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15 DCPSバージョン1.5の情報

15.1 DCPSバージョン1.5のハイライト

DECprint Supervisorバージョン1.5では,次のプリンタのサポートが追加されました。 [*]

DIGITAL Laser Printer LN15[*]
DIGITAL Laser Printer LN17+ps
DIGITAL Laser Printer LN40

このプリンタについての詳細は,本書の第5章を参照してください。


[*] DIGITAL Laser Printer LN15は,欧州およびアジア太平洋地域だけで販売されています。

15.2 DCPSバージョン1.5で解決された問題

この節ではDCPS V1.5で解決された問題について説明します。

15.2.1 ユーザ定義フォントを使用したANSIドキュメント出力時の異常終了

ユーザ定義フォントを含むANSIドキュメントを出力した場合,プリント・ ジョブが異常終了する場合がありました。この問題は,DCPS V1.5で解消されました。

15.3 DCPSバージョン1.5での変更点

この節ではDCPS V1.5での変更点について説明します。

15.3.1 DEClaser 3500のファックス・オプションを使用したANSI ドキュメントの送信

DEClaser 3500のファックス・オプションを使用すると,すでにサポートされているPostScript およびテキスト・ファイルだけでなくANSI ドキュメントをファックス送信することができるようになりました。 印字可能なASCII文字列だけで構成されたドキュメントは, SYS$COMMON:[SYSHLP.EXAMPLES.DCPS]FAX_3500_PRINTME.PSに記述されている命令に従うテキスト・ ファイルとして送信することができます。あるいは, 『 日本語DECprint Supervisor for OpenVMS ユーザーズ・ガイド』で説明されているANSI ドキュメントとして送信することができます。

15.3.2 Cisco MultiNetは現在Process Software MultiNetとなりました

TCP/IPソフトウェア製品であるMultiNetは,Cisco Systems Incorporated からProcess Software Corporationに売却されました。DCPSドキュメントで改訂されているように,Cisco Multinet という記述はProcess Software MultiNetに変更されます。


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