Compaq OpenVMS
V7.3 新機能説明書


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9.2.2 Full Documentation Set の続き

◆『Compaq Availability Manager User's Guide』

Compaq Availability Manager システム管理ツールを使用して,OpenVMS Alpha または Windows ノードから拡張ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) の 1 台以上の OpenVMS ノードを監視する方法や,特定のノードまたはプロセスを詳細分析する方法について説明されています。

◆『Compaq C Run-Time Library Utilities Reference Manual』
(『Compaq C 国際化ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』)

国際的に使用されるソフトウェア・アプリケーションでローカライズおよび時間帯データを管理するために,Compaq C 実行時ライブラリ・ユーティリティを使用する方法と参照情報が詳しく説明されています。

◆『Compaq Portable Mathematics Library』

Compaq Portable Mathematics Library (DPML) の算術演算ルーチンについて説明されています。これらのルーチンは OpenVMS Alpha システムでのみ提供されます。 VAX のプログラマは『OpenVMS VAX RTL Mathematics (MTH$) Manual』を参照してください。

◆『DECamds User's Guide』

DECamds ソフトウェアのインストールと使用方法について説明されています。 DECamds はシステム管理ツールであり,OpenVMS システムおよび OpenVMS Cluster 環境でイベントの監視,診断,追跡に使用します。

◆『DEC Text Processing Utility Reference Manual』

DEC Text Processing Utility (DECTPU) についての説明と,DECTPU に対する EDT Keypad Emulator インタフェースに関する参照情報が示されています。

◆『Extensible Versatile Editor Reference Manual』

EVE テキスト・エディタのコマンド参照情報がまとめられています。また,EDT コマンドと EVE コマンドの相互参照も示されています。

◆『Guidelines for OpenVMS Cluster Configurations』
( 『Compaq OpenVMS Cluster 構成ガイド』 )

このマニュアルでは,システム,インターコネクト,ストレージ・デバイス,ソフトウェアを選択するのに役立つ情報が示されています。高い可用性,拡張性,パフォーマンス,容易なシステム管理を達成するために,これらのコンポーネントを構成するのに役立ちます。OpenVMS Cluster システムで SCSI および Fibre Channel を使用する方法についても,このマニュアルに詳しく説明されています。

◆『Guide to Creating OpenVMS Modular Procedures』

プログラムをモジュールに分割し,各モジュールを個別のプロシージャとしてコーディングすることで,複雑なプログラミング・タスクを実行する方法について説明されています。

◆『Guide to OpenVMS File Applications』

Record Management Services (RMS) を使用することで,効率的なデータ・ファイルの設計,作成,管理を行うためのガイドラインが示されています。このマニュアルは RMS ファイルを使用するプログラムのアプリケーション・プログラマおよび設計者を対象にしており,特に,パフォーマンスが重要視される場合に役立ちます。

◆『Guide to POSIX Threads Library』

Compaq のマルチスレッド実行時ライブラリである POSIX Threads Library (以前の名称は DECthreads) パッケージについて説明されています。シングル・プロセスで提供されるアドレス空間で複数の実行スレッドを作成し,制御するには,このパッケージのルーチンを使用します。このドキュメントでは,使用する上でのヒントと参照情報の両方が示されており,IEEE POSIX 1003.1c 標準規格に準拠するルーチン (pthread と呼びます),非スレッド・アプリケーションでスレッド関連サービスを提供するルーチン (スレッド独立サービスまたは tis と呼びます),上位互換性を維持した安定したインタフェースを提供する Compaq 固有のルーチン (cma と呼びます) の 3 つのインタフェースについて説明されています。

◆『Guide to the DEC Text Processing Utility』

DECTPU プログラムを開発する方法が説明されています。

◆『OpenVMS Alpha Partitioning and Galaxy Guide』
( 『Compaq OpenVMS Alpha パーティショニングおよび Galaxy ガイド』 )

OpenVMS Alpha バージョン 7.3 で提供される OpenVMS Galaxy のすべての機能の使用方法が詳細に説明されています。AlphaServer 8400,8200,4100 システムで OpenVMS Galaxy コンピューティング環境を構築,管理,使用する手順が説明されています。

◆『OpenVMS Alpha Guide to Upgrading Privileged-Code Applications』

OpenVMS Alpha バージョン 7.0 で行われた変更のうち,OpenVMS Alpha バージョン 7.0 で提供される OpenVMS Alpha 64 ビット仮想アドレッシングおよびカーネル・スレッドのサポートの結果として,Alpha 特権コード・アプリケーションおよびデバイス・ドライバに影響を与える可能性のある変更点について説明されています。

OpenVMS Alpha バージョン 7.0 より前のバージョンの特権コード・アプリケーションでは,このガイドの説明に従ってソース・コードを変更する必要があります。

◆『OpenVMS Alpha System Analysis Tools Manual』

次のシステム分析ツールについて,詳しく説明されています。また,DOSD (dump off system disk) 機能と DELTA/XDELTA デバッガの要約も示されています。

このマニュアルは主に,システム障害の原因を調べ,デバイス・ドライバなどのカーネル・モード・コードをデバッグするシステム・プログラマを対象にしています。

◆『OpenVMS Calling Standard』

OpenVMS Alpha および VAX オペレーティング・システムの呼び出し標準規約について説明されています。

◆『OpenVMS Cluster Systems』
( 『Compaq OpenVMS Cluster システム』 )

OpenVMS Cluster システムの構成と管理の手順およびガイドラインについて説明されています。また,高い拡張性,構築ブロックの拡張,クラスタのメンバ・システム間での統一されたシステム管理などを提供する方法についても説明されています。

◆『OpenVMS Command Definition, Librarian, and Message Utilities Manual』

次のユーティリティについての説明と,参照情報がまとめられています。

◆『OpenVMS Debugger Manual』
( 『Compaq OpenVMS デバッガ説明書』 )

プログラマを対象に,OpenVMS Debugger の機能について説明されています。

◆『OpenVMS Delta/XDelta Debugger Manual』

Delta/XDelta ユーティリティについて説明されています。このユーティリティは,特権プロセッサ・モード,引き上げられた割り込み優先順位レベルで動作するプログラムのデバッグに使用されます。

◆『OpenVMS Guide to Extended File Specifications』
( 『Compaq OpenVMS Extended File Specifications の手引き』 )

Extended File Specifications の概要,Extended File Specifications が OpenVMS 環境に与える影響,これまでのファイル指定との違いについて説明されています。

◆『OpenVMS I/O User's Reference Manual』

システム・プログラマがオペレーティング・システムに添付されているデバイス・ドライバを使用して,I/O 操作をプログラミングするのに必要な情報がまとめられています。

◆『OpenVMS Linker Utility Manual』

Linker ユーティリティを使用して,OpenVMS システムで動作するイメージを作成する方法が説明されています。また,リンク修飾子とリンク・オプションを使用してリンク操作を制御する方法についても説明されています。

◆『OpenVMS MACRO-32 Porting and User's Guide』

MACRO-32 コンパイラの機能を使用して,既存の VAX MACRO アセンブリ言語コードを OpenVMS Alpha システムに移植する方法が説明されています。また,コンパイラの 64 ビット・アドレッシングのサポートの使い方についても説明されています。

◆『OpenVMS Management Station Overview and Release Notes』

OpenVMS Management Station の概要が示され,このソフトウェアの使い方が簡単に説明されています。OpenVMS Management Station は Microsoft Windows ベースの強力な管理ツールであり,OpenVMS システムでユーザ・アカウントおよびプリンタの管理を行うシステム管理者やその他のユーザを対象にしています。OpenVMS Management Station では,OpenVMS ユーザ・アカウントおよびプリンタの管理のために包括的なユーザ・インタフェースが提供されます。また,OpenVMS Management Station のリリース・ノートも含まれています。

◆『OpenVMS Performance Management』

OpenVMS システムでパフォーマンスを最適化するために使用される手法について説明されています。

◆『OpenVMS Programming Concepts Manual』

プロセスの生成,カーネル・スレッドとカーネル・スレッド・プロセス構造,プロセス間通信,プロセス制御,データ共用,条件処理,AST などの概念について説明されています。この 2 分冊のマニュアルでは,OpenVMS の機能を利用するためのメカニズムを示すために,システム・サービス,ユーティリティ・ルーチン,実行時ライブラリ (RTL) ルーチンが使用されています。

◆『OpenVMS Record Management Services Reference Manual』

RMS データ・ファイルを利用するすべてのプログラマを対象に,参照情報と使用方法が説明されています。

◆『OpenVMS Record Management Utilities Reference Manual』

次の RMS ユーティリティに関する説明と参照情報が示されています。

◆『OpenVMS RTL General Purpose (OTS$) Manual』

OpenVMS 実行時ライブラリの OTS$ 機能に含まれる汎用ルーチンについて説明されています。Alpha 固有のルーチンと VAX 固有のルーチンが示され,Alpha と VAX でルーチンが異なる動作をする場合は,そのことについても説明されています。

◆『OpenVMS RTL Library (LIB$) Manual』

OpenVMS 実行時ライブラリの LIB$ 機能に含まれる汎用ルーチンについて説明されています。Alpha 固有のルーチンと VAX 固有のルーチンが示され,Alpha と VAX でルーチンが異なる動作をする場合は,そのことについても説明されています。

◆『OpenVMS RTL Screen Management (SMG$) Manual』

OpenVMS 実行時ライブラリの SMG$ 機能に含まれる画面管理ルーチンについて説明されています。Alpha 固有のルーチンと VAX 固有のルーチンが示され, Alpha と VAX でルーチンが異なる動作をする場合は,そのことについても説明されています。

◆『OpenVMS RTL String Manipulation (STR$) Manual』

OpenVMS 実行時ライブラリの STR$ 機能に含まれる文字列操作ルーチンについて説明されています。Alpha 固有のルーチンと VAX 固有のルーチンが示され, Alpha と VAX でルーチンが異なる動作をする場合は,そのことについても説明されています。

◆『OpenVMS System Messages: Companion Guide for Help Message Users』

Help Message 機能について説明されています。この機能は,メッセージの説明を表示するために使用できるツールです。HELP/MESSAGE コマンドとその修飾子について説明され,Help Message データベースのカスタマイズ方法についても詳しく説明されています。また,システム・メッセージと Help Message が完全に動作しないときに表示される可能性のあるメッセージについても説明されています。

◆『OpenVMS System Services Reference Manual』

オペレーティング・システムがリソースの制御,プロセス通信の許可,I/O の制御,その他のオペレーティング・システム機能の実行に使用するルーチンについて説明されています。このマニュアルは 2 分冊になっています。

◆『OpenVMS Utility Routines Manual』

特定の OpenVMS ユーティリティの呼び出し可能インタフェースをプログラムで使用するためのルーチンについて説明されています。

◆『OpenVMS VAX RTL Mathematics (MTH$) Manual』

OpenVMS 実行時ライブラリの MTH$ 機能に含まれている算術演算ルーチンについて説明されています。この説明は,OpenVMS VAX を使用するプログラマにだけ関係します (Alpha のプログラマは『Compaq Portable Mathematics Library』を参照してください)。

◆『OpenVMS VAX System Dump Analyzer Utility Manual』

System Dump Analyzer ユーティリティを使用してシステム障害を調べ,実行中の OpenVMS VAX システムを確認する方法について説明されています。VAX プログラマはこのマニュアルを参照してください。Alpha のプログラマは『OpenVMS Alpha System Dump Analyzer Utility Manual』を参照してください。

◆『POLYCENTER Software Installation Utility Developer's Guide』

POLYCENTER Software Installation ユーティリティを使用してインストールされるソフトウェア製品の開発手順とガイドラインについて説明されています。OpenVMS オペレーティング・システムのレイヤード・ソフトウェア製品のインストール手順を設計する開発者を対象にしています。

◆『VAX MACRO and Instruction Set Reference Manual』

VAX MACRO のアセンブラ・ディレクティブと VAX インストラクション・セットの両方について説明されています。

◆『Volume Shadowing for OpenVMS』

フェーズ II ボリューム・シャドウイングで高いデータ可用性がどのように提供されるかについて説明されています。

9.3 OpenVMS Alpha デバイス・ドライバのマニュアル

Writing OpenVMS Alpha Device Drivers in C

Alpha プロセッサに接続されたデバイスのデバイス・ドライバを C プログラミング言語で作成する方法について説明されています。『Writing OpenVMS Alpha Device Drivers in C』は Digital Press から提供されています。詳細については,次の Web サイトを参照してください。


http://www.bh.com/digitalpress 

9.4 RMS Journaling のマニュアル

『RMS Journaling for OpenVMS Manual』

3 種類の RMS Journaling についての説明と,RMS Journaling をサポートする他の OpenVMS コンポーネントについての説明が示されています。また,RMS Recovery ユーティリティ (ジャーナリングを使用して保存したデータの回復に使用します),トランザクション処理システム・サービス,RMS Journaling を使用するときに必要になるシステム管理タスクについても説明されています。

9.5 アーカイブ扱いになったマニュアル

表 9-1 は,アーカイブ扱いになった OpenVMS マニュアルの一覧を示しています。次のことに注意してください。

表 9-1 アーカイブ扱いになった OpenVMS マニュアル
マニュアル  
『A Comparison of System Management on OpenVMS AXP and OpenVMS VAX』 AA-PV71B-TE
『Building Dependable Systems: The OpenVMS Approach』 AA-PV5YB-TE
『Creating an OpenVMS Alpha Device Driver from an OpenVMS VAX Device Driver』 AA-R0Y8A-TE
『Creating an OpenVMS AXP Step 2 Device Driver from a Step 1 Device Driver』 AA-Q28TA-TE
『Creating an OpenVMS AXP Step 2 Device Driver from an OpenVMS VAX Device Driver』 AA-Q28UA-TE
『Guide to OpenVMS AXP Performance Management』 AA-Q28WA-TE
『Guide to OpenVMS Performance Management』 AA-PV5XA-TE
『Migrating an Application from OpenVMS VAX to OpenVMS Alpha』
(翻訳版は『OpenVMS VAX から OpenVMS Alpha へのアプリケーションの移行』 )
AA-KSBKB-TE
『Migrating an Environment from OpenVMS VAX to OpenVMS Alpha』 AA-QSBLA-TE
『Migrating to an OpenVMS AXP System: Planning for Migration』
(翻訳版は『OpenVMS AXP オペレーティング・システムへの移行: システム移行の手引き』 )
AA-PV62A-TE
『Migrating to an OpenVMS AXP System: Recompiling and Relinking Applications』
(翻訳版は『OpenVMS AXP オペレーティング・システムへの移行:再コンパイルと再リンク』 )
AA-PV63A-TE
『OpenVMS Alpha Guide to 64-bit Addressing and VLM Features』
(翻訳版は『OpenVMS Alpha 64 ビット・アドレッシングおよび VLM 機能説明書』 )
AA-QSBCC-TE
『OpenVMS Alpha System Dump Analyzer Utility Manual』 AA-PV6UC-TE
『OpenVMS AXP Device Support: Developer's Guide』 AA-Q28SA-TE
『OpenVMS AXP Device Support: Reference』 AA-Q28PA-TE
『OpenVMS Bad Block Locator Utility Manual』 AA-PS69A-TE
『OpenVMS Compatibility Between VAX and Alpha』 AA-PYQ4C-TE
『OpenVMS Developer's Guide to VMSINSTAL』 AA-PWBXA-TE
『OpenVMS DIGITAL Standard Runoff Reference Manual』 AA-PS6HA-TE
『OpenVMS EDT Reference Manual』 AA-PS6KA-TE
『OpenVMS Exchange Utility Manual』 AA-PS6AA-TE
『OpenVMS Glossary』 AA-PV5UA-TK
『OpenVMS National Character Set Utility Manual』 AA-PS6FA-TE
『OpenVMS Obsolete Features Manual』 AA-PS6JA-TE
『OpenVMS Programming Environment Manual』 AA-PV66B-TK
『OpenVMS Programming Interfaces: Calling a System Routine』 AA-PV68B-TK
『OpenVMS RTL DECtalk (DTK$) Manual』 AA-PS6CA-TE
『OpenVMS RTL Parallel Processing (PPL$) Manual』 AA-PV6JA-TK
『OpenVMS Software Overview』 AA-PVXHB-TE
『OpenVMS SUMSLP Utility Manual』 AA-PS6EA-TE
『OpenVMS System Messages and Recovery Procedures Reference Manual: A--L』 AA-PVXKA-TE
『OpenVMS System Messages and Recovery Procedures Reference Manual: M--Z』 AA-PVXLA-TE
『OpenVMS Terminal Fallback Utility Manual』 AA-PS6BA-TE
『OpenVMS VAX Card Reader, Line Printer, and LPA11--K I/O User's Reference Manual』 AA-PVXGA-TE
『OpenVMS VAX Device Support Manual』 AA-PWC8A-TE
『OpenVMS VAX Device Support Reference Manual』 AA-PWC9A-TE
『OpenVMS VAX Patch Utility Manual』 AA-PS6DA-TE
『OpenVMS Wide Area Network I/O User's Reference Manual』 AA-PWC7A-TE
PDP-11 TECO User's Guide AA-K420B-TC
『POLYCENTER Software Installation Utility User's Guide』 AA-Q28NA-TK
『TCP/IP Networking on OpenVMS Systems』 AA-QJGDB-TE
『Standard TECO Text Editor and Corrector for the VAX, PDP-11, PDP-10, and PDP-8』 CD-ROM のみで提供

表 9-2 は,アーカイブ扱いになったネットワーキング・マニュアルとインストール補足情報マニュアルを示しています。

表 9-2 アーカイブ扱いになったネットワーキング・マニュアルとインストール補足情報
マニュアル  
『DECnet for OpenVMS Guide to Networking』 AA-PV5ZA-TK
『DECnet for OpenVMS Network Management Utilities』 AA-PV61A-TK
『DECnet for OpenVMS Networking Manual』 AA-PV60A-TK
『OpenVMS VAX Upgrade and Installation Supplement: VAX 8820, 8830, 8840』 AA-PS6MA-TE
『OpenVMS VAX Upgrade and Installation Supplement: VAX 8200, 8250, 8300, 8350』 AA-PS6PA-TE
『OpenVMS VAX Upgrade and Installation Supplement: VAX 8530, 8550, 8810 (8700), and 8820--N (8800)』 AA-PS6QA-TE
『OpenVMS VAX Upgrade and Installation Supplement: VAX 8600, 8650』 AA-PS6UA-TE
『VMS Upgrade and Installation Supplement: VAX-11/780, 785』 AA-LB29B-TE
『VMS Upgrade and Installation Supplement: VAX-11/750』 AA-LB30B-TE

ここでは,アーカイブ扱いになった OpenVMS マニュアルについて簡単に説明します。

◆『A Comparison of System Management on OpenVMS AXP and OpenVMS VAX』

システム管理ツール,Alpha のページ・サイズがシステム管理操作に与える影響,システム・ディレクトリ構造,相互運用性の問題点,パフォーマンス情報について説明されています。OpenVMS Alpha システムの管理方法について,短期間に学習しなければならないシステム管理者を対象にしています。

◆『Building Dependable Systems: The OpenVMS Approach』

ビジネス・アプリケーションで必要とされる信頼性と,コンピューティング・システムを利用して信頼性の目標を達成する方法を判断することについて,実際的な情報が示されています。さらに,OpenVMS や関連ハードウェア,レイヤード・ソフトウェア製品の信頼性機能の技術情報も補足されています。

◆『Creating an OpenVMS Alpha Device Driver from an OpenVMS VAX Device Driver』

OpenVMS VAX で使用されていたデバイス・ドライバを OpenVMS Alpha で動作するデバイス・ドライバに変換するための手順について説明されています。また,Macro-32 で作成された Alpha ドライバを管理するためのデータ構造,ルーチン,マクロについても説明されています。

◆『Creating an OpenVMS AXP Step 2 Device Driver from a Step 1 Device Driver』

Step 1 デバイス・ドライバ (OpenVMS AXP の以前のバージョンで使用) を Step 2 デバイス・ドライバにアップグレードする方法について説明されています。 OpenVMS AXP バージョン 6.1 では Step 2 デバイス・ドライバが必要です。

◆『Creating an OpenVMS AXP Step 2 Device Driver from an OpenVMS VAX Device Driver』

OpenVMS VAX で使用されていたデバイス・ドライバを OpenVMS AXP バージョン 6.1 で使用される Step 2 デバイス・ドライバに移行する方法が説明されています。

◆『Guide to OpenVMS AXP Performance Management』

OpenVMS Alpha システムでパフォーマンスを最適化するために使用される手法が紹介されています。

◆『Guide to OpenVMS Performance Management』

OpenVMS VAX システムでパフォーマンスを最適化するときに使用される手法が紹介されています。


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