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会話型,サブプロセス,バッチ型ユーザのユーザ名,ノード名(OpenVMS Cluster 環境の場合)を表示します。
SHOW USERS [ユーザ名]
ユーザ名
情報を表示したいユーザを指定します。ワイルド・カード文字( * と % )も使用できます。文字列を指定した場合は,指定した文字列から始まるユーザ名を持つ,すべてのユーザが表示されます。たとえば,MAR という文字列を指定した場合は, MAR で始まるすべてのユーザ名が表示されます。指定した文字列に相当するユーザがいなかった場合には,プロセスが発見できなかったことを表す情報メッセージが表示されます。このパラメータを省略した場合には,すべての会話型,サブプロセス,バッチ型のユーザのリストが表示されます。
/BATCH
/NOBATCH
OpenVMS Cluster 内のすべてのバッチ型ユーザを表示します。特定のノード上のユーザのみを表示したい場合は,/NODE 修飾子を同時に指定してください。 /NOBATCH 修飾子を指定した場合は,すべてのバッチ・ユーザが表示から除外されます。/CLUSTER
OpenVMS Cluster 内のすべてのノード上の指定したユーザを表示します。/EXACT
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,大文字と小文字を区別した文字列検索を指定します。この場合,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。/SEARCH 修飾子を指定せずに /EXACT 修飾子を指定した場合, "Find キー" (E1)を押すと文字列検索が有効になります。
/FULL
すべての会話型,サブプロセス,バッチ型ユーザについて,そのユーザ名,ノード名,プロセス名,プロセス識別子( PID ),ターミナル名 ( 仮想および物理の両方 ),およびポート情報を表示します。/HEADING (省略時の設定)
/NOHEADING
システムの出力の上にヘッダ行を表示します。 /NOHEADING 修飾子を指定した場合は,ヘッダ行が表示から除外されます。/HIGHLIGHT[=キーワード]
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,一致した検索文字列の強調表示方法を指定します。一致した検索文字列があった場合は,行全体が強調されます。キーワードには,BOLD, BLINK, REVERSE, および UNDERLINE を指定できます。省略時の設定は BOLD です。/INTERACTIVE
/NOINTERACTIVE
OpenVMS Cluster 内のすべての会話型プロセスのユーザを表示します。特定のノード上のユーザのみを表示したい場合は,/NODE 修飾子を同時に指定してください。/NOINTERACTIVE 修飾子を指定した場合は, OpenVMS Cluster 環境のユーザによって保持されたすべての会話型プロセスが,表示から除外されます。/NETWORK
/NONETWORK
OpenVMS Cluster 内のすべてのネットワーク型ユーザを表示します。特定のノード上のユーザのみを表示したい場合は,/NODE 修飾子を同時に指定してください。/NONETWORK 修飾子を指定した場合は, OpenVMS Cluster 環境内のすべてのネットワーク・ユーザが表示から除外されます。/NODE[=(ノード名,...)]
指定ノード上のすべての会話型,サブプロセス,バッチ型のユーザを表示します。 /NODE 修飾子にノード名を指定しない場合は,ローカル・ノードのユーザが表示されます。/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を指定します。省略時には,SYS$OUTPUT( 通常は使用しているターミナル ) へ出力されます。ファイルへ出力するには,/OUTPUT 修飾子を使用してファイルを指定してください。ファイル指定にワイルドカード文字は使用できません。部分的なファイル指定(たとえば,ディレクトリだけ)を指定した場合は, SHOW という省略時のファイル名と,LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
/PAGE[=キーワード]
/NOPAGE (省略時の設定)
コマンド出力の画面表示をページャを介して行います。次のキーワードを指定できます。
CLEAR_SCREEN ページモードで表示(毎回画面を消去する) SCROLL スクロールモードで表示(毎回画面を消去しない) SAVE[= n] n ページ分の履歴を保持する(前ページに戻ること等が可能)
/PAGE=SAVE 修飾子を指定すると最大 5 画面(最大 255 カラムまで)分の履歴を保存できます。ページャ内では以下のキーを使って画面の移動などができます。
キー・シーケンス 説明 Up arrow key, Ctrl/B 1行スクロールアップ Down arrow key 1行スクロールダウン Left arrow key 1カラム左シフト Right arrow key 1カラム右シフト Find (E1) 文字列検索を起動 Insert Here (E2) 半画面右シフト Remove (E3) 半画面左シフト Select (E4) 80/132 カラム切替え Prev Screen (E5) 前ページに移動 Next Screen (E6), Return, Enter, Space 次ページに移動 F10, Ctrl/Z 終了(ユーティリティによっては異なる) Help (F15) ヘルプ・テキストを表示 Do (F16) 最新(現在)画面と(履歴内で)最古画面の切り替え Ctrl/W 再表示
/PAGE 修飾子は /OUTPUT 修飾子とは同時に使用できません。
/SEARCH="検索文字列"
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,表示される情報内で検索したい文字列を指定します。文字列にスペース文字等を入れたい場合は,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。情報が表示されている時に Find(E1) キーを押すと,検索文字列を動的に変更することができます。この場合は,引用符は必要ありません。
/SUBPROCESS
/NOSUBPROCESS
OpenVMS Cluster 環境のすべてのサブプロセスのユーザを表示します。特定のノード上のユーザのみを表示したい場合は, /NODE 修飾子を同時に指定してください。/NOSUBPROCESS 修飾子を使用した場合は, OpenVMS Cluster 環境内のすべてのサブプロセスのユーザが表示から除外されます。/WRAP
/NOWRAP (省略時の設定)
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,画面の幅より長い行を改行表示するかどうかを指定します。 /WRAP 修飾子を指定した場合,はみ出す部分は次行に表示されます。/NOWRAP 修飾子を指定した場合,はみ出した部分は左右にスクロールしながら見ることができます。
#1 |
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$ SHOW USERS OpenVMS User Processes at 12-MAY-2001 10:37 AM Total number of users = 4, number of processes = 14 Username Node Interactive Subprocess Batch S_SKONETSKI BBBBBB 1 WISNIEWSKI XXXXXX 4 2 HIBBITS AAAAAA 1 4 VAXMAN AAAAAA 2 |
この SHOW USERS コマンドは,現在システムに存在するすべての会話型,バッチ型,サブプロセス型ユーザのユーザ名とノード名を表示します。
#2 |
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$ SHOW USERS/NOHEADING/OUTPUT=SYSUSERS.DAT $ TYPE SYSUSERS.DAT S_SKONETSKI BBBBBB 1 WISNIEWSKI XXXXXX 4 2 HIBBITS AAAAAA 1 4 VAXMAN AAAAAA 2 |
この例の SHOW USERS コマンドは,現在システムに存在するすべての会話型,サブプロセス型,およびバッチ型のユーザのユーザ名およびノード名を表示します。ただし,/NOHEADING 修飾子を指定しているので,ヘッダ・テキストは表示されません。 /OUTPUT 修飾子を使用すると,出力をがファイルに書き込まれるので後で処理やレビューを行うことができます。
#3 |
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$ SHOW USERS *LES* OpenVMS User Processes at 12-MAY-2001 10:41 AM Total number of users = 3, number of processes = 10 Username Node Interactive Subprocess Batch THALES MILETS - - 1 PRAXITELES LESBOS 5 2 PERICLES ISLAND 1 |
この例では,ユーザ名に文字列 LES を含む,すべてのユーザのユーザ名とノード名を表示しています。
#4 |
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$ SHOW USERS/FULL/NODE=AAAAAA OpenVMS User Processes at 9-JUN-2001 02:23 PM Total number of users = 3, number of processes = 3 Username Node Process Name PID Terminal DJONES AAAAAA Aaaaaa_fta2: 2180012D FTA2: DYSLI AAAAAA DYSLI 2180011A FTA1: SINDBY AAAAAA SINDBY 2180011E RTA1: (JJJJJ::SINDBY) <LOGIN> B4B4 _WSA1 3100009F |
この例では,SHOW USERS コマンドは,システム AAAAAA 上のすべての会話型,サブプロセス型,およびバッチ型ユーザについて,ユーザ名,ローカル・ノード,プロセス名,プロセス識別番号 (PID) ,およびポート情報を表示しています。ユーザ名の <LOGIN> は,誰かがログイン・プロセスの中にいることを示しています。
#5 |
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$ SHOW USERS /NODE=(AAAAAA,BBBBBB,MMMMMM) OpenVMS User Processes at 9-JUN-2001 02:23 PM Total number of users = 5, number of processes = 7 Username Node Process Name PID Terminal BRICKLEY BBBBBB BRICKLEY 21E0009E RTA1: (CBREEZ::BRICKLEY) DCLDCT MMMMMM Mmmmmm_rta1: 2020015D RTA1: (MMMMMM::DJOHNSON) SMITH AAAAAA Aaaaaa_fta2: 2180012D FTA2: PETERSON MMMMMM Mmmmmm_fta1: 2020013E FTA1: PRESTON MMMMMM Mmmmmm_rta3: 20200184 RTA3: (DDRSND::PRESTON) PRUSS AAAAAA PRUSS 2180011E RTA1: (IVOK::PRUSS) RABAHY AAAAAA RABAHY 2180011A FTA1: |
この SHOW USERS コマンドは,ノード AAAAAA, BBBBBB,および MMMMMM に存在するすべての会話型,バッチ型,サブプロセス型ユーザのユーザ名とノード名を表示しています。
Alpha 上では,現在のプロセスに割り当てられている,ワーキング・セットの下限値,クォータ値,超過値(ページレット単位および CPU 固有のページ単位)を表示します。
VAX 上では,現在のプロセスに割り当てられている,ワーキング・セットの下限値,クォータ値,超過値(ページ単位)を表示します。
SHOW WORKING_SET
/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を指定します。この修飾子を指定しなかった場合や, /OUTPUT 修飾子だけを指定してファイル指定を省略した場合には,出力は論理名 SYS$OUTPUT 割り当てられている,現在のプロセスにおける省略時の出力ストリーム,または装置に出力されます。/OUTPUT 修飾子に,部分的なファイル指定 ( たとえば,ディレクトリだけ ) を指定した場合,SHOW という省略時のファイル名と,.LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。ファイル指定には,ワイルドカード文字は使用できません。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,どこにも出力されません。
#1 |
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$ SHOW WORKING_SET Working Set (pagelets) /Limit= 2000 /Quota= 4000 /Extent= 6000 Adjustment enabled Authorized Quota= 4000 Authorized Extent= 6000 Working Set (8Kb pages) /Limit= 125 /Quota= 250 /Extent= 375 Authorized Quota= 250 Authorized Extent= 375 |
この例は,Alpha 上での SET WORKING_SET コマンドを示しています。プロセスのワーキング・セット下限値は 2000 ページレット (125 ページ ),クォータは 4000 ページレット (250 ページ ) であり,現在のクォータは許可されている値 (4000 ページレット,つまり 250 ページ ) になっています。また,現在のプロセスのワーキング・セット超過値には 6000 ページレット(375 ページ)であり,現在の超過値も許可された値 (6000 ページレット,つまり 375 ページ ) になっています。1 ページレットは,512 バイトです。
#2 |
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$ SHOW WORKING_SET Working Set /Limit= 180 /Quota= 350 /Extent=1200 Adjustment enabled Authorized Quota= 350 Authorized Extent=1200 |
この例は,VAX 上での SHOW WORKING_SET コマンドを示しています。現在のプロセスのワーキング・セット下限値は 180 ページであり,クォータ値は,許可されている上限値と同じである 350 ページであることを示しています。現在のプロセスのワークキング・セット超過値は 1200 ページで,これは許可されている超過値と同じです。VAX 上での1ページは,512 バイトです。
VAXft システムの現在の状態を表示します。SHOW ZONE コマンドについての詳細は, VAXft システムのマニュアルを参照してください。このコマンドは,VAXft システム上でのみ有効です。
SHOW ZONE [ゾーン識別子]
Sort/Merge ユーティリティを起動します。Sort/Merge ユーティリティはファイル中のレコードを特定の順序に並べ替えます。この時,レコードを並べ替えて新しいファイルを作成するか,または並べ替えたレコードにアクセスできるアドレスを含むファイルを作成します。Sort/Merge ユーティリティについての詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』またはオンライン・ヘルプを参照してください。
SORT 入力ファイル指定[,...] 出力ファイル指定
現在のプロセスのサブプロセスを生成します。現在のプロセス・コンテキストの一部が,サブプロセスにコピーされます。サブプロセスを作成するためには, RESOURCE_WAIT 状態でなければなりません。また,TMPMBX(一時的メールボックス)または PRMMBX(パーマネント・メールボックス)特権が必要です。 SPAWN コマンドは,ターミナル属性を操作しません。ターミナルがメールボックスに関係付けられている場合は, SPAWN および ATTACH コマンドは使用できません。
SPAWN [コマンド文字列]
コマンド文字列
作成されたサブプロセスのコンテキストで実行する, 132 文字以内のコマンド文字列を指定します。コマンドが終了するとサブプロセスは終了し,制御は親プロセスに戻ります。 /INPUT 修飾子とコマンド文字列の両方を指定した場合は,指定したコマンド文字列が実行されたあと, /INPUT 修飾子の指定からコマンドが入力されます。
SPAWN コマンドは,現在のプロセスから次の属性をコピーして,現在のプロセスのサブプロセスを作成します。
- $RESTART,$SEVERITY,$STATUS を除くすべてのグローバル・シンボル
- 現在のコマンド・プロシージャ・レベルに定義されたすべてのローカル・シンボル
- キー定義
- 現在のキーパッド状態
- 現在のプロンプト文字列
- すべてのプロセス論理名および論理名テーブル。ただし,明示的に CONFINE のマークが付いたもの,あるいはエグゼクティブ・モードまたはカーネル・モードで作成されたものを除きます。
- 省略時のディスクとディレクトリ
- 現在の SET MESSAGE 設定
- 現在のプロセス特権
- 制御とチェックの状態
プロセスの現在のコマンド・テーブルなどの一部の属性は,コピーされないことに注意してください。
サブプロセスの作成時には,オープンされたプロセス・パーマネント・ファイル,およびイメージまたはプロシージャは,親プロセスからコピーされません。サブプロセスは,コマンド・レベル 0 (現在のプロンプトを持つ DCL レベル) に設定されます。
/PROCESS 修飾子を指定しない場合は,このサブプロセスの名前は,親プロセスと同じ基本名および一意な番号から構成されます。たとえば,親プロセス名が SKONETSKI の場合は,サブプロセス名は,SKONETSKI_1,SKONETSKI_2 などになります。
コンテキストが別にコピーされるので,親プロセスの LOGIN.COM ファイルはサブプロセスに対しては実行されません。そのため,サブプロセス初期化が速くなります。 /WAIT 修飾子が有効な場合は,サブプロセスが終了する,または ATTACH コマンド経由で制御が親プロセスに戻るまで,親プロセスはハイバネート状態になります。
次の場合は,複数のプロセスが同時に同じ入力ストリームまたは出力ストリームを使用しようとします。
- 複数のプロセスがそのストリームを共有し,現在接続されていないサブプロセスを終了する場合
- 現在接続されているプロセスから作成されたのではないプロセスを終了させる場合
サブプロセスを終了し親プロセスに戻るには, LOGOUT コマンドを使用する必要があります。ATTACH コマンドを使用すると,親プロセスを含めたサブプロセス階層構造の別のプロセスに,端末の制御を移すことができます。SHOW PROCESS/SUBPROCESSES コマンドは,サブプロセス階層構造内のプロセスを表示し,現在のプロセスをポイントします。
注意
サブプロセスの階層構造は SPAWN コマンドを使用して設定できるため,階層構造内のプロセスを終了させる場合は注意してください。プロセスを終了させると,階層構造内のそのポイントより下にあるすべてのサブプロセスが自動的に終了します。
SPAWN コマンドに使用する修飾子は,コマンド動詞の直後に指定しなければなりません。コマンド文字列パラメータは,最後の修飾子の後から始まり,コマンド行の最後まで続きます。
/CARRIAGE_CONTROL
/NOCARRIAGE_CONTROL
サブプロセスのプロンプト文字列の前で,改行するかどうかを指定します。省略時の設定では,SPAWN コマンドは親プロセスの現在の設定をコピーします。/CLI=CLI ファイル指定
/NOCLI
サブプロセスが使用する,代替のコマンド言語インタプリタ(CLI)の名前を指定します。省略時の CLI は,親プロセスの CLI と同じです (SYSUAF に定義されています)。 /CLI 修飾子を指定した場合には,親プロセスの属性がサブプロセスにコピーされます。指定する CLI は SYS$SYSTEM に存在しなければならず,ファイル・タイプは .EXE でなければなりません。
/INPUT=ファイル指定
作成されたサブプロセスで実行される, 1 つまたは複数の DCL コマンドを含んだ入力ファイルを指定します。省略時のファイル・タイプは COM です。ファイル指定に,アスタリスク (*) およびパーセント記号 (%) のワイルドカード文字は使用できません。入力ファイルの処理が終了すると,サブプロセスは終了します。コマンド文字列と /INPUT 修飾子の両方が指定された場合には,コマンド文字列が処理されたあとで, /INPUT 修飾子で得られるコマンドが処理されます。どちらも指定されない場合は,SYS$INPUT が使用されます ( この場合 SPAWN/NOWAIT コマンドは,親プロセスで実行中のイメージを終了させるために押した Ctrl/Y でも終了します )。/INPUT 修飾子に,レコード単位で処理されないプロセス・パーマネント・ファイル (NRO PPF) は指定できません。 /INPUT 修飾子の値として,このようなファイルを指定した場合には,エラー・メッセージが表示されます。
暗黙の入力としてNRO PPF が使用される場合 ( つまり,/INPUT 修飾子が指定されておらず,SYS$INPUT が NRO PPF の場合 ) には, SPAWN コマンドは正常終了となります。次の表を参照してください。
プロセス・タイプ SYS$INPUT 暗黙の入力 会話型モード NRO PPF SYS$COMMAND 非会話モード NRO PPF 空装置 任意 任意 SYS$INPUT
SYS$INPUT がターミナルの場合には,対応するターミナル・メールボックスを持つことはできません。
/KEYPAD (省略時の設定)
/NOKEYPAD
キーパッド・キー定義と現在のキーパッド状態を,親プロセスからサブプロセスにコピーするかどうかを指定します。省略時の設定では,DEFINE/KEY コマンド,または SET KEY コマンドによってキー定義や状態が設定されていると,これらの設定はサブプロセスにコピーされます。キー設定をコピーしないようにするには,/NOKEYPAD 修飾子を使用します。/LOG (省略時の設定)
/NOLOG
プロセス間での制御の受け渡しを示すメッセージとともに,割り当てられたサブプロセス名を表示するかどうか指定します。/LOGICAL_NAMES (省略時の設定)
/NOLOGICAL_NAMES
システムが,プロセス論理名と論理名テーブルをサブプロセスにコピーするかどうかを指定します。省略時の設定では,すべてのプロセス論理名とプロセス論理名テーブルが,サブプロセスにコピーされます。この場合,CONFINE 属性が指定されているものと,エグゼクティブ・モードまたはカーネル・モードで作成されたものを除きます。/NOTIFY
/NONOTIFY (省略時の設定)
サブプロセスが,正常終了または異常終了したことを示すメッセージを,ユーザがログインしているターミナルに表示するかどうか指定します。この修飾子は,/NOWAIT 修飾子を指定している場合のみ有効です。また,SPAWN コマンドが非会話型モードのプロセス内で実行される場合には, /NOTIFY 修飾子を指定できません。
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