DIGITAL PATHWORKS for OpenVMS (Advanced Server)
サーバーマイグレーションガイド


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7.3 サービスの表示

サービスを確認するために、次の ADMINISTER コマンドを入力してください:

  1. サーバーのサービスについての情報を表示するために、SHOW SERVICES コマンドを入力してください:


    LANDOFOZ\\TINMAN> SHOW SERVICES 
    
    Services on server "LANDOFOZ": 
    
    Service          Status 
    -------------    ------------ 
    ALERTER          Started 
    BROWSER          Started 
    EVENTLOG         Started 
    NETLOGON         Started 
    NETRUN           
    NVALERT          
    REPLICATOR       
    SERVER           Started 
    TIMESOURCE       
     
    Total of 9 services 
    
  2. サーバーの上に定義されているプリントキューを表示するために、SHOW PRINT QUEUES コマンドを入力してください:


    LANDOFOZ\\TINMAN> SHOW PRINT QUEUES  
     
    Name         Jobs  Status    Printer/Routing    Description         
    -----------  ----  -------   ----------------   ---------------- 
    BRUCE_PRNT    0    PAUSED    LRA0:GENERIC                     
    GLENDA        0    PAUSED    BRUCE_PRNT                     
    PARSIFAL      0    PAUSED    OPA0GENERIC        The Borg Printer    
    

7.4 クライアントアクセスの検証

クライアントアクセスを検証するために、クライアントコンピュータからユーザーとしてログオンして、 PATHWORKS LAN Manager からアップグレードされた共有サービスにアクセスしてください。

7.5 プリンタアクセスの検証

プリンタアクセスを検証するために、アクセスを持っているクライアントコンピュータから共有サービスまでプリンタに接続して、 ファイルをプリントしてください。

7.6 イベントログの表示

アクセス違反エラーの PATHWORKS イベントログを表示するために、次のように ADMINISTER コマンドを入力してください:


LANDOFOZ\\TINMAN> SHOW EVENTS/TYPE=SYSTEM/FULL 
 
T Date     Time        Source    Category  Event  User  Computer 
- -------  ----------- --------  --------  -----  ----  -------- 
I 01/21/97 04:18:19 PM Eventlog  None      6005   N/A   LANDOFOZ 
W 01/21/97 04:18:29 PM SERVER    None      6123   N/A   LANDOFOZ 
W 01/21/97 04:18:43 PM BROWSER   None      6033   N/A   LANDOFOZ 
W 01/21/97 04:19:06 PM BROWSER   None      6033   N/A   LANDOFOZ 
I 01/22/97 07:26:29 AM Eventlog  None      6005   N/A   LANDOFOZ 

PATHWORKS Advanced Server のイベントログ機能については、 PATHWORKS for OpenVMS(Advanced Server)Server Administrator Guide を参照してください。

7.7 PATHWORKS LAN Manager への復帰方法

PATHWORKS Advanced Server は、サーバーが正確にアップグレードされなかった時、 PATHWORKS LAN Manager サーバー環境を復元する Roll Back 手順を提供します。 VMSINSTAL 手順はあなたに Roll Back プロシジャーが作る saveset をしまっておくための場所を 指定することを許します。 VMSINSTAL についてのインフォメーションのは PATHWORKS OpenVMS Server Installation and Configuration Guide を参照してください。

Roll Back手続きが起動される時、それは PATHWORKS Advanced Server をデインストールして、PATHWORKS Advanced Server が インストールされた時、維持されていた PATHWORKS LAN Manager 環境とインフォメーションを復活させます。

PATHWORKS Advanced Server をインストールした後で、 PATHWORKS LAN Manager に Roll Back するには、 次のプロシジャーを使ってください:

  1. DCL プロンプトにおいて次のコマンドを入力してください:


    $ @SYS$UPDATE:PWRK$ROLLBACK.COM 
    
  2. システムをリブートしてください。
  3. PATHWORKS for OpenVMS Server Installation and Configuration Guide に記述されるように、 PWRK$CONFIG.COM プロシジャーを走らせてください。
  4. PATHWORKS LAN Manager サーバーを再開してください。


付録 A
アップグレードユーティリティによって作成されるファイル

A.1 イントロダクション

このセクションはアップグレードユーティリティによって作られるファイルをリストアップします:

A.2 PATHWORKS Advanced Server データベースファイル

アップグレードユーティリティは次の PATHWORKS Advanced Server データベースファイルを作ります。 これらのファイルはサーバーとドメインに固有です。

PATHWORKS Advanced Server がインストールするファイルについては、PATHWORKS for OpenVMS Server Installation and Configuration Guide を参照してください。

A.3 アップグレードユーティリティによるファイル

このセクションはアップグレードユーティリティによって作られるファイルを記述します:

A.3.1 アップグレードユーティリティ・レポートファイル

アップグレードユーティリティは次のアップグレードレポートファイルを作ります:

アップグレードレポートについての詳しくは、このガイドの第5章、サーバーインフォメーションのアップグレードを参照してください。

A.3.2  アップグレードユーティリティ・ログファイル

次のログファイルは、あなたがアップグレードユーティリティを走らせる時、作られます:

アップグレードログについてインフォメーションのために、このガイドで、 5.7 問題の処理を参照してください。

A.3.3 データベースファイルとドメインファイル

アップグレードユーティリティは次のデータベースとドメインファイルを作ります:


付録 B
ログファイル中のエラーメッセージに関する修正方法

B.1 イントロダクション

このセクションは最も普通のログファイルエラーメッセージを解決する方法を記述します。

B.2 ログファイル中のエラーメッセージ

アップグレードユーティリティは次のファイルへのエラーメッセージをログファイルに書きます:


PWRK$LMLOGS:PWRK$UPG_LOGFILE.LOG 

5.7 問題の処理で記述されているように、 アップグレード手続きの間に、あるいは、アップグレードの後に DCL コマンドで、このファイルにアクセスすることができます。 例えば:


$ EDIT PWRK$LMLOGS:PWRK$UPG_LOGFILE.LOG 

次のテーブルはあなたがアップグレードユーティリティログファイルで見るかもしれないエラーメッセージの例を示します。

表 B-1 エラーメッセージと警告メッセージ
メッセージ 説明 動作
V6 upgrade initialization failed スタンドアローンのサーバーをアップグレードする試みが失敗しました。 アップグレードユーティリティは PDC としてスタンドアローンのサーバーをアップグレードすることをサポートしません。 ユーティリティを終了して、サーバを PDC または BDC に変更してください。 このガイドの 第3章、サーバの役割とドメイン名の変更 を参照してください。
Bad network path BDC サーバーは PDC に接続できませんでした。 PDC が走っている、ドメインとサーバー名が正しく、トランスポートが動作している事を確認してください。
Access denied システムアカウントパスワードは正しくありません、あるいはアカウントが必要とされる特権を持っていません。 システムアカウントパスワードと特権をチェックしてください。
Computer name invalid 正しくない PDC 名が入力されました。 アップグレードユーティリティを使って正しい名前を入力してください(Enter PDC Informationスクリーンを参照)。
User already upgraded ユーザは以前にアップグレードされました。 このメッセージを無視してください。
Group already exists グループは以前にアップグレードされました。 このメッセージを無視してください。
File currently locked by another user ファイルが開いていると、ファイルの上のセキュリティ ACLs は PATHWORKS Advanced Server パーミションにアップグレードされない事があります なし。 PATHWORKS Advanced Server は、ファイルが初めてアクセスされる時、動的にファイルセキュリティをアップグレードするように 設定することができます。


付録 C
アップグレードレポートの編集

C.1 イントロダクション

このセクションはアップグレードレポートでエラーを解決する方法を記述します。 あなたは次のファイルで DCL プロンプト($) からも アップグレードレポートを編集することができます:


PWRK$LMROOT:[LANMAN.UPGRADE]*.RPT. 

このセクションは次のトピックを含みます:

C.2 ユーザーレポートの編集

このガイドの、 セクション5.5.6.1 ユーザレポートの作成と編集 に示す方法で、ユーザレポートでエラーを解決して、レポートを編集してください。 次のテーブルはユーザレポートを編集する方法の例を提供します。

表 C-1 ユーザーレポートの編集方法
目的 操作
ユーザーをデータベースから取り除く あなたがアップグレードされるのを望まないそれぞれのユーザの前にバックスラッシュ(\)をタイプするか、あるいは名前を削除してください。 JONES と SMITH のアップグレードを妨げるためには、以下のように、レポートの適切なセクションを編集してください:

\JONES

\SMITH

新しいドメインに融合する時、ローカルなサーバーの上のユーザ名が PDC の上にマッチするものを持っているが、 アカウントは同じユーザーのものではありません ユーザ・グループでユーザーアカウント名をリネームしてください。 レポートの適切なセクションで既存の名前の後に = newname を入力してください。 Joe Smart は SMART のユーザ名でローカルなサーバーの上にアカウントを持っています。 しかし、 PDC の上のアカウントはもう1人の SMART という名前のユーザーのためです。

アップグレードプロシジャーが PDC の上に新規アカウント JSMART 作るために、ローカルなサーバーの上のユーザレポートで SMART アカウントのために新しい名前を提供してください。 例えば:

SMART = JSMART

C.3 グループレポートの編集

グループレポートでエラーを解決して、レポートを編集するには、 このガイドの セクション5.5.6.2 グループレポートの作成と編集 を参照してください。 次のテーブルはグループレポートを編集する方法の例を提供します。

表 C-2 グループレポートの編集方法
目的 操作
PDC の上にグループと一緒にローカルなサーバーの上にグループのメンバーを合併したい。しかしグループは同じ名前を持っていません それが PDC の上にグループと比べて同じ名前を持っているように、アップグレードレポートでグループをリネームしてください。 これをするために、次のようにグループをリネームするためにグループレポートのラインを変更してください:

グループ名 = newname

ローカルサーバでユーザ SMITH と JONES を持つグループ SQE を PDC でユーザ BROWN と WHITE を持つグループ WRITERS に 統合するために、グループレポートで SQE を以下のように変更してください。

SQE = WRTERS

SMITH

JONES

C.4 共有サービスレポートの編集

共有レポートでエラーを解決して、レポートを編集するために、このガイドの、 セクション5.5.6.3 共有サービスレポートの作成と編集 を参照してください。 次のテーブルは共有レポートを編集する方法の例を提供します。

表 C-3 共有サービスレポートの編集方法
目的 操作
PATHWORKS Advanced Server に印刷サービスあるいは共有サービスのアップグレードを妨げる アップグレードされるのを望まない共有サービスの前にバックスラッシュ(\)をタイプするか、あるいは名前をデリートしてください。 共有サービス ENGTEAM のアップグレードを妨げるためには、適切なセクションを以下のように編集してください:

\ ENGTEAM

C.5 セキュリティレポートの編集

セキュリティレポートのエラーを解決するために、 セクション 5.5.6.4 セキュリティレポートの作成と編集を 参照してください。 次のテーブルはセキュリティレポートを編集する方法の例を提供します。

表 C-4 セキュリティレポートの編集方法
目的 操作
PATHWORKS Advanced Server の特定のファイルあるいはディレクトリの上にパーミションのアップグレードを妨げる アップグレードされるのを望まないファイルあるいはディレクトリの前にバックスラッシュ(\)をタイプするか、あるいは名前をデリートしてください。 ディレクトリの上にセキュリティのアップグレードを妨げて、適切なセクションを編集するためには以下のように記述してください:

\_ALP3$DKA:[PCCOMMON]
_ALP3$DKA:[ART]


付録 D
移行作業ワークシート

D.1 イントロダクション

このセクションの中のマイグレーションワークシートは、修正するネットワークについてのインフォメーションを 記録・追跡するの利用できます。 ワークシートを完了してマイグレーションプロセスを始めるべきです。それからアップグレードの間に 照合します。 このワークシートはハードコピーのみで利用可能です。


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