Compq OpenVMS
システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル
CI 装置や DSSI 装置が設定されていないシステムでは,このパラメータは無視されます。
このパラメータの省略時の値は 15 で,0 〜 15 のすべてのポートがポーリングされます。このパラメータは,各クラスタ・コンピュータ上の値と同じ値に設定してください。
PANOPOLL (D)
このパラメータを 1 に設定した場合,CI および DSSI のポートのポーリングを禁止します。省略時の値は 0 です。このパラメータを設定すると,ほかのコンピュータがシャットダウンしたり,新しいコンピュータがブートしたりしたことが検出されません。このパラメータは,チェックアウトのため,クラスタの他のメンバから切り離されているシステムを起動する場合に便利です。
PANOPOLL の機能は,システムを DSSI またはスター・カプラから切り離すことに相当します。このパラメータは,LAN を介した OpenVMS Cluster の通信では無効です。
省略時の値 0 が通常適した設定値であり,HSC からブートする場合や OpenVMS Cluster のメンバとなるシステムの場合に必要です。 CI 装置や DSSI 装置が設定されていないシステムでは,このパラメータは無視されます。
PANUMPOLL (D)
各ポーリング間隔でポーリングする CI および DSSI ポート数を指定します。通常 16 を設定します。
このパラメータは, CPU の性能が高くないシステムにおいて,システムが IPL 8 で連続して費やす時間量に反応するアプリケーションの場合便利です。この値を下げると,各ポーリング間隔で IPL 8 で費やす時間量が減少しますが,新しいポートやエラーが発生したポートを検出するのに要するポーリング回数が増えます。
CI 装置や DSSI 装置が設定されていないシステムでは,このパラメータは無視されます。
PAPOLLINTERVAL (D)
新しくブートしたシステム,ポート・ツー・ポートの仮想サーキットの破損,エラーが発生した遠隔ポートを検出するために CI ポート・ドライバがポーリングする時間間隔を秒数で指定します。
このパラメータによって仮想サーキット・エラーに対する応答を高速化すると,ポーリング・オーバヘッドが増大します。できるだけ省略時の値を使用してください。
このパラメータには,各クラスタ・コンピュータで設定されている値と同じ値を設定するようにしてください。
PAPOOLINTERVAL (D)
プール割り当てエラーの発生後,ポート・ドライバが使用可能な非ページング・プールをチェックするまでの秒数を指定します。
このパラメータによってプール割り当てエラーに対する応答を高速化すると,ポーリング・オーバヘッドが増大します。できるだけ省略時の値を使用してください。
CI 装置または DSSI 装置が設定されていないシステムの場合,このパラメータは無視されます。
PASANITY (D)
CI および DSSI ポート・サニティ・タイマを許可し, IPL 8 以上であるかまたは 100 秒以上の間ハングしているシステムを遠隔システムに検出させるかどうかを制御します。また,遠隔システム上で仮想サーキット・チェックを許可するかどうかを制御します。TIMVCFAIL パラメータは,時間 (1 〜 99 秒) を制御します。
このパラメータは通常 1 に設定します。0 に設定するのは, XDELTA をデバッグしている場合または 100 秒以上 CPU を停止する場合だけです。
PASANITY は半動的です。新しく設定した値は,次に CI ポートまたは DSSI ポートを再初期化したときに有効となります。
CI 装置や DSSI 装置が設定されていないシステムでは,このパラメータは無視されます。
PASTDGBUF (A)
クラスタ・ポート・ドライバのコンフィギュレーション・ポーラについて初期状態でキューに登録するデータグラム受信バッファの数です。この値は必要に応じてシステム稼動中に上げられます。
メモリ・チャネル装置では,このパラメータは無視されます。
PASTIMOUT (D)
CI ポート・ドライバがウェイクアップして時間単位で簿記動作を行う基本的時間間隔です。始動ハンドシェーク・データグラムに対して応答がなかった場合にタイムアウトが宣言される時間でもあります。
CI 装置や DSSI 装置が設定されていないシステムでは,このパラメータは無視されます。
通常は,省略時の値が適しているはずです。
PE*
PE1,PE2,PE3,PE4,PE5,PE6はコンパックが使用するために予約されています。これらのパラメータはクラスタ・アルゴリズムのためのものであり,その使い方はリリースごとに変更される可能性があります。これらの特殊パラメータには,省略時の値を使用してください。
PFCDEFAULT (A,D)
VAXシステムでプログラムの実行中に,ページ・フォルトが発生したときに各入出力操作でディスクから読み込まれるイメージ・ページのページ数を制御します。 PFCDEFAULT の最大値は 127 ページ (1 ページは 512 バイト)です。
Alpha システムでプログラムの実行中に,ページ・フォルトが発生したときに各入出力操作でディスクから読み込まれるイメージ・ページレットの数を制御します。 PFCDEFAULT の最大値は 2032 ページレット (1 ページレットは 512 バイト) です (Alpha のページでは 127 ページ (1 ページは 8192 バイト))。
読み込み操作はイメージ・ファイルまたはページ・ファイルから実行される可能性があります。クラスタの実際のサイズは,イメージ・セクションのサイズとページ参照のパターンに応じて,PFCDEFAULTより小さくなる可能性があります。
1 つのページ・フォルトによってワーキング・セットの大部分が置換されることを防止するため,平均的ワーキング・セットの省略時のサイズの 4 分の 1 以下の値を指定します。値が大きすぎる場合,システムの性能に影響する可能性があります。この値は,OpenVMS リンカの CLUSTER オプションにより,イメージ単位で無効にすることができます。
PFN_COLOR_COUNT
(Alpha のみ) ゼロ化されたページ・リストのすべてのメンバおよび空きページ・リストの妨げにならないすべてのメンバがソートされるバケット (カラー) の数を指定します。 OpenVMS Alpha システムは,指定された仮想ページをマップする要求から適切なページ・カラーを取り出し,この仮想ページを一致した"カラー"の PFN にマップしようとします。これにより,このページへのアクセス時に使用されるキャッシュ・ブロックの変化が少なくなります。このため,アプリケーションによっては,性能が向上することも,その逆の場合もあり得ます。
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。このパラメータの値を大きくする場合は, ZERO_LIST_HI システム・パラメータの値も大きくする必要があります。
PFRATH (D,M, Alpha システムで A)
ページ・フォルトの割合を指定します。この値を超えると,ワーキング・セットの制限値が自動的に増加されます。単位はプロセッサ時間 10 秒あたりのフォルト数です。たとえば 120 を設定すると,10 秒間に 120 ページを超えるフォルトが存在する場合,システムはワーキング・セットの制限値を自動的に上げます。この値を下げるとワーキング・セットの制限値が上がり,この値を上げるとワーキング・セットの制限値が下がります。
VAX システムでは,省略時の値は 10 秒ごとに 120 のページ・フォルトです。
Alpha システムでは,省略時の値は 10 秒ごとに 8 のページ・フォルトです。
PFRATL (A,D,M)
ページ・フォルトの割合を指定します。この値未満となると,ワーキング・セットの制限値が自動的に減少されます。単位はプロセッサ時間 10 秒あたりのフォルト数です。たとえば 1 を設定すると,フォルトが 10 秒間に 1 ページ未満である場合,システムはワーキング・セットの制限値を自動的に下げます。
この値を上げるとワーキング・セットの制限値が下がり,この値を下げるとワーキング・セットの制限値が上がります。
PHYSICAL_MEMORY (A)
(Alpha のみ) PHYSICAL_MEMORY は使用できる物理メモリのサイズを指定します。省略時の設定は --1 であり,これはシステム内のすべてのメモリに相当します。このパラメータの値を小さくすると,実際にメモリ・ボードを取り外さずに,小さいメモリ構成をテストできます。
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PHYSICALPAGES (A)
(VAX のみ) システムで使用する最大物理ページ数を設定します。このパラメータ値を下げると,メモリ・ボードを外さないまま,メモリを小さい単位でテストすることができます。
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PIOPAGES (A,D)
PIOPAGES は,プロセス I/O セグメントのサイズを指定します。このセグメントには,プロセス・パーマネント・ファイルを含む I/O を取り扱うときに,RMS が使用するデータ構造体とバッファ・プール空間が格納されます。PIOPAGES は SYSGEN でリセットした後,新しいプロセスは変更された値を使用するようになります。
OpenVMS バージョン 7.2 以降,省略時の値は 575 に上げられました。この設定は,バージョン 7.2 で行われた RMS ファイル名解析の変更の結果生じたプロセス永久メモリに対する要求が増加したことにあわせるために上げられています。
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PIXSCAN (A,D)
計算可能プロセスまたはスワップ・アウトされた計算可能プロセスに対し,毎秒検索するプロセス・インデックス・スロット数を指定します。現在実行中のプロセスの優先順位が 15 を超える場合を除き,これらのプロセスの優先順位は自動的に 1 クォンタム上昇します。この優先順位上昇の目的は,システムのデッドロックを防止することにあります。
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
POOLCHECK (D)
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
POOLCHECK は,システムで頻繁に発生し,予測不可能な障害を調べるために使用します。 POOLCHECK が許可されている場合には,プールが割り当てられるときと,割り当てが解除されるときに,プールチェック・ルーチンが必ず実行されます。
ブート時に SYSTEM_PRIMITIVES.EXE のロード可能形式のいずれかがロードされます。省略時のイメージにはプールチェック・コードと統計情報管理機能は含まれておらず, POOLCHECK が 0 に設定されている場合には,このイメージがロードされます。 POOLCHECK が 0 以外の値に設定されている場合には,SYSTEM_PRIMITIVES.EXE の監視バージョンがロードされます。このバージョンには,プールチェック・コードと統計情報管理機能の両方が含まれています。
SYSTEM_CHECK パラメータを 1 に設定することは, POOLCHECK を ON (1) に設定するのと同じ効果があります。
プールチェックについての詳しい説明は,『OpenVMS VAX Device Support Manual』 1 を参照してください。
注意
1 このマニュアルはアップデートされていませんが, OpenVMS Documentation CD-ROM に入っています。
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POOLPAGING
ページング可能動的プールのページングを許可(1)します。
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
POWEROFF (D)
POWEROFF は,システムの電源を落とすことについてのコンソール・ファームウェアに対するソフトウェア要求を許可または禁止します。このパラメータは,通常は ON (1) に設定して,ソフトウェアからの電源オフ要求を許可してください。ただし,POWEROFF は,ソフトウェアによる電源オフ要求を禁止するために OFF (0) に設定することもできます。
電源オフ要求に対するファームウェアまたはハードウェアのサポートが実装されていない場合,シャットダウン・プロシージャはシステムを停止しますが,電源は入ったままです。
PQL_DBIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,保留 AST 数の省略時の制限値を設定します。
PQL_DBIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに許可する未実行のバッファード入出力動作数の省略時のバッファード制限数を設定します。
PQL_DBYTLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスが使用できるバッファード空間量の省略時のバッファード入出力制限バイト数を設定します。
PQL_DCPULM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時の CPU 時間制限を設定します。単位は 10 ミリ秒です。
省略時の値 0 は CPU 時間に制限がないことを意味し,ほとんどの状況に適しています。
PQL_DDIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時の直接入出力制限を設定します。
PQL_DENQLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のキューに登録できるパラメータ数の制限を設定します。
PQL_DFILLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のオープン・ファイル制限を設定します。
PQL_DJTQUOTA (D)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のジョブ・テーブル・バイト数クォータを設定します。ジョブ・テーブルに割り当てるページング・プールのバイト数を指定します。大量のジョブ論理名や一時的メールボックスを使用する場合を除き,省略時の値が適しています。
PQL_DPGFLQUOTA (D,G, VAXシステムで A)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のページ・ファイル・クォータを設定します。このパラメータは,PQL_DWSEXTENT以上に設定してください。
PQL_DPRCLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のサブプロセス制限を設定します。
PQL_DTQELM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のタイマ・キュー・エントリ数を設定します。
PQL_DWSDEFAULT (A,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のワーキング・セット・サイズを設定します。
PQL_DWSEXTENT (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のワーキング・セット超過値を設定します。
PQL_DWSQUOTA (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のワーキング・セット・クォータを設定します。
PQL_MASTLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小保留 AST 数の省略時の制限値を設定します。
PQL_MBIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,バッファード入出力最小値を設定します。
PQL_MBYTLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,バッファード入出力最小バイト数を設定します。
PQL_MCPULM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し, 10 ミリ秒単位による CPU 時間最小値を設定します。
PQL_MDIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,直接入出力最小値を設定します。
PQL_MENQLM (D,G)
Create Process ($CREPRC) システム・サービスまたは DCL の RUN (プロセス)コマンドで生成されたプロセスが同じにキューに登録できるロックの最小数の省略時の値を設定します。
PQL_MFILLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,オープン・ファイル最小値を設定します。
PQL_MJTQUOTA (D)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,ジョブ・テーブル・バイト数最小クォータを設定します。
PQL_MPGFLQUOTA (D,G, VAX システムで A)
VAX システムにおいて,システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小ページ・ファイル・クォータを設定します。このパラメータは,PQL_MWSEXTENT 以上に設定してください。
Alpha システムにおいて,システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小ページレット・ファイル・クォータを設定します。
PQL_MPRCLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,サブプロセス最小値を設定します。
PQL_MTQELM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小タイマ・キュー・エントリ数を設定します。
PQL_MWSDEFAULT (A,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時の最小ワーキング・セット・サイズを設定します。
この値は,AUTHORIZE でユーザに対して設定した値 (この値より小さい値) より優先します。
PQL_MWSEXTENT (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,ワーキング・セットの最小超過値を設定します。
この値は,AUTHORIZE でユーザに対して設定した値 (この値より小さい値) より優先します。
PQL_MWSQUOTA (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小ワーキング・セット・クォータを設定します。
この値は,AUTHORIZE でユーザに対して設定した値 (この値より小さいて値) より優先します。
PRCPOLINTERVAL (D, Alpha システムで A)
他のノード上において,接続マネージャ・ディスクや大容量記憶制御プロトコルディスクなどのシステム通信サービス (SCS) アプリケーションを検索する場合のポーリング間隔を秒数で指定します。すべての検索対象ノードが,各時間間隔でポーリングされます。
新しいシステムやサーバを認識する速度が上がると,ポーリング・オーバヘッドが高くなります。
PRIORITY_OFFSET
PRIORITY_OFFSET は,1 つのプロセスが現在のプロセスを先取りするために,スケジューラによって必要とされる優先順位の差を指定します。たとえば,値が 2 の場合には,現在のプロセスが優先順位 1 で実行されているときに,優先順位 2 または優先順位 3 のプロセスは現在のプロセスを先取りできません。しかし,優先順位が 4 以上のプロセスは,現在のプロセスを先取りできます。このメカニズムは,通常の優先順位 (0〜15) のプロセスに対してだけ影響します。省略時の値は 0 です。
この特殊パラメータはコンパックが使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。コンパックからの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PROCSECTCNT (A,G)
プロセスが格納できるセクション記述子数を設定します。各セクション記述子により,プロセス・ヘッダの固定部が 32 バイト増えます。