この節では,DCPS V1.7-1で変更された点について説明します。いくつかの変更点については, 本書の別の箇所でも詳細に説明しています。
DCPS V1.7-1では,次のプリンタのサポートが追加されました。
Compaq Laser Printer LNC02はDIGITAL Laser Printer LNC02と同じものです。DCPS ドキュメントでDIGITAL Laser Printer LNC02につての記述は,Compaq Laser Printer LNC02 にも適用されます。
詳細については,本リリース・ノートの第5章を参照してください。
DCPS V1.7-1では,Compaq Laser Printer LN32およびLNM40のオプション機能であるホチキス止めのサポートが追加されました。DCPS からホチキス止めのオプション機能を使用することについての詳細は, 第6章を参照してください。
DCPSはIP接続について,DIGITAL TCP/IP ServicesおよびProcess SoftwareのMultiNetソフトウェアだけでなく,Process SoftwareのTCPware の使用もサポートするようになりました。TCPwareのV5.3以降がサポートされます。
DCPS V1.7-1では,次の問題が解決されました。
Compaq Laser Printer LN32にシフト排紙が設定されていた場合,メールボックスを出力トレイに選択すると次のようなエラーが発生して, プリント・ ジョブが異常終了していました。
%DCPS-E-OUTTRAYNOTAVL, No MAILBOX_n tray is installed on printer_name
ここで,nは選択されたメールボックス・トレイの番号であり, printer_nameはプリンタ名です。
現在,プリンタのシフト排紙設定に関わらず,DCPSジョブは任意のメールボックスに送ることができます。
DCPS V1.6から,用紙サイズFOLIOを選択すると次のようなエラー・メッセージのいずれかが表示されてジョブが異常終了していました。
%DCPS-E-PARSYNERR, Syntax error in the /PARAMETERS qualifier at or near PAGE_SIZE=FOLIO %DCPS-E-PARSYNERR, Syntax error in the /PARAMETERS qualifier at or near SHEET_SIZE=FOLIO
現在,この問題は解決されています。