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Alphaシステム・ディスクでボリューム・シャドウイング・ミニマージ機能を有効にする計画がある場合は,必ず代替ディスクをDOSDとして指定してください。
Alpha システムでは,OpenVMS Alpha のダンプ圧縮機能を使用すると,システム・ディスクの容量を節約し,クラッシュが発生したときに,システム・メモリの記録時間を短縮できます。省略時の AUTOGEN による計算を無効にした場合を除き (MODPARAMS.DAT で DUMPSTYLE を設定することにより),AUTOGEN は次のアルゴリズムを使用します。
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00000006 というマスクは,完全なコンソール出力とともに完全なダンプをシステム・ディスクから (別のディスクに) 送信するようにシステムに要求します。
VAX 7000 の場合,00098006 というマスクは,完全なコンソール出力とともに完全なダンプを,ユニット番号が 9 の DOSD に送信するようにシステムに要求します。
Alpha システムでは,00000009 というマスクは,最小コンソール出力とともに選択的なダンプを圧縮するように,システムに要求します。
VAXシステムでは,ERLBUFFERPAGESパラメータの省略時の値は2ページであり,最大値は 32ページです。
Alphaシステムでは,ERLBUFFERPAGESの省略時の値は4ページレットであり,最大値は 32ページレットです。
ERRORLOGBUFFERSの値を大きくする場合には,システム・ダンプ・ファイルのサイズも大きくしなければなりません。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
OpenVMS バージョン 7.2 から,FAST_PATH は省略時の設定で許可になりました。バージョン 7.0 と 7.1 では,省略時の設定で FAST_PATH は禁止でした。
その他の情報については,FAST_PATH_PORTS と IO_PREFER_CPUS を参照してください。
FAST_PATH_PORTS は 32 ビットのマスクであり,各 Fast Path ポート・ドライバに 1 つのビットを割り当てています。次の表でビットの値を示しています。
ビットの値 | 説明 |
---|---|
1 | 対応するドライバによってサービスが行われるポートへの Fast Path が無効になることを示す。 |
0 | 対応するドライバによってサービスが行われるポートへの Fast Path は無効に ならない ことを示す。 |
OpenVMS バージョン 7.3-1 から,具体的なビット位置の値は,次の表で説明する値になりました。
ビット位置 | 説明 |
---|---|
0 | PKQDRIVER の Fast Path (パラレル SCSI 用) を制御する。 |
1 | FGEDRIVER の Fast Path (Fibre Channel 用) を制御する。 |
2 | PKADRIVER の Fast Path (Ultra3 SCSI 用) を制御する。 |
3 | PEDRIVER 用 (LAN 用) に Fast Path を制御する。 |
4 | PKRDRIVER 用 (SMART Array 5300 用) に Fast Path を制御する。 |
現在,FAST_PATH_PORTS の省略時の値は 0 であり,これは Fast Path が表内のすべてのドライバに対して許可されていることを意味します。
また,次の点にも注意してください。
その他の情報については,FAST_PATH と IO_PREFER_CPUS を参照してください。ビットの設定方法については,『OpenVMS I/O User's Reference Manual』を参照してください。
最小値を維持するため,システムは変更済みページ・リストからのページを書き込んだり,ワーキング・セットをスワップ・アウトしたり,ワーキング・セットのサイズを減少させたりします。
空きページ・リストが大きい場合,通常はページ入出力が少ないことを意味しますが,バランス・セットで使用する空間も少なくなるため,スワップ入出力が多くなりがちです。MONITOR ユーティリティの MONITOR IO コマンドを使用することにより,空きページ・リストのサイズ,ページ数,スワップ量を監視することができます。
値 | 説明 |
---|---|
0 | ロードされない。Galaxy 共用セットに参加しない。 |
1 | 常時ロード。Galaxy 共用セットに参加する。 |
省略時の値は 0 です。 GALAXY はAUTOGENパラメータではありません。
CMKRNL特権を持つユーザは,実行中のシステムで,このパラメータを変更することができます。このパラメータの値を増やすと,グローバル・ページ・テーブルは要求に応じて最大サイズまで拡大することができます。
省略時の値は,システム・スタートアップ・コマンド・プロシージャで共用イメージとして通常インストールされるイメージには充分です。システムを始動し,グローバル・セクションを作成した後, Install ユーティリティの /GLOBAL 修飾子を使用することにより,実際に必要なエントリ数を調べることができます。調べた結果,適宜値を下げることができます。ただし,ページ・テーブル・エントリは永久常駐メモリをわずかしか使用しないので,小さすぎる値は設定しないようにしてください。多数のユーザ・イメージを共用イメージとしてインストールする場合や,多数のグローバル・セクションをユーザ・プログラムが作成する場合には,このパラメータ値を上げる必要があります。
グローバル・ページ・ファイル・セクションは,明示的なディスク・ファイルを指定せずに,Create and Map Section システム・サービス ($CREATE_GPFILE,$CRMPSC,$CRMPSC_GPFILE_64) によって作成されます。これらのセクションは共用ファイルで必要な RMS グローバル・バッファのために使用されます。共用ファイルのユーザは,グローバル・ページ・ファイル・セクションがグローバル・ページ・テーブルと省略時のシステム・ページ・ファイル (PAGEFILE.SYS) の両方を使用することに注意しなければなりません。GBLPAGFIL の値が小さすぎる場合には,$CRMPSC はグローバル・ページ・ファイル・セクションを作成しようとしたときに,エラー・メッセージを出力します。
RMS グローバル・バッファを使用する場合は,スクラッチ・グローバル・セクションが必要です。グローバル・バッファを使用する各ファイルについて,ファイルのバケット・サイズにファイルのグローバル・バッファ数を掛けた結果に等しいシステム・ページ・ファイル空間が必要となります。 VMS RMS 索引編成ファイルの場合のようにファイルのバケット・サイズが一定でない場合,最大バケット・サイズを使用します。 RMS 共用順編成索引ファイルの場合,ファイルのバケット・サイズではなく,$CONNECT サービスを実行する最初のストリームのマルチブロック数を使用します。
省略時の値は,ほとんどのシステムに適しています。ただし,RMS グローバル・バッファを相当量使用している場合には,省略時の値より高い値を使用する必要が生じます。Install ユーティリティの /GLOBAL 修飾子を使用することにより, RMS グローバル・バッファが使用するページ数を調べることができます。 RMS においてグローバル・バッファに使用するグローバル・セクションは,接頭辞 RMS$ の後に 8 桁の16 進値が続きます。
グローバル・バッファは,DCL の SET FILE/GLOBAL_BUFFERS で許可します。このコマンドについては,『OpenVMS DCL ディクショナリ』で説明しています。
省略時の値は,システム・スタートアップ・コマンド・プロシージャで共用イメージとして通常インストールされるイメージには充分です。システムを始動しグローバル・セクションを作成した後, Install ユーティリティの /GLOBAL 修飾子を使用することにより,実際に必要なエントリ数を調べることができます。調べた結果,適宜値を下げることができます。ただし,小さすぎる値は設定しないようにしてください。多数のユーザ・イメージを共用イメージとしてインストールする場合や,多数のグローバル・セクションをユーザ・プログラムが作成する場合には,このパラメータ値を上げる必要があります。
値が小さすぎる場合,システムをスタートアップしたときや手作業でイメージをインストールするたびに,Install ユーティリティがメッセージを出力します。値が大きすぎる場合,物理メモリを消費しすぎます。
LOAD_SYS_IMAGES パラメータのビット 2 が設定されている場合,イメージ LDR$WRAPUP は,システム・スタートアップの最後に粒度ヒント領域にある未使用のページすべてを解放します。常駐イメージ粒度ヒント領域の未使用ページは,将来の使用のために予約されるか,未使用メモリ・リストに戻されます。
LOAD_SYS_IMAGES パラメータのビット 2 がセットされている場合には,イメージ LDR$WRAPUP はシステム・スタートアップの最後に,粒度ヒント領域で未使用のすべてのページを解放します。常駐イメージの粒度ヒント領域の未使用ページは,将来使用するために確保されるか,または未使用メモリ・リストに戻されます。
GH_RSRVPGCNT は,常駐イメージ・コードの粒度ヒント領域に LDR$WRAPUP が残そうとするページ数を指定します。GH_RSRVPGCNT によって指定されるページ数が粒度ヒント領域の未使用ページ数より多い場合には,要求されたページ数を収納するための領域の拡張は行われません。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
詳細については,『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』の INSTALL の項を参照してください。
割り込みスタックが有効でない例外が発生しないかぎり,省略時の値の 6 を使用します。装置が多すぎる場合や大量のスタック空間をドライバが必要とする場合に,割り込みスタックが有効でなくなる可能性があります。
IO_PREFER_CPUS は CPU のビット・マスクであり,優先 CPU にでき,その結果,Fast Path ポートとして割り当てられる CPU を指定します。 IO_PREFER_CPUS ビット・マスク内でビットが設定されている CPU は, Fast Path ポートの割り当てが許可になります。 IO_PREFER_CPUS の省略時の値は -1 であり,これは,すべての CPU の Fast Path ポートへの割り当てが許可されていることを意味します。
主 CPU を優先 CPU にすることを禁止する場合は, IO_PREFER_CPUS の主 CPU 用のビットをクリアします。これによって,主 CPU は Fast Path 以外の入出力処理のみで使用されます。
IO_PREFER_CPUS の値を変更すると,FASTPATH_SERVER プロセスが使用可能な新しい CPU 群の中に Fast Path ポートを均等に配分する自動割り当てアルゴリズムを実行します。
その他の情報については FAST_PATH と FAST_PATH_PORTS を参照してください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
次の表はビット定義を示しています。
ビット | 説明 |
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0 | 省略時の値は 0 であり,ATM 装置が SONET モードで動作することを示す。1 に設定した場合には,このビットは ATM 装置が SDH モードで動作することを示す。 |
1 | このビットを設定した場合には, LAN ポート・ドライバとサポート・コードで,ATM トレース・メッセージとデバッグ・メッセージの一部を有効にする。 |
2 | このビットを設定した場合には, LAN ポート・ドライバとサポート・コードで,すべての ATM トレース・メッセージとデバッグ・メッセージを有効にする。 |
3 1 | このビットを設定した場合には,すべての ATM アダプタを経由して UNI 3.0 を実行する。 |
4 1 | このビットを設定した場合には,すべての ATM アダプタを経由して UNI 3.1 を実行する。 |
5 | このビットを設定した場合には,すべてのギガビット・イーサネット・アダプタを経由する自動ネゴシエーションを禁止する。 |
6 | このビットを設定した場合には,すべてのギガビット・イーサネット・アダプタを経由するジャンボ・フレームの使用を許可する。 |
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