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システム対して定義されたキュー属性情報を表示します。属性は,バッチや出力キューのユーザ定義の属性 ( たとえば,インクの色など ) です。
SHOW QUEUE/CHARACTERISTICS[属性名]
属性名
属性の名前を指定します。属性名パラメータには,ワイルドカード文字を使用できます。属性名パラメータの省略時の値は,アスタリスク(*)です。したがって,属性名が指定されなかった場合には,すべての属性に関する情報が表示されます。属性名は,DEFINE/CHARACTERISTIC コマンドで作成します。 INITIALIZE/QUEUE, SET QUEUE, START/QUEUE の各コマンドに /CHARACTERISTICS 修飾子を指定すると,作成した属性名をキューに設定できます。また,PRINT,SUBMIT,SET ENTRY の各コマンドに /CHARACTERISTICS 修飾子を指定すれば,特定のジョブに対して設定することもできます。
SHOW QUEUE/CHARACTERISTICS コマンドは,システムに定義された属性名および属性の数を表示します。特定のキューに関連した属性を調べるには, SHOW QUEUE コマンドに /FULL 修飾子を指定します。
/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を指定します。省略時には,SYS$OUTPUT( 通常は使用しているターミナル ) へ出力されます。ファイルへ出力するには,/OUTPUT 修飾子を使用してファイルを指定してください。ファイル指定にワイルドカード文字は使用できません。部分的なファイル指定 ( たとえば,ディレクトリだけ ) を指定した場合, SHOW という省略時のファイル名と, LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
#1 |
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$ SHOW QUEUE/CHARACTERISTICS Characteristic name Number ------------------- ------ BLUEINK 6 BROWNINK 25 COLOR_CHART 1 REDINK 0 TEXMAC_JOB 2 |
この SHOW QUEUE/CHARACTERISTIC コマンドは,システムで定義されたすべての属性を表示します。
#2 |
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$ SHOW QUEUE/CHARACTERISTICS *INK Characteristic name Number ------------------- ------ BLUEINK 6 BROWNINK 25 REDINK 0 |
この SHOW QUEUE/CHARACTERISTIC コマンドは,文字列 INK で終わる属性名とその番号を表示します。
システムで定義されたフォームの情報を表示します。フォームは,プリント・ジョブで使用する用紙のサイズとタイプ,およびテキストのレイアウトを定義します。
SHOW QUEUE/FORM [フォーム名]
フォーム名
フォームの名前を指定します。ワイルドカード文字(* と %)を使用できます。フォーム名パラメータの省略時の値はアスタリスク(*)で,システムのすべてのフォームについて表示されます。
SHOW QUEUE/FORM コマンドは,システムに定義されたフォームの名前と数を表示します。フォームの属性を表示するには,/FULL 修飾子を使用します。システムで使用できるフォームを調べるには,SHOW QUEUE/FORM コマンドを使用します。1 つまたは複数のキューで使用できるフォームを調べるには, SHOW QUEUE コマンドに /FULL 修飾子を指定します。
フォーム名は,DEFINE/FORM コマンドで作成します。プリント・ジョブ用に特定のフォームを指定するには,PRINT コマンドまたは SET ENTRY コマンドで /FORM 修飾子を使用します。フォームをキューに割り当てるには, INITIALIZE/QUEUE,SET QUEUE,または START/QUEUE コマンドを使用します。
/BRIEF (省略時の設定)
システム上のフォームに関して,簡単な情報を表示します。フォーム名,フォーム番号,簡単な説明が表示されます。/FULL
システム上のフォームに関する,すべての情報を表示します。情報には,用紙サイズとマージン設定が含まれます。/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を指定します。省略時には,SYS$OUTPUT( 通常は使用しているターミナル ) へ出力されます。ファイルへ出力するには, /OUTPUT 修飾子を使用してファイルを指定してください。ファイル指定にワイルドカード文字を使用することはできません。部分的なファイル指定 ( たとえば,ディレクトリだけ ) を指定した場合は, SHOW という省略時のファイル名と,.LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
#1 |
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$ SHOW QUEUE/FORM DEFAULT Form name Number Description --------- ------ ----------- DEFAULT 0 System-defined default |
この SHOW QUEUE/FORM コマンドは,省略時のフォームを表示します。
#2 |
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$ SHOW QUEUE/FORM LN01* Form name Number Description --------- ------ ----------- LN01_LANDSCAPE (stock=DEFAULT) 105 132 by 66 (landscape) LN01_LANDSCAPE_INDENTED (stock=DEFAULT) 107 132 by 65 (landscape) LN01_PORTRAIT (stock=DEFAULT) 106 80 by 60 (portrait) |
この SHOW QUEUE/FORM コマンドは,文字列 LN01 で始まるすべてのフォーム名を,ストックも含めて表示します。フォーム名,フォームごとのストック,フォーム番号,フォームの概要が表示されます。
#3 |
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$ SHOW QUEUE/FORM/FULL Form name Number Description --------- ------ ----------- 132_51_STD (stock=DEFAULT) 102 132 by 51 (standard short) /LENGTH=51 /MARGIN=(BOTTOM=6)/STOCK=DEFAULT /TRUNCATE /WIDTH=132 40_66_STD (stock=DEFAULT) 103 40 by 66 (standard labels) /LENGTH=66 /MARGIN=(BOTTOM=6)/STOCK=DEFAULT /WIDTH=40 BLUE_PAPER_STOCK (stock=DIGITAL_8X11_STOCK1412TEA) 22222 blue paper, DEC order# 22222 /LENGTH=66 /MARGIN=(BOTTOM=6)/STOCK=DIGITAL_8X11_STOCK1412TEA /TRUNCATE /WIDTH=80 DEFAULT 0 System-defined default /LENGTH=66 /MARGIN=(BOTTOM=6)/STOCK=DEFAULT /TRUNCATE /WIDTH=132 LN01_LANDSCAPE (stock=DEFAULT) 105 132 by 66 (landscape) /LENGTH=66 /STOCK=DEFAULT /WIDTH=132 LN01_LANDSCAPE_INDENTED (stock=DEFAULT) 107 132 by 65 (landscape) /LENGTH=65 /SETUP=(LN01_TOP_MARGIN_150) /STOCK=DEFAULT /WIDTH=132 LN01_PORTRAIT (stock=DEFAULT) 106 80 by 60 (portrait) /LENGTH=60 /SETUP=(LN01_PORTRAIT) /STOCK=DEFAULT /WIDTH=80 MEMO (stock=DEFAULT) 110 LN03 indented memo format /LENGTH=64 /MARGIN=(TOP=2,LEFT=5) /STOCK=DEFAULT /TRUNCATE /WIDTH=80 |
この SHOW QUEUE/FORM コマンドは,すべてのフォーム・タイプとストックの名前を表示します。 /FULL 修飾子を指定しているので,各フォーム・タイプのイメージ・サイズも表示されます。
キューマネージャの情報を表示します。
SHOW QUEUE/MANAGERS [キュー・マネージャ名]
キュー・マネージャ名
情報を表示したいキュー・マネージャの名前を指定します。ワイルドカード文字 (*と%) も使用できます。省略時の設定はアスタリスク(*) です。したがって,キュー・マネージャを指定しないと,すべてのキュー・マネージャの情報が表示されます。
SHOW QUEUE/MANAGERS コマンドは,システムまたは OpenVMS Cluster 上のキュー・マネージャに関する情報を表示します。コマンドは,省略時の設定として /BRIEF 修飾子を仮定し,キュー・マネージャごとに名前,状態,およびプロセス・ノード名を含む 1行の説明を表示します。/FULL 修飾子は,次の情報を表示します。
- キュー・データベース・マスタ・ファイルの完全なファイル指定 (共有マスタ・ファイルのディスク,ディレクトリ,およびファイル名)
- キュー・マネージャの名前
- キュー・マネージャの状態
- キュー・マネージャ・プロセスが動作しているノード名 (キュー・マネージャ・プロセスが現在動作中の場合)
- キュー・マネージャ・プロセスを実行できるノードの優先順位付きリスト
- 特定のキュー・マネージャ固有の,キュー・データベース・ファイルを含むディスクおよびディレクトリ
キュー・マネージャ・プロセスが動作していない場合,そのキュー・マネージャに対して現在の記憶位置ノード名は表示されません。
キュー・マネージャの状態は,次のいずれかです。
状態 説明 Start pending キュー・マネージャ・プロセスは起動しているが,実行できるノードがクラスタに入るのを待機中。 Starting START /QUEUE /MANAGERコマンド,またはクラスタ内の他のノードからのフェールオーバの結果,起動中。 Running 実行中。 Failing over クラスタ内の別のノードへフェールオーバ中。 Stopping 停止中。 Stopped 停止中。START/QUEUE/MANAGERコマンドを実行するまで起動しない。
/BRIEF
システムまたはクラスタ内のキュー・マネージャに関する情報を, 1 行の簡略形式で表示します。キュー・マネージャ名,状態,実行するノードが含まれます。省略時の設定は /BRIEF です。/FULL
システムまたはクラスタ内のキュー・マネージャに関する全情報を表示します。 /FULL 修飾子は,/BRIEF 修飾子に優先します。
#1 |
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$ SHOW QUEUE/MANAGERS/FULL Master file: SYS$COMMON:[SYSEXE]QMAN$MASTER.DAT; Queue manager BATCHQ_MANAGER, running, on BBBBBB:: /ON=(BBBBBB, AAAAAA, CCCCCC, EEEEEE, *) Database location: DISK1:[QUEUES] Queue manager PRINTQ_MANAGER, starting, on AAAAAA:: /ON=(AAAAAA, BBBBBB, CCCCCC, EEEEEE, *) Database location: DISK2:[QUEUES] Queue manager SYS$QUEUE_MANAGER, running, on FFFFFF:: /ON=(FFFFFF, EEEEEE, CCCCCC, BBBBBB, AAAAAA, *) Database location: DISK1:[QUEUES] Queue manager TRANSFER_MANAGER, stopped /ON=(AAAAAA, BBBBBB, EEEEEE) Database location: DISK1:[TRANSFER] |
この SHOW QUEUE/MANAGERS/FULL コマンドは,システムまたはクラスタ内のすべてのキュー・マネージャの全情報を表示します。
#2 |
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$ SHOW QUEUE/MANAGERS Queue manager BATCHQ_MANAGER, running, on BBBBBB:: Queue manager PRINTQ_MANAGER, starting, on AAAAAA:: Queue manager SYS$QUEUE_MANAGER, running, on FFFFFF:: Queue manager TRANSFER_MANAGER, stopped |
この SHOW QUEUE/MANAGERS コマンドは,キュー・マネージャの情報を簡略表示します。 /BRIEF は省略時の設定なので,指定されていません。
#3 |
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$ SHOW QUEUE/MANAGERS/FULL SYS$QUEUE_MANAGER Master file: SYS$COMMON:[SYSEXE]QMAN$MASTER.DAT; Queue manager SYS$QUEUE_MANAGER, running, on FFFFFF:: /ON=(FFFFFF, EEEEEE, CCCCCC, BBBBBB, AAAAAA, *) Database location: DISK1:[QUEUES] |
この SHOW QUEUE/MANAGERS/FULL SYS$QUEUE_MANAGER コマンドは,指定したキュー・マネージャに関する情報を表示しています。
特定のディスク上で特定のユーザに対して使用が許可されている,現在のディスク・クォータを表示します。このコマンドが表示する情報には,使用可能な領域のサイズと,許可されている超過量も含まれます。他のユーザのクォータを表示するには,クォータ・ファイルに対する読み込み(R)アクセス権が必要です。
SHOW QUOTA
SHOW QUOTA コマンドは,特定のディスク上で特定のユーザに対するディスク・クォータを表示します。使用済みクォータ,許可クォータ,使用可能クォータが,ブロック数で表示されます。許可されている超過値も表示されます。
/DISK[=装置名[:]]
クォータ値を表示するディスクを指定します。省略時の設定では,現在の省略時のディスク ( 論理名 SYS$DISK) についての情報が表示されます。/USER=uic または識別子
どのユーザのクォータを表示するか指定します。省略時の設定では,現在のユーザに対するクォータが表示されます。
#1 |
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$ SHOW QUOTA User [360,010] has 2780 blocks used, 7220 available, of 10000 authorized and permitted overdraft of 500 blocks on DISK$ |
この SHOW QUOTA コマンドは,現在のユーザに対して,現在の省略時のディスク上での,使用可能なディスク領域のサイズ,使用済みのディスク領域のサイズ,未使用のディスク領域のサイズを表示します。この例では,許可されている超過量は 500 ブロックです。
#2 |
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$ SHOW QUOTA /USER=[360,007]/DISK=XXX1: %SYSTEM-F-NODISKQUOTA, no disk quota entry for this UIC |
この SHOW QUOTA コマンドは,[360,007] という UIC を持つユーザに対しては, XXX1 という装置にはディスク・クォータが割り当てられていないことを示しています。
#3 |
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$ SHOW QUOTA /USER=[360,111] User [360,111] has 27305 blocks used, 2305 OVERDRAWN, of 25000 authorized and permitted overdraft of 4000 blocks on DISK$ |
この SHOW QUOTA コマンドは,クォータを超過したユーザを示しています。
マルチブロック数,マルチバッファ数,ネットワーク転送サイズ,プロローグ・レベル,拡張サイズ,およびクエリー・ロック・オプションの現在の省略時の値を表示します。
SHOW RMS_DEFAULT
SHOW RMS_DEFAULT コマンドは,OpenVMS レコード管理サービス (RMS) がファイル操作に使用する省略時のマルチバッファ数,マルチブロック数,ネットワーク・ブロック数,プロローグ・レベル,拡張サイズ,およびクエリー・ロック・オプションの情報を表示します。これらの値は,現在のプロセス・レベルとシステム・レベルの両方で提供されます。SHOW RMS_DEFAULT コマンドは,順編成ファイルの3つのクラス (ディスク,磁気テープ,ユニット・レコード) の値を含め,ファイル・タイプごとのマルチバッファ数値をリストします。
/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
コマンドの出力先を指定します。省略時の設定は SYS$OUTPUT です。ファイル指定にワイルドカード文字は使用できません。 /OUTPUT 修飾子に,部分的なファイル指定(たとえば,ディレクトリだけ) を指定した場合は,SHOW という省略時のファイル名と, LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
#1 |
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$ SHOW RMS_DEFAULT MULTI- | MULTIBUFFER COUNTS | NETWORK BLOCK | Indexed Relative Sequential | BLOCK COUNT | Disk Magtape Unit Record | COUNT Process 0 | 0 0 0 0 0 | 0 System 16 | 0 0 0 0 0 | 8 Prolog Extend Quantity VCC_DFW QUERY_LOCK Process 0 0 0 System System 0 0 0 Enabled CONTENTION_POLICY Process System System Never |
この SHOW RMS_DEFAULT コマンドは,システム・マルチブロック数が 16 であり,ネットワーク・ブロック数が 8 であることを示しています。これらの値は典型的な値です。プレースホルダ VCC_DFW は,現在弊社に予約されています。
保護オブジェクトの名前,クラス,およびプロファイルを表示します。
SHOW SECURITY オブジェクト名
オブジェクト名
機密保護プロファイルを表示したいオブジェクトを指定します。オブジェクト・クラスが SECURITY_CLASS の場合は,全機密保護クラス・オブジェクトが表示されます。 ( 明示的 / 暗黙指定に関わらず ) オブジェクト・クラスが FILE の場合は,ワイルドカード文字が使用できます。ただし,この他(FILE または SECURITY_CLASS 以外)のクラスでは,ワイルドカード文字は使用できません。
SHOW SECURITY コマンドは,保護オブジェクトの名前,クラス,およびプロファイルを表示します。プロファイルには,アクセス制御リスト (ACL),保護コード,および保護オブジェクトの所有者が含まれます。 SECURITY_CLASS オブジェクトの場合,SHOW SECURITY は,新しいオブジェクトのプロファイルの基礎になるすべてのテンプレート・プロファイルを表示します。/CLASS 修飾子は,オブジェクト名 がメンバーとして属するクラスを指定します。クラスが DEVICE であり,オブジェクトが ( ボリュームが外部ボリュームでなく)Files-11 としてマウントされているディスク装置である場合,装置プロファイルおよびボリューム・プロファイルの両方が表示されます。
/CLASS 以外のすべての修飾子は,ファイルだけに適用されます。
保護オブジェクトについての詳細は,『OpenVMS Guide to System Security』を参照してください。
/BACKUP
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新のバックアップ日時をもとにファイルを選択します。省略時の設定では,SHOW SECURITY コマンドは,ファイルの作成日によってファイルを選択します。/BEFORE[=時刻]
指定された時刻以前の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。
/BY_OWNER[=uic]
ファイル所有者の利用者識別コード (UIC) が,指定した所有者 UIC と一致する場合にだけ,そのファイルを選択します。 UIC を指定しない場合には,現在のプロセスの UIC が省略時の値として使用されます。UIC は,『OpenVMS Guide to System Security』に説明されている,標準的な UIC 形式を使用して指定します。
/CLASS=クラス
プロファイルを表示するオブジェクトのクラスを指定します。省略時の設定は FILE クラスです。指定可能なクラスのキーワードを次に示します。
CAPABILITY
COMMON_EVENT_CLUSTER
DEVICE
FILE
GROUP_GLOBAL_SECTION
ICC_ASSOCIATION LOGICAL_NAME_TABLE
QUEUE
RESOURCE_DOMAIN
SECURITY_CLASS
SYSTEM_GLOBAL_SECTION
VOLUME
/CREATED
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,作成日時をもとにファイルを選択します。省略時の設定では,SHOW SECURITY コマンドは,ファイルの作成日によってファイルを選択します。/EXCLUDE=(ファイル指定[,...])
指定したファイルを,SHOW SECURITY 操作の対象から除外します。ディレクトリは指定できますが,装置は指定できません。また,特定のバージョンを指定するために,相対バージョン番号も指定することはできません。/EXPIRED
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,満了日をもとにファイルを選択します ( 満了日は,SET FILE/EXPIRATION_DATE コマンドで設定します )。省略時の設定では,ファイルの作成日によってファイルが選択されます。/MODIFIED
/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新の変更日時をもとにファイルを選択します。省略時の設定では,ファイルの作成日によってファイルが選択されます。/SINCE[=時刻]
指定された時刻以降の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。
#1 |
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$ SHOW SECURITY LNM$SYSTEM_TABLE /CLASS=LOGICAL_NAME_TABLE LNM$SYSTEM_TABLE object of class LOGICAL_NAME_TABLE Owner: [SYSTEM] Protection: (System: RWC, Owner: RWC, Group: R, World: R) Access Control List: (IDENTIFIER=[USER,SVENSEN],ACCESS=CONTROL) |
この例は,オブジェクトの機密エレメントを表示する典型的な例です。論理名テーブル (LNM$SYSTEM_TABLE) が,機密エレメント所有者,保護コード, ACL とともに表示されています。
#2 |
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$ SHOW SECURITY/CLASS=DEVICE $99$DUA22 _$99$DUA22: object of class DEVICE Owner: [SALES,TSUTTER] Protection: (System: RWPL, Owner: RWPL, Group: R, World) Access Control List: <empty> RES17SEP object of class VOLUME Owner: [FEAST,FY93] Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: RWCD, World: RWCD) Access Control List: <empty> $ SHOW DEVICE $99$DUA22 Device Device Error Volume Free Trans Mnt Name Status Count Label Blocks Count Cnt $99$DUA22: (KUDOS) Mounted 0 RES17SEP 649904 1 2 |
この例は,ディスクの機密プロファイルを表示しています。ディスク $99$DUA22 の情報とともに,マウントされているボリューム RES17SEP の情報も表示されています。次の SHOW DEVICE コマンドでボリュームがマウントされていることを確認しています。
#3 |
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$ SHOW SECURITY LOGICAL_NAME_TABLE /CLASS=SECURITY_CLASS LOGICAL_NAME_TABLE object of class SECURITY_CLASS Owner: [SYSTEM] Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: R, World: R) Access Control List: <empty> Template: GROUP Owner: [SYSTEM] Protection: (System: RWCD, Owner: R, Group: R, World: R) Access Control List: <empty> Template: JOB Owner: [SYSTEM] Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group, World) Access Control List: <empty> Template: DEFAULT Owner: [SYSTEM] Protection: (System: RW, Owner: RW, Group: R, World: R) Access Control List: <empty> |
この例は,機密クラス・オブジェクトの特殊な例を示しています。機密クラス・オブジェクト LOGICAL_NAME_TABLE が機密プロファイルとともに表示され,さらに 3 つのテンプレートが表示されています。
#4 |
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$ SHOW SECURITY * /CLASS=SECURITY_CLASS SECURITY_CLASS object of class SECURITY_CLASS Owner: [SYSTEM] Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: R, World: R) Access Control List: <empty> LOGICAL_NAME_TABLE object of class SECURITY_CLASS Owner: [SYSTEM] Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: R, World: R) Access Control List: <empty> . . . |
この例は,現在登録されているすべての機密クラスを表示しています。アスタリスク (*) が使用されているので,他のワイルドカード文字は使用できません。機密クラスの機密プロファイルが表示されています。ただし,テンプレートは表示されません。
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