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Character Manager (CMGR) のソフトウェア・バージョンを表示します。
SHOW VERSION
コマンド修飾子 省略時設定 なし なし
SHOW VERSIONコマンドは,現在使用している Character Manager (CMGR) のバージョンを表示します。
#1 |
---|
$ CHARACTER_MANAGER SHOW VERSION %CMGR-I-VERSION, CMGR Version V2.0 $ |
この例では,SHOW VERSIONコマンドは, Character Manager (CMGR) ソフトウェアのバージョン2.0を現在使用していることを示します。
プリロード・ファイルから,文字パターンをシステム・データベースに登録します。
UPDATE input-file[,...]
コマンド修飾子 省略時設定 /CONFIRM[=condition] /CONFIRM=ALL /LOG /LOG /SIZE=(font-size[,...]) /SIZE=ALL
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権が必要です。この特権がない場合には,エラー・メッセージが表示され,UPDATEコマンドは無視されます。
input-file[,...]
UPDATEコマンドがシステム・データベース内のレコードを更新するために使用するデータ・ファイルを指定します。入力ファイル指定では,ワイルドカードを使用できます。ファイル・タイプを指定しなかった場合には, ".PRE" が使用されます。
/CONFIRM[=condition]
特定の状況のもとで登録操作を確認するかどうかを選択します。指定できるキーワードは ALLとCONFLICTです。
/NOCONFIRM肯定応答はYES,TRUE,および1です。否定応答はNO,FALSE,0および [Return] キーです。QUITまたは [Ctrl/Z] を入力すると,UPDATEコマンドの処理はその時点で停止されます。ALLと入力すると,UPDATEコマンドの処理は継続され,その後,プロンプトは表示されません。
CONFLICTキーワードは,文字コードの文字パターンが,システム・フォント・データベースにすでに登録されている場合にだけ,確認を要求することを示します。ALLキーワードを指定した場合には,UPDATEコマンドは,プリロード・ファイルから登録されるすべての文字コードに対して確認を要求します。
/CONFIRM修飾子を指定しなかった場合や,この修飾子にキーワードを指定しなかった場合には,/CONFIRM=ALLが指定されているものと解釈されます。
/LOG
UPDATEコマンドが登録される各文字の文字コード指定を,表示するかどうかを制御します。 /LOG修飾子を指定した場合には,UPDATEコマンドは登録した文字の総数も表示します。
/NOLOG省略時の設定では,/LOG修飾子が指定されているものと解釈されます。
/SIZE=(font-size[,...])
UPDATEコマンドがシステム・フォント・データベースに登録するフォント・サイズを指定します。フォント・サイズとして指定できる値は,24,32,および40の任意の組み合わせであるか,またはALLキーワードです。/SIZE=ALLは /SIZE=(24,32,40)と指定するのと同じです。
/SIZE修飾子にフォント・サイズを1つだけ指定した場合には,指定したフォント・サイズの文字パターンだけがプリロード・ファイルからシステム・フォント・データベースに登録されます。この場合,他のフォント・サイズの文字パターンは,それがプリロード・ファイルに格納されている場合でも登録されません。
この修飾子を指定しなかった場合には,/SIZE=ALLが指定されているものと解釈され,プリロード・ファイルに格納されているすべての文字パターンが登録されます。
UPDATEコマンドは,プリロード・ファイルから文字パターンをシステム・フォント・データベースに登録します。
#1 |
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$ CHARACTER_MANAGER UPDATE/CONFIRM=ALL/FULL PRELOAD CMGR-I-UPGFONT, Updating font pattern of GOTHIC database from file DISK$:[DIRE]PRELOAD.PRE ... %CMGR-I-FONTEXIST, Font pattern of size 24x24 for code A124 already exist Update font pattern of size 24x24 for code A124 ? [N]: N %CMGR-I-FONTEXIST, Font pattern of size 32x32 for code A124 already exist Update font pattern of size 32x32 for code A124 ? [N]: N %CMGR-I-FONTEXIST, Font pattern of size 40x40 for code A124 already exist Update font pattern of size 40x40 for code A124 ? [N]: N Update font pattern of size 24x24 for code A125 ? [N]: Y %CMGR-I-FONTUPD, Font pattern of size 24x24 for code A125 updated Update font pattern of size 32x32 for code A125 ? [N]: Y %CMGR-I-FONTUPD, Font pattern of size 32x32 for code A125 updated Update font pattern of size 40x40 for code A125 ? [N]: Y %CMGR-I-FONTUPD, Font pattern of size 40x40 for code A125 updated %CMGR-I-DBUPD, GOTHIC System Database Updated $ |
この例では,UPDATEコマンドは,PRELOAD.PRE というプリロード・ファイル内のすべてのロード可能な文字パターン・シーケンスを読み込み,それをGOTHICというシステム・フォント・データベースに登録します。処理されるすべての文字コードに対して,確認が要求されます。
4.5 JIS X 0208-1983 第2水準漢字文字セット
初期型のVT280シリーズ漢字ディスプレイ・ターミナルには,JIS X 0208-1983 第2水準漢字に対するフォントROMが装備されていません。この漢字ターミナルをサポートするために,EXTRACT CODEコマンドとEXTRACT REFERENCEコマンドで, /JIS2修飾子が提供されています。この修飾子を使用すれば,JIS X 0208-1983 第2水準漢字文字のロード可能シーケンスを取り扱うことができます。
4.6 複数のデータベース
Character Manager (CMGR) のバージョン2.0では,2つのデータベースが提供されます。これらのデータベースの名前はCMGR_DEFAULTとGOTHICです。CMGR_DEFAULTデータベースは,CMGR$DATABASE_NAMEという論理名が定義されていない時に,省略時のデータベースとして使用されます。
4.7 制限事項
以下のような場合には,Character Manager (CMGR) の動作は保証されません。
この接頭語は CMGR 専用に確保されており,ユーザは論理名でこれらの接頭語を使用してはいけません。
一部のデータ・ファイルは通常のテキスト・ファイルですが,これらのファイルをユーザが変更してはいけません。
また,CMGR は,Super DEC 漢字文字セットには対応していません。従来の DEC 漢字文字セットのみサポートしています。
この章では,KANJIGEN ユーティリティについて説明します。
5.1 概要
KANJIGEN は漢字ターミナルの種類や属性の設定および表示,プリローディングの要求を行うユーティリティです。ターミナル種別の設定および表示は DCL コマンドの SET/SHOW TERMINAL に相当するものですが,KANJIGENユーティリティは,漢字ターミナルに関連した項目のみを扱います。
5.2 起動方法
次のコマンドを使用して起動します。
$ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN KANJIGEN> [KANJIGEN コマンド] |
$ KANJI*GEN :== $JSY$SYSTEM:KANJIGEN $ KANJIGEN [KANJIGEN コマンド] |
5.3 KANJIGEN コマンド
この節では,KANJIGEN コマンドについて説明します。
表 5-1 にKANJIGEN コマンドの一覧を示します。
コマンド | 説明 |
---|---|
EXIT | KANJIGEN を終了し,DCL コマンド・レベルにもどります。 |
HELP | KANJIGEN コマンドの HELP を表示します。 |
SET | 漢字ターミナルの種類,属性の設定,オンデマンド・ローディングの要求を行います。 |
SHOW | 指定した漢字ターミナル,またはオンデマンド・ローディング中のすべての漢字ターミナルの種類,属性を表示します。 |
次に,各コマンドについて詳しく説明します。
KANJIGEN を終了します。
EXIT
コマンド修飾子 省略時設定 なし なし
EXIT コマンドは,KANJIGEN ユーティリティを終了し,制御を DCL レベルに戻します。 EXIT コマンドのかわりに [Ctrl/Z] を押すこともできます。
#1 |
---|
KANJIGEN> EXIT |
EXIT コマンドは,KANJIGEN ユーティリティを終了します。
KANJIGEN のコマンドに関するヘルプ・テキストを表示します。
HELP [topic]
コマンド修飾子 省略時設定 なし なし
[topic]
KANJIGEN コマンドの中から,ヘルプ情報が必要なコマンドを指定します。 HELP コマンドでは,パラメータに修飾子を指定できます。
HELP コマンドは KANJIGEN コマンドに関する情報を漢字ターミナルに表示します。トピック・パラメータを指定すれば,そのトピックに関するヘルプ・テキストを表示できます。トピック・パラメータを指定しなかった場合には,参照できる情報リストが表示され,HELP コマンドは,トピックを選択するように要求するプロンプトを表示します。
KANJIGEN> HELP SET/FONT
この例は,SET という KANJIGEN コマンドの /FONT 修飾子についての情報を表示します。
漢字ターミナルまたはプリンタの種類や属性の設定,プリローディングの要求を行います。
SET [device-name]
コマンド修飾子 省略時設定 /DEVICE_TYPE=device-type /DEVICE_TYPE=ORIGINAL /EDIT=state /EDIT=DISABLE /FONT=ODL-type /NOFONT /INPUT=input-code /INPUT=KANA /KCODE_TYPE=kanji-code-type /KCODE_TYPE=DEC83 /OUTPUT=output-code /OUTPUT=KANJI /PRELOAD=(START:n, END:n) /PRELOAD=(START:1, END:1) /PERMANENT /PERMANENT /SYSTEM /SYSTEM
次の制限事項があります。
- 仮想ターミナルの使用について
仮想ターミナル (Virtual terminal:VTAxx など) で漢字を使用する場合には,以下の注意が必要です。
- KANJIGEN でオンデマンド・ローディングを有効にしている物理ターミナルに,仮想ターミナルをコネクトした場合は,仮想ターミナルが新規に作成される場合も含めて,オンデマンド・ローディングは行われます。ただし例外として,仮想ターミナルの設定がオンデマンド・ローディング無効かつ OUTPUT=KANA になっていた場合は,オンデマンド・ローディングは行われません。
- KANJIGEN でオンデマンド・ローディングを有効にしていない物理ターミナルに,仮想ターミナルをコネクトした場合 (1の場合の逆) ,オンデマンド・ローディングは行われません。
- 設定可能な仮想ターミナルは,自分の漢字ターミナルおよびコネクトされている漢字ターミナルのみです。
- リモート・ログインでの制限
- リモート・ノードでの設定はローカル・ノードへ反映されません。
- リモート・ノードでは,/FONT,/KCODE_TYPE 修飾子によるターミナルの設定はできません。ただし,/INPUT,/OUTPUT 修飾子による設定はできます。
- リモート・ログインの環境で,オンデマンド・ローディングを行う場合は,ローカル・ノードで /FONT による設定を行なってからSET HOST してください。
- DECnet 接続によるリモート・ノードでは,/EDIT 修飾子によるターミナルの設定はできません。Telnet 接続の場合は可能です。
[device-name]
設定する漢字ターミナルまたはプリンタの装置名を指定します。装置名は論理名でもかまいません。省略時は論理名 "TT" がとられるので,指定のない場合にはログインした漢字ターミナルに対して設定します。使用されていない他の装置を設定する場合は, /PERMANENTの指定が必要です。すでに他のプロセスによって占有されている装置に対しては,設定できません。
/DEVICE_TYPE=device-type
装置の種類を設定します。設定できる種類は LA84,VT80, VT200_Series,VT300_Series,FOREIGN です。FOREIGN と指定した場合は, SHOW コマンドで表示される DEVICE TYPE (装置の種類) は Unknown となります。装置の種類を変更したくない場合は ORIGINAL を指定します (省略時は ORIGINAL です) 。
- LA86,LA88,LA90,LA280,LA380 プリンタ:
/DEVICE_TYPE=LA84 と設定してください。- VT280 シリーズの漢字ターミナル:
/DEVICE_TYPE=VT200_Series と設定してください。- VT382 ターミナル:
/DEVICE_TYPE=VT300_Series と設定してください。- 漢字ターミナルを VT100 として使用する場合:
/DEVICE_TYPE=VT80 と設定してください。
/EDIT=state
コマンド行での文字単位の編集機能を使用するかどうかを指定します。設定できる状態は,ENABLEまたはDISABLEです。ENABLEに設定する場合は同時に/INPUT=KANJI で入力コードをKANJIに設定する必要があります。この機能を有効にすればターミナルから入力されたSuper DEC漢字コードの文字を有効なコードとして受け取ることができるようになります。また,コマンド行の文字をそのバイト数にかかわりなく,文字単位で編集できるようになります。省略時の設定は,DISABLEです。DECnet 接続によるリモート・ターミナルに対しては設定できません。Telnet 接続の場合は設定できます。/EDIT=ENABLEと/INPUT=KANAを同時に指定することはできません。また,/INPUTの設定がKANAの時は/EDITの設定をENABLEに変更することはできません。
/FONT=ODL-type
オンデマンド・ローディングの実行を制御します。 ODL-type には SOFT または HARD を指定できます。指定を省略すると SOFT として解釈されます。
/NOFONT/FONT または /FONT=SOFT を指定するとソフトウェア・オンデマンド・ローディングが動作し,日本語ターミナル・ドライバは漢字ターミナルのフォント ROM にない文字パターンを検出した場合に,フォント・ハンドラにその文字コードを通知することによって,フォント・データベースから対応するフォントを検索し,そのフォントを装置に転送します。
/FONT=HARD を指定するとハードウェア・オンデマンド・ローディングが動作し,装置からのフォント要求を検出した場合に,フォント・ハンドラにその文字コードを通知することによって,フォント・データベースから対応するフォントを検索し,そのフォントを装置に転送します。
装置のフォントROMにない文字パターンを使用する場合は,/FONT を指定してオンデマンド・ローディングを Enable に設定するか,CMGR ユーティリティで作成されたプリロードファイルを TYPE コマンドまたは COPY コマンドでその装置にロードする必要があります (オンデマンド・ローディングについては 第 2 章 を, CMGR については 第 4 章 を参照してください)。
/FONT 修飾子の使用には,次の制限事項があります。
- /FONT と /OUTPUT=KANA を同時に指定することはできません。
- リモート・ターミナル (RTxxのデバイス名) に対しては /FONT 修飾子は使用できません。
オンデマンド・ローディング機能がインストールされていない場合は,/NOFONT として,Disable に設定してください。
/INPUT=input-code
入力コードの処理を制御します。入力コードとして,KANAまたはKANJIを指定します。日本語ライブラリのJLB$DEV_KANJI_INルーチンにより入力を参照しているアプリケーションでは,8 ビット目がONのデータ入力時にこの設定がKANAとしてある場合は 1 バイト・コード,KANJIとしている場合は 2バイト・コードによる入力として処理します。省略時はKANAです。/INPUT=KANAと/EDIT=ENABLEを同時に指定することはできません。また, /EDITの設定がENABLEの時は/INPUTの設定をKANAに変更することはできません。
注意
DEC XTPU では,KANJIGENユーティリティにおける /INPUT=KANA あるいは /INPUT=KANJI の設定を参照しますが, DEC XTPU の組込み関数 SET(INPUT_MODE,{KANA|KANJI}) の設定が優先されます。
/KCODE_TYPE=kanji-code-type
装置が DEC 漢字 1978 年版 (JIS C 6226-1978 規格準拠) のときは DEC78, JIS 漢字 1983 年版 (JIS X 0208-1983 規格準拠) のときは DEC83 と設定します (省略時設定値は DEC83 です)。DEC78 と設定すると,日本語ターミナル・ドライバは,JIS 漢字領域 8 区の罫線コードを拡張漢字領域 94 区の DEC 罫線コードに変換して出力します。
リモート・ターミナル (RTxx) に対しては設定できません。
/OUTPUT=output-code
装置の表示モードの参照用の設定です。出力コードとして,KANA または KANJI を指定します。日本語ライブラリのJLB$DEV_KANJIルーチンにより表示モードを参照しているアプリケーションでは,この設定によってヘルプの切り替えなどをしています (省略時は KANJI です) 。/FONT または /PRELOAD と,/OUTPUT=KANA を同時に指定することはできません。
/PRELOAD[=(START:開始区番号,END:終了区番号)]
ユーザ定義文字の文字パターンを,指定した装置のメモリ (フォントRAM) に書き込みます。
開始区番号: プリロードを開始する拡張領域の区番号 (1 〜 94) を指定します (省略時の値は 1 です) 。 終了区番号: プリロードを終了する拡張領域の区番号 (1 〜 94) を指定します (省略時の値は 1 です) 。
/PRELOAD と /OUTPUT=KANA,/SYSTEM を同時に指定することはできません。
注意
実際にプリロードが行われるのは,DEVICE_TYPE が LA80,LA84,VT80,VT200_Series, VT300_Series の場合のみです。
/PERMANENT
指定装置の種類を設定し直し,システムがシャット・ダウンするまで持続させます。この指定がないと,ログアウトした時点で属性はもとの設定に戻ります (DCL コマンド : SET TERMINAL/PERMANENT の仕様に同じ)。PHY_IO 特権が必要です。/SYSTEM
システムの省略時の設定を定義します。/SYSTEM と同時に指定された設定がシステムの省略時の設定となります。PHY_IOおよびSYSPRV特権が必要です。 /SYSTEM と /PRELOAD を同時に指定することはできません。
漢字ターミナルやプリンタの種類と属性の設定,オンデマンド・ローディング設定,プリローディングの要求,および文字単位編集機能の設定を行います。 装置としては VT200_Series,VT300_Series,LA84,FOREIGN,ORIGINAL の設定ができます。また,KANJIGEN は /DEVICE_TYPE 修飾子に指定した装置の種類によって,次のようにターミナル属性を設定します。これは OpenVMS の SET TERMINAL コマンドを実行するのと同様です。
表 5-2 /DEVICE_TYPE 修飾子によるターミナル属性の設定 ターミナル属性
VT200
VT300LAxx ADVANCED_VIDEO Yes Yes No ANSI_CRT Yes Yes No BLOCK_MODE No No No DEC_CRT Yes Yes No DEC_CRT2 Yes Yes No DEC_CRT3 No Yes No EDIT_MODE Yes Yes No EIGHT_BIT Yes Yes Yes FORM No No Yes HARDCOPY/SCOPE Scope Scope Hard LFFILL 0 0 0 LOWERCASE/UPPERCASE Low Low Low PAGE 24 24 66 PRINTER_PORT Yes Yes No READ_SYNC No No No REGIS − 1 − 1 No SIXEL_GRAPHICS Yes Yes No SOFT_CHARACTERS Yes Yes No TAB Yes Yes Yes TTSYNC Yes Yes Yes TYPE_AHEAD Yes Yes Yes WIDTH 80 80 180 WRAP Yes Yes Yes
#1 |
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$ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN KANJIGEN> SET/FONT/DEVICE_TYPE=VT200_SERIES/KCODE_TYPE=DEC78 |
現在使用中の漢字ターミナルを VT200_SERIES として設定し,オンデマンド・ローディング処理も起動します。さらに,JIS 漢字領域 8 区の罫線コードを拡張領域 94 区のDEC罫線コードに変換します。
#2 |
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$ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN KANJIGEN> SET TXA5/DEVICE_TYPE=LA84/NOFONT/PERMANENT |
装置 TXA5 を LA84 として設定し,オンデマンド・ローディング処理は不要とします。またこの設定をログアウト後も有効とします。
#3 |
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$ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN KANJIGEN> SET /NOFONT/PRELOAD=END:3 KANJIGEN> SET /NOFONT/PRELOAD=(START:10,END:10) |
現在使用中の漢字ターミナルに,DEC拡張漢字領域の1区〜 3区,および10区にあるユーザ定義文字の文字パターンをプリロードして,オンデマンド・ローディング処理は不要とします。
#4 |
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$ KANJIGEN :== $JSY$SYSTEM:KANJIGEN $ KANJIGEN SET/DEVICE_TYPE=VT300_SERIES $ |
フォーリン・コマンドにより漢字ターミナルの属性を設定します。
#5 |
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KANJIGEN> SET/EDIT=ENABLE/INPUT=KANJI |
現在使用中のターミナルの文字単位編集機能を有効にし,入力コードを漢字コードとして扱います。
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