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コマンド修飾子入力ボリュームのファイル構造を無視し,論理ブロック単位でボリュームを処理することを指定します。
/PHYSICAL 入力指定子 出力指定子
物理処理では,論理ブロック単位でボリューム全体を処理します。物理ボリュームの入力指定子と出力指定子は,異なる装置名でなければなりません。また,/DELETE,/IMAGE,/INCREMENTAL,/JOURNAL,/RECORD のいずれかの修飾子を /PHYSICAL 修飾子と併用すると,回復不可能なエラーが発生します。
ディスク間で物理コピー処理を行う場合,出力ディスクの装置タイプは入力ディスクと同じでなければなりません。たとえば,入力ディスク RP05 と出力ディスク RP06 との間で BACKUP/PHYSICAL 処理を実行することはできません。出力ディスクには,入力ディスクの正常ブロックに対応する位置に不良ブロックが存在してはなりません。この制限は,RA または RA よりも新しいディスク・アーキテクチャには適用されません。
ディスク間の物理セーブ処理に使用する出力ディスクは,入力ディスクと同じタイプであるか,または入力ディスクより容量が大きいディスクでなければなりません。出力ディスクには,入力ディスクの正常ブロックに対応する位置に不良ブロックが存在してはなりません。この制限は,RA または RA よりも新しいディスク・アーキテクチャには適用されません。
ディスク間の物理復元処理に使用する出力ディスクは,セーブ・セットを作成したディスクと同じタイプの装置である必要があります。出力ディスクには,セーブ・セットを作成したディスクの正常ブロックに対応する位置に,不良ブロックが存在してはなりません。この制限は,RA または RA よりも新しいディスク・アーキテクチャには適用されません。
物理処理に使用する出力ディスクは,DCL の MOUNT/FOREIGN コマンドでマウントしてください。同様に,入力ディスクも, DCL の MOUNT/FOREIGN コマンドでマウントしてください。あるいはユーザ特権 LOG_IO または PHY_IO を持っていることが必要です。
物理セーブまたは復元処理に磁気テープを使用できます。磁気テープは,フォーリン装置として自動的にマウントされます。
/PHYSICAL 修飾子を使用して書き込んだセーブ・セットは,物理セーブ・セットとしてのみ読み込みます。同様に,ファイル構造セーブ・セットは,ファイル構造の復元または比較処理でのみ読み込めます。
注意
BACKUP/PHYSICAL は,ディスケット RX01 と RX02 の第 1 トラックであるトラック 0 をコピーしません。トラック 0 は,サポートされていないからです。
#1 |
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$ MOUNT/FOREIGN DYA0: $ MOUNT/FOREIGN DYA1: $ BACKUP/PHYSICAL DYA0: DYA1: |
RX02 ディスケットを DYA0 と DYA1 にフォーリン装置としてマウントし,DYA0 にマウントしたディスケットの内容を DYA1 にマウントしたディスケットにコピーしています。
#2 |
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$ MOUNT/FOREIGN DBA1: $ BACKUP/PHYSICAL MTA0:28SEP.BCK DBA1: |
物理セーブ・セット 28SEP.BCK を DBA1 に復元しています。
出力セーブ・セット修飾子ディスク上にセーブ・セットを作成する場合,出力セーブ・セットに適用する保護を定義します。磁気テープ上にセーブ・セットを作成する場合,磁気テープ・ボリュームに適用する保護を定義します。テープを初期化しないかぎり,その後テープ上に作成するすべてのセーブ・セット同じ保護が適用されます。
入力指定子 出力セーブ・セット指定 /PROTECTION[=(コード)]
ファイル・システムは BACKUP セーブ・セットを 1 つのファイルとして扱うので,適宜セーブ・セットを保護する必要があります。セーブ・セットを正しく保護していないと,セーブ・セット内のファイルは,セーブ・セットにアクセスできるユーザであれば誰にでもアクセスされてしまいます。保護コードは,システム,所有者,グループ,一般の 4 種類のユーザが使用できるアクセスのタイプ (読み込み,書き込み,実行,削除) を示します。保護コードの指定方法については,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。
/PROTECTION を指定しないまま,セーブ・セットを Files-11 ディスクまたは順編成ディスクに書き込んだ場合,プロセスの省略時の保護が適用されます。/PROTECTION を指定した場合,指定を省略した保護カテゴリには,個々のユーザの省略時のプロセス保護が使用されます。
保護情報は,磁気テープのボリューム・ヘッダ・レコードに書き込まれ,そのテープに格納されるすべてのセーブ・セットに適用されます。 /PROTECTION を指定した場合,指定を省略した保護カテゴリには,個々のユーザの省略時のプロセス保護が使用されます。
磁気テープを初期化して正しく保護するには,/PROTECTION 修飾子とともに出力セーブ・セット修飾子 /REWIND を指定する必要があります。 /REWIND を /PROTECTION と併用しない場合,ボリューム・ヘッダ・レコードに格納されている保護情報は変更されません。ただし,後続のボリュームについては,/REWIND を指定せずに /PROTECTION だけを指定することによって正しい保護が設定されます。
/PROTECTION を指定せずにセーブ・セットを磁気テープに書き込むと,保護なしがテープに適用されます。
以前に /PROTECTION 修飾子を使用して初期化した磁気テープ・ボリュームを初期化するには,ボリュームの所有者であること (ユーザの UIC がボリュームの UIC と同じ),または VOLPRO 特権を持っていることが必要です。
$ BACKUP _From: [CLEAVER...] _To: MFA2:ACCOUNTS.BCK/BY_OWNER=[301,310]/REWIND/LABEL=BANK01- _$ /PROTECTION=(S:RWE,O:RWED,G:RE,W) |
磁気テープ BANK01 上のセーブ・セット ACCOUNTS.BCK に,ディレクトリ木構造 [CLEAVER...] をセーブしています。出力セーブ・セット修飾子 /REWIND により,セーブ処理前にテープが巻き戻され初期化されます。出力セーブ・セット修飾子 /BY_OWNER が,所有者 UIC [301,310] を磁気テープに設定します。 /PROTECTION 修飾子は,読み込み,書き込み,実行,削除のアクセス権を磁気テープの所有者に設定します。SYSTEM ユーザには読み込み,書き込み,実行のアクセス,GROUP ユーザには読み込みと実行のアクセスが許可され,WORLD ユーザにはアクセスが許可されません。
$ BACKUP/IMAGE _From: DUA0: _To: MFA2:DAILY.BCK/REWIND/LABEL=TAPE1- _$ /PROTECTION=(S:RWED,O:RWED,G,W) $ BACKUP/IMAGE DUA2: MFA2:DAILY2.BCK/PROTECTION=(S:RWED,O:RWED,G,W) %BACKUP-I-RESUME, resuming operation on volume 2 %BACKUP-I-READYWRITE, mount volume 2 on _MFA2: for writing Press return when ready: [Return] |
最初の BACKUP コマンドは,ディスク DUA0 のイメージ・バックアップをラベル BANK01 の磁気テープ上のセーブ・セット DAILY.BCK に作成します。出力セーブ・セット修飾子 /REWIND によって,セーブを行う前にテープが巻き戻されて初期化されます。 /PROTECTION 修飾子は,磁気テープの所有者および SYSTEM ユーザに読み込み,書き込み,実行,削除アクセス権を設定します。 GROUP ユーザおよび WORLD ユーザにはアクセス権は設定されません。
2 つめの BACKUP コマンドは,同じテープにディスク DUA2 のバックアップを作成します。テープがいっぱいになると,次のボリュームが要求されます。 /PROTECTION 修飾子が指定されているため,後続のボリュームにも適切な保護が適用されます。
コマンド修飾子ファイルのセーブまたはコピー処理が正常終了した後,各ファイル・ヘッダ・レコードの BACKUP 日付フィールドに現在の日時を記録します。
/RECORD 入力指定子 出力指定子
/RECORD 修飾子は,Files-11 構造レベル 2 または 5 のボリュームのセーブまたはコピーにのみ使用できます。ファイルに対して /RECORD 修飾子を使用するには,ユーザ特権 SYSPRV が必要です。/RECORD をコピーまたはセーブ処理で使用すると,コピーやセーブ・セットが作成された日時が,各ファイル・ヘッダ・レコードの BACKUP 日付フィールドに書き込まれます。
ディスク・ボリュームに対する追加型セーブ処理で /RECORD を使用する場合,同じディスク・ボリュームに対しては他のユーザが /RECORD を使用できないようにしてください。他のユーザが /RECORD を指定すると,ファイル・ヘッダ・レコードの BACKUP 日付フィールドの値が変更されてしまいます。この結果,最後のセーブ処理以降に作成または変更したファイルをセーブする処理が不可能になります。
コマンド修飾子 /VERIFY を /RECORD と併用すると,チェックに失敗したファイルは記録されません。
/RECORD を指定しない場合,処理対象ファイルの BACKUP 日付フィールドは変更されません。
/RECORD 修飾子は,/DELETE,/COMPARE,/PHYSICAL のいずれのコマンド修飾子とも併用できません。
$ BACKUP/RECORD DBA1:[000000...]/SINCE=BACKUP MTA0:13MAY.BCK |
最後のセーブ処理以降に作成または変更した DBA1 上のすべてのファイルをセーブし,現在の日時を各ファイル・ヘッダ・レコードに記録します。
コマンド修飾子セーブ処理でセーブ・セットをテープに書き込んだ後,テープをディスマウントしアンロードします。オプションで,テープ上のセーブ・セット情報を確認します。
/RELEASE_TAPE 入力指定子 出力指定子
/RELEASE_TAPE 修飾子を /DELETE,/RECORD のいずれかの修飾子と併用すれば,BACKUP コマンドの処理が終了する前にテープ・ドライブを他の処理に使用できます。/DELETE,/RECORD のいずれかの修飾子と併用しない場合,BACKUP コマンドの処理が終了した後,テープがディスマウントされアンロードされます。/RECORD と /DELETE の修飾子を同時に使用することはできません。
#1 |
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$ BACKUP/IMAGE/RECORD/RELEASE_TAPE DUA1: MUA0:BACK.BCK |
ディスク DUA1 をセーブ・セット BACK.BCK にバックアップしています。 /RELEASE_TAPE と /RECORD 修飾子を併用しているので, /RECORD 修飾子の動作を行う前に,MUA0 のテープがディスマウントされアンロードされます。この結果,他の処理にテープを使用できます。
#2 |
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$ ALLOCATE MUA0: TAPE $ BACKUP/DELETE/RELEASE_TAPE/LOG DUA1:[MAIN...] MUA0:MAIN.BCK . . . $ DEALLOCATE TAPE |
DUA1 ディスク上のディレクトリを一部バックアップした後,バックアップしたファイルを削除しています。 /RELEASE_TAPE 修飾子により,/DELETE 修飾子の動作を行う前に,テープがディスマウントされアンロードされます。この結果,他の処理にテープを使用できます。DEALLOCATE コマンドを実行しないかぎり,テープは割り当てられたままとなります。
出力ファイル修飾子出力指定子のファイルを,入力指定子と同名のファイルと置換します。
入力指定子 出力指定子/REPLACE
入力指定子と出力指定子が同名のファイルの場合, /REPLACE を使用してコピーまたは復元処理を行うと,次の処理が行われます。
- 同じディレクトリ,ファイル名,タイプ,バージョン番号で,新しいバージョンのファイルをコピーまたは復元する。
- 出力ディスクに存在していたコピー・ファイルを削除する。
コピー・ファイルは,復元されたバージョンと置換されます。コピー・ファイルは削除されるので,バージョン番号は変わりません。入力指定子と出力指定子のバージョンを保存する場合は,出力ファイル修飾子 /NEW_VERSION を使用してください。
復元ファイルのバージョン番号が既存ファイルと同じであるときに /REPLACE,/OVERLAY,/NEW_VERSION のいずれも使用しない場合,エラーが出力され,ファイルは復元されません。
$ BACKUP MUA0:SAVEWORK.BCK/SELECT=[LEE...] DUA0:[LEE...]/REPLACE |
ディレクトリ木構造 [LEE...] とこのディレクトリ木構造に存在するすべてのファイルを,磁気テープ・セーブ・セットからディスクに復元しています。入力セーブ・セット修飾子 /SELECT は,セーブ・セットから選択するディレクトリ木構造を指定し,出力ファイル修飾子 /REPLACE は,出力媒体上に同名のファイルが存在する場合,まず入力ファイルの新バージョンを作成し,次に既存ファイルを削除します。
入力セーブ・セット修飾子
入力セーブ・セット指定 /[NO]REWIND 出力指定子
/[NO]REWIND 修飾子は,磁気テープ・ボリューム専用です。/REWIND は,入力ボリュームを読み込む前に,テープの先頭マーカまで入力磁気テープを巻き戻します。巻き戻しが終わってから入力セーブ・セットが取り出されるので,現在位置より前に存在するセーブ・セットも検出できます。
/NOREWIND は,コマンドを実行する前に入力ボリュームを巻き戻さないことを指定します。論理的なテープの終端 (最後にテープに格納されたセーブ・セットの終わり) に向かって,処理が行われます。したがって,現在位置より前に存在するセーブ・セットは検出できません。
省略時の設定では /NOREWIND なので,テープを巻き戻す場合は /REWIND を指定する必要があります。
$ BACKUP MFA1:CONTRACTS.BCK/REWIND DBA2:[*...]/BY_OWNER=ORIGINAL |
DBA2 にマウントされているディスク・ボリュームにセーブ・セット CONTRACTS.BCK が復元されます。/REWIND 修飾子により,テープの先頭マーカまで磁気テープを巻き戻してから,CONTRACTS.BCK を捜します。出力ファイル修飾子 /BY_OWNER は,元の所有者 UIC を復元します。
出力セーブ・セット修飾子テープの先頭マーカまで出力テープを巻き戻し,初期化します。 /NOREWIND 修飾子は,論理的なテープの終端 (テープに最後に格納したセーブ・セットの終わり) に向かってテープを巻き,その位置からセーブ・セットの書き込みを始めます。
入力指定子 出力セーブ・セット指定 /[NO]REWIND
/[NO]REWIND 修飾子は,磁気テープ・ボリューム専用です。/REWIND を指定すると,テープの先頭まで磁気テープを巻き戻してからボリューム・ヘッダ・レコード内のボリューム・ラベルを検索します。ボリューム・ヘッダ・レコードにボリューム・ラベルが存在しない場合,BACKUP コマンドで指定したラベルがボリューム・ヘッダ・レコードに書き込まれ,テープが初期化され,セーブ・セットがテープ上に作成されます。
コマンド行にラベルを明示的に指定しない場合,マルチボリューム・セーブ・セットの第 1 テープのボリューム・ラベルにはセーブ・セット名の最初の 6 文字が使用され,第 2 以降のテープのボリューム・ラベルにはセーブ・セット名の最初の 4 文字にボリューム番号を付けたものが使用されます。 /LABEL 修飾子を使用して 1 つのラベル,またはラベル・リストを明示的に指定することもできます。/LABEL 修飾子で指定したラベルが充分でない場合,リスト内の最後のラベルの最初の 4 文字にボリューム番号を付けたものが,第 2 以降のテープのボリューム・ラベルとなります。
ボリューム・ラベルがテープに存在する場合,BACKUP コマンド行に /LABEL 修飾子で明示的に指定したラベル,またはセーブ・セット名をもとに暗黙に指定したラベルと比較され,テープが満了していることが確認されます。
ボリューム・ラベルが 6 文字未満である場合,6 文字になるまでブランク文字が追加されます。ボリューム・ラベルの最初の 4 文字は, BACKUP コマンド行で指定したラベルの最初の 4 文字とまったく同じであるか,または 1 つ以上のアンダスコア文字で終わらなければなりません。最初の 4 文字が 1 つ以上のアンダスコア文字で終わっていて,アンダスコア文字の前の部分がコマンド行に指定したラベルと同じである場合,一致しているとみなされます。たとえば,ボリューム・ラベル ABN_ は,コマンド行ラベル ABN と一致していますが,ABNE とは一致していません。ボリューム・ラベルの第 5 または第 6 文字が 0 〜 9 の数字である場合,これらの数字は,コマンド行に指定したラベル内で対応する文字と比較されません。数字でない場合,ボリューム・ラベルの第 5 および第 6 文字は,コマンド行に指定するラベル内で対応する文字と正確に一致しなければなりません。次に, BACKUP コマンド行に指定するラベルと一致するボリューム・ラベルを示します。
コマンド行に指定するラベル 一致するボリューム・ラベル MAR MAR, MAR_, MAR_nn MAR_ MAR_, MAR_nn MARK MARK, MARKnn MARKER MARKER, MARKnn
複数のラベルを /LABEL 修飾子で指定できます。 BACKUP コマンド行で指定したラベルのいずれかがテープのボリューム・ラベルと一致し,テープが満了している場合,テープのボリューム・ラベルは同じボリューム・ラベルで上書きされます。
テープのボリューム・ラベルを上書きすることにより,テープは初期化され,テープに格納されていたデータへのアクセス権が削除されるので,新たなデータをテープに格納できます。初期化プロセスでは,出力セーブ・セット修飾子 /TAPE_EXPIRATION, /PROTECTION,/BY_OWNER で指定した値がボリューム・ヘッダ・レコードに書き込まれます。これらの修飾子が指定されていなければ,満了日付は今日,保護はなし,テープの所有者 UIC は現在のプロセスの UIC になります。テープを初期化すると,セーブ・セットがテープに書き込まれます。
BACKUP コマンド行に指定したラベルがテープのボリューム・ラベルと一致しない場合,次のメッセージとプロンプトが表示されます。表示されるターミナルは,コマンド修飾子 /NOASSIST を指定した場合は使用中のターミナル,/NOASSIST を指定していない場合はオペレータ・ターミナルです。
%BACKUP-W-MOUNTERR, volume 'number' on 'device' was not mounted because its label does not match the one requested Specify option (QUIT, NEW tape or OVERWRITE tape) BACKUP>
BACKUP> プロンプトに QUIT を入力すると,処理が強制終了され,磁気テープがアンロードされ,次のメッセージが出力されます。
%BACKUP-F-ABORT, operator requested abort on fatal error
BACKUP> プロンプトに NEW を入力すると,磁気テープがアンロードされ,新しいテープをマウントするためのプロンプトが次のように出力されます。
%BACKUP-I-READYWRITE, mount volume 'volume-number' on _'device-name': for writing Enter "YES" when ready:
BACKUP> に OVERWRITE を入力すると,旧ボリューム・ラベルが新ボリューム・ラベルで上書きされます。OVERWRITE は,テープが満了していないことや両方のラベルが一致しないことを無視します。テープのボリューム・ラベルを上書きした後,テープが初期化され,テープに存在していたデータへのアクセス権が取り消されるので,テープに新しいデータを書き込めるようになります。
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