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メモリに関連するシステム資源の可用性と使用状況を表示します。
SHOW MEMORY
SHOW MEMORY コマンドから提供される情報は,システムの性能を向上させるために,特定のシステム・メモリ資源を変更すべきかどうかの決定に有用です。システム・メモリ資源とは,次のとおりです。物理メモリ
プロセス・エントリ・スロットおよびバランス・スロット
非ページングおよびページング動的メモリ
ページング・ファイルおよびスワップ・ファイルの領域
ファイル・データ・キャッシュ・メモリ使用SHOW MEMORY コマンドを実行すると,表示が SYS$OUTPUT に書き込まれます。指定した修飾子に応じて,表示には次のメモリ資源統計情報が示されます。
物理メモリの使用状況
不良ページ・リスト
OpenVMS システムに割り当てられたページ数
スロットの使用状況
動的メモリの使用状況 (バイト数)
ページング・ファイルの使用状況 (ブロック数)
動的メモリ
コードとデータ用の粒度ヒント領域 (Alpha のみ)
仮想入出力キャッシュ機能 (VAX のみ)
拡張ファイル・キャッシュ機能 (Alpha のみ)表示される各項目についての詳細は,例を参照してください。
/ALL (省略時の設定)
得られるすべての情報,つまり,/FILES 修飾子,/PHYSICAL_PAGES 修飾子, /POOL 修飾子,および /SLOTS 修飾子によって表示される情報を表示します。/BUFFER_OBJECTS (Alpha のみ)
バッファ・オブジェクトによって使用されているシステム・リソースについての情報を表示します。/CACHE[=(キーワード[,...])]
どちらがロードされているかに応じて,仮想入出力キャッシュ機能または拡張ファイル・キャッシュ機能に関する情報を表示します。キャッシュ機能情報は SHOW MEMORY および SHOW MEMORY/CACHE/FULL コマンドの一部として表示されます。拡張ファイル・キャッシュがロードされている場合には,以下のキーワードとオプションを指定することができます。
VOLUME[=装置] 指定されたボリュームのボリューム・レベルの統計情報を表示するように要求する。装置が指定されなかった場合の省略時の設定は SYS$DISK である。装置指定にはワイルドカードを使用することができる。その場合,装置指定は物理装置名に基づくものでなければならない。VOLUME=*を指定すると,キャッシュ内のすべてのボリュームの統計情報が表示される。 FILE=ファイル指定 キャッシュ内の指定されたファイルのファイル・レベルの統計情報を表示するように要求する。ファイル指定は明示的または暗黙の装置指定を含んでいなければならない。ファイル指定では,RMS の規則に従ってワイルドカードを使用することができる。 FILE=dev:*.*と指定すると,特定の装置の,キャッシュ内のすべてのファイルの統計情報が表示される。ディスク上の多数のファイルが該当する部分的なワイルド・ファイル指定を使用すると,表示の際に多大な処理オーバヘッドが発生する可能性がある。省略時の設定では,オープンされているファイルとクローズされているファイルの両方が表示される ( どちらかのファイルを表示するには, OPEN および CLOSED キーワードを使用する ) 。 このコマンドは,表示対象として多くのファイルを選択すると,実行に失敗することがあります。エラー・メッセージが表示された場合は,選択するファイルの数を減らして,コマンドを再発行してください。
TOPQIO[=n] キャッシュ内の,全体的な QIO 回数が最も多いn 個のファイルのファイル・レベルの統計情報を表示するように要求する (n は省略時の設定では 10)。 TOPHITRATE[=n] キャッシュ内の,全体的なキャッシュ・ヒット率が最も大きいn 個のファイルのファイル・レベルの統計情報を表示するように要求する (n は省略時の設定では 10)。
OPEN 表示にオープンされているファイルのみを含める (TOPQIO と TOPHITRATE の省略時の設定)。 CLOSED 表示にクローズされているファイルのみを含める。
/EXACT
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,大文字と小文字を区別した文字列検索を指定します。この場合,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。/SEARCH 修飾子を指定せずに /EXACT 修飾子を指定した場合, "Find キー" (E1)を押すと文字列検索が有効になります。
/FILES
現在インストールされている,各ページング・ファイルとスワップ・ファイルの使用状況に関する情報を表示します。/FULL
/POOL または /FILES 修飾子とともに使用した場合,現在インストールされている個々のプール・エリア,またはページング・ファイルおよびスワップ・ファイルについての追加情報を表示します。この修飾子は, /FILES または /POOL 修飾子が明示的に指定されていなければ無視されます。
/CACHE 修飾子とともに使用すると,/FULL はロードされているファイル・データ・キャッシュに関する追加情報を表示します (VIOC または XFC)。
/GH_REGIONS
OpenVMS Alpha で,確立された粒度ヒント領域 (GHR) についての情報を表示します。これらの領域について,領域サイズ,フリー・メモリの量,使用中のメモリ量,領域から OpenVMS に解放されたメモリ量の情報を表示します。粒度ヒント領域の情報は,SHOW MEMORY, SHOW MEMORY/ALL, SHOW MEMORY/FULL の各コマンドによる表示の一部としても表示されます。/HIGHLIGHT[=キーワード]
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,一致した検索文字列の強調表示方法を指定します。一致した検索文字列があった場合は,行全体が強調されます。キーワードには,BOLD, BLINK, REVERSE, および UNDERLINE を指定できます。省略時の設定は BOLD です。/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を制御します。この修飾子を指定しなかった場合や, /OUTPUT 修飾子だけを指定してファイル指定を省略した場合には,出力は,論理名 SYS$OUTPUT が割り当てられている,現在のプロセスにおける省略時の出力ストリーム,または装置に出力されます。/OUTPUT 修飾子に部分的なファイル指定 ( たとえば,ディレクトリだけ ) を指定した場合には,SHOW という省略時のファイル名と, LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。ファイル指定をするときには,ワイルドカード文字は使用できません。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
/PAGE[=キーワード]
/NOPAGE (省略時の設定)
コマンド出力の画面表示をページャを介して行います。次のキーワードを指定できます。
CLEAR_SCREEN ページモードで表示(毎回画面を消去する) SCROLL スクロールモードで表示(毎回画面を消去しない) SAVE[=n] n ページ分の履歴を保持する(前ページに戻ること等が可能)
/PAGE=SAVE 修飾子を指定すると最大 5 画面(最大 255 カラムまで)分の履歴を保存できます。ページャ内では以下のキーを使って画面の移動などができます。
キー・シーケンス 説明 Up arrow key, Ctrl/B 1行スクロールアップ Down arrow key 1行スクロールダウン Left arrow key 1カラム左シフト Right arrow key 1カラム右シフト Find (E1) 文字列検索を起動 Insert Here (E2) 半画面右シフト Remove (E3) 半画面左シフト Select (E4) 80/132 カラム切替え Prev Screen (E5) 前ページに移動 Next Screen (E6), Return, Enter, Space 次ページに移動 F10, Ctrl/Z 終了(ユーティリティによっては異なる) Help (F15) ヘルプ・テキストを表示 Do (F16) 最新(現在)画面と(履歴内で)最古画面の切り替え Ctrl/W 再表示
/PAGE 修飾子は /OUTPUT 修飾子とは同時に使用できません。
/PHYSICAL_PAGES
物理メモリのサイズと,未使用ページおよび変更ページのページ数に関する情報を表示します。/POOL
各動的メモリ(プール)領域の使用状況に関する情報を表示します。この中には,未使用領域のサイズと各領域の最大連続ブロックのサイズも含まれています。/RESERVED (Alpha のみ)
メモリ予約についての情報を表示します。/SEARCH="検索文字列"
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,表示される情報内で検索したい文字列を指定します。文字列にスペース文字等を入れたい場合は,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。情報が表示されている時に Find(E1) キーを押すと,検索文字列を動的に変更することができます。この場合は,引用符は必要ありません。
/SLOTS
パーティション制御ブロック(PCB) ベクター・スロットとバランス・スロットの可用性に関する情報を表示します。/WRAP
/NOWRAP (省略時の設定)
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,画面の幅より長い行を改行表示するかどうかを指定します。 /WRAP 修飾子を指定した場合,はみ出す部分は次行に表示されます。/NOWRAP 修飾子を指定した場合,はみ出した部分は左右にスクロールしながら見ることができます。
#1 |
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$ SHOW MEMORY System Memory Resources on 20-JAN-2001 15:22:04.11 Physical Memory Usage (pages): Total Free In Use Modified Main Memory (2.00Gb) 262144 201249 60162 733 Extended File Cache (Time of last reset: 18-JAN-2001 17:15:14.33) Allocated (Mbytes) 370.00 Maximum size (Mbytes) 1024.00 Free (Mbytes) 317.79 Minimum size (Mbytes) 370.00 In use (Mbytes) 52.20 Percentage Read I/Os 72% Read hit rate 96% Write hit rate 0% Read I/O count 119363 Write I/O count 46259 Read hit count 115283 Write hit count 0 Reads bypassing cache 45 Writes bypassing cache 0 Files cached open 372 Files cached closed 392 Vols in Full XFC mode 0 Vols in VIOC Compatible mode 3 Vols in No Caching mode 0 Vols in Perm. No Caching mode 0 Granularity Hint Regions (pages): Total Free In Use Released Execlet code region 1024 0 586 438 Execlet data region 256 0 256 0 S0/S1 Executive data region 576 0 576 0 Resident image code region 1024 0 830 194 Slot Usage (slots): Total Free Resident Swapped Process Entry Slots 647 614 33 0 Balance Set Slots 645 614 31 0 Dynamic Memory Usage: Total Free In Use Largest Nonpaged Dynamic Memory (Mb) 4.28 2.38 1.89 2.25 Bus Addressable Memory (Kb) 168.00 128.00 40.00 128.00 Paged Dynamic Memory (Mb) 5.68 3.42 2.26 3.41 Lock Manager Dyn Memory (Mb) 1.13 0.00 1.12 Buffer Object Usage (pages): In Use Peak 32-bit System Space Windows (S0/S1) 3 3 64-bit System Space Windows (S2) 0 0 Physical pages locked by buffer objects 3 3 Memory Reservations (pages): Group Reserved In Use Type VCC$MIN_CACHE_SIZE --- 47360 47360 Allocated Total (370.00 Mbytes reserved) 47360 47360 Swap File Usage (8KB pages): Index Free Size DISK$X6XV_BRAHMA:[SYS0.SYSEXE]SWAPFILE.SYS 1 5168 5168 Paging File Usage (8KB pages): Index Free Size DISK$X6XV_BRAHMA:[SYS0.SYSEXE]PAGEFILE.SYS 254 215288 215288 Total committed paging file usage: 7418 Of the physical pages in use, 4951 pages are permanently allocated to OpenVMS. |
この例は,予約可能ページを示しています。予約可能ページが負の値になっている場合は,ページファイルの固定容量を増やすことを検討してください。
#2 |
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$ SHOW MEMORY/CACHE/FULL System Memory Resources on 3-NOV-2001 18:36:12.79 Extended File Cache (Time of last reset: 31-OCT-2001 10:18:07.39) Allocated (Mbytes) (1)370.00 Maximum size (Mbytes) (9)1024.00 Free (Mbytes) (2)319.75 Minimum size (Mbytes) (10) 370.0 In use (Mbytes) (3) 50.25 Percentage Read I/Os (11) 98% Read hit rate (4) 79% Write hit rate (12) 0% Read I/O count (5) 18110 Write I/O count (13) 310 Read hit count (6) 14343 Write hit count (14) 0 Reads bypassing cache (7) 37 Writes bypassing cache (15) 0 Files cached open (8) 351 Files cached closed (16) 307 Vols in Full XFC mode (17) 0 Vols in VIOC Compatible mode (17) 0 Vols in No Caching mode(17) 0 Vols in Perm No Caching mode (17) 0 I/O Statistics (18) - Distributions (MAX_IO_SIZE: 127 (19)) ------------------------------------------------------- Transfer Size: Reads Read Hits Writes 1 Block IO: 35053 (20) 34553 (21) 87 (22) 2 Block IO: 469 284 9 3 Block IO: 26516 26346 24 4 Block IO: 348 205 6 5 Block IO: 13205 13160 0 6 Block IO: 161 111 0 7 Block IO: 185 152 0 . . . 114 Block IO: 1 0 0 116 Block IO: 2 1 0 121 Block IO: 1 0 0 >127<256 Block IO: 12 0 >255 Block IO: 14 0 ---------------------------------------------------- Totals: 84411 80535 630 |
注意
この例は,拡張ファイル・キャッシュがロードされた Alpha システム上での SHOW MEMORY/CACHE/FULL コマンドの出力を示しています。SHOW MEMORY/CACHE/FULL コマンドは,仮想入出力キャッシュがロードされていると,VAX システムと Alpha システムで異なるフィールドを表示します。
拡張ファイル・キャッシュの使用
Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ機能の使用状況を示します。
(1) Allocated 拡張ファイル・キャッシュに割り当てられたシステム・メモリの総量 (メガバイト単位)。 (2) Free 現在キャッシュが使用していない割り当て済みのメモリ量 (メガバイト単位)。 (3) In use 有効なキャッシュ・データを含んでいる割り当て済みのメモリ量 (メガバイト単位)。 (4) Read hit rate キャッシュ読み込みヒット率を読み込み入出力のパーセンテージとして示す。 (5) Read I/O count 前回の統計情報の再設定以降にキャッシュに対して行われた読み込み入出力の総数。 (6) Read hit count 前回の統計情報の再設定以降に,キャッシュ内にデータが存在していたために物理入出力を実行しなかった読み込み入出力の総数。 (7) Reads bypassing cache 前回の統計情報の再設定以降に,キャッシュをバイパスし,直接ディスクに対して行われた読み込みの総数。 (8) Files cached open キャッシュ内のオープンされたファイルの総数。 (9) Maximum size (Mbytes) キャッシュの最大サイズ (メガバイト単位)。 (10) Minimum size (Mbytes) キャッシュの最小サイズ (メガバイト単位)。メモリ予約 VCC$MIN_CACHE_SIZE の値を表示する。詳細については,『OpenVMS システム管理者マニュアル』を参照。 (11) Percentage Read I/O 発生した読み込み入出力の比率。たとえば,読み書き入出力率が 100% である場合は,すべての入出力が読み込み入出力だったことを示す。 (12) Write hit rate (拡張ファイル・キャッシュ・バージョン 1 ではつねにゼロ)。 (13) Write I/O count 前回の統計情報の再設定以降に,キャッシュに対して行われた書き込み入出力の総数。 (14) Write hit count (拡張ファイル・キャッシュ・バージョン 1 ではつねにゼロ)。 (15) Writes bypassing Cache 前回のシステム・ブート以降に,キャッシュをバイパスし,直接ディスクに対して行われた書き込みの総数。 (16) Files cached closed キャッシュ内のクローズされたファイルの総数。 (17) Volume modes キャッシング状態にあるボリュームの総数。XFC の最初のリリースは VIOC 互換モードのみをサポートしている点に注意。将来のリリースではフル・モードがサポートされる予定。 (18) I/O Statistics 入出力サイズのシステム全体の分布 (切り上げ)。 (19) MAX_IO_SIZE システム・パラメータ VCC_MAX_IO_SIZE の現在の設定 (ブロック数)。拡張ファイル・キャッシュ (XFC) は,このサイズまでしかファイルのキャッシングを行わない。 (20) Reads システム全体の読み込みの数。 (21) Read Hits キャッシュによって解決された読み込みの数。 (22) Writes システム全体の書き込みの数。
#3 |
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$ SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) System Memory Resources on 20-JAN-2001 15:35:32.51 Extended File Cache Volume Statistics: _$7$DKA200: (DISK$X6XV_BRAHMA), Caching mode is VIOC Compatible Open files (1) 372 Closed files (9) 395 Files ever opened (2) 1007 Files ever deposed (10) 240 Allocated pages (3) 6405 Locks acquired (11) 736 Total QIOs (4) 166552 Read hits (12) 115984 Virtual reads (5) 120068 Virtual writes (13) 46484 Hit rate (6) 69 % Read aheads (14) 11766 Read throughs (7) 120021 Write throughs (15) 46484 Read arounds (8) 47 Write arounds (16) 0 Ave Disk I/O Resp Time incl cache hits (microseconds)(17) 3497 Total of 1 volumes in cache |
拡張ファイル・キャッシュの使用
Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ機能の使用状況を示します。
(1) Open Files SHOW コマンドが発行された時点でオープンされており,拡張ファイル・キャッシュによってキャッシングされていたこのボリューム上のファイルの数。 (2) Files ever opened このボリューム上のファイルをオープンするために,拡張ファイル・キャッシュが要求された回数。 (3) Allocated pages 現在,拡張ファイル・キャッシュが,このボリュームの実際のファイル・データを格納するために使用しているメイン・メモリ・データ・ページの数。 (4) Total QIOs 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った QIO および PAGE I/O 呼び出しの総数。 (5) Virtual reads 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想読み込み要求の累積数。 (6) Hit rate ボリュームに対して実際の入出力を発行するのではなく,キャッシュからデータをコピーすることによって完了した Total QIOs のパーセンテージ。 (7) Read throughs 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが可能な仮想読み込みの数。 (8) Read arounds 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが不可能な仮想読み込みの数。理由としては,OpenVMS クラスタ内に XFC に準拠していないノードが存在する場合や,VCC_MAX_IO_SIZE よりも大きい入出力を受け取った場合などが考えられる。 (9) Closed files 拡張ファイル・キャッシュがメモリ内に保持しているクローズされたファイルの数。後にファイル・アクセスが行われると,実際のボリュームに対して入出力を発行しなくても,メイン・メモリからデータにアクセスすることができる。 (10) Files ever deposed メモリから削除されたファイル。拡張ファイル・キャッシュが自分のメモリからファイルを削除する理由としては,システムの他の部分がメモリの要求を行った場合や,クラスタ内でアクセス・モードの衝突が起こった場合などが考えられる。 (11) Locks acquired このボリューム上で使用されているファイル・アクセス・ロックの現在の数。 (12) Read hits 読み込みがデータ・キャッシュによって解決された回数の累積数。 (13) Virtual writes キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想書き込み入出力の累積数。 (14) Read aheads 拡張ファイル・キャッシュが,順編成ファイル入出力仮想読み込みを検出した後に,このボリューム上で先読み入出力を発行した回数の累積数。 (15) Write throughs 仮想書き込みがキャッシングされたデータを変更することができた回数の累積数。 (16) Write arounds 仮想書き込みがキャッシュ・メモリ内のデータを更新できなかったことが検出された回数の累積数。 (17) Average Disk I/O Response Time キャッシュ・ヒットを含むディスク I/O の平均応答時間 (マイクロ秒単位)。対称型マルチプロセッシング (SMP) システムでは,同じ CPU 上で開始され,終了した I/O のみが応答時間に含まれる点に注意。物理 I/O はすべて無視される。
#4 |
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$ SHOW MEMORY/CACHE=(VOL=DKA100,TOPQIO=3) System Memory Resources on 3-NOV-2001 18:36:12.79 Extended File Cache Top QIO File Statistics: _$7$DKA200: (DISK$X6Y0_RESD), Caching mode is VIOC Compatible _$7$DKA200:[SYS0.SYSEXE]SYSDUMP.DMP;2 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages (1) 334 Total QIOs (6) 1712 Read hits (2) 1559 Virtual reads (7) 1712 Virtual writes (3) 0 Hit rate (8) 91 % Read aheads (4) 0 Read throughs (9) 0 Write throughs (5) 0 Read arounds (10) 0 Write arounds (11) 0 _$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSEXE]SYS$QUEUE_MANAGER.QMAN$JOURNAL;1 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages 931 Total QIOs 1057 Read hits 5 Virtual reads 1044 Virtual writes 13 Hit rate 0 % Read aheads 2 Read throughs 1044 Write throughs 13 Read arounds 0 Write arounds 0 _$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSLIB]DECC$SHR.EXE;1 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages 135 Total QIOs 730 Read hits 673 Virtual reads 730 Virtual writes 0 Hit rate 0 % Read aheads 2 Read throughs 0 Write throughs 0 Read arounds 0 Write arounds 0 Total of 3 files for this volume |
拡張ファイル・キャッシュ上位 QIO ファイル統計情報の使用
Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ上位 QIO ファイル統計情報機能の使用状況を示します。項目の意味については,SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) の例を参照してください。
(1) Allocated pages 現在,拡張ファイル・キャッシュが,このボリュームの実際のファイル・データを格納するために使用しているメイン・メモリ・データ・ページの数。 (2) Read hits 読み込みがデータ・キャッシュによって解決された回数の累積数。 (3) Virtual writes キャッシュがこのボリュームに対して受け取った仮想書き込み入出力の累積数。 (4) Read aheads 拡張ファイル・キャッシュが,順編成ファイル入出力仮想読み込みを検出した後に,このボリューム上で先読み入出力を発行した回数の累積数。 (5) Write throughs 仮想書き込みがキャッシングされたデータを変更することができた回数の累積数。 (6) Total QIOs 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った QIO および PAGE I/O 呼び出しの総数。 (7) Virtual reads 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想読み込み要求の累積数。 (8) Hit rate ボリュームに対して実際の入出力を発行するのではなく,キャッシュからデータをコピーすることによって完了した Total QIOs のパーセンテージ。 (9) Read throughs 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが可能な仮想読み込みの数。 (10) Read arounds 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが不可能な仮想読み込みの数。理由としては,OpenVMS クラスタ内に XFC に準拠していないノードが存在する場合や,VCC_MAX_IO_SIZE よりも大きい入出力を受け取った場合などが考えられる。 (11) Write arounds 仮想書き込みがキャッシュ・メモリ内のデータを更新できなかったことが検出された回数の累積数。
#5 |
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$ SHOW MEMORY/CACHE=(VOL=DKA100,TOPHITRATE=3) System Memory Resources on 3-NOV-2001 18:36:12.79 Extended File Cache Top Hitrate File Statistics: _$7$DKA200: (DISK$X6Y0_RESD), Caching mode is VIOC Compatible _$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSLIB]SMGSHR.EXE;1 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages (1) 16 Total QIOs (6) 277 Read hits (2) 267 Virtual reads (7) 277 Virtual writes (3) 0 Hit rate (8) 96 % Read aheads (4) 0 Read throughs (9) 277 Write throughs (5) 0 Read arounds (10) 0 Write arounds (11) 0 _$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSLIB]UTIL$SHARE.EXE;1 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages 8 Total QIOs 185 Read hits 178 Virtual reads 185 Virtual writes 0 Hit rate 96 % Read aheads 1 Read throughs 185 Write throughs 0 Read arounds 0 Write arounds 0 _$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSLIB]CMA$TIS_SHR.EXE;1 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages 6 Total QIOs 165 Read hits 159 Virtual reads 165 Virtual writes 0 Hit rate 96 % Read aheads 2 Read throughs 165 Write throughs 0 Read arounds 0 Write arounds 0 Total of 3 files for this volume |
拡張ファイル・キャッシュ上位ヒット率ファイル統計情報の使用
Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ上位ヒット率ファイル統計情報機能の使用状況を示します。項目の意味については,SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) の例を参照してください。
(1) Allocated pages 現在,拡張ファイル・キャッシュが,このボリュームの実際のファイル・データを格納するために使用しているメイン・メモリ・データ・ページの数。 (2) Read hits 読み込みがデータ・キャッシュによって解決された回数の累積数。 (3) Virtual writes キャッシュがこのボリュームに対して受け取った仮想書き込み入出力の累積数。 (4) Read aheads 拡張ファイル・キャッシュが,順編成ファイル入出力仮想読み込みを検出した後に,このボリューム上で先読み入出力を発行した回数の累積数。 (5) Write throughs 仮想書き込みがキャッシングされたデータを変更することができた回数の累積数。 (6) Total QIOs 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った QIO および PAGE I/O 呼び出しの総数。 (7) Virtual reads 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想読み込み要求の累積数。 (8) Hit rate ボリュームに対して実際の入出力を発行するのではなく,キャッシュからデータをコピーすることによって完了した Total QIOs のパーセンテージ。 (9) Read throughs 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが可能な仮想読み込みの数。 (10) Read arounds 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが不可能な仮想読み込みの数。理由としては,OpenVMS クラスタ内に XFC に準拠していないノードが存在する場合や,VCC_MAX_IO_SIZE よりも大きい入出力を受け取った場合などが考えられる。 (11) Write arounds 仮想書き込みがキャッシュ・メモリ内のデータを更新できなかったことが検出された回数の累積数。
#6 |
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$ SHOW MEMORY/CACHE=(FILE=SYS$LOGIN:*.*,OPEN,CLOSED) System Memory Resources on 3-NOV-2001 18:36:12.79 Extended File Cache Statistics: _$7$DKA200:[SYS0.SYSMGR]ACCOUNTNG.DAT;1 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages (1) 1 Total QIOs (6) 17 Read hits (2) 0 Virtual reads (7) 1 Virtual writes (3) 16 Hit rate (8) 0 % Read aheads (4) 0 Read throughs (9) 0 Write throughs (5) 16 Read arounds (10) 0 Write arounds (11) 0 _$7$DKA200:[SYS0.SYSMGR]ACME$SERVER.LOG;129 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages 1 Total QIOs 2 Read hits 0 Virtual reads 1 Virtual writes 1 Hit rate 0 % Read aheads 0 Read throughs 1 Write throughs 1 Read arounds 0 Write arounds 0 _$7$DKA200:[SYS0.SYSMGR]CLUE$STARTUP_BRAHMA.LOG;935 (closed) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages 2 Total QIOs 32 Read hits 0 Virtual reads 0 Virtual writes 32 Hit rate 0 % Read aheads 0 Read throughs 0 Write throughs 32 Read arounds 0 Write arounds 0 . . . _$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSMGR]VMS$AUDIT_SERVER.DAT;1 (open) Caching is enabled, active caching mode is Write Through Allocated pages 1 Total QIOs 8 Read hits 3 Virtual reads 8 Virtual writes 0 Hit rate 37 % Read aheads 1 Read throughs 8 Write throughs 0 Read arounds 0 Write arounds 0 Total of 50 files for this volume |
拡張ファイル・キャッシュ統計情報の使用
Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ統計情報機能の使用状況を示します。項目の意味については,SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) の例を参照してください。
(1) Allocated pages 現在,拡張ファイル・キャッシュが,このボリュームの実際のファイル・データを格納するために使用しているメイン・メモリ・データ・ページの数。 (2) Read hits 読み込みがデータ・キャッシュによって解決された回数の累積数。 (3) Virtual writes キャッシュがこのボリュームに対して受け取った仮想書き込み入出力の累積数。 (4) Read aheads 拡張ファイル・キャッシュが,順編成ファイル入出力仮想読み込みを検出した後に,このボリューム上で先読み入出力を発行した回数の累積数。 (5) Write throughs 仮想書き込みがキャッシングされたデータを変更することができた回数の累積数。 (6) Total QIOs 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った QIO および PAGE I/O 呼び出しの総数。 (7) Virtual reads 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想読み込み要求の累積数。 (8) Hit rate ボリュームに対して実際の入出力を発行するのではなく,キャッシュからデータをコピーすることによって完了した Total QIOs のパーセンテージ。 (9) Read throughs 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが可能な仮想読み込みの数。 (10) Read arounds 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが不可能な仮想読み込みの数。理由としては,OpenVMS クラスタ内に XFC に準拠していないノードが存在する場合や,VCC_MAX_IO_SIZE よりも大きい入出力を受け取った場合などが考えられる。 (11) Write arounds 仮想書き込みがキャッシュ・メモリ内のデータを更新できなかったことが検出された回数の累積数。
#7 |
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$ SHOW MEMORY/PHYSICAL_PAGES System Memory Resources on 3-NOV-2001 16:11:30.76 Physical Memory Usage (pages): Total (1) Free (2) In Use (3) Modified (4) Main Memory (32.00Mb) 65536 44233 20955 308 Of the physical pages in use, 10970 pages are permanently allocated to VMS. |
物理メモリの使用
物理メモリの使用状況を示します。
(1) Total システムが一般的な用途のために使用できる物理メモリ・ページの数。この数には,共用メモリ・グローバル・セクション,メールボックス,およびコモン・イベント・ブロックに使用される (一部の VAX 上に存在する) マルチポート・メモリ・ページは含まれない。 (2) Free 未使用ページ・リストに含まれているページの数。 (3) In Use 現在使用されているページの数。この数は,未使用ページ・リスト,変更ページ・リスト,および不良ページ・リストに含まれているページの数を足し合わせ,合計の使用可能ページの数から引くことによって得られる。 (4) Modified 変更ページ・リストに含まれているページの数。
不良ページ・リスト
不良ページ・リストの内容を示します。
注意
これは,不良ページ・リストにページが含まれている場合にのみ表示されます。
Total 不良ページ・リストに含まれているページの数。 Dynamic システムのブート後に検出されたメモリ・エラーの数。 I/O Errors ページ・フォルト処理の際に検出されたエラーの数。 Static ブート時スキャンの際に検出されたメモリ・エラーの数。
省略時の設定では,シングル・ビット・エラーとダブル・ビット・エラーのどちらが発生した場合でも,ブート時スキャンの際にページの削除が行われます。
OpenVMS に割り当てられたページの数
物理メモリ表示を含んでいる SHOW MEMORY 表示の末尾には,OpenVMS システムに永久的に割り当てられているページの数が表示されます。これらのページには,非ページング・エグゼクティブ・コードとデータ,PFN データベース,非ページング動的メモリ,割り込みスタック,およびシステム・ページ・テーブルが含まれます。
#8 |
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$ SHOW MEMORY/SLOTS System Memory Resources on 3-NOV-2001 16:11:35.31 Slot Usage (slots): Total (1) Free (2) Resident (3) Swapped (4) Process Entry Slots 75 28 46 1 Balance Set Slots 70 26 44 0 |
スロットの使用 (スロット数)
プロセス・エントリ・スロットとバランス・セット・スロットの使用状況を示します。
(1) Total システムのブートストラップ時に永久的に割り当てられたプロセス・エントリ・スロット (システム・パラメータ MAXPROCESSCNT の値) とバランス・セット・スロット (システム・パラメータ BALSETCNT の値) の数。 (2) Free 現在使用可能なスロットの数。 (3) Resident 現在,メモリ常駐プロセスが使用しているスロットの数。SWAPPER および NULL プロセスは,プロセス・エントリ・スロットは持つがバランス・セット・スロットは必要としないため,使用中のバランス・セット・スロットの数が使用中のプロセス・エントリ・スロットの数を超えることはない。 (4) Swapped アウトスワップされたプロセスが使用しているスロットの数。プロセス・エントリ・スロットの場合,この数には部分的にアウトスワップされたすべてのプロセスが含まれる。バランス・セット・スロットの場合,この数にはプロセス本体がアウトスワップされたが,プロセス・ヘッダが依然として常駐しているプロセスが含まれる。
#9 |
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$ SHOW MEMORY/POOL System Memory Resources on 5-DEC-2001 03:59:35.29 Dynamic Memory Usage (bytes): Total (1) Free (2) In Use (3) Largest (4) Nonpaged Dynamic Memory 24993792 23511872 1481920 23363776 Bus Addressable Memory 131072 114688 16384 114688 Paged Dynamic Memory 5799936 3530784 2269152 3530176 Lock Manager Dynamic Memory 1048576 254976 793600 |
動的メモリの使用 (バイト数)
可変サイズ・ブロックを割り当てる非ページングおよびページング・プール領域の使用状況を示します。
(1) Total 各領域について予約されているバイト数の合計。 (2) Free 各動的メモリ領域の中の未使用容量の合計。 (3) In Use 現在,各領域から割り当てられている容量。この数値は,合計サイズから空きバイト数を引いたものである。 (4) Largest 各領域の中の最大連続ブロックのサイズ。ページング・プールの場合,この数値は割り当て可能な最大ブロックを表している。非ページング・プールの場合,この数値よりも大きい割り当て要求が行われると,非ページング・プールは拡大される (他の制約によって禁止されていない場合)。この属性はロック・マネージャには適用されない。ロック・マネージャのすべての項目は同じサイズである。
#10 |
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$ SHOW MEMORY/POOL/FULL System Memory Resources on 5-DEC-2001 03:59:35.29 Nonpaged Dynamic Memory (Lists + Variable) Current Size (bytes) (1) 24993792 Current Size (pagelets) (1) 48816 Initial Size (NPAGEDYN) (2) 24993792 Initial Size (pagelets) (2) 48816 Maximum Size (NPAGEVIR) (3)499998720 Maximum Size (pagelets) (3) 976560 Free Space (bytes) (4) 22230144 Space in Use (bytes) (5)2763648 Largest Variable Block (6) 19676672 Smallest Variable Block (7) 2176 Number of Free Blocks (8) 38334 Free Blocks LEQU 64 Bytes(9) 0 Free Blocks on Lookasides(16) 38330 Lookaside Space (bytes) 2537472 Bus Addressable Memory (Lists + Variable) Current Size (bytes) (1) 131072 Current Size (pagelets) (1) 256 Initial Size (NPAGEDYN) (2) 131072 Initial Size (pagelets) (2) 256 Free Space (bytes) (4) 114688 Space in Use (bytes) (5) 16384 Largest Variable Block (6) 114688 Smallest Variable Block (7) 114688 Number of Free Blocks (8) 1 Free Blocks LEQU 64 Bytes(9) 0 Free Blocks on Lookasides(16) 0 Lookaside Space (bytes) 0 Paged Dynamic Memory Current Size (PAGEDYN) (1) 5799936 Current Size (pagelets) (1) 11328 Free Space (bytes) (4) 3518288 Space in Use (bytes) (5)2281648 Largest Variable Block (6) 3517584 Smallest Variable Block (7) 16 Number of Free Blocks (8) 25 Free Blocks LEQU 64 Bytes(9) 23 Lock Manager Dynamic Memory Current Size (Mbytes) (1) 13.85 Current Size (pages) (1) 1774 Free Space (Mbytes) (4) 10.06 Hits (12) 54050 Space In Use (5) 3.79 Misses (13) 1664 Number of Empty Pages (10) 26 Expansions (14) 1792 Number of Free Packets (11) 41244 Packet Size (15) 256 |
動的メモリ
可変サイズ・ブロックから構成される動的メモリ領域の使用状況を示します。
(1) Current Size 各動的メモリ領域の現在のサイズ (Alpha 上では 512 バイトのページレット単位,VAX 上ではバイト数とページ数)。ロック・マネージャ表示の場合,単位はメガバイトである。 (2) Initial Size 非ページング動的メモリの初期サイズと,このサイズを制御するシステム・パラメータの名前 (NPAGEDYN)。 (3) Maximum Size 非ページング動的メモリを拡張できる最大サイズと,このサイズを制御するシステム・パラメータの名前 (NPAGEVIR)。 (4) Free Space 各動的メモリ領域の中の未使用容量。 (5) Space in Use 現在,各領域から割り当てられている容量。 (6) Largest Block 各プール領域の中の最大連続領域のサイズ。 (7) Smallest Block 各プール領域の中の最も小さいホール (空きブロック) のサイズ。 (8) Free Blocks 各プール領域の中の空きブロックの総数。この数値の大きさは,プールのフラグメンテーションの指標となる。 (9) Blocks LEQU 64 64 バイト以下の空きブロックの数。この数値も,プールのフラグメンテーションの指標となる。このように小さいブロックの割り当てが行われることは稀だが,割り当て要求が行われるたびに割り当てに要する時間が増えることになる。 (10) Empty Pages パケットが割り当てられていないページの数。 (11) Free Packets 使用されていないパケットの総数。この数値は,部分的に使用されているページの空きパケットと,すべての空きページのパケットの和である。 (12) Hits パケット割り当ての総数。 (13) Misses 要求された数のパケットが存在していなかったために解決することができなかったパケット割り当て要求の総数。ミスが発生すると,動的メモリはパケット割り当て要求を解決するために 1 ページだけ拡大される。 (14) Expansions パケット割り当て要求を解決するために動的メモリが 1 ページだけ拡大された回数。 (15) Packet Size 256 バイトのパケット・サイズ。ロック・マネージャは,ロック・ブロック・データ構造またはリソース・ブロック・データ構造を格納するために,このサイズのパケットを使用する。 (16) Lookasides Free Blocks システムが事前に割り当てを行い,"ルックアサイド・リスト"に登録したメモリ・パケットの総数。ルックアサイド・リストに適切なサイズのパケットが存在していれば,きわめて迅速かつ効率的に割り当てることができる。ただし,この場合には他のサイズのパケットの一部としては使用できなくなる。ルックアサイド・リストに余分なパケットが登録されていると,他のサイズの割り当てができなくなる。
#11 |
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$ SHOW MEMORY/FILES System Memory Resources on 22-MAY-2001 19:04:19.67 Swap File Usage (8KB pages): Index (1) Free Size DISK$ALPHASYS:[SYS48.SYSEXE]SWAPFILE.SYS 1 904 904 DISK$SWAP:[SYS48.SYSEXE]SWAPFILE.SYS;1 2 1048 1048 Total size of all swap files: 1952 Paging File Usage (8KB pages): Index (2) Free Size DISK$PAGE:[SYS48.SYSEXE]PAGEFILE.SYS;1 253 16888 16888 DISK$ALPHASYS:[SYS48.SYSEXE]PAGEFILE.SYS 254 16888 16888 Total size of all paging files: 33776 Total committed paging file usage: (3) 1964 |
ページング・ファイルの使用 (ブロック数)
ページングおよびスワップ・ファイルの使用状況を示します。
(1) Swap File Usage スワップ・ファイルの数。インデックス値 1 から増えていく値。 (2) Paging File Usage ページ・ファイルの数。インデックス値 254 から減っていく値。 (3) Total Paging File Usage コミット済みページ・ファイルの総数。これまでのリリースと同様に,システム全体のページ・ファイル・セクションには,インストール済みページ・ファイルよりも多くのページが存在することができる。
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