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まえがき

対象読者

本書は, OpenVMSクラスタやスタンドアロン・システムでDECwindows Motifを管理,カスタマイズする必要のある,日本語OpenVMS AXPおよびVAX システムの使用経験があるシステム管理者を対象としています。

本書の構成

本書は以下の各章と付録で構成されています。

本書で使用する表記法

本書でOpenVMS AXPという場合は,すべてOpenVMS AXPオペレーティング・ システムを意味します。また,OpenVMS VAXはOpenVMS VAXオペレーティング・ システムを意味します。そして,OpenVMSとだけいう場合には, OpenVMS AXPとOpenVMS VAXの両方のオペレーティング・システムを意味します。

OpenVMS AXPまたはOpenVMS VAX専用の情報を示すために以下の表記法を使用しています。

本書でDECwindowsおよびDECwindows Motifという場合は,OpenVMSソフトウェア用のDECwindows Motif を意味しています。

また,本書では以下の表記法も使用されています。

Ctrl/x Ctrl/xなどのシーケンスは, Ctrl キーを押しながら,別のキーまたはポインティング装置のボタンを押すことを示します。
PF1 x PF1 xなどのシーケンスは,まずPF1 キーを押して放してから,別のキーまたはポインティング装置のボタンを押して放すことを示します。
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縦の反復記号は,コード例やコマンド形式で項目が一部省略されていることを示します。 これらの項目は,その説明の中では重要でないために省略されています。
太字 太字のテキストは,新しい用語の紹介,引数,属性または理由の名前を示します。

太字のテキストは,オンライン版のマニュアルでユーザ入力を示す場合にも使われます。

斜体字 斜体のテキストは重要な情報を強調し,また,システム・メッセージで変わる可能性のある情報(たとえば, 内部エラー番号),コマンド行(たとえば, /PRODUCER= 名前)およびテキスト中のコマンド・ パラメータを示します。
UPPERCASE TEXT 英大文字は,コマンド,ルーチン名,ファイル名, またはシステム特権の省略形を示します。
- コード例中のハイフンは,次の行にもリクエストに対する引数があることを示します。
数字 特に指定しない限り,文中のすべての数字は10 進数と見なされます。2進数, 8進数, 16進数など,10進数以外の基数はその都度明示してあります。
マウス マウスは,マウスやパック,スタイルといったポインティング装置を示します。
MB1, MB2, MB3 MB1はマウスの左ボタンを示します。MB2はマウスの中央ボタンを, MB3 はマウスの右ボタンを示します。(各ボタンはユーザが再定義できます。 )


注意
本書では, VMSクラスタ環境に関する説明は特に指定しない限り, VAX ノードのみを含むVAXクラスタ・システムと, 少なくとも1つのAXPノードを含むVAXクラスタ・システムの双方に適用されます。


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