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#5 |
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INSTALL> CREATE STATSHR/PRIV |
特権をすべて付けて STATSHR イメージを作成しています。
#6 |
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INSTALL> CREATE STATSHR/PRIV=(OPER,SYSPRV) |
OPER 特権と SYSPRV 特権を付けて STATSHR イメージを作成しています。
#7 |
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INSTALL> CREATE STATSHR/PRIV=NOALL |
空の特権群を付けて STATSHR イメージを作成しています。
#8 |
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INSTALL> CREATE STATSHR/NOPRIV |
明示的に特権を何も付けないで STATSHR イメージを作成しています。
既知イメージを削除します。 DELETEコマンドは REMOVEコマンドの同義語です。
INSTALL を終了し,制御を DCL コマンド・レベルに戻します。 Ctrl/Z を押しても INSTALL を終了できます。
EXIT
INSTALL の使用方法に関する情報を表示します。
HELP [コマンド]
コマンド
ヘルプ情報を表示するコマンド名を指定します。コマンド名を省略すると,コマンド・リストが表示されます。プロンプトに対してコマンド名を入力できます。
#1 |
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INSTALL> HELP |
INSTALL トピック・リストと Topic? プロンプトを表示しています。リスト内のトピックをプロンプトに入力できます。
#2 | |
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INSTALL> HELP LIST
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LIST コマンドのヘルプ情報を表示しています。
指定した既知イメージの記述を表示します。ファイルを指定しない場合は,すべての既知イメージの記述が表示されます。
LIST [ファイル指定]
ファイル指定
既知イメージとしてインストールされているイメージのファイルを指定します。ファイルを指定しない場合,既知イメージがすべて表示されます。
LIST コマンドで /FULL 修飾子を使用すれば,既知イメージ・データベースの調整に便利な情報を表示できます。たとえば,エントリ・アクセス回数が多いイメージがある場合,そのイメージを /OPEN でインストールするとシステムの性能を改善できる可能性があります。また,/SHARED を使用してグローバル・セクションを利用しても,性能面の向上が図れるでしょう。 グローバル・セクションとグローバル・ページ,インストールするイメージのサイズの予測方法については,『OpenVMS System Services Reference Manual』を参照してください。
/FULL
指定した既知イメージについて,アクセス数,同時アクセス数,作成したグローバル・セクション数などの記述を複数行表示します。 /FULL 修飾子を /GLOBAL 修飾子と併用すると,グローバル・セクション情報以外に,現在の所有者と保護コード,アクセス制御エントリも表示されます。/GLOBAL
指定した共用イメージのグローバル・セクションをリストします。ファイルを指定しない場合には,すべてのグローバル・セクションをリストします。特定のイメージをサポートするために,グローバル・セクションが INSTALL によって作成される場合には,そのイメージも識別します。/RESIDENT
個々の常駐イメージの説明を表示します。/STRUCTURE
既知イメージのデータ構造のアドレスをリストします。/SUMMARY
/SUMMARY 修飾子を /GLOBAL 修飾子と併用すると,ローカル・メモリと共用メモリのグローバル・セクションについて,システムにおけるグローバル・セクションとグローバル・ページの使用状況を表示します。
#1 |
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INSTALL> LIST |
すべての既知イメージの記述を 1 行ずつ表示しています。内容は,既知イメージのファイル指定と属性です。
SYS$DISK:<SYS0.SYSCOMMON.SYSEXE>.EXE ANALIMDMP;1 (1) Prv (2) AUTHORIZE;1 Prv CDU;1 Open Hdr Prv DCL;1 Open Hdr Shar Lnkbl FAL;1 Open Hdr Shar INSTALL;1 Prv LOGINOUT;1 Open Hdr Shar Prv MAIL;1 Open Hdr Shar MAIL_SERVER;1 Open Hdr Shar Prv REQUEST;1 Prv SET;1 Open Hdr Shar Prv SETAUDIT;1 Prv SETP0;1 Open Hdr Shar Prv SETRIGHTS;1 Prv SHOW;1 Open Hdr Shar Prv SHWCLSTR;1 Open Hdr Shar Prv SUBMIT;1 Open Hdr Shar Prv SYSMAN;1 Prv SYS$DISK:<SYS0.SYSCOMMON.SYSLIB>.EXE ANALIMDMPSHR;1 Prv CONVSHR;1 DCLTABLES;1 Open Hdr Shar Lnkbl . . . LIBOTS;1 Open Hdr Shar Lnkbl Resid LIBRTL;1 Open Hdr Shar Lnkbl Resid MAILSHR;1 Open Hdr Shar Lnkbl . . .
- 既知イメージのファイル指定
- 次の既知イメージ属性
属性 意味 ACNT イメージ会計情報が許可されている (/ACCOUNTING) + CMODE イメージは,VAX--11 RSX リンカによって設定された互換性モードである HDR イメージ・ヘッダは,永久的に常駐する (/HEADER_RESIDENT) LNKBL イメージは実行可能ではなく,共用可能 (リンク可能) イメージである。OpenVMS リンカによる設定 NOPURG イメージは,PURGE 処理で削除できない。削除には,DELETE / REMOVE 処理を使用する (/NOPURGE) OPEN イメージは,永久的にオープンである (/OPEN) PROT イメージは,保護コードを持つ (/PROTECTED) PRV イメージは,特権を持つ (/PRIVILEGED) ++RESID イメージは,常駐する (/RESIDENT) SAFE イメージは,実行中のバージョンのOpenVMSとの互換性を持つものとして登録された特権イメージである。登録されたイメージの詳細については,『Compaq OpenVMS システム管理者マニュアル (上巻)』を参照。 SHAR イメージは,共用される (/SHARED) WRT イメージは,書き込み可能である (/WRITABLE) XONLY イメージには,実行アクセスだけが許可されている (/EXECUTE_ONLY)
#2 |
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INSTALL> LIST/RESIDENT |
すべての常駐イメージの記述を 1 行ずつ表示する Alpha でのコマンド例です。内容は,イメージのメモリ記憶位置, コード・セクションのサイズ,およびセクションのタイプです。
System Resident Sections SYS$DISK:<SYS0.SYSCOMMON.SYSLIB>.EXE CMA$TIS_SHR;1 Base VA End VA Length Type 80490000 80490A00 00000A00 Resident Code 7FC04000 7FC04A00 00000A00 Linkage 7FC14000 7FC14200 00000200 Writeable data 7FC34000 7FC34200 00000200 Writeable data DECC$SHR;1 Base VA End VA Length Type 80548000 805D1C00 00089C00 Resident Code 805D2000 805D2400 00000400 Resident Code 7FE34000 7FE4B800 00017800 Linkage 7FE54000 7FE59A00 00005A00 Writeable data 7FE64000 7FE64800 00000800 Read-only data 7FE84000 7FE84200 00000200 Writeable data 7FE94000 7FE94200 00000200 Demand-zero 7FEA4000 7FEA7000 00003000 Demand-zero 7FEB4000 7FEB5800 00001800 Writeable data DPML$SHR;1 Base VA End VA Length Type 80492000 80547600 000B5600 Resident Code 7FC44000 7FC6FA00 0002BA00 Read-only data 7FC74000 7FC88200 00014200 Linkage 7FC94000 7FC94400 00000400 Writeable data 7FCA4000 7FCCE600 0002A600 Read-only data 7FD94000 7FD95000 00001000 Writeable data LIBOTS;1 Base VA End VA Length Type 80482000 8048F600 0000D600 Resident Code 7FBC4000 7FBC6600 00002600 Read-only data 7FBD4000 7FBD5A00 00001A00 Linkage 7FBF4000 7FBF4200 00000200 Writeable data LIBRTL;1 Base VA End VA Length Type 80400000 80481A00 00081A00 Resident Code 7FB54000 7FB64800 00010800 Linkage 7FB74000 7FB75000 00001000 Writeable data 7FB84000 7FB8D600 00009600 Read-only data 7FB94000 7FB94200 00000200 Writeable data 7FBA4000 7FBA5000 00001000 Demand-zero 7FBB4000 7FBB5400 00001400 Writeable data
#3 |
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INSTALL> LIST/FULL LOGINOUT |
既知イメージ LOGINOUT の記述を複数行表示しています。
SYS$DISK:<SYS0.SYSCOMMON.SYSEXE>.EXE LOGINOUT;3 Open Hdr Shar Priv Entry access count = 44 (1) Current / Maximum shared = 3 / 5 (2) Global section count = 2 (3) Privileges = CMKRNL SYSNAM TMPMBX EXQUOTA SYSPRV (4)
- インストールされてからの既知ファイル・エントリにノードがアクセスした回数。
- 最初の数字は,既知ファイルの同時アクセスの現在回数です。次の数字は,ファイルがインストールされてからの最大同時アクセス回数です。この数字が表示されるのは,イメージを /OPEN 修飾子でインストールした場合だけです。
- 既知ファイルに作成されたグローバル・セクションの数。この数字が表示されるのは,イメージを /SHARED 修飾子でインストールした場合だけです。
- 特権マスク。特権マスクが表示されるのは,イメージに特権を付けてインストールした場合だけです。
#4 |
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INSTALL> LIST/GLOBAL |
この例のコマンドは,共用イメージのすべてのグローバル・セクションを表示します。特定のイメージに対して INSTALLによって作成されたグローバル・セクション (接頭辞は INS$) は,そのイメージの名前の後にリストされます。
System Global Sections (1) DSA1000:<SYS2.SYSCOMMON.SYSLIB>SLS$USSSHR.EXE (2) INS$86D9BFB0_003 (3) (14000001) (4) PRM SYS (5) Pagcnt/Refcnt=1/1 (6) INS$86D9BFB0_002 (14000001) PRM SYS Pagcnt/Refcnt=3/3 INS$86D9BFB0_001 (14000001) PRM SYS Pagcnt/Refcnt=1/1 . . . RMS$87A63B00 (00000000) WRT DZRO TMP SYS Pagcnt/Refcnt=74/74 . . . 671 Global Sections Used, 102138/22862 Global Pages Used/Unused (7)
- メモリのグローバル・セクションの表示
- 後に続くグローバル・セクションが INSTALLによって作成されたイメージの名前。
- グローバル・セクションの名前。接頭辞は,セクションの作成者を示します。たとえば,接頭辞が INS の場合は,グローバル・セクションが INSTALLによって作成されたことを示します。数値はセクションのアドレスです。
- グローバル・セクションのバージョン番号 (16 進数)。共用可能イメージの場合,上位バイト (CRFSHR_003 の 01) は,リンク時にプログラマが判断するメジャー識別子であり,下位バイト (CRFSHR_003 の 0003E8) はマイナー識別子です。実行可能イメージの場合は,システムが判断する既知の固有の値です。
- グローバル・セクションの属性。
DZRO グローバル・セクションはデマンド・ゼロ。 GRP グループ番号とともに,グループ全体のセクションを示す。これはINSTALL以外のプログラムによって作成される。 PRM グローバル・セクションは永久的。 SYS グローバル・セクションはシステム単位。 TMP 一時グローバル・セクションを示す。これはINSTALL以外のプログラムによって作成される。 WRT グローバル・セクションは書き込み可能。
- セクションのページ数 (VAX) またはページレット数 (Alpha) と,このグローバル・セクションに現在マッピングされているページ・テーブル・エントリの数。グローバル・セクションのマッピングの詳細については,『OpenVMS Programming Concepts Manual』を参照。
- 作成されたグローバル・セクションの数,使用中のグローバル・ページ数,ローカル・メモリで未使用のグローバル・ページ数。算術演算では丸めが行われるため,作成されたグローバル・セクションの数は SYSGEN の GBLSECTIONS パラメータより大きくなることがあります。システム・ヘッダのサイズを計算する場合には,GBLSECTIONS パラメータと SYSMWCNT パラメータの値をプロセス・ヘッダの固定部のサイズに加算します。その結果を次のページ境界に切り上げます。2 つの SYSGEN パラメータの値と,すべてのグローバル・セクションを作成するために INSTALL を実行する前に行ったシステム・ページングの量に応じて,この切り上げ処理によってグローバル・セクション・テーブルの領域が拡大することがあります。
#5 |
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INSTALL> LIST/GLOBAL/FULL |
共用イメージのグローバル・セクション・リストを表示しています。/FULL 修飾子により,所有者と保護コードも表示されます。
System Global Sections NM_MAILSHR_003 (741A6919) PRM SYS Pagcnt/Refcnt=10/0 NM_MAILSHR_002 (741A6919) PRM SYS Pagcnt/Refcnt=1/0 NM_MAILSHR_001 (741A6919) PRM SYS Pagcnt/Refcnt=11/0 Owner: [1,4] (1) Protection: S:RWED,O:RWED,G:RWED,W:RE (2) . . .
/NOPURGE 修飾子を指定しないでインストールしたイメージの既知ファイル・エントリをすべて削除します。CMKRNL特権が必要です。また,システム・グローバル・セクションを作成するためにSYSGBL特権が,パーマネント・グローバル・セクションを作成するために PRMGBL特権が必要です。
PURGE
なし
PURGE コマンドは,/NOPURGE 修飾子を指定しないでインストールしたイメージの既知ファイル・エントリをすべて削除します。PURGE コマンドを入力した時点でグローバル・セクションにアクセスしているプロセスがある場合,グローバル・セクションはそのプロセスが終了するまで削除されません。ただし,PURGE コマンドが入力されると同時にグローバル・セクションが削除対象としてマークされるため,PURGE コマンド入力後,他のプロセスは削除対象のグローバル・セクションにアクセスできません。
INSTALL> PURGE |
/NOPURGE 修飾子を指定してインストールしたイメージ以外のイメージを,すべて削除しています。イメージ・ファイルには影響しません。書き込み可能グローバル・セクションは,削除されると同時に,既知イメージとしてディスクに書き込まれます。
既知イメージを削除します。 REMOVE コマンドは,DELETE コマンドと同じです。CMKRNL特権が必要です。また,システム・グローバル・セクションを作成するためにSYSGBL特権が,パーマネント・グローバル・セクションを作成するために PRMGBL特権が必要です。
REMOVE ファイル指定
ファイル指定
既知イメージのファイル指定を示します。
REMOVE コマンドは,既知ファイル・リストからエントリを削除します。既知ファイル・リストに格納されているイメージのエントリが削除され,そのイメージのグローバル・セクションが作成されている場合はそれも削除されます。イメージ・ファイルには影響しません。書き込み可能なグローバル・セクションは,削除されると同時に,既知イメージとしてディスクに書き込まれます。REMOVE コマンドを入力した時点でグローバル・セクションにアクセスしているプロセスがある場合,グローバル・セクションはそのプロセスが終了するまで削除されません。ただし,REMOVE コマンドが入力されると同時にグローバル・セクションが削除対象としてマークされるため,REMOVE コマンド入力後,他のプロセスは削除対象のグローバル・セクションにアクセスできません。
INSTALL> REMOVE GRPCOMM |
既知イメージ GRPCOMM のエントリを既知イメージ・ファイル・リストから削除しています。
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