Compq OpenVMS
システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル


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LOAD_SYS_IMAGES は,システム・イメージ・データ・ファイル, VMS$SYSTEM_IMAGES に記述されているシステム・イメージのロードを制御します。このパラメータはビット・マスクです。

VAX システムでは,次のビットが定義されています。

ビット 説明
0 (SGN$V_LOAD_SYS_IMAGES) VMS$SYSTEM_IMAGES.DATA に指定されている代替 execlet のロードを許可する。

Alpha システムでは,次のビットが定義されています。

ビット 説明
0 (SGN$V_LOAD_SYS_IMAGES) VMS$SYSTEM_IMAGES.DATA に指定されている代替 execlet のロードを許可する。
1 (SGN$V_EXEC_SLICING) エグゼグティブのスライシングを許可する。
2 (SGN$V_RELEASE_PFNS) Alpha の巨大ページの未使用部分の解放を許可する。

これらのビットは省略時の設定ではオンです。従来のブートストラップ exec スライシングの使用は禁止できます。

LOCKDIRWT (A)

システムが取り扱うロック・マネージャ・ディレクトリの部分を決定します。通常は,省略時の値が適しています。

LOCKIDTBL (A,F,M)

ロック ID テーブルの初期エントリ数を設定し,ロックが不足したときにロック ID テーブルを拡張する量を指定します。システム内の各ロックに対し 1 つのエントリが必要です。各エントリは 4 バイトを使用します。

単純なタイムシェアリング・システムでは,省略時の値が適しています。負荷の高い RMS ファイル・シェアリングやデータベース管理アプリケーションのように多数のロックを使用するアプリケーションでは,このパラメータ値を上げます。このパラメータ値を変更する場合は, RESHASHTBL 値も必要に応じて変更してください。

OpenVMS ロック管理機能については,『OpenVMS Programming Concepts Manual』で説明しています。ロックを監視するには,Monitor ユーティリティの MONITOR LOCK コマンドを使用します。

LOCKIDTBL_MAX

LOCKIDTBL_MAX は OpenVMS バージョン 7.1 から使用されなくなりました。

LOCKRETRY

マルチプロセッサのデータ構造をロックする試み回数を指定します。

この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

LONGWAIT (D,G,M, Alpha システムで A)

プロセスが一時的にアイドル状態にあるとスワッパが判断するまでの実時間を,秒数で指定します。非アクティブなターミナルや ACP を検出するため,ローカル・イベント・フラグ (LEF) とハイバネート (HIB) の待ち状態に適用されます。

LRPCOUNT

このパラメータは OpenVMS バージョン 6.0 から使用されなくなりました。

LRPSIZE (G,M)

このパラメータは OpenVMS バージョン 6.0 から使用されなくなりました。

MAXBOBMEM (D)

(Alpha のみ) MAXBOBMEM は,物理メモリの最大量をページレット単位で定義します。これはユーザ・モードのプロセスによって作成される単一のバッファ・オブジェクトに関連付けることができます。省略時の値 0 は,バッファ・オブジェクトのサイズについてシステムで課せられた制限がないことを意味します。

これ以外の MAXBOB* パラメータは OpenVMS バージョン 7.3 では使われなくなりました。

MAXBUF (D)

MAXBUF は 1 つのバッファード入出力パケットの可能な最大サイズを設定します。バッファード入出力パケットは,永久的に常駐している非ページング動的プールから割り当てられます。バッファード入出力を実行するデバイス・ドライバの例として,ターミナル,メールボックス,プリンタのデバイス・ドライバがあります。

入出力要求に指定したバイト数と,ドライバおよび機能に依存するヘッダ領域のサイズの合計によって,必要なバッファード入出力パケット・サイズが決定されます。ヘッダ領域のサイズは 16 バイト以上です。絶対的な上限はありません。しかし,このヘッダ領域は通常,数百バイトのサイズです。

OpenVMS VAX バージョン 7.1以降,省略時の値は 4112 です。 OpenVMS Alpha システムでの省略時の値は 8192 のままです。

MAXBUF の最大値は 64000 バイトです。

MAXCLASSPRI (D)

クラス・スケジューリングが許可されている場合,クラス・スケジューリングされるプロセスの優先順位の最大値を設定します。

この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

MAXPROCESSCNT (A,F,G,M)

ブート時に割り当てるプロセス・エントリ・スロットの数を指定します。システムに同時に存在するプロセス各々につき,1 つのスロットが必要です。各スロットは,永久常駐メモリを 6 バイト使用します。

省略時の値は,通常作成する数のプロセスに対応できるように設定されています。次のメッセージが出力された場合は,このパラメータ値を上げてください。


%SYSTEM-F-NOSLOT,  No PCB to create process 

MAXQUEPRI (D)

OPER 特権または ALTPRI 特権を持たないプロセスがバッチ・キューと出力キュー (プリンタ,サーバ,ターミナル) に入力したジョブに設定できる最上位のスケジューリング優先順位を指定します。0 〜 255 の値を設定することができます。省略時の値は 100 です。MAXQUEPRI は,DEFQUEPRI 以上とします。

注意

MAXQUEPRI は,ジョブの実行優先順位ではなく,相対的キュー・スケジューリング優先順位です。

MAXSYSGROUP (D)

MAXSYSGROUPは,グループ番号の最大値を設定します。システムUICグループ番号として使用されます。指定値は基数を表す %O を数値の前につけない限り,8進値にはなりません。このパラメータは通常 8(8進数での 10)のままにしておきます。

MC_SERVICES_P0 (D)

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P0 は,クラスタ上の MEMORY CHANNEL ノードがこのノードがバグチェックまたはシャットダウン時に実行をつづけるかどうかを制御します。

値1は MEMORY CHANNEL クラスタの他のノードに,バグチェックまたはシャットダウン時にバグチェック・コードMC_FORCED_CRASH でクラッシュすることを指示します。

省略時の設定は 0です。値1はデバッグ用です。パラメータはこの他の場合は省略時の値のままにして置くべきです。

MC_SERVICES_P1 (D)

(Alpha のみ) この特殊パラメータはコンパックによって予約されています。このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MC_SERVICES_P2

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P2 は, PMDRIVER (PMA0) MEMORY CHANNEL クラスタ・ポート・ドライバをロードするかどうかを指定します。

PMDRIVER は新規ドライバであり, MEMORY CHANNEL クラスタ・ポート・ドライバとして働きます。 PMDRIVER は MCDRIVER (MEMORY CHANNEL デバイス・ドライバとドライバ・インタフェース) とともに動作し,MEMORY CHANNEL クラスタリングを提供します。 PMDRIVER がロードされない場合,MEMORY CHANNELインターコネクトを介してのクラスタ接続は行われません。

省略時の値は1です。これは PMDRIVER がシステムのブート時にロードされることを表します。 CLUSTER_CONFIG.COM を実行して MEMORY CHANNELオプションを選択した場合は, PMDRIVER はリブート時に自動的にロードされます。

この値は変更しないでください。このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MC_SERVICES_P3 (D)

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P3 は,サポートされる最大タグ数を表します。最大値は2048です。最小値は100です。

省略時の値は 800です。この値は変更しないでください。このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MC_SERVICES_P4

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P4 はサポートされる最大リージョン数を表します。最大値は4096です。最小値は100です。

省略時の値は 200です。この値は変更しないことを推奨します。このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MC_SERVICES_P5 (D)

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P5 はコンパックによって予約されており,省略時の値である 8000000のままにしておく必要があります。このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MC_SERVICES_P6

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P6 は MEMORY CHANNELのメッセージ・サイズを表しており,フリー・キューあるいはワーク・キューでの1エントリのボディです。サポートされる最大タグ数を表します。最大値は65536です。最小値は544です。

省略時の値は 992です。この値は極端な条件のメモリを除いてすべての場合に適切な値です。そのようなシステムでは,省略時の値の992からわずかに削減することで MEMORY CHANNEL のメモリ消費量を減らすことができます。 MC_SERVICES_P6 の値は常に以下の値と同じか,それ以上でなければなりません。

  1. SCS_MAXMSG と SCS_MAXDG のうちの大きい数値

  2. その値を次のクォドワード境界まで丸めた値

このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MC_SERVICES_P7 (D)

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P7 は,ノード上のMEMORY CHANNEL の活動についてのメッセージを表示させるか表示させないかを表します。この値は,0,1,2のいずれかです。

省略時の値は0です。 MEMORY CHANNEL の問題あるいはMC_SERVICES_P9の調整をする場合を除いては,この値を変更しないでください。

MC_SERVICES_P8

(Alpha のみ) この値はコンパックの使用のために予約されており,必ず省略時の値の0でなければなりません。このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MC_SERVICES_P9

(Alpha のみ) MC_SERVICES_P9 はシングル・チャネルのフリー・キューにおいて初期エントリの数を指定します。最大値は2048です。最小値は10です。

MC_SERVICES_P9 はDYNAMIC パラメータではないので注意してください。値の変更を有効にするには,変更後にシステムを再ブートする必要があります。

省略時の値は 150です。この値は変更しないでください。

このパラメータの値はMEMORY CHANNELで接続されたすべてのノードで同一である必要があります。

MINCLASSPRI (D)

クラス・スケジューリングが許可されている場合,クラス・スケジューリングされるプロセスの優先順位の最小値を設定します。

この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

MINPRPRI

このパラメータは OpenVMS VAX, OpenVMS Alphaシステムで使用されていません。

MINWSCNT (A)

MINWSCNTによって指定された値がプロセス・ヘッダのサイズに加算され,最小ワーキング・セット・サイズが設定されます。

VAX システムでは,プロセスの実行に必要な流動ページ (ワーキング・セットにロックされていないページ) の最小ページ数を設定します。あらゆる VAX 命令を実行できるに足る空間を指定してください。最も長い命令は,理論的には 52 ページを必要としますが, VMS コードはすべて 20 流動ページで実行することができます。空間が充分でない場合,システムの性能に支障を来たす恐れがあり,命令によってはプロセスが無限ループに入ってしまう可能性があります。

Alphaシステムにおいて,プロセスの実行に必要な最小ページレット数を設定します。省略時の値は 20,最小値は 10 です。

MMG_CTLFLAGS (A,D)

MMG_CTLFLAGSはビット・マスクであり,前進抑制メモリ再生機構を許可または禁止します。 OpenVMS バージョン 7.2 から,メモリがテストされる時期をユーザが制御できるようになりました。これによって,システムに電源を投入したときから,ユーザが AlphaServer 4100 コンピュータにログインするときまでの期間を短縮することができます。このパラメータのビット 2 がデファード・メモリ・テストを制御します。

次のビット・マスク値が定義されています。

ビット 説明
0 定期的に実行されるが,その他のときはアイドル状態となるプロセスからトリミングすることによって許可される再生。この状況が発生するのは,空きリストのサイズがFREEGOALの2倍以下になったときである。
1 LONGWAITの秒数より長い時間アイドル状態であるプロセスをスワップ・アウトすることにより許可される再生。この状況が発生するのは,空きリストのサイズがFREEGOAL未満になったときである。
2 デファード・メモリ・テストの制御:

  • ビットがクリアされている場合 (省略時の設定), OpenVMS はバックグラウンドでメモリをテストするが,必ずしもブート処理の完了前である必要はない。

  • ビットがセットされていると,システムのブート処理の EXEC_INIT終了までに, (つまりIPLが 31より低くなる前に) すべてのメモリがテストされます。

3〜7 将来の使用のために予約されている。

MPDEV_D1

(Alpha のみ) MPDEV_D1 はオペレーティング・システムによる使用のために予約されています。

MPDEV_ENABLE

(Alpha のみ) MPDEV_ENABLE は,ON (1) に設定すると,マルチパス設定の構成を許可します。 OFF (0) に設定した場合,追加マルチパス設定の構成は禁止されます。ただし,既存のマルチパス設定の効果は持続します。省略時の値は ON です。

MPDEV_LCRETRIES

(Alpha のみ) MPDEV_LCRETRIES は,ローカルに接続されたパスに対して,ローカルで未接続のパスに移す,または,MSCP がサーブするパスに移すシステムの再試行回数を制御します。再試行の有効な範囲は 1 〜 256 です。省略時の値は 1 です。

MPDEV_POLLER

(Alpha のみ) MPDEV_POLLER は,ON (1) に設定されたときに,マルチパス設定メンバへのパスのポーリングを許可します。ポーリングによって,アクティブではないパスに対するエラーを早期に検出することができます。パスが利用できなくなる,またはサービスに戻る場合,システム管理者には OPCOM メッセージで通知されます。 OFF (0) に設定された場合,マルチパス・ポーリングは禁止されます。省略時の値は ON です。

MPDEV_REMOTE

(Alpha のみ) MPDEV_REMOTE は,ON (1) に設定されたときに, MSCP でサーブされるディスクがマルチパス設定のメンバになることを可能にします。 OFF (0) に設定されると,SCSI または Fibre Channel 装置に対するローカル・パスだけが追加マルチパス設定の構成に使用されます。

ただし,このパラメータが OFF に設定されても,遠隔パスを持つ既存のマルチパス設定には影響はありません。省略時の値は OFF です。

OpenVMS Alpha バージョン 7.3 では,このパラメータは省略時の値である OFF (0) のままにしておく必要があります。この制限事項は将来のリリースの OpenVMS で削除される予定です。

MPW_HILIMIT (A,G)

変更済みページ・リストの上限を設定します。リスト内のページ数がこの上限に達すると,リストの書き込みが開始されます。書き込まれたページは空きページ・リストに転送されます。

値が小さすぎるとページ・フォルトが過剰となり,値が大きすぎると物理メモリを消費しすぎる恐れがあります。

この値を上げる場合は,MPW_WAITLIMIT も上げる必要が生じ得ます。MPW_WAITLIMIT が MAP_HILIMIT 未満である場合,システムがデッドロックします。両者のパラメータ値は通常は同じです。

MPW_IOLIMIT (Alphaシステムで A)

変更済みページ・ライタに対する未実行入出力数を指定します。

MPW_LOLIMIT (A,G)

変更済みページ・リストの下限を設定します。リストを書き込んだ結果,リストのページ数がこの下限以下まで減少すると,書き込みが停止します。

このパラメータに設定した数のページを,ページ・フォルトに利用することができます。値が小さすぎる場合,変更済みページ・リストのキャッシュ効率が減少します。値が大きすぎる場合,プロセスに使用できるメモリが少なくなるので,スワップ (ページ) が増加する可能性があります。

MPW_LOWAITLIMIT (A,D)

その他の待ち状態 MPWBUSY にあるプロセスを再開させるしきい値を指定します。バージョン 5.0 より前の VMS では,変更済みページ・リストのサイズが MPW_LOLIMIT まで減少するまで, MPWBUSY からプロセスが削除されません。 MPW_LOWAITLIMIT は,プロセスが MPWBUSY 待ち状態にある時間を短縮することにより,高速プロセッサと大容量メモリを使用しているシステムの性能を向上させます。

MPW_PRIO

変更済みページ・ライタが実行する入出力転送の優先順位を設定します。最大値は 31,最小値は 0,省略時の値は 4 です。

この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

MPW_THRESH (D, Alpha システムで A)

変更済みページ・リストに存在する必要がある最小ページ数を指定します。指定した値に達すると,スワッパがリストへの書き込みを開始して空きページを獲得します。スワッパは,プロセスからページを取り出したりプロセスをスワップ・アウトしたりするのではなく,変更済みページ・リストに書き込みを行います。

MPW_WAITLIMIT (A,D)

変更済みページ・リストのページ数を設定します。指定した値に達すると,次に変更済みページ・ライタが変更済みリストに書き込むまでプロセスを待ち状態に置きます。このパラメータは,1 つのプロセスが変更済みページを出力する割合を制限します。MPW_HILIMIT 未満の値を設定すると,システムがデッドロックします。このパラメータの値は,通常 MPW_HILIMIT と同じです。

MPW_WRTCLUSTER (A,G)

1 回の入出力動作で変更済みページ・リストからページ・ファイルまたはセクション・ファイルに書き込むページ数を設定します。クラスタの実サイズは,入出力動作に使用できるページ数によって制限される場合があります。このパラメータ値は, 16 〜 120 の範囲の 8 の倍数です。クラスタ内の各ページは,永久常駐メモリ 6 バイトを使用します。

値が小さすぎる場合,変更済みページ・リストを空にするには多数の入出力動作が必要となります。ページ・ファイルを格納するディスクの速度に対して大きすぎる値を設定すると,変更済みページ・リストの書き込みによって,他の入出力動作が遅延します。

VAX システムでは,MPW_WRTCLUSTER の省略時の値と最大値は 120 ページ (1 ページは 512 バイト)です。最小値は 16 ページ (1 ページは 512 バイト)です。

Alpha システムでは,MPW_WRTCLUSTER の省略時の値は 64 ページ (1 ページは 8192 バイト)です。最大値は 512 ページ (1 ページは 8192 バイト)です。最小値は 16 ページ (1 ページは 8192 バイト)です。

MSCP_BUFFER (A,F)

サーバはこの空間を使用してクライアント・システムとローカル・ディスクとの間でデータを転送します。

VAX システムでは,MSCP サーバのローカル・バッファ・エリアに割り当てるページ数を指定します。

Alpha システムでは,MSCP サーバのローカル・バッファ・エリアに割り当てるページレット数を指定します。

MSCP_CMD_TMO (D)

MSCP_CMD_TMO は,OpenVMS MSCP サーバが MSCP コマンドの時間切れを検出するために使用する秒数です。 MCSP サーバは,組み込みタイマの示す約40秒と MSCP_CMD_TMO パラメータの示す秒数を加えた時間以内にコマンドを終了させる必要があります。

MSCP_CMD_TMO の省略時の値 0 は,通常,適切です。 0 を指定すると,OpenVMSの以前のリリース (以前のリリースには,MSCP_CMD_TMOシステム・パラメータはありません)の動作と同じになります。 0 以外の値を設定すると,MSCP コマンドが時間切れになるまでの時間が長くなります。


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