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このコマンドは,サイトから独立したスタートアップ・コマンド・プロシージャの名前を表示します。
SYSMAN> PARAMETERS SHOW/PAUSE MAXPROCESSCNT |
Node EXPERT: Parameters in use: ACTIVE Parameter Name Current Default Minimum Maximum Unit Dynamic -------------- ------- ------- ------- ------- ---- ------- MAXPROCESSCNT 160 32 12 8192 Processes |
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Node MODERN: Parameters in use: ACTIVE Parameter Name Current Default Minimum Maximum Unit Dynamic -------------- ------- ------- ------- ------- ---- ------- MAXPROCESSCNT 157 32 12 8192 Processes |
Press return to continue [Return] |
Node IMPOSE: Parameters in use: ACTIVE Parameter Name Current Default Minimum Maximum Unit Dynamic -------------- ------- ------- ------- ------- ---- ------- MAXPROCESSCNT 50 32 12 8192 Processes |
Press return to continue [Return] |
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この例のコマンドを使用すると,情報を表示するレートを制御できます。
PARAMETERS USE
表示または変更を目的として,システム・パラメータ集合をワーク・エリアに読み込みます。
PARAMETERS USE ソース
ソース
ワーク・エリアに読み込むデータを格納しているシステム・パラメータ・ファイルのソース。次のいずれかを指定することができます。
ACTIVE | メモリからパラメータを読み込む。
SYSMAN を始動すると,アクティブ値が有効となります。 |
CURRENT | 省略時のシステム・パラメータ・ファイルからパラメータを読み込みます。これは,システムをブートするときのパラメータのソースです。現在のパラメータを使用するには,システム・パラメータ・ファイルに対して読み込み (R) アクセス権が必要です。
|
ファイル指定 | 以前に作成したシステム・パラメータ・ファイルからパラメータを読み込む。省略時のファイル・タイプは .PAR であり,このファイルへの読み込みアクセス権が必要です。 |
DEFAULT | すべてのパラメータの省略時の値を格納するパラメータ・セットを読み込む。オペレーティング・システムが提供する値です。 |
なし
コマンドに入力したソースに応じて,PARAMETERS USE は次のパラメータ値を有効にします。
- メモリに格納されているパラメータ値 (ACTIVE)
- 省略時のブート・パラメータ・ファイルに格納されているパラメータ値 (CURRENT)
- 別のファイルから読み込んだパラメータ値 (ファイル指定)
- システムの省略時の値 (DEFAULT)
SYSMAN> PARAMETERS USE DEFAULT SYSMAN> SET STARTUP_P1 "MIN" |
第1のコマンドは,オペレーティング・システムで提供される省略時のパラメータ値を有効にします。第2のコマンドは,STARTUP_P1 コマンド・パラメータを "MIN" に設定します。これによりシステム上のすべてのレイヤード製品が起動されないように設定できます。システムをハングさせてしまう可能性のある未調整のレイヤード製品がシステム上にある場合に,このパラメータを設定すればその製品を起動させることなくシステムだけを起動することができます。
ワーク・エリアの内容を,メモリ,ディスク,ファイルのいずれかに書き込みます。書き込み先は,指定するデスティネーションによって決まります。
PARAMETERS WRITE デスティネーション
デスティネーション
新しいパラメータ・ファイルのデスティネーションには,次のいずれかを指定することができます。
ACTIVE | メモリにパラメータを書き込みます。 ACTIVE パラメータを使用するには,CMKRNL 特権が必要です。 |
CURRENT | パラメータをディスクの SYS$SYSTEM:ALPHAVMSSYS.PAR ファイルに書き込みます。このファイルには現在のパラメータが格納されています。現在のパラメータを使用するには, SYS$SYSTEM:ALPHAVMSSYS.PARに対する書き込み(W)アクセス権が必要です。
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ファイル指定 | ファイルにパラメータを書き込みます。省略時のファイル・タイプは .PAR であり,このファイルへの書き込みアクセス権が必要です。 |
なし
PARAMETERS WRITE コマンドは,システム・パラメータ値と汎用スタートアップ・コマンド・プロシージャ名をワーク・エリアから取り出し,メモリ内のアクティブ・システム,ディスク上の現在のシステム・パラメータ・ファイル,新しいパラメータ・ファイルのいずれかに書き込みます。アクティブ・システムに書き込めるのは動的パラメータだけです。PARAMETERS WRITE ACTIVE コマンドと PARAMETERS WRITE CURRENT コマンドは,イベントを記録するよう,OPCOM にメッセージを送信します。
#1 |
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SYSMAN> PARAMETERS WRITE SYS$SYSTEM:SPECIAL |
このコマンドは新しいパラメータ指定ファイルを作成します。
#2 |
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SYSMAN> PARAMETERS WRITE CURRENT |
このコマンドは,ディスクで現在のシステム・パラメータ・ファイル (SYS$SYSTEM:ALPHAVMSSYS.PAR) を変更します。
Alphaシステムにおいて,Reserved Memory Registryデータ・ファイルにエントリを追加します。 Reserved Memory Registry データ・ファイルの変更や追加は,次にシステムを再ブートするまで有効になりません。RESERVED_MEMORY ADD コマンドを使用すると,将来必要になる可能性のある一定量の物理メモリを予約できます。 /ALLOCATE 修飾子を使用すると,ブート処理中に 1 つ以上のブロックの物理メモリを取り除いておきます。 /ALLOCATE 修飾子を使用すると,メモリを十分に連続的にして,粒度ヒントとともに使用するためにアラインすることができます。
AUTOGEN は GETDATA フェーズで Reserved Memory Registry データ・ファイルを処理します。AUTOGEN は,利用可能な物理メモリの量に従うシステム・パラメータを計算する場合に,すべてのエントリのサイズを考慮します。
AUTOGEN は,エントリが /NOGLOBAL_SECTION として指定された場合を除き,すべてのエントリの予約サイズを使用して,グローバル・ページ・テーブルの初期サイズを計算します。
Reserved Memory Registry の詳細については,『OpenVMS システム管理者マニュアル』と『OpenVMS Programming Concepts Manual』を参照してください。
RESERVED_MEMORY ADD 名前
名前
メモリ予約の名前です。この名前は指定する必要があります。この予約がメモリ常駐グローバル・セクション用である場合,予約の名前はグローバル・セクション名と同じである必要があります。
/ALLOCATE
/NOALLOCATE (省略時の設定)
システムを次に再ブートするときのページを割り当てます。ページの物理的なアラインメントは,メモリ予約のサイズを超えることなく,ページの対応付けに使用できる最大粒度ヒント係数に基づいて決定されます (/ALLOCATE 修飾子の詳細については,この項の導入部を参照してください)。粒度ヒント係数としては,512ページ(4MB)と64ページ(512KB)があります。したがって,システム・ページ・サイズを8KBとすると,予約されるメモリは次のように物理的にアラインされます。
- サイズ >= 4BM: 4MB境界に物理的にアラインされます。
- サイズ < 4BM: 512KB境界に物理的にアラインされます。
/NOALLOCATE を指定した場合,または /ALLOCATE を指定しなかった場合には,メモリは,システムの流動ページ・カウントを引き算することによってのみ予約されますが,具体的なページを取り除いておくことはできません。
/GLOBAL_SECTION (省略時の設定)
/NOGLOBAL_SECTION
/NOGLOBAL_SECTION は,メモリ修飾子がグループまたはシステム・グローバル・セクション用ではなく特権アプリケーション用であることを表しています (/GLOBAL_SECTION は,メモリ修飾子がグループまたはシステム・グローバル・セクション用であることを表しています )。 /NOGLOBAL_SECTION 修飾子は /GROUP, /SYSGBL, /PAGE_TABLES と同時に指定することはできません。/GROUP=n
予約済みメモリがグループ・グローバル・セクションのためのメモリであることを指定します。値n は,グループ・グローバル・セクションを作成するプロセスのUICグループ番号(8進)を指定します。グローバル・セクションへのアクセスは,作成者のUICグループ番号に属するプロセスだけが行えます。たとえば,UICが[6,100]のプロセスがグループ・グローバル・セクションの作成者である場合,/GROUP修飾子のグループ番号は6になります。/GROUP 修飾子は /SYSGBL または /NOGLOBAL_SECTION 修飾子と同時に指定することはできません。
/PAGE_TABLES (省略時の設定)
/NOPAGE_TABLES
共用ページ・テーブルのために追加のメモリを予約します。メモリ常駐グローバル・セクションが作成されると,グローバル・セクションのための共用ページ・テーブルが作成されます。 /ALLOCATE を指定しない場合(または /NOALLOCATE を指定する場合),追加の予約済みメモリはシステムの流動ページ・カウントから引き算されるだけです。/ALLOCATE を指定すると,共用ページテーブル用の追加のページがシステムの次の再ブートの際に割り当てられ,追加の予約済みメモリがシステムの流動ページ・カウントから引き算されます。/PAGE_TABLES を指定しなかった場合,または /NOPAGE_TABLES を指定した場合は,共用ページ・テーブルのための追加のメモリは予約されません。メモリ常駐グローバル・セクションが作成されるときも,グローバル・セクションのための共用ページ・テーブルは作成されません。
/RAD=n
行おうとしている予約に対して,優先するリソース・アフィニティ・ドメイン (RAD) を指定します。値 n は,指定する RAD の数です。この修飾子を省略した場合,またはこの RAD に十分なメモリがない場合,他の任意の RAD が予約要求を満たすことができ,利用可能な最初のメモリ・セクションが使用されます。RAD を指定すると,/ALLOCATE 修飾子が暗黙で強制されます。
サンプル・プロシージャについては,SYSMAN RAD 修飾子とオプションの使用方法を示す 第 21.4 節 を参照してください。
/SIZE=予約済みメモリのサイズ,MB 単位
システムの初期化の際に VMS$RESERVED_MEMORY.DATAデータ・ファイルが読み込まれるときに,このメモリ常駐グローバル・セクションのためにシステムの流動ページ・カウントから引き算されるメガバイト数を指定します。/SYSGBL
予約がシステムのグローバル・メモリ常駐セクション用であることを示します。この修飾子を /GROUP 修飾子または /NOGROBAL_SECTION 修飾子と同時には指定できません。この修飾子は,/GROUP または /NOGLOBAL_SECTION 修飾子を指定しないかぎり省略時の設定です。
/ZERO
/NOZERO (省略時の設定)
/ZERO修飾子は /ALLOCATE修飾子も同時に指定する必要があります。 /ZERO を指定すると,システムの初期化の際に,事前に割り当てられるページはゼロで埋められます。メモリ常駐グローバル・セクションには,ゼロにされたページが必要ですが,システムの初期化の際にゼロで埋められたページが必要というわけではありません。/ZERO を指定しなかった場合,または /NOZERO を指定した場合は,システムの初期化の際に,事前に割り当てられるページはゼロにされません。これらのページは,グローバル・セクションの作成時にゼロにされます。
OpenVMS オペレーティング・システムでは,メモリ常駐のグローバル・デマンドゼロ・セクションの中で使用する非流動メモリを予約することができます。予約されるメモリは,単にシステムの流動メモリ・サイズから引き算するという形でも,物理ページとして事前に割り当てることもできます。Reserved Memory Registryを使用することにより, AUTOGENは,流動ページ・カウントの計算において,メモリ常駐セクション・ページが算入されないようにシステムを正しく設定することができます。AUTOGENはシステムの流動ページ・カウントに基づいて,システム・ページ・ファイルのサイズ,プロセスの数,およびワーキング・セットの最大サイズを決定します。AUTOGENが,何らかの他の目的のために永久的に予約されている物理メモリを考慮に入れないまま,流動ページ・カウントに基づいてパラメータを調整していると,システムのパフォーマンスが大幅に低下することがあります。
また,Reserved Memory Registryを使用することにより,割り当てオプションの使用時にメモリ常駐セクションのためのメモリが確保できることが保証されます。
予約された非流動メモリのユーザは,システムの初期化時(ブート時)に読み込まれるデータ・ファイルに,メモリの特性を入力します。このファイルはSYS$SYSTEM:VMS$RESERVED_MEMORY.DATAであり,このファイルの保守にはSYSMANユーティリティを使用します。
注意
SYS$SYSTEM:VMS$RESERVED_MEMORY.DATA データ・ファイルは編集しないでください。
VMS$RESERVED_MEMORY.DATA はシステムの初期化の際に読み込まれます。このデータ・ファイルの各エントリについて, RESERVED_MEMORY ADD コマンドの /SIZE 修飾子の指定に従い,このメモリ常駐グローバル・セクションのためにシステムの流動ページ・カウントからメガバイト単位での引き算が行われます。 /PAGE_TABLES が指定されている場合には,メモリ常駐グローバル・セクションに対応する共用ページ・テーブルに必要なメモリも,システムの流動ページ・カウントから引き算されます。
次の表に,RESERVED_MEMORY ADD コマンドの修飾子の効果をまとめます。
修飾子 効果 /ALLOCATE 物理ページのブロックが割り当てられ,メモリ常駐グローバル・セクションのために予約される。 /PAGE_TABLES 物理ページのブロックが追加で割り当てられ,共用ページ・テーブルのために予約される。これらのページは,ブロックの最大の粒度ヒント係数を使用するのに適した物理的アラインメントを持っている。 /ZERO ページは,システムの初期化の際に,またはシステムがアイドル状態にあるときにゼロにされる。 /NOZERO ページは,メモリ常駐グローバル・セクションの作成時にゼロにされる。
システム・パラメータ STARTUP_P1 を "MIN" に設定すると,Reserved Memory Registryのエントリは無視され,メモリは予約されません。
システム初期化の際,Reserved Memory Registryデータ・ファイルの処理を行っているときに,流動ページの予約や物理ページの割り当てでエラーが発生すると,システムはコンソールに警告を発し,ブート処理を続けます。ただし要求は実行を許可されません。
SYSMAN> RESERVED_MEMORY ADD DFW$GS_1 /NOPAGE /GROUP=100 /SIZE=1 SYSMAN> RESERVED_MEMORY ADD DFW$GS_2 /PAGE /SIZE=2 /ALLOC /ZERO SYSMAN> RESERVED_MEMORY ADD DFW$GS_3 /PAGE /SIZE=3 |
この例のコマンドは, Reserved Memory Registryデータ・ファイルにエントリを追加します(RESERVED_MEMORY SHOWコマンドの例に,これらのエントリの値があります)。
Alpha システムで,単一の予約に複数のリソース・アフィニティ・ドメイン (RAD) を指定する場合は,メモリのセクションを追加します。EXTEND では,/ALLOCATE,/ZERO,または /PAGE_TABLES フラグを指定できません。既存の予約によってこれらのフラグの状態が判断されます。 /ALLOCATE フラグは,初期予約用に設定されていてもそうでなくても, EXTEND では暗黙的に設定されます。
RAD を指定せずにメモリ・セクションを追加するには, /NORAD 修飾子を使用します。
サンプル・プロシージャについては,SYSMAN RAD 修飾子とオプションの使用方法を示す 第 21.4 節 を参照してください。
RESERVED_MEMORY EXTEND 名前
名前
メモリ予約の名前です。名前を指定する必要があります。予約がメモリ常駐グローバル・セクション用である場合,予約の名前をグローバル・セクション名と同じにする必要があります。
/RAD=n
/NORAD
単一の予約用に複数の RAD を指定する場合,追加のメモリ・セクションを指定します。RAD を指定せずにメモリ・セクションを追加するには /NORAD を使用します。
/SIZE=予約済みのメモリのサイズ,MB 単位
システムの初期化の際に VMS$RESERVED_MEMORY.DATA データ・ファイルが読み込まれるときに,このメモリ常駐グローバル・セクションのためにシステムの流動ページ・カウントから引き算されるメガバイト数を指定します。
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