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/TABLE 修飾子は以下を指定するのに使用できます。
複数のテーブルに変換される論理名でテーブルを指定した場合には,各テーブルが,指定された順に検索されます。たとえば,SHOW LOGICAL/TABLE=LNM$FILE_DEV を指定し, LNM$FILE_DEV が LNM$PROCESS,LNM$JOB,LNM$GROUP,および LNM$SYSTEM と等しいと定義されている場合には,プロセス論理名テーブル,ジョブ論理名テーブル,グループ論理名テーブル,およびシステム論理名テーブルが,この順序で検索されます。
/TABLE 修飾子を指定しない場合には,省略時の設定により /TABLE=LNM$DCL_LOGICAL が使用されます。
/NOWRAP 修飾子を指定した場合,はみ出した部分は左右にスクロールしながら見ることができます。
#1 |
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$ SHOW LOGICAL/PROCESS (LNM$PROCESS_TABLE) "SYS$COMMAND" = "_TTB4:" "SYS$DISK" = "WORK6:" "SYS$DISK" = "WORK6:" "SYS$ERROR" = "_TTB4:" "SYS$INPUT" = "_TTB4:" "SYS$LOGIN" = "WORK6:[ODONNELL]" "SYS$LOGIN_DEVICE" = "WORK6:" "SYS$OUTPUT" = "_TTB4:" "SYS$OUTPUT" = "DKA2:" "SYS$SCRATCH" = "WORK6:[ODONNELL]" |
この SHOW LOGICAL コマンドは,すべてのプロセス論理名とその等価名を表示します (/TABLE=LNM$PROCESS は,/PROCESS 修飾子を指定した場合と同じ情報を表示します)。
#2 |
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$ SHOW LOGICAL INFILE "INFILE" = "WORK6:[LOGAN]PAYROLL.EXE" (LNM$PROCESS_TABLE) |
この SHOW LOGICAL コマンドは,INFILE という論理名の等価名を表示します。応答により,この論理名がプロセス論理名テーブルに登録されていることがわかります。
#3 |
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$ SHOW LOGICAL/GROUP . . . |
この SHOW LOGICAL コマンドは,すべてのグループ論理名テーブルとその等価名を表示します (/TABLE=LNM$GROUP は,/GROUP と同じ情報を表示します)。
#4 |
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$ SHOW LOGICAL/TABLE=SYSTEM SYS$LIBRARY "SYS$LIBRARY" = "SYS$SYSROOT:[SYSLIB]" (LNM$SYSTEM_TABLE) = "DOCD$:[SYSC.SYSLIB]" |
この例の SHOW LOGICAL コマンドは,システム論理名テーブルに登録されている論理名 SYS$LIBRARY の等価名を表示します。この例では SYS$LIBRARY はシステム・テーブルに定義されており, 2 つの等価名を持っています。
#5 |
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$ SHOW LOGICAL/TABLE=LNM$GROUP/TABLE=LNM$SYSTEM SYS$DISK "SYS$DISK" = "ZZZ3:" (LNM$SYSTEM_TABLE) |
この例では矛盾する修飾子 (/TABLE=LNM$GROUP と /TABLE=LNM$SYSTEM) が指定されています。このような場合は,最後に指定した修飾子が有効となり,システム論理名テーブルで見つかった SYS$DISK が表示されています。
#6 |
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$ SHOW LOGICAL/TABLE=LNM$PROCESS_DIRECTORY |
プロセス・ディレクトリ・テーブルに登録されている論理名を表示します。この論理名は,論理名テーブル,またはそれに反復変換される論理名です。
メモリに関連するシステム資源の可用性と使用状況を表示します。
SHOW MEMORY
SHOW MEMORY コマンドから提供される情報は,システムの性能を向上させるために,特定のシステム・メモリ資源を変更すべきかどうかの決定に有用です。システム・メモリ資源とは,次のとおりです。物理メモリ
プロセス・エントリ・スロットおよびバランス・スロット
非ページングおよびページング動的メモリ
ページング・ファイルおよびスワップ・ファイルの領域
ファイル・データ・キャッシュ・メモリ使用SHOW MEMORY コマンドを実行すると,表示が SYS$OUTPUT に書き込まれます。指定した修飾子に応じて,表示には次のメモリ資源統計情報が示されます。
物理メモリの使用状況
不良ページ・リスト
OpenVMS システムに割り当てられたページ数
スロットの使用状況
動的メモリの使用状況 (バイト数)
ページング・ファイルの使用状況 (ブロック数)
動的メモリ
コードとデータ用の粒度ヒント領域 (Alpha のみ)
仮想入出力キャッシュ機能 (VAX のみ)
拡張ファイル・キャッシュ機能 (Alpha のみ)表示される各項目についての詳細は,例を参照してください。
/ALL (省略時の設定)
得られるすべての情報,つまり,/FILES 修飾子,/PHYSICAL_PAGES 修飾子, /POOL 修飾子,および /SLOTS 修飾子によって表示される情報を表示します。/BUFFER_OBJECTS (Alpha のみ)
バッファ・オブジェクトによって使用されているシステム・リソースについての情報を表示します。/CACHE[=(キーワード[,...])]
どちらがロードされているかに応じて,仮想入出力キャッシュ機能または拡張ファイル・キャッシュ機能に関する情報を表示します。キャッシュ機能情報は SHOW MEMORY および SHOW MEMORY/CACHE/FULL コマンドの一部として表示されます。拡張ファイル・キャッシュがロードされている場合には,以下のキーワードとオプションを指定することができます。
VOLUME[=装置] 指定されたボリュームのボリューム・レベルの統計情報を表示するように要求する。装置が指定されなかった場合の省略時の設定は SYS$DISK である。装置指定にはワイルドカードを使用することができる。その場合,装置指定は物理装置名に基づくものでなければならない。VOLUME=*を指定すると,キャッシュ内のすべてのボリュームの統計情報が表示される。 FILE=ファイル指定 キャッシュ内の指定されたファイルのファイル・レベルの統計情報を表示するように要求する。ファイル指定は明示的または暗黙の装置指定を含んでいなければならない。ファイル指定では,RMS の規則に従ってワイルドカードを使用することができる。 FILE=dev:*.*と指定すると,特定の装置の,キャッシュ内のすべてのファイルの統計情報が表示される。ディスク上の多数のファイルが該当する部分的なワイルド・ファイル指定を使用すると,表示の際に多大な処理オーバヘッドが発生する可能性がある。省略時の設定では,オープンされているファイルとクローズされているファイルの両方が表示される (どちらかのファイルを表示するには, OPEN および CLOSED キーワードを使用する) 。 このコマンドは,表示対象として多くのファイルを選択すると,実行に失敗することがあります。エラー・メッセージが表示された場合は,選択するファイルの数を減らして,コマンドを再発行してください。
TOPQIO[= n] キャッシュ内の,全体的な QIO 回数が最も多い n 個のファイルのファイル・レベルの統計情報を表示するように要求する ( n は省略時の設定では 10)。 TOPHITRATE[= n] キャッシュ内の,全体的なキャッシュ・ヒット率が最も大きい n 個のファイルのファイル・レベルの統計情報を表示するように要求する ( n は省略時の設定では 10)。
OPEN 表示にオープンされているファイルのみを含める (TOPQIO と TOPHITRATE の省略時の設定)。 CLOSED 表示にクローズされているファイルのみを含める。
/EXACT
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,大文字と小文字を区別した文字列検索を指定します。この場合,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。/SEARCH 修飾子を指定せずに /EXACT 修飾子を指定した場合, "Find キー" (E1)を押すと文字列検索が有効になります。
/FILES
現在インストールされている,各ページング・ファイルとスワップ・ファイルの使用状況に関する情報を表示します。/FULL
/POOL 修飾子とともに使用すると,プール・エリアについての追加情報が表示されます。/CACHE 修飾子とともに使用すると,ロードされているファイル・データ・キャッシュに関する追加情報が表示されます (VIOC または XFC)。
この修飾子は,/CASHE または /POOL 修飾子が明示的に指定されていなければ無視されます。
/GH_REGIONS
OpenVMS Alpha で,確立された粒度ヒント領域 (GHR) についての情報を表示します。これらの領域について,領域サイズ,フリー・メモリの量,使用中のメモリ量,領域から OpenVMS に解放されたメモリ量の情報を表示します。粒度ヒント領域の情報は,SHOW MEMORY, SHOW MEMORY/ALL, SHOW MEMORY/FULL の各コマンドによる表示の一部としても表示されます。/HIGHLIGHT[=キーワード]
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,一致した検索文字列の強調表示方法を指定します。一致した検索文字列があった場合は,行全体が強調されます。キーワードには,BOLD, BLINK, REVERSE, および UNDERLINE を指定できます。省略時の設定は BOLD です。/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を制御します。この修飾子を指定しなかった場合や, /OUTPUT 修飾子だけを指定してファイル指定を省略した場合には,出力は,論理名 SYS$OUTPUT が割り当てられている,現在のプロセスにおける省略時の出力ストリーム,または装置に出力されます。/OUTPUT 修飾子に部分的なファイル指定 (たとえば,ディレクトリだけ) を指定した場合には,SHOW という省略時のファイル名と, LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。ファイル指定をするときには,ワイルドカード文字は使用できません。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
/PAGE[=キーワード]
/NOPAGE (省略時の設定)
コマンド出力の画面表示をページャを介して行います。次のキーワードを指定できます。
CLEAR_SCREEN ページモードで表示(毎回画面を消去する) SCROLL スクロールモードで表示(毎回画面を消去しない) SAVE[= n] n ページ分の履歴を保持する(前ページに戻ること等が可能)
/PAGE=SAVE 修飾子を指定すると最大 5 画面(最大 255 カラムまで)分の履歴を保存できます。ページャ内では以下のキーを使って画面の移動などができます。
キー・シーケンス 説明 Up arrow key, Ctrl/B 1行スクロールアップ Down arrow key 1行スクロールダウン Left arrow key 1カラム左シフト Right arrow key 1カラム右シフト Find (E1) 文字列検索を起動 Insert Here (E2) 半画面右シフト Remove (E3) 半画面左シフト Select (E4) 80/132 カラム切替え Prev Screen (E5) 前ページに移動 Next Screen (E6), Return, Enter, Space 次ページに移動 F10, Ctrl/Z 終了(ユーティリティによっては異なる) Help (F15) ヘルプ・テキストを表示 Do (F16) 最新(現在)画面と(履歴内で)最古画面の切り替え Ctrl/W 再表示
/PAGE 修飾子は /OUTPUT 修飾子とは同時に使用できません。
/PHYSICAL_PAGES
物理メモリのサイズと,未使用ページおよび変更ページのページ数に関する情報を表示します。/POOL
各動的メモリ(プール)領域の使用状況に関する情報を表示します。この中には,未使用領域のサイズと各領域の最大連続ブロックのサイズも含まれています。/RESERVED (Alpha のみ)
メモリ予約についての情報を表示します。/SEARCH="検索文字列"
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,表示される情報内で検索したい文字列を指定します。文字列にスペース文字等を入れたい場合は,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。情報が表示されている時に Find(E1) キーを押すと,検索文字列を動的に変更することができます。この場合は,引用符は必要ありません。
/SLOTS
パーティション制御ブロック(PCB) ベクター・スロットとバランス・スロットの可用性に関する情報を表示します。/UNITS=キーワード
SET PROCESS/UNITS で指定した現在の省略時の設定を無効にし,メモリをブロック単位で表示するか,バイト単位かを選択します。キーワード・オプションは次のとおりです。
オプション 説明 BLOCKS メモリをブロック単位で表示します (PAGES と同じ)。 BYTES メモリをバイト単位で表示します。 PAGES メモリをページ形式で表示します (BLOCKS と同じ)。
/WRAP
/NOWRAP (省略時の設定)
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,画面の幅より長い行を改行表示するかどうかを指定します。 /WRAP 修飾子を指定した場合,はみ出す部分は次行に表示されます。/NOWRAP 修飾子を指定した場合,はみ出した部分は左右にスクロールしながら見ることができます。
#1 |
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$ SHOW MEMORY System Memory Resources on 20-JAN-2001 15:22:04.11 Physical Memory Usage (pages): Total Free In Use Modified Main Memory (2.00Gb) 262144 201249 60162 733 Extended File Cache (Time of last reset: 18-JAN-2001 17:15:14.33) Allocated (Mbytes) 370.00 Maximum size (Mbytes) 1024.00 Free (Mbytes) 317.79 Minimum size (Mbytes) 370.00 In use (Mbytes) 52.20 Percentage Read I/Os 72% Read hit rate 96% Write hit rate 0% Read I/O count 119363 Write I/O count 46259 Read hit count 115283 Write hit count 0 Reads bypassing cache 45 Writes bypassing cache 0 Files cached open 372 Files cached closed 392 Vols in Full XFC mode 0 Vols in VIOC Compatible mode 3 Vols in No Caching mode 0 Vols in Perm. No Caching mode 0 Granularity Hint Regions (pages): Total Free In Use Released Execlet code region 1024 0 586 438 Execlet data region 256 0 256 0 S0/S1 Executive data region 576 0 576 0 Resident image code region 1024 0 830 194 Slot Usage (slots): Total Free Resident Swapped Process Entry Slots 647 614 33 0 Balance Set Slots 645 614 31 0 Dynamic Memory Usage: Total Free In Use Largest Nonpaged Dynamic Memory (Mb) 4.28 2.38 1.89 2.25 Bus Addressable Memory (Kb) 168.00 128.00 40.00 128.00 Paged Dynamic Memory (Mb) 5.68 3.42 2.26 3.41 Lock Manager Dyn Memory (Mb) 1.13 0.00 1.12 Buffer Object Usage (pages): In Use Peak 32-bit System Space Windows (S0/S1) 3 3 64-bit System Space Windows (S2) 0 0 Physical pages locked by buffer objects 3 3 Memory Reservations (pages): Group Reserved In Use Type VCC$MIN_CACHE_SIZE --- 47360 47360 Allocated Total (370.00 Mbytes reserved) 47360 47360 Swap File Usage (8KB pages): Index Free Size DISK$X6XV_BRAHMA:[SYS0.SYSEXE]SWAPFILE.SYS 1 5168 5168 Paging File Usage (8KB pages): Index Free Size DISK$X6XV_BRAHMA:[SYS0.SYSEXE]PAGEFILE.SYS 254 215288 215288 Total committed paging file usage: 7418 Of the physical pages in use, 4951 pages are permanently allocated to OpenVMS. |
この例は,予約可能ページを示しています。予約可能ページが負の値になっている場合は,ページファイルの固定容量を増やすことを検討してください。
#2 |
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$ SHOW MEMORY/CACHE/FULL System Memory Resources on 3-NOV-2001 18:36:12.79 Extended File Cache (Time of last reset: 31-OCT-2001 10:18:07.39) Allocated (Mbytes) (1)370.00 Maximum size (Mbytes) (9)1024.00 Free (Mbytes) (2)319.75 Minimum size (Mbytes) (10) 370.0 In use (Mbytes) (3) 50.25 Percentage Read I/Os (11) 98% Read hit rate (4) 79% Write hit rate (12) 0% Read I/O count (5) 18110 Write I/O count (13) 310 Read hit count (6) 14343 Write hit count (14) 0 Reads bypassing cache (7) 37 Writes bypassing cache (15) 0 Files cached open (8) 351 Files cached closed (16) 307 Vols in Full XFC mode (17) 0 Vols in VIOC Compatible mode (17) 0 Vols in No Caching mode(17) 0 Vols in Perm No Caching mode (17) 0 I/O Statistics (18) - Distributions (MAX_IO_SIZE: 127 (19)) ------------------------------------------------------- Transfer Size: Reads Read Hits Writes 1 Block IO: 35053 (20) 34553 (21) 87 (22) 2 Block IO: 469 284 9 3 Block IO: 26516 26346 24 4 Block IO: 348 205 6 5 Block IO: 13205 13160 0 6 Block IO: 161 111 0 7 Block IO: 185 152 0 . . . 114 Block IO: 1 0 0 116 Block IO: 2 1 0 121 Block IO: 1 0 0 >127<256 Block IO: 12 0 >255 Block IO: 14 0 ---------------------------------------------------- Totals: 84411 80535 630 |
注意
この例は,拡張ファイル・キャッシュがロードされた Alpha システム上での SHOW MEMORY/CACHE/FULL コマンドの出力を示しています。SHOW MEMORY/CACHE/FULL コマンドは,仮想入出力キャッシュがロードされていると,VAX システムと Alpha システムで異なるフィールドを表示します。
拡張ファイル・キャッシュの使用
Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ機能の使用状況を示します。
(1) Allocated 拡張ファイル・キャッシュに割り当てられたシステム・メモリの総量 (メガバイト単位)。 (2) Free 現在キャッシュが使用していない割り当て済みのメモリ量 (メガバイト単位)。 (3) In use 有効なキャッシュ・データを含んでいる割り当て済みのメモリ量 (メガバイト単位)。 (4) Read hit rate キャッシュ読み込みヒット率を読み込み入出力のパーセンテージとして示す。 (5) Read I/O count 前回の統計情報の再設定以降にキャッシュに対して行われた読み込み入出力の総数。 (6) Read hit count 前回の統計情報の再設定以降に,キャッシュ内にデータが存在していたために物理入出力を実行しなかった読み込み入出力の総数。 (7) Reads bypassing cache 前回の統計情報の再設定以降に,キャッシュをバイパスし,直接ディスクに対して行われた読み込みの総数。 (8) Files cached open キャッシュ内のオープンされたファイルの総数。 (9) Maximum size (Mbytes) キャッシュの最大サイズ (メガバイト単位)。 (10) Minimum size (Mbytes) キャッシュの最小サイズ (メガバイト単位)。メモリ予約 VCC$MIN_CACHE_SIZE の値を表示する。詳細については,『OpenVMS システム管理者マニュアル』を参照。 (11) Percentage Read I/O 発生した読み込み入出力の比率。たとえば,読み書き入出力率が 100% である場合は,すべての入出力が読み込み入出力だったことを示す。 (12) Write hit rate (拡張ファイル・キャッシュ・バージョン 1 ではつねにゼロ)。 (13) Write I/O count 前回の統計情報の再設定以降に,キャッシュに対して行われた書き込み入出力の総数。 (14) Write hit count (拡張ファイル・キャッシュ・バージョン 1 ではつねにゼロ)。 (15) Writes bypassing Cache 前回のシステム・ブート以降に,キャッシュをバイパスし,直接ディスクに対して行われた書き込みの総数。 (16) Files cached closed キャッシュ内のクローズされたファイルの総数。 (17) Volume modes キャッシング状態にあるボリュームの総数。XFC の最初のリリースは VIOC 互換モードのみをサポートしている点に注意。将来のリリースではフル・モードがサポートされる予定。 (18) I/O Statistics 入出力サイズのシステム全体の分布 (切り上げ)。 (19) MAX_IO_SIZE システム・パラメータ VCC_MAX_IO_SIZE の現在の設定 (ブロック数)。拡張ファイル・キャッシュ (XFC) は,このサイズまでしかファイルのキャッシングを行わない。 (20) Reads システム全体の読み込みの数。 (21) Read Hits キャッシュによって解決された読み込みの数。 (22) Writes システム全体の書き込みの数。
#3 |
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$ SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) System Memory Resources on 20-JAN-2001 15:35:32.51 Extended File Cache Volume Statistics: _$7$DKA200: (DISK$X6XV_BRAHMA), Caching mode is VIOC Compatible Open files (1) 372 Closed files (9) 395 Files ever opened (2) 1007 Files ever deposed (10) 240 Allocated pages (3) 6405 Locks acquired (11) 736 Total QIOs (4) 166552 Read hits (12) 115984 Virtual reads (5) 120068 Virtual writes (13) 46484 Hit rate (6) 69 % Read aheads (14) 11766 Read throughs (7) 120021 Write throughs (15) 46484 Read arounds (8) 47 Write arounds (16) 0 Ave Disk I/O Resp Time incl cache hits (microseconds)(17) 3497 Total of 1 volumes in cache |
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