OpenVMS
DCL ディクショナリ


前へ 次へ 目次 索引


/NOTIFY 修飾子を指定したことで表示されるメッセージは, DCL メッセージであると解釈されます。したがって,SET BROADCAST=NODCL が有効な場合には,このような通知メッセージはすべて出力されません。

/OUTPUT=ファイル指定

SPAWN 操作からの出力を,指定されたファイルに書き込みます。ファイル指定にアスタリスク (*) およびパーセント記号 (%) のワイルドカード文字は使用できません。 (/NOWAIT 修飾子を使用している場合には, /OUTPUT 修飾子に対して SYS$COMMAND を指定してはなりません。親プロセスとサブプロセスの両方の出力が,同時にターミナル上に表示されます。)

注意

/OUTPUT 修飾子のファイル指定引数に,既存のファイルのバージョン番号を指定すると,既存のファイルは新しい出力に置き換えられます。

/OUTPUT 修飾子に,レコード単位で処理されないプロセス・パーマネント・ファイル (NRO PPF) は指定できません。 /OUTPUT 修飾子の値としてこのようなファイルを指定した場合には,エラー・メッセージが表示されます。

暗黙の出力として NRO PPF が使用された場合には, SPAWN コマンドは正常終了します。次の表を参照してください。

プロセス・タイプ SYS$OUTPUT 暗黙の出力
任意のタイプ NRO PPF 親プロセスに対して,メールボックスが送信するレコーは,現在の SYS$OUTPUT 装置に書き込まれる。
任意のタイプ 他の任意のファイル SYS$OUTPUT

/OUTPUT 修飾子を省略した場合には,出力は現在の SYS$OUTPUT 装置に送られます。

/PRIVILEGES={CURRENT|AUTHORIZED}

親プロセスの現在の特権,または認められている特権を,認められている特権として継承するかどうかを指定します。省略時の設定は /PRIVILEGES=CURRENT です。/PRIVILEGES=AUTHORIZED を指定すると,親プロセスで認められているすべての特権が継承されます。

/PROCESS=サブプロセス名

作成されるサブプロセスの名前を指定します。/PROCESS 修飾子を省略した場合には,親プロセスの名前と一意な番号から構成される,一意なプロセス名が与えられます。

省略時のサブプロセス名の形式は,ユーザ名_n です。既存のプロセス名を指定した場合には,エラー・メッセージが表示されます。 /LOG 修飾子を指定している場合には,サブプロセスに割り当てられた名前が表示されます。

注意

OpenVMS バージョン 7.3-1(Alpha のみ ) から,省略時に生成されるサブプロセスのプロセス名が変わりました。次の一意な番号を順に探す代りに,乱数が選ばれてユーザ名に付加されます。したがって,ユーザ SYSTEM から最初にスポーンされたプロセスは, SYSTEM_154,SYSTEM_42,SYSTEM_87 などになります。

OpenVMS バージョン 7.3-1 より前のバージョンでは,プロセス名が指定されなかった場合,システムはユーザ名に _n を付加することによって名前を生成しました。 n は,システム内の現在のプロセスとして次に使用可能な重複しない整数でした。たとえば,ユーザ SYSTEM から最初にスポーンされたプロセスは SYSTEM_1 になり, 2 番目は SYSTEM_2 になります。抜けた番号は,次に使用可能な番号としてすぐに使用されていました。

一部のアプリケーションは,以前のサブプロセス名の割り当て方法に依存しているかもしれません。 DCL_CTLFLAGS システム・パラメータを使用して,必要に応じてシステムを構成することができます。詳細は,『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』を参照してください。

/PROMPT[=文字列]

DCL がサブプロセスで使用するプロンプト文字列を指定します。省略時の設定では,親プロセスの現在のプロンプト文字列です。

文字列には,複数の文字を指定できます。文字列の中では,すべての ASCII 文字を使用できます。文字列にスペースや特殊文字,小文字が含まれる場合は,文字列を引用符 (" ") で囲まなければなりません。文字列を引用符で囲まなかった場合には,文字は自動的に大文字に変換され,先行するスペースと後続のスペースは削除されます。

/PROMPT 修飾子に文字列を指定しないと, DCL の省略時のプロンプト文字列であるドル記号 ($) が使用されます。

/SYMBOLS (省略時の設定)

/NOSYMBOLS

システムが,DCL のグローバル・シンボルとローカル・シンボルをサブプロセスに渡すかどうかを指定します。ただし,$RESTART,$SEVERITY,および $STATUS というシンボルは,サブプロセスに渡されることはありません。

/TABLE=コマンド・テーブル

サブプロセスが使用する,代替コマンド・テーブルの名前を指定します。

/TRUSTED

/NOTRUSTED

SPAWN コマンドの入力が,トラステッド・コマンド・プロシージャから行われることを指定します。キャプティブ・アカウントからは SPAWN コマンドは使用できません。 /TRUSTED 修飾子は,トラステッド・コマンド・プロシージャであるキャプティブ・コマンド・プロシージャから, SPAWN 操作を実行する方法を提供します。詳細は,『OpenVMS Guide to System Security』を参照してください。

/WAIT (省略時の設定)

/NOWAIT

親プロセスへのコマンド入力を, SPAWN で作成されたサブプロセスの終了まで待つかどうかを制御します。 /NOWAIT 修飾子を指定した場合には,指定されたサブプロセスが実行されている間も,新しいコマンドを入力できます。親プロセスとサブプロセスからの出力が,同時にターミナルに表示されることがないように, /OUTPUT 修飾子と /NOWAIT 修飾子を使用します。

/NOWAIT 修飾子を指定した場合は,サブプロセスの入力も出力も親プロセスと共用されます。入力装置がターミナルの場合には,Ctrl/T や Ctrl/Y などの制御文字は,入力装置を共用するすべてのサブプロセスに影響を与えます。たとえば,Ctrl/Y は,このようなすべてのサブプロセスに割り込みをかけます。

この問題を回避するためには,/INPUT=NL: を指定します。


#1

$ RUN MYPROG
      .
      .
      .
 
$ [Ctrl/Y]
$ SPAWN MAIL
%DCL-S-SPAWNED, process SKONETSKI_1 spawned
%DCL-S-ATTACHED, terminal now attached to process SKONETSKI_1
MAIL> READ
   .
   .
   .
MAIL> EXIT
%DCL-S-RETURNED, control returned to process SKONETSKI
$ CONTINUE
 

この例の SPAWN コマンドは,現在実行中のプログラムを終了させることなく, OpenVMS の Mail ユーティリティ( MAIL )を起動させています。 MAIL の終了後,制御は親プロセスに戻ります。


START/CPU

1 つまたは複数の指定された副プロセッサ (および対応するすべてのベクタ・プロセッサ) を起動します。/CPU修飾子は必須です。

OpenVMSマルチプロセッシング・システムにだけ適用できます。 CMKRNL(カーネルのモード変更)特権が必要です。


形式

START/CPU [cpu-id[,...]]


パラメータ

cpu-id[,...]

OpenVMS マルチプロセッシング・システムでのプロセッサの ID を表す値 (10 進数 ) を指定します。VAX 6000 システムまたは Alpha 7000 システムでは,プロセッサのバックプレーンにあるスロット番号が CPU IDです。 CPU ID と /ALL 修飾子のいずれも指定しない場合,START/CPU コマンドは,使用可能なプロセッサを 1 つ選択して,マルチプロセッシング・システムに追加します。

説明

START/CPU コマンドは, OpenVMS マルチプロセッシング・システムに含まれる副プロセッサを起動します。

START/CPU コマンドを実行できるのは, SHOW CPU コマンドで状態が STOPPED または TIMOUT と表示されるプロセッサだけです。それ以外のプロセッサに対して START/CPU コマンドを実行しても無効です。


修飾子

/ALL

システム内で使用可能なプロセッサをすべて選択して,マルチプロセッシング・システムに追加します。

/DEFAULT_CAPABILITIES

特定の CPU に対して以前に有効だった (ユーザおよびシステムでの) 機能を削除し,グローバル初期化変数 SCH$GL_DEFAULT_CPU_CAP の値に再度初期化します。

通常,CPU をシャットダウンして (再ブートではなく) 再起動しても,ダウンタイムはユーザにもわかり,ユーザの機能は有効です。 CPU ユーザ機能ビットは, CPU の最初のブート時に SCH$GL_DEFAULT_CPU_CAP で初期化されます。ただしシステム機能ビットは, SCH$GL_DEFAULT_CPU_CAP から省略時の設定に再度初期化されます。

しかし CPU は,既知の整合性のある状態に戻さなければならないことがあります。 /DEFAULT_CAPABILITIES 修飾子は, CPU の初期ブートストラップと同様の処理を行います。

/POWER[=ON] (Alpha のみ)

CPU をアクティブ・セットに渡すより前に,CPU の電源を入れます。

AlphaServer GS シリーズ・システム上でのみサポートされます。


#1

$ START/CPU

この例で START/CPU コマンドは,現在アクティブでないプロセッサのセットから,使用可能なプロセッサを 1 つ選択します。選択されたプロセッサの初期化が終了すると,システムのアクティブなプロセッサのセットの一部となり,プロセスのスケジューリングや実行ができるようになります。

#2

$ START/CPU 4,7

この例で START/CPU コマンドは,CPU ID 4 および 7 のプロセッサが現在使用可能でアクティブでない場合に,それらを選択します。選択されたプロセッサの初期化が終了すると,システムのアクティブなプロセッサのセットの一部となり,プロセスのスケジューリングや実行ができるようになります。

#3

$ START/CPU/ALL

この例で START/CPU/ALL コマンドは,使用可能でアクティブでない残りのプロセッサをすべて選択します。選択されたプロセッサの初期化が終了すると,システムのアクティブなプロセッサのセットの一部となり,プロセスのスケジューリングや実行ができるようになります。


START/NETWORK

ローカル・ノードで指定したネットワーク・サービスを開始または再開します。 /NETWORK 修飾子は必須です。

形式

START/NETWORK ネットワーク・サービス


パラメータ

ネットワーク・サービス

開始または再開させたいネットワーク・サービス名を指定します。

説明

START/NETWORK コマンドを実行すると,ローカル・ノードでネットワーク・サービスの実行が開始します。

ネットワークを一時停止させるには,STOP/NETWORK コマンドを使用します。


#1

$ START/NETWORK  DECnet
 

このコマンドは,DECnet ネットワーク・サービスを開始させます。


START/QUEUE

指定したキューを初期化した後に,起動または再起動します。このコマンドを使用すれば,指定したキューのオプションも変更できます。 /QUEUE修飾子は必須です。

キューへの管理(M)アクセス権が必要です。


形式

START/QUEUE キュー名[:]


パラメータ

キュー名[:]

起動または再起動するキュー名を指定します。

説明

START/QUEUE コマンドは,終了または一時停止していたキューを再起動します。 START/QUEUE コマンドを使用する場合は,その前に INITIALIZE/QUEUE コマンドを使用してキューを作成しなければなりません。キューの作成と起動を同時に行うには, INITIALIZE/QUEUE/START コマンドを使用します。

指定したキューが自動起動キューである場合, START/QUEUE コマンドは,そのキューの自動起動を有効にします。 自動起動キューを実行できるすべてのノードに対して ENABLE AUTOSTART/QUEUES コマンドで自動起動を有効にすると,キューはジョブの処理を開始します。

INITIALIZE/QUEUE コマンドで使用できるほとんどの修飾子は, START/QUEUE コマンドでも指定できます。 START/QUEUE 修飾子の省略時の設定は,キューを初期化する時に指定した修飾子によって異なります。たとえば,INITIALIZE/QUEUE での /JOB_LIMIT の省略時の設定の値は 1 です。ただし,変更するキューをジョブの制限値を 3 にして初期化した場合, START/QUEUE コマンドで /JOB_LIMIT 修飾子を指定しなければ,そのキューのジョブの制限値は 3 のままになります。

START/QUEUE コマンドの修飾子で指定した値またはオプションは,キューを初期化する時に指定した修飾子の値またはオプションを上書きします。

START/QUEUE コマンドを実行したときに指定したキューが実行中である場合,システムはエラー・メッセージを返します。実行中のキューのオプションを変更するには,SET QUEUE コマンドを使用します。 SET QUEUE コマンドで変更できないキュー・オプションを変更する場合は,次の手順に従ってください。

  1. STOP/QUEUE/NEXT コマンドでキューを終了します。

  2. START/QUEUE コマンドまたは INITIALIZE/QUEUE/START コマンドに,希望するオプションに合わせて適切な修飾子を指定してキューを再起動します。

/TOP_OF_FILE,/BACKWARD,/FORWARD,/SEARCH,/ALIGN,および /NEXT 修飾子は,一時停止状態の出力実行キューを再起動する場合にだけ有効です。これらの修飾子は,終了しているキューやバッチ・キューには適用されません。 /NEXT を除く 5 つの修飾子のうち 2 つ以上を指定した場合,プリント・シンビオントは,次の順序でこれらの修飾子を処理します。

  1. /TOP_OF_FILE

  2. /BACKWARD

  3. /FORWARD

  4. /SEARCH

  5. /ALIGN


修飾子

/ALIGN[=(オプション[,...])]

アラインメント・ページをプリントして,プリント用紙の位置調整を行いやすくします。この修飾子は,一時停止状態の出力実行キューを再起動する場合にだけ使用します。

位置調整が終了した後,START/QUEUE コマンドを再入力してキューを再起動するまで,キューは一時停止状態になります。プリントは,位置調整を始めた箇所から再開します。つまり,位置調整のためにプリントしたページの分あともどりします。

使用可能なオプションは,次のとおりです。

MASK 英文字を x に,数字を 9 に置き換えて,入力データをマスクするように指定します。英数字以外の文字はマスクされません。マスク文字を使用すると,機密情報がそのままプリントされないようにできます。MASK オプションを省略した場合は,データは変更されずにそのままプリントされます。
n プリントするアラインメント・ページ数を指定します。 n の値は 1 〜 20 です。省略時の設定では,1 ページ分のアラインメント・データがプリントされます。

/AUTOSTART_ON=(ノード::[装置][,...])

キューを自動起動実行キューとして指定し,キューを置くことができるノード,またはノードと装置を指定します。出力キューには,ノード および 装置 の両方を指定しなければなりません。バッチ・キューの場合は,ノードだけを指定します。

OpenVMS Cluster では,キューが実行できる 2 つ以上のノード ( またはノードと装置 ) を,ノードがキューを要求する優先順序で指定できます。これによって,キューを実行しているノードがクラスタから離れると,別のノードにそのキューをフェイルオーバできます。

自動起動キューの場合,START/QUEUE コマンドは,キューの自動起動を有効にします。自動起動キューを実行できるノードに対して ENABLE AUTOSTART/QUEUES コマンドを実行すると,キューはジョブの処理を開始します。

この修飾子は,/ON 修飾子または /GENERIC 修飾子と同時に使用できません。ただし,/ON 修飾子を指定して既に作成または起動してあったキューに対しては, /AUTOSTART_ON 修飾子を指定できます。これを実行すると, /ON オプションを無効にして,キューは自動起動キューになります。

自動起動キューについての詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル』のキューの管理に関する章を参照してください。

/BACKWARD=n

現在のページより n ページ前からプリント・キューを再起動します。 n の省略時の設定の値は 1 です。ページ値を省略すると,プリントは現在のページの上端から再開します。この修飾子は,一時停止状態の出力実行キューを再起動する場合にだけ使用します。

注意

START/QUEUE/BACKWARD=n コマンドを使用してプリント・ジョブを再起動する場合,そのプリント・ジョブが Fortran キャリッジ制御を使用し, /NOFEED 修飾子を指定していると,予期しない結果になる可能性があります。特に次のような結果になります。

  • 再起動したジョブのページの位置設定が正しくない可能性があります。出力が n で指定したページの上端から開始されない可能性があります。

  • プリント・ジョブが無意味な情報の後に出力される可能性があります。

/BASE_PRIORITY=n

バッチ実行キューからジョブが開始されるプロセスの,基本優先順位を指定します。省略時の設定では,この修飾子を省略すると,システム生成時に DEFPRI によって設定された基本優先順位と同じ優先順位 ( 通常は 4) でジョブが開始されます。基本優先順位指定子には,0 〜 15の整数値を指定できます。

/BLOCK_LIMIT=([下限,]上限)

/NOBLOCK_LIMIT

出力実行キューで処理できるプリント・ジョブ・サイズを制限します。この修飾子を使用すると,ジョブのサイズによって特定のプリンタを予約できます。パラメータは,最低 1 つ指定しなければなりません。

下限 パラメータは,プリント・ジョブに対してキューが受け付ける最小のブロック数を示す 10 進数です。下限 値より少ないブロック数のプリント・ジョブがキューに登録されると,キューのブロック制限値が変更されるまでジョブは待ち状態になります。ジョブは,キューのブロックの下限値がジョブのブロック数以下に減少された後に処理されます。

上限 パラメータは,プリント・ジョブに対してキューが受け付ける最大のブロック数を示す 10 進数です。この値を超えるプリント・ジョブがキューに登録されている場合,キューのブロック制限値が変更されるまでジョブは待ち状態になります。ジョブは,キューのブロックの上限値がジョブのブロック数以上に増加された後に処理されます。

ジョブの上限値だけを指定する場合は,括弧を省略できます。たとえば,/BLOCK_LIMIT=1000は,キューの中で 1000 以下のブロックを持つジョブだけが処理されます。ジョブの下限値だけを指定するには,空文字列 ("") を使用して,上限の指定子を示さなければなりません。たとえば,/BLOCK_LIMIT=(500,"") は,キューの中で 500 以上のブロックを持つジョブはすべて処理されます。下限および上限の両方を指定することもできます。たとえば,/BLOCK_LIMIT=(200,2000) は,キューの中で 200 未満のブロックを持つジョブと,2001 以上のブロックを持つジョブは処理されないことを意味します。

/NOBLOCK_LIMIT 修飾子は,/BLOCK_LIMIT 修飾子を指定してこのキューに設定していた前の設定を取り消します。

/CHARACTERISTICS=(属性[,...])

/NOCHARACTERISTICS

実行キューでジョブを処理するための属性を,1つまたは複数指定します。ジョブに指定した属性のすべてをキューが備えていない場合,ジョブは待ち状態のままになります。属性を1つだけ指定する場合は,括弧を省略できます。/CHARACTERISTICS 修飾子を指定するたびに,その前に設定された属性はすべて取り消されます。この修飾子で指定した属性だけが,キューに設定されます。

キューの属性は,それぞれのシステムによって異なります。属性パラメータは,0 〜 127の値,または DEFINE/CHARACTERISTIC コマンドを使用して定義した属性名になります。

/NOCHARACTERISTICS 修飾子は,/CHARACTERISTICS 修飾子を指定してこのキューに設定していた前の設定をすべて取り消します。

/CLOSE

PRINT または SUBMIT コマンドによって,あるいは REQUEUE 操作の結果として,ジョブがキューに登録されないようにします。ジョブを登録可能するには, /OPEN 修飾子を使用します。キューが新しいジョブ・エントリを受け付けるか否かは,キューの状態 ( 一時停止,終了,または止められている ) とは関係ありません。キューがクローズ状態の場合,実行中のジョブは継続されます。キューですでに待ち状態のジョブは,引き続き実行待ちになります。

/CPUDEFAULT=時間

バッチ実行キューのジョブに対する省略時の設定の CPU 時間制限値を定義します。時間には,デルタ時間,0,INFINITE,または NONE を指定できます。デルタ時間には,最高497日まで指定できます。


前へ 次へ 目次 索引