCESS/PRIVILEGES=ALL
  2 RUN AUTHORIZE
  3 DIRECTORY
  4 TYPE COMMANDS.LIS
 

この例では,TYPE コマンドでファイル COMMANDS.LIS の内容を確認後, RECALL/INPUT=COMMANDS.LIS コマンドでリコール・バッファに読み込み, RECALL/ALL コマンドでそれをまた確認しています。

#4

$ RECALL/OUTPUT=NEW_COMMANDS.LIS
$ TYPE NEW_COMMANDS.LIS
TYPE COMMANDS.LIS
DIRECTORY
RUN AUTHORIZE
SET PROCESS/PRIVILEGES=ALL
 

この例では,リコールバッファの内容を NEW_COMMANDS.LIS に書き込んでいます。書き出された内容は RECALL/ALL コマンドの出力とは逆順で番号付されていません。

#5

$ RECALL/ALL SHOW
  1 show system
  4 show users
  5 show intrusion
  6 show error
  7 show time
 

この例は,リコール・バッファ内のすべての SHOW コマンドを表示しています。


RENAME

既存のディスク・ファイルまたはディスク・ディレクトリの,ファイル指定のすべてまたは一部をを変更します。

形式

RENAME 旧ファイル指定[,...] 新ファイル指定


パラメータ

旧ファイル指定[,...]

ファイル指定を変更する,1 つまたは複数のファイルの名前を指定します。ワイルドカード文字 (アスタリスク (*) とパーセント記号 (%)) は,ファイル指定のディレクトリ指定,ファイル名,ファイル・タイプ,またはバージョン番号のそれぞれのフィールドで使用できます。ワイルドカード文字を使用すると,ワイルドカード・フィールドを満たすファイル指定を持つ,すべてのファイルの名前を変更できます。

新ファイル指定

旧ファイルに対する新しいファイル指定を指定します。 RENAME コマンドは,新ファイル指定の中に装置,ディレクトリ,ファイル名,ファイル・タイプの各フィールドが指定されていない場合や,それらがワイルドカードによって指定されている場合には,旧ファイル指定の対応する各フィールドを使用します。旧フイル指定と新ファイル指定の対応するフィールドにワイルドカード文字が指定されている場合には,複数のファイルの名前に対して変更操作が実行されます。

RENAME コマンドでは,次に示されている規則に従って,新ファイル・バージョン番号を決定します。


説明

RENAME コマンドは,ディレクトリ名,ファイル名,ファイル・タイプ,またはファイルのバージョン番号を変更します。旧ファイル指定のノードとディスクの指定は,新ファイル指定のノードとディスクの指定と同じでなければなりません。また,ファイル名を変更するには,ファイルに対する削除 (D) アクセス権が必要です。

ネットワーク経由でファイル名を変更することはできません。


修飾子

/BACKUP

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新のバックアップの日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/CREATED,/EXPIRED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/BEFORE[=時刻]

指定された時刻以前の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。

時刻指定の詳細,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。

/BY_OWNER[=利用者識別コード]

ファイル所有者の利用者識別コード (UIC) が,指定した UIC と一致する場合にだけ, 1 つまたは複数のファイルを選択します。 /BY_OWNER 修飾子だけを指定し UIC を省略した場合には,現在のプロセスの UIC が,省略時の値として使用されます。

UIC は,『OpenVMS Guide to System Security』に説明されている,標準的な UIC 形式を使用して指定します。

/CONFIRM

/NOCONFIRM (省略時の設定)

そのファイルに対する RENAME 操作の実行を確認するために,各ファイルに対する操作の前に,プロンプトを表示するかどうかを指定します。システムがプロンプトを表示したら,次のいずれかの応答を入力します。

YES NO QUIT
TRUE FALSE Ctrl/Z
1 0 ALL
  [Return]  

単語による応答の場合には,大文字と小文字を任意に組み合わせることができます。この応答は,1 文字または数文字に短縮できます ( たとえば,TRUE は T, TR,または TUR に省略できます )。ただし,短縮しても一意でなければなりません。肯定応答は,YES,TRUE,1 です。否定応答は,NO,FALSE,0,Return です。QUIT あるいは CTRL/Z は,その時点で,コマンドの処理を停止するということを示します。 ALL を応答する場合には,コマンドの処理は継続されますが,そのあとプロンプトは表示されなくなります。上記に表示されていない応答を入力した場合には, DCL はエラー・メッセージを発行し,同じプロンプトがもう一度表示されます。

/CREATED (省略時の設定)

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,作成日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/EXPIRED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/EXCLUDE=(ファイル指定[,...])

指定するファイル指定 (1 つまたは複数 ) と一致するファイルを, RENAME 操作から除外することを指定します。ファイル指定にはディレクトリ指定を含むことができますが,装置名を含むことはできません。ファイル指定には,ワイルドカード文字 ( アスタリスク (*) とパーセント記号 (%)) を使用できます。しかし,特定のバージョンを除外するために,相対バージョン番号を指定することはできません。ファイルを 1 つしか指定しない場合には,括弧を省略できます。

/EXPIRED

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,満了日時をもとにファイルを選択します ( 満了日は,SET FILE/EXPIRATION_DATE コマンドで設定します )。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/CREATED,および /MODIFIED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/INHERIT_SECURITY

/NOINHERIT_SECURITY (省略時の設定)

ファイル指定を変更するファイルの機密保護プロファイル (UIC, 保護コード, ACL) を変更するかどうかを指定します。/INHERIT_SECURITY を指定すると,新しい名前でファイルを作成した場合と同じになります。詳細は『OpenVMS Guide to System Security』またはオンライン・ヘルプ (Hints トピック) を参照してください。

/LOG

/NOLOG (省略時の設定)

ファイル指定を変更したあと,各ファイルのファイル指定を RENAME コマンドが表示するかどうかを制御します。

/MODIFIED

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新の変更日時をもとにファイルを選択します。この修飾子は他の時刻属性を指定する修飾子,/BACKUP,/CREATED,および /EXPIRED 修飾子とは同時に指定できません。これら 4 つの修飾子のいずれも指定しない場合には,省略時の設定として /CREATED 修飾子が使用されます。

/NEW_VERSION (省略時の設定)

/NONEW_VERSION

同じファイル名と同じファイル・タイプを持つファイルが,すでに存在するときに, RENAME コマンドが,出力ファイルに新しいバージョン番号を自動的に割り当てるかどうかを制御します。/NEW_VERSION 修飾子は省略時の値であり,同じファイル名と同じファイル・タイプを持つファイルが存在する場合には, RENAME コマンドは,新しいファイルに,新しいバージョン番号を割り当てます。 /NONEW_VERSION 修飾子を指定しているときに,出力ファイルと同じファイル名およびファイル・タイプを持つファイルが,ディレクトリに存在する場合には,システムはエラー・メッセージを表示します。

/SINCE[=時刻]

指定された時刻以降の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。

時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。

/STYLE=キーワード

表示するファイル名の書式を指定します。

この修飾子のキーワードは CONDENSED および EXPANDED です。意味は次の表のとおりです。

キーワード 説明
CONDENSED
(省略時の設定)
ファイル名を 255 文字長の文字列に適合するように表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形を含むことが可能です。
EXPANDED ファイル名をディスクに格納されているとおりに表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形は含みません。

キーワード CONDENSED と EXPANDED を同時に指定することはできません。この修飾子は,確認が要求された場合に,出力メッセージに表示されるファイル名の書式を指定します。

EXPANDED キーワードが指定されていない場合,ファイル・エラーは CONDENSED ファイル指定で表示されます。

詳細は『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。


#1

$ RENAME  AVERAGE.OBJ  OLDAVERAGE


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