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#4 |
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SCACP> SHOW LAN_DEVICE/COUNTERS/INTERVAL SCACP> SPAWN WAIT 0:0:10 SCACP> SHOW LAN_DEVICE/COUNTERS/INTERVAL |
最初のコマンドは,最後の SHOW コマンド以降に変わった装置カウンタを表示します。 SPAWN コマンドは DCL WAIT コマンドに対して 10 秒の遅延を挿入するように命令します。 2 番目の SHOW コマンドは,10 秒後のカウンタを表示します。
PEDRIVER トレース・データとパラメータを表示します。
このコマンドは,コンパックのサービス担当および OpenVMS Engineering 部門の使用に限定されています。トレース用コマンドとその出力は今後のリリースで変更する可能性があります。 |
SHOW TRACE ノード名
ノード名[,ノード名1,ノード名2,...]
特定のノードへのチャネルを含めます。指定にはワイルドカードを使用できます。各ノード名には,オプションの修飾子を使ってローカルや遠隔の装置名を追加することができます。ローカルと遠隔の装置名が何も指定されない場合,指定されたノードに関連するすべてのチャネルが含められます。SHOW CHANNEL コマンドを使用すると,ノード名,およびローカルと遠隔の装置名を表示できます。
/CONTEXT
PEDRIVER トレース設定とイベント定義のみを表示します。この修飾子が指定されていない場合,トレース・イベント・データが表示されます。/EVENT[=(イベント1,イベント2,...)]
特定のイベントのトレースを許可します。指定にはワイルドカードを使用できます。省略時の設定は,トレース・バッファ内にあるすべてのイベントです。SHOW TRACE/CONTEXT コマンドを使用すると,イベント名を表示できます。
/EXCLUDE[=(ノード名1,ノード名2,...)]
特定のノードに対するチャネルを除外します。指定にはワイルドカードを使用できます。各ノード名には,オプションの修飾子を使ってローカルや遠隔の装置名を追加することができます。ローカルと遠隔の装置名が何も指定されない場合,指定されたノードに関連するすべてのチャネルが含められます。/GLOBAL (ノードが指定されない場合の省略時設定)
/NOGLOBAL (ノードが指定された場合の省略時設定)
グローバル・トレース・データが戻されるかどうかを指定します。/INPUT[=ファイル名]
指定されたファイルからデータを読み込み,それを表示します。/LOCAL_DEVICE[=(LAN 装置名1,LAN 装置2,...)]
チャネルのローカル終端を識別する特定の LAN 装置を含めます。 LAN 装置の指定にはワイルドカードを使用できます。SHOW LAN_DEVICE コマンドを使用すると,装置名を表示できます。
/OUTPUT[=ファイル名]
指定したファイルを作成し,そこに出力します。ファイル名の拡張子が .DMP である場合,後で /INPUT 修飾子を使って表示できるように,トレース・データがダンプ・ファイルに書き込まれます。/REMOTE_DEVICE[=(LAN 装置名1,LAN 装置2,...)]
チャネルの遠隔終端を識別する特定の LAN 装置を含めます。 LAN 装置の指定にはワイルドカードを使用できます。SHOW LAN_DEVICE コマンドを使用すると,装置名を表示できます。
/SORT
/NOSORT (省略時の設定)
チャネル,VC,トレース・バッファのすべてで順次番号によってソートされたトレース・データを返します。省略時の設定では,トレース・データはチャネルと VC に対して一度に 1 つずつ順に戻され,チャネルと VC 全体では順番になっていません。
#1 |
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(SCACP>) SHOW TRACE |
次に似た出力を生成します。
SYS999 Trace Results 31-JAN-2001 10:59:24.81 EntryTimeStamp Sequence VC/Channel State/Status Addl Data Event/SubType -------------- -------- ---------- ------------ --------- ------------- 53850998.232793 00000004 SYS999 004 STS. = 00000004 00000000 00000000 ECS_state/Exiting NEW_EPOCH 53850998.232793 00000009 SYS999 004 WSeq = 00010001 LAcc = 00000000 Send_TR_msg/None 53850998.232793 0000000A SYS999 005 00000000 00000000 00000000 00000000 VC_state/VC opened 53850998.232793 0000000B SYS999 005 WSeq = 00010001 LAcc = 00000000 Send_TR_msg/None 53850998.232793 0000000C SYS999 005 WSeq = 00010001 LAcc = 00000000 Send_TR_msg/None . . . 53851866.350546 3069EF05 SYS11 005 WSeq = 00010553 LAcc = 000008CB Send_TR_msg/None 53851866.350628 3069EF0C SYS666 005 EDly = 007F428A 000F722A 0003B13A Rcvd_TR_msg/Estimated RTT 53851866.352023 3069EF7E SYS44 005 WSeq = 00010000 LAcc = 00000D01 Send_TR_msg/None 53851866.352140 3069EF8B SYS11 005 EDly = 0075FFB9 000E16E8 00054879 Rcvd_TR_msg/Estimated RTT 53851866.375951 3069F644 SYS444_EWB_EIB Open 6B Evnt = 00000000 00000000 00000000 CC_event/Process CC event . . . Channel status legend: 6B - Path Open Remote_HWA_valid Tight Fast VC status legend: 004 - Path 005 - Open Path 00D - Open Path Queued
#2 |
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SCACP> SHOW TRACE/CONTEXT |
トレース設定と定義を表示します。
#3 |
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SCACP> SHOW TRACE/OUTPUT=NODE10.TRC |
トレース・データを表示し,指定されたファイルに書き込みます。
SHOW TRACE/CONTEXT コマンドの画面出力例は次のとおりです。
SYS999 Trace Context 31-JAN-2001 10:59:28.25: Trace buffer size requested 2048 bytes Trace buffer total allocated 92160 bytes Trace buffer allocations 45 successful Trace buffer allocations 0 failed Current trace sequence number 812286047 System cycle counter 404196 cps Stop tracing 0 events after stop event Trace Stop Default Event ----- ---- ------- ----- Active Y Error Active Penalize_ch Active Timer Active Listen_timr Active Handsh_timr Active Size_probe Active Delay_msmt Active Verf_vack Active Y CC_event Active Y CC_state Active Y Path_state Active Y ECS_state Active ACK_process Active Y Chan_update Active Rcvd_CC_msg Active Rcvd_TR_msg Active Send_TR_msg Active Xmt_failed Active Y VC_state Active ACK_timeout Active Y TMO_listen Y No_path Channel Selection: Local Dev Remote Dev Remote Node Name Selection --------- ---------- ---------------- --------- All channels and VCs selected
#4 |
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SCACP> SHOW TRACE/LOCAL=EWA/REMOTE=EWB NODE10,NODE15/L=F*/R=F*,NODE20 |
このコマンドは次のコマンドと同じです。
SHOW TRACE NODE10/L=EWA/R=EWB, NODE15/L=F*/R=F*, NODE20/L=EWA/R:EWB
次のチャネルのトレースを表示します。
- ノード NODE10 に対しては,ローカル装置 EWA と遠隔装置 EWB のチャネル
- ノード NODE15 に対しては,F で始まるローカル LAN 装置と F で始まる遠隔 LAN 装置
- ノード NODE20 に対しては,ローカル LAN 装置 EWA と遠隔 LAN 装置 EWB のチャネル
PEDRIVER 仮想サーキット・データを表示します。それぞれの VC はチャネルの集合を構成するローカル・システムと遠隔システムの間の SCACP 通信パスです。SHOW CHANNEL コマンドまたは SHOW VC コマンドを使用すると,ノード名を表示でき,これは単に遠隔ノードの名前を示します。
SHOW VC ノード名
ノード名[,ノード名1,ノード名2,...]
特定のノードを含めます。指定にはワイルドカードを使用できます。
/ALL
すべての VC データを含めます。/COUNTERS
VC カウンタ・データを含めます。/EXCLUDE[=(ノード名1,ノード名2,...)]
特定のノードを除外します。指定にはワイルドカードを使用できます。SHOW CHANNEL コマンドまたは SHOW VC コマンドを使用すると,VC 名を表示でき,これは単に遠隔ノードの名前を示します。
/INTERVAL
/COUNTERS の表示に対して,最後に SHOW コマンドを実行した後で変化したカウンタを表示します。/n
n 番目のページを表示します。複数ページ表示で特定のページを選択するには,表示するページの番号を指定します。/OUTPUT[=ファイル指定]
指定したファイルを作成し,そこに出力します。/SDA
SDA 形式で表示される VC データを含めます。/SUMMARY
VC 要約データを含めます。これは,/ALL,/COUNTERS,/SDA の修飾子が指定されていない場合の省略時の設定です。
#1 |
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SCACP> SHOW VC |
次に似た出力を生成します。
SYS999 PEA0 VC Summary 31-JAN-2001 10:59:08.74: Remote Total Channels ECS MaxPkt ReXmt XmtWindow Xmt Total Node State Errors Xmt:TMO Open ECS Pri Size TMO(uSec) Cur Max Options Pkts(S+R) ---- ----- ------ ------- ---- --- --- ---- --------- --- --- ------- --------- NODE17 Open 7 1346 13 1 0 7460 453639.7 7 31 10040 NODE22 Open 0 Infinite 13 1 0 1426 3000000.0 1 8 5 . . .
#2 |
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SCACP> SHOW VC/ALL |
次に似た出力を生成します。
SYS999 PEA0 VC Summary 31-JAN-2001 10:59:11.26: Remote Total Channels ECS MaxPkt ReXmt XmtWindow Xmt Total Node State Errors Xmt:TMO Open ECS Pri Size TMO(uSec) Cur Max Options Pkts(S+R) ---- ----- ------ ------- ---- --- --- ---- --------- --- --- ------- --------- NODE17 Open 7 1346 13 1 0 7460 453639.7 7 31 10040 NODE22 Open 0 Infinite 13 1 0 1426 3000000.0 1 8 5 . . .
#3 |
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SCACP> SHOW VC/COUNTERS NODE10 |
名前 (遠隔ノード名) が NODE10 で始まるすべての VC に対して, VC カウンタを表示します。
#4 |
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SCACP> SHOW VC/COUNTERS/INTERVAL SCACP> SPAWN WAIT 0:0:10 SCACP> SHOW VC/COUNTERS/INTERVAL |
最初のコマンドは,最後の SHOW コマンド以降に変わった VC カウンタを表示します。 SPAWN コマンドは DCL WAIT コマンドに対して 10 秒の遅延を挿入するように命令します。 2 番目の SHOW CHANNEL コマンドは,10 秒後のカウンタを表示します。
現在のプロセスのサブプロセスを作成します。 SPAWN コマンドは,サブプロセスのコンテキストを現在のプロセスからコピーします。
SPAWN [コマンド文字列]
コマンド文字列
作成されたサブプロセスのコンテキストで実行されるコマンドの文字列。このコマンド文字列が実行された後,制御は SCACP に戻ります。
なし。
SCACP> SPAWN SHOW TIME 24-AUG-2000 15:22:39 SCACP> |
現在のプロセスのサブプロセスを作成して,時刻を表示します。
指定した LAN 装置の使用を開始するように PEDRIVER に指示します。 LAN 装置で PEDRIVER を起動させるオリジナルの (また,今もサポートされている) 手段は SYS$EXAMPLES:LAVC$START_BUS です。
START LAN_DEVICE LAN 装置名
LAN 装置名[,LAN 装置1,LAN 装置2,...]
特定の LAN 装置を含めます。指定にはワイルドカードを使用できます。/EXCLUDE 修飾子を指定すると LAN 装置を除外できます。
SHOW LAN_DEVICE コマンドを使用すると,装置名を表示できます。
/EXCLUDE[=(LAN 装置名1,LAN 装置名2,...)]
特定の LAN 装置を除外します。指定にはワイルドカードを使用できます。SHOW LAN_DEVICE コマンドを使用すると,装置名を表示できます。
SCACP> START DEVICE EWA |
LAN 装置 EWA で PEDRIVER を起動します。
PEDRIVER トレースを開始または再開します。トレース・オプションを設定することもできます。
このコマンドは,コンパックのサービス担当および OpenVMS Engineering 部門の使用に限定されています。トレース用コマンドとその出力は今後のリリースで変更する可能性があります。 |
START TRACE ノード名
ノード名[,ノード名1,ノード名2,...]
特定のノードへのチャネルを含めます。指定にはワイルドカードを使用できます。各ノード名には,オプションの修飾子を使ってローカルや遠隔の装置名を追加することができます。ローカルと遠隔の装置名が何も指定されない場合,指定されたノードに関連するすべてのチャネルが含められます。SHOW CHANNEL コマンドを使用すると,ノード名,およびローカルと遠隔の装置名を表示できます。
/AFTER[=n]
トレース停止条件が満たされた後,n イベント用のトレースを続行してから停止します。 /AFTER を指定しない場合は,トレース停止イベント後はトレースは続行されません。/DEFAULT
トレース・コンテキストを次のような省略時設定に戻します。
channelname=* /AFTER=0 /EVENT=default settings /STOP /SIZE=512
/EVENT[=(イベント1,イベント2,...)]
特定のイベントのトレースを許可します。指定にはワイルドカードを使用できます。省略時の設定はイベントのサブセットであり,ほとんどのエラーと状態の変更が含まれます。SHOW TRACE/CONTEXT コマンドを使用すると,イベント名を表示できます。
/EXCLUDE[=(LAN 装置名1,LAN 装置名2,...)]
特定の LAN 装置を除外します。指定にはワイルドカードを使用できます。SHOW LAN_DEVICE コマンドを使用すると,装置名を表示できます。
/LOCAL_DEVICE[=(LAN 装置名1,LAN 装置2,...)]
チャネルのローカル終端を識別する特定の LAN 装置を含めます。 LAN 装置の指定にはワイルドカードを使用できます。SHOW LAN_DEVICE コマンドを使用すると,装置名を表示できます。
/REMOTE_DEVICE[=(LAN 装置名1,LAN 装置2,...)]
チャネルの遠隔終端を識別する特定の LAN 装置を含めます。 LAN 装置の指定にはワイルドカードを使用できます。SHOW LAN_DEVICE コマンドを使用すると,装置名を表示できます。
/STOP[=(イベント1,イベント2,...)]
特定のイベントに対するトレースを停止します。指定にはワイルドカードを使用できます。省略時の設定では,イベントは何も停止しません。SHOW TRACE/CONTEXT コマンドを使用すると,イベント名を表示できます。
/SIZE[=n]
各トレース・バッファ用に PEDRIVER が使用する n バイトのトレース・バッファ・サイズを指定します。トレース・バッファのうち 1 つはグローバルな PEDRIVER の使用に, 1 つは選択した各チャネル用に,1 つは選択した各 VC 用になります。
#1 |
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SCACP> START TRACE/EVENT=CC_STATE/SIZE=2000 |
Trace Channel Control 層の状態を 2000 バイトのトレース・バッファに変更します。
#2 |
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SCACP> START TRACE/EVENT=ALL NODE10,NODE20 |
NODE10 と NODE20 のみのチャネル用のすべてのイベントをトレースします。
#3 |
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SCACP> START TRACE/LOCAL=EWA/REMOTE=EWB NODE10, NODE15/L=F*/R=F*, NODE20 |
このコマンドは次のコマンドと同じです。
START TRACE NODE10/L=EWA/R=EWB, NODE15/L=F*/R=F*, NODE20/L=EWA/R:EWB
次のチャネルに対してトレースを開始します。
- ノード NODE10 に対しては,ローカル装置 EWA と遠隔装置 EWB のチャネル
- ノード NODE15 に対しては,F で始まるローカル LAN 装置と F で始まる遠隔 LAN 装置
- ノード NODE20 に対しては,ローカル LAN 装置 EWA と遠隔 LAN 装置 EWB のチャネル
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