日本語 Compaq OpenVMS
日本語EVE ユーザーズ・ガイド


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7.14.1 サポートされるコードセット

日本語 EVE は以下のコードセットをサポートしています。

7.14.2 DEC 漢字コードセット

DEC 漢字コードセットは従来から弊社がサポートしてきたコードセットです。 DEC 漢字コードセットは 表 7-17 の文字セットで構成されています。

表 7-17 DEC漢字コードセットの文字セット
文字セット
ASCII または JIS X0201 の下位 128 文字 (JIS ローマ字)
JIS X0208 (JIS 第1水準 + JIS 第2水準)
DEC UDC (ユーザ定義文字)

ASCII と JIS ローマ字の切り換えは論理名 XTPU$GL_CHARSET で行います。

7.14.3 Super DEC 漢字コードセット

Super DEC 漢字コードセットは 表 7-18 の文字セットで構成されています。

表 7-18 Super DEC 漢字コードセットの文字セット
文字セット
ASCII または JIS X0201 の下位 128 文字 (JIS ローマ字)
JIS X0208 (JIS 第1水準 + JIS 第2水準)
JIS X0212 (JIS 補助漢字)
JIS X0201 の上位 128 文字 (JIS カタカナ)
DEC UDC (ユーザ定義文字)

ただし,JIS X0212 (JIS 補助漢字) はサポートしていません。

ASCII と JIS ローマ字の切り換えは論理名 XTPU$GL_CHARSET で行います。

7.14.4 DEC 漢字 2000 コードセット(Alpha のみ)

DEC 漢字 2000 コードセットは, 表 7-19 の文字セットで構成されています。

表 7-19 DEC 漢字 2000 コードセットの文字セット
文字セット
ASCII または JIS X0201 の下位 128 文字 (JIS ローマ字)
JIS X0208 (JIS 第 1 水準 + JIS 第 2 水準)
JIS X0213 (JIS 第 3 水準)
JIS X0201 の上位 128 文字 (JIS カタカナ)
DEC UDC (ユーザ定義文字)

ただし,JIS 第4水準 (JIS X 0213 Level 4) は V7.3 ではサポートしていません。

ASCII と JIS ローマ字の切り換えは論理名 XTPU$GL_CHARSET で行います。

7.14.5 ISO Latin1 コードセット

ISO Latin1 コードセットは ISO 8859-1 で定義される文字からなるコードセットです。

7.14.6 DEC MCS コードセット

DEC MCS コードセットは 表 7-20 の文字セットで構成されています。

表 7-20 DEC MCS コードセットの文字セット
文字セット
ASCII
DEC 補助文字

7.14.7 シフト JIS コードセット

シフト JIS コードセットは MS-DOS,MS-Windows で採用されているコードセットで, 表 7-21 の文字セットで構成されています。

表 7-21 シフトJISコードセットの文字セット
文字セット
JIS X0201 (JISローマ字+JISカタカナ)
JIS X0208 (JIS第1水準+JIS第2水準)
外字,拡張文字等 JIS で定義されていない文字

ただし,最後のJIS未定義文字の入力,表示はサポートしていません。

7.14.8 ISO-2022-JP コードセット

ISO-2022-JP コードセットは RFC-1468 に準拠したコードセットです。 ISO-2022-JP コードセットは 表 7-22 の文字セットで構成されています。

表 7-22 ISO-2022-JP コードセットの文字セット
文字セット
ASCII または JIS X0201 の下位 128 文字 (JIS ローマ字)
JIS X0208 (JIS 第1水準 + JIS 第2水準)

7.14.9 UCS-2 コードセット

UCS-2 コードセットは 表 7-23 の文字セットで構成されています。

表 7-23 UCS-2 コードセットの文字セット
文字セット
ASCII または JIS X0201 の下位 128 文字 (JIS ローマ字)
JIS X0208 (JIS 第1水準 + JIS 第2水準)
JIS X0212 (JIS 補助漢字)
JIS X0201 の上位 128 文字 (JIS カタカナ)

ただし,JIS X0212 (JIS 補助漢字) はサポートしていません。

7.14.10 UTF-8 コードセット

UTF-8 コードセットは 表 7-24 の文字セットで構成されています。

表 7-24 UTF-8 コードセットの文字セット
文字セット
ASCII または JIS X0201 の下位 128 文字 (JIS ローマ字)
JIS X0208 (JIS 第1水準 + JIS 第2水準)
JIS X0212 (JIS 補助漢字)
JIS X0201 の上位 128 文字 (JIS カタカナ)

ただし,JIS X0212 (JIS 補助漢字) はサポートしていません。

7.14.11 コードセットの選択

コードセットの選択は明示的に行わなければなりません。日本語 EVE には,コードセットの選択を行うために,つぎに示す2つの方法が用意されています。

■ DCL コマンド修飾子によるコードセットの選択■

コマンド修飾子 /CODESETでコードセットの選択ができます。コマンド修飾子に指定できるキーワードは 表 7-25 に示すとおりです。

表 7-25 /CODESET 修飾子に指定できるキーワード
キーワード コードセット名
DECKANJI DEC 漢字コードセット
SDECKANJI Super DEC 漢字コードセット
DECKANJI2000 DEC 漢字 2000 コードセット(Alpha のみ)
ISO_LATIN1 ISO Latin1 コードセット
DEC_MCS DEC MCS コードセット
SJIS シフトJIS コードセット
ISO2022JP ISO-2022-JP コードセット
UCS2 UCS-2 コードセット
UTF8 UTF-8 コードセット

たとえば,Super DEC 漢字コードセットを選択する場合には以下のように指定します。


$ EDIT/XTPU/CODESET=SDECKANJI  ファイル名


■ 論理名によるコードセットの選択■

論理名 "LANG" でコードセットの選択ができます。この論理名には 表 7-26 の値が指定できます。

表 7-26 論理名 LANG に指定できる値(キーワード)
キーワード コードセット名
ja_JP.deckanji DEC 漢字コードセット
ja_JP.sdeckanji Super DEC 漢字コードセット
en_US.ISO08859-1 ISO Latin1 コードセット
ja_JP.sjis シフトJISコードセット

たとえば,Super DEC 漢字コードセットを選択して日本語 EVE を起動する場合には以下のようにします (大文字と小文字の区別はありません)。


$ DEFINE LANG ja_JP.sdeckanji
$ EDIT/XTPU

論理名で DEC MCS を選択することはできません。 DEC MCS の選択はコマンド修飾子/CODESETで行ってください。

7.14.12 起動時のデフォルト・コードセット

コマンド修飾子 /CODESET と論理名 LANG のいずれによってもコードセットが指定されなかったときは,システム論理名 XPG$DEFAULT_LANG が使われます。システム論理名も設定されていなかったときの起動時の DEC XTPU システム・コードセットは,Alpha では DEC 漢字 2000 コードセット (DECKANJI2000) に, VAX では Super DEC 漢字コードセット (SDECKANJI) になります。


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